玉木宏が柔術でまた3位?1月と9月は別大会|ワールドマスターの結果を整理

「玉木宏って、この前も柔術で3位になっていなかった?」
2026年9月6日に報じられたニュースを見て、そう思った人もいるかもしれません。
その記憶は合っています。
玉木宏さんは2026年1月、ポルトガルで開催された「European IBJJF Jiu-Jitsu Championship 2026」で3位に入賞。そして9月には、米ラスベガスの「World Master IBJJF Jiu-Jitsu Championship 2026」でも3位に入りました。
ただし、1月と9月は同じ大会ではありません。
出場したカテゴリーはどちらも「マスター4・男子・紫帯・フェザー級」ですが、1月は主要報道で6人、今回の9月大会はIBJJF公式エントリーリストに22人が掲載され、所属するARTA BJJ Hirooは「21人で争った」と報告しています。
同じ「3位」でも、今回のワールドマスターでは1回戦シードのあと2試合を勝ち上がって準決勝へ進みました。
まずは2つの大会の違いから整理します。
玉木宏が柔術でまた3位 1月と9月は別の大会
玉木宏さんが2026年に柔術の国際大会で3位になるのは、今回が2度目です。
1月はIBJJFヨーロピアン。
9月はIBJJFワールドマスター。
大会名も開催地も違います。
| 項目 | 2026年1月 | 2026年9月 |
|---|---|---|
| 大会 | European IBJJF Jiu-Jitsu Championship 2026 | World Master IBJJF Jiu-Jitsu Championship 2026 |
| 開催地 | ポルトガル | 米ラスベガス |
| カテゴリー | マスター4・男子・紫帯・フェザー級 | マスター4・男子・紫帯・フェザー級 |
| 階級表示 | 70.00kg | 154.60lb(約70kg) |
| 人数 | 主要報道では6人 | IBJJF登録22人/ARTAは21人で争ったと発表 |
| 玉木宏の勝利数 | 1勝 | 1回戦シード後2勝 |
| 結果 | 3位 | 3位 |
IBJJF公式結果でも、両大会で「Hiroshi Tamaki/Arta」の3位が確認できます。1月は70kgのフェザー級、9月は154.60lbのフェザー級として記録されています。
数字だけを見ると「また3位」ですが、そこまでの勝ち上がり方やトーナメントの規模は同じではありません。
今回はラスベガスの「ワールドマスター」で3位
今回の大会は、World Master IBJJF Jiu-Jitsu Championship 2026。
2026年9月3日から5日にかけて、米ネバダ州ラスベガスのラスベガス・コンベンションセンターで開催されました。
玉木さんが出場したのは、
Master 4 / Male / Purple / Feather(154.60lb)
のカテゴリーです。
IBJJF公式結果では、
1位 Brady V Dunham
2位 Yuri Matsumura
3位 Dustin Michael Czapla
3位 Hiroshi Tamaki
と記録されています。
公式結果では3位が2人掲載されており、玉木さんも正式な銅メダリストの一人です。
「俳優が柔術大会に参加した」という話題枠ではなく、IBJJFの競技結果に選手として名前が残っています。
1回戦シードから2試合を勝って準決勝へ
ARTA BJJ Hirooが伝えた試合経過を見ると、今回の3位までの道のりも分かります。
玉木さんは1回戦がシード。
2回戦では三角締めで一本勝ちしました。
続く3回戦はポイント2-2。アドバンテージ1を守って勝利し、準決勝へ進んでいます。
準決勝では0-7とリードを許したあと、チョークで一本負け。ここで大会を終え、最終結果は3位となりました。
ARTA側は、この準決勝の相手について最終的に優勝した選手だったと説明しています。
少なくとも今回は、シードだけで表彰台に入ったわけではありません。
2試合を勝ってベスト4まで進んだうえでの3位です。
21人?22人?人数が違うのはなぜ?
今回の記事で少し分かりにくいのが参加人数です。
ARTA BJJ Hirooは、
「21人で争ったマスター4紫帯フェザー級」
と発表しています。岡田准一さんもこの投稿を引用し、玉木さんの入賞を祝福しました。
一方、IBJJF公式の「Athletes List by Divisions」を見ると、同じMaster 4 / Male / Feather(154.60lb)の欄には、
TOTAL: 22
と記載されています。
そこには「Arta / Hiroshi Tamaki」の名前も確認できます。
なぜ1人差があるのかは、現時点で確認できません。
そのため、
「22人全員が実際に試合当日まで出場した」
とも、
「IBJJF公式で21人出場」
とも書かない方が正確です。
この記事では、
IBJJF公式エントリーリストには22人、ARTA BJJ Hirooは21人で争ったと報告
と分けて扱います。
1月のヨーロピアンでも3位だった
玉木さんは2026年1月にも表彰台に立っています。
出場したのはポルトガルで開催されたEuropean IBJJF Jiu-Jitsu Championship 2026。
カテゴリーは今回と同じ、
マスター4・男子・紫帯・フェザー級
でした。
IBJJF公式結果では、
1位 Carlos Alfredo Aguirre Rivadeneira
2位 Varshasb Farpajoh
3位 Hiroshi Tamaki
3位 Stefano Gagliardone
となっています。
主要報道によると、このカテゴリーは6人。
玉木さんは初戦でボンサイ柔術の廣田信寿選手と対戦しました。
クローズドガードから相手の腕を取り、手首固めで1分45秒の一本勝ち。準決勝では、最終的に銀メダルとなったVarshasb Farpajoh選手にポイント0-10で敗れ、3位となりました。
こちらも正式なIBJJF国際大会での銅メダルです。
同じ「3位」でも9月はトーナメント規模が違う
1月と9月を並べると、どちらも結果は「3位」。
ただ、トーナメントの状況はかなり違います。
1月のヨーロピアンは主要報道で6人。
玉木さんは1試合に勝ち、準決勝で敗れて3位でした。
一方、9月のワールドマスターは、IBJJFの登録リストでは22人、ARTA発表では21人で争ったカテゴリーです。
玉木さんは1回戦シードから2試合を勝ち抜き、準決勝まで進みました。
だからといって、
「9月の3位の方が1月より価値が高い」
と単純に順位付けする必要はありません。
大会そのものが違い、出場選手も違います。
ただ、同じ3位という数字だけでは見えない違いがあることは確かです。
今回の方が大きなトーナメントを勝ち上がって表彰台へ到達した、という事実まではそのまま評価できます。
「世界3位」は柔術全体で世界3位という意味ではない
ニュースでは「柔術世界大会で3位」と紹介されることがあります。
これは、ワールドマスターという国際大会で3位になったという意味では間違いではありません。
ただし、
「世界の柔術選手全体で3番目に強い」
という意味ではありません。
玉木さんが3位になったのは、正確には、
World Master IBJJF Jiu-Jitsu Championship 2026
マスター4・男子・紫帯・フェザー級
です。
年齢区分、帯、体重階級が分けられたカテゴリー内での3位です。
アダルト黒帯も含めた世界ランキング3位でも、全階級を通した世界3位でもありません。
一方で、だから実績が小さいという話でもありません。
IBJJFの公式大会で、自分のカテゴリーを勝ち上がって正式に3位となった結果です。
「世界大会3位」と「柔術全体の世界3位」は分けて考えるのが一番分かりやすいでしょう。
マスター4・紫帯・フェザー級とは?
柔術に詳しくないと、「マスター4」「紫帯」「フェザー級」という言葉だけでは強さが分かりにくいかもしれません。
それぞれ簡単に整理します。
マスター4は年齢カテゴリー
IBJJFの2026年ワールドマスターでは、1980年以前生まれがMaster 4の対象です。
玉木さんは1980年生まれ。
2026年は46歳なので、この区分に該当します。
一般的には、2026年基準で46~50歳前後の選手が中心となるカテゴリーと考えると分かりやすいでしょう。
なおIBJJFでは、条件を満たす選手が自分より若いマスター区分へ移ることも認められているため、「46~50歳だけしか出場できない」という意味ではありません。
紫帯は初心者カテゴリーではない
ブラジリアン柔術の成人の帯は、基本的に、
白 → 青 → 紫 → 茶 → 黒
と進みます。
玉木さんは現在、紫帯。
白帯や青帯より上で、茶帯・黒帯へ進む前の段階です。
少なくとも、柔術を始めたばかりの初心者が出場するカテゴリーではありません。
1月のIBJJFインタビューでは、玉木さん自身も今後の目標について黒帯を目指したいと話しています。
フェザー級は約70kgの階級
9月のワールドマスターでは、玉木さんのフェザー級は154.60lb。
約70kgです。
1月のヨーロピアンでは同じカテゴリーが70.00kgと表記されています。
ざっくり言えば、約70kgの階級と考えれば十分です。
玉木宏は柔術を何年続けている?
玉木さんは2025年8月、ブラジリアン柔術について**「6年ちょい」続けている**と話していました。
開始時期を厳密に一点へ固定するより、少なくとも2019年前後から長く取り組んできたと見るのが自然です。
2026年1月のIBJJFインタビューでは、それ以前にボクシングを15年続けており、別のスポーツを探す中で柔術に出会ったとも明かしています。
俳優業の合間に少し体験しているというレベルではなく、大会出場まで含めて長期間継続している競技です。
2023年にはワールドマスターにも出場しており、今回が初めての国際大会挑戦というわけでもありません。
3位でも本人は「悔しい」
今回の結果について、ARTA BJJ Hirooの投稿を岡田准一さんが引用し、玉木さんから**「悔しい」と連絡があった**ことを明かしています。
そのうえで岡田さんは、世界の選手たちを相手にした3位を祝福しました。
玉木さん本人が3位という結果に満足していなかったことは、この短い言葉からもうかがえます。
ただ、次にどの大会へ出るのか、優勝を目標にしているのかといった具体的な予定までは発表されていません。
1月には黒帯を目指す意向を話しており、少なくとも柔術への挑戦を続けていく姿勢は以前から示しています。
まとめ|2026年に2度の3位、今回は別のワールドマスター
玉木宏さんが2026年に柔術大会で3位になるのは、今回が2度目です。
1月はポルトガルで行われたIBJJFヨーロピアン。
9月はラスベガスで行われたIBJJFワールドマスター。
出場カテゴリーはどちらもマスター4・男子・紫帯・フェザー級でしたが、別の大会です。
1月は主要報道で6人が出場し、玉木さんは1勝して準決勝へ。
今回の9月大会では、IBJJF公式エントリーリストに22人が掲載され、ARTA BJJ Hirooは21人で争ったと発表。玉木さんは1回戦シードのあと2試合に勝ち、準決勝まで進んで3位となりました。
そのため、
「1月にも3位だったのに、また同じニュース?」
というわけではありません。
2026年に別々のIBJJF国際大会で、それぞれ3位に入ったということです。
また、「世界大会3位」という表現だけを見ると誤解しやすいですが、正確にはワールドマスターのマスター4・紫帯・フェザー級3位。
柔術全体の世界ランキング3位ではありません。
それでも、俳優として活動しながらIBJJFの国際大会に継続して出場し、2026年だけで2度表彰台に立ったという結果そのものは、数字を盛らなくても十分に目を引く実績です。