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『冒険王ビィト』は今どうなっている?約10年の休載と再開、その後を追う

目次
  1. 『冒険王ビィト』は完結した?2026年の連載状況・最新19巻と休載の経緯
  2. 『冒険王ビィト』は今も連載中?完結・打ち切りではない
  3. そもそも『冒険王ビィト』とは?『ダイの大冒険』のコンビが描く冒険漫画
  4. 2006年、なぜ長期休載になったのか
  5. 2015年12月21日、約10年ぶりの連載再開が発表された
  6. 作者本人は復帰について何を語った?13巻のコメントと関連書籍
  7. 実は2018年にも再開している|『ジャンプSQ.RISE』への移行
  8. 2002年から2026年までの連載・休載・再開年表
  9. 再開後の単行本13~19巻はいつ発売された?
  10. 今から続きを読むなら何巻から?休載前の続きは13巻
  11. 再開した物語はどこまで進んだ?13巻以降の展開
  12. 現在の物語はどこへ向かっている?【ネタバレ注意】
  13. 『冒険王ビィト』20巻はいつ発売される?
  14. 『冒険王ビィト』は最終章に入った?いつ完結するのか
  15. テレビアニメの続編は?漫画の連載再開とは別
  16. 長期休載した漫画が再開することと、完結することは違う
  17. 公式情報を確認できるページ
  18. まとめ|約10年の休載を経て、2026年も『冒険王ビィト』の物語は続いている

『冒険王ビィト』は完結した?2026年の連載状況・最新19巻と休載の経緯

冒険王ビィトは今どうなっている?約10年の長期休載と連載再開、その後の歩みを紹介する、城と遺跡が広がるファンタジー風景のイラスト

『冒険王ビィト』は、もう終わってしまったのでしょうか。

2000年代に『月刊少年ジャンプ』で読んでいた人なら、2006年の長期休載を覚えているかもしれません。単行本は12巻で止まり、やがて掲載誌の『月刊少年ジャンプ』そのものも休刊。続きが読めないまま、長い年月が過ぎました。

ところが、その後の『冒険王ビィト』は、当時の読者が想像する以上に先へ進んでいます。

2016年に約10年ぶりの連載再開を果たし、2018年には新しい掲載誌で再始動。2026年現在も物語は続いており、単行本は19巻まで発売されています。

ただし、2016年から何事もなく毎号掲載されてきたわけではありません。一度復活した後にも掲載が空いた時期があり、再び連載再開が告知されたという、少し複雑な経緯があります。

この記事では、2006年の休載から2016年の復活、2018年の再始動、その後の単行本刊行までを時系列で追います。また、作者自身が復帰について残した言葉や、原作者・三条陸さんの制作秘話を読める関連書籍についても確認します。

※情報確認日:2026年10月17日。連載状況と最新刊は確認日時点の情報です。物語の核心に触れる内容は後半に分けています。

『冒険王ビィト』は今も連載中?完結・打ち切りではない

まず現在の状況から確認しましょう。

『冒険王ビィト』は完結していません。打ち切りになったという公式発表もなく、2026年には新しいエピソードが雑誌に掲載されています。

現在の掲載誌は、集英社の季刊誌『ジャンプSQ.RISE(ジャンプスクエアライズ)』です。

2026年1月29日発売の「2026 WINTER」では巻頭カラー、春号ではセンターカラー、7月30日発売の「2026 SUMMER」でもセンターカラーとして掲載されました。

集英社の『ジャンプSQ.RISE 2026 SUMMER』公式掲載ページにも作品が掲載されており、冒頭を試し読みできます。

確認項目2026年10月17日時点の状況
連載状況連載継続中
完結・打ち切りいずれも公式発表なし
掲載誌ジャンプSQ.RISE(季刊)
最新単行本第19巻
19巻発売日2026年1月5日
単行本の収録範囲第80話まで
最新の確認済み掲載号2026 SUMMER(7月30日発売)
第20巻発売日正式発表を確認できず
作品全体の完結予定公式発表を確認できず

最新刊は19巻ですが、雑誌掲載分はその先へ進んでいます。つまり「19巻で止まっている」という理解も、現在の状況とは違います。

なお、季刊誌であることから、週刊連載や月刊連載とは単行本の刊行ペースも異なります。毎年決まった巻数が発売される作品ではありません。

そもそも『冒険王ビィト』とは?『ダイの大冒険』のコンビが描く冒険漫画

『冒険王ビィト』は、2002年4月号の『月刊少年ジャンプ』で連載が始まったファンタジー漫画です。

原作は三条陸さん、漫画は稲田浩司さん、デザイン協力は中鶴勝祥さん。三条さんと稲田さんは、『DRAGON QUEST -ダイの大冒険-』を手がけたコンビでもあります。

舞台となるのは、魔人(ヴァンデル)が魔物を操り、人々を苦しめる「暗黒の世紀」。少年ビィトは、憧れのゼノン戦士団から託された力を受け継ぎ、魔人を倒す職業「ヴァンデルバスター」として冒険に出ます。

特徴的なのは、魔人を倒して強くなっていく戦士たちの成長に加え、「才牙(サイガ)」と呼ばれる武器や、さまざまな能力を持つ魔人との戦いが描かれていることです。

少年漫画らしい冒険と仲間との共闘を軸にしながら、相手の能力を見極め、戦い方を工夫して突破する面白さがあります。

2004年にはテレビアニメ化され、2005年には続編にあたる『冒険王ビィト エクセリオン』も放送されました。漫画の連載開始から数年で、アニメやゲームにも展開された作品です。

そんな作品が、人気キャラクターとの重要な戦いの途中で突然止まってしまいました。

2006年、なぜ長期休載になったのか

最初の大きな転機は2006年です。

『冒険王ビィト』は『月刊少年ジャンプ』2006年9月号から休載に入りました。2015年12月21日付のコミックナタリーの連載再開報道でも、この号から長期休載していた経緯が説明されています。

休載前の物語では、ビィトたちが強敵・天空王バロンとの戦いに巻き込まれていました。

2006年9月4日には第12巻が発売されましたが、続く第13巻は刊行されませんでした。次の巻が出るまでに、結果として約10年2か月を要することになります。

休載理由は作画担当の病気療養とされている

2006年の休載については、作画担当の稲田浩司さんの病気療養が理由だったと説明されています。

ただし、今回確認できた資料では、2006年当時の『月刊少年ジャンプ』に掲載された休載告知の原文を直接照合できていません。

そのため、当時の告知にどこまで具体的な事情が書かれていたのか、どの時点で長期休載が決まったのかについては、慎重に扱う必要があります。

少なくとも、病名、治療の内容、現在の健康状態などについて、確認できない情報を事実として語ることはできません。

また、2016年に漫画の掲載が再開されたことは確かですが、それだけで「病気が完全に治った」と断定できるわけでもありません。

病状の推測ではなく、実際に作品がどのような経過をたどって復活したのか。その記録を確認することが大切です。

さらに2007年、掲載誌の『月刊少年ジャンプ』まで休刊

長期休載に入った翌年の2007年には、連載元だった『月刊少年ジャンプ』が休刊しました。

作品が戻るのを待っていた読者にとっては、掲載誌そのものがなくなってしまったことになります。

ただし、ここも混同してはいけません。『月刊少年ジャンプ』の休刊は雑誌の出来事であり、『冒険王ビィト』という作品の打ち切りや完結を意味するものではありません。

実際、作品はその後も集英社の別の雑誌で再開することになります。

2015年12月21日、約10年ぶりの連載再開が発表された

休載からおよそ9年が過ぎた2015年12月21日、思いがけない知らせが届きます。

同日発売の『週刊少年ジャンプ』2016年3・4合併号で、『冒険王ビィト』が翌2016年春に連載を再開することが発表されたのです。

掲載先は、『ジャンプSQ.』の季刊増刊『ジャンプSQ.CROWN』。

当時のORICON NEWSの報道によると、集英社は再開後について「バロン編」の完結まで連載することを明らかにしていました。

この発表は、単に作品名が再び雑誌に載るというだけではありません。2006年に中断され、読者が長年待っていた戦いの続きを、決着まで描くという内容でした。

2016年4月15日、本当に続きを掲載

そして2016年4月15日、『ジャンプSQ.CROWN 2016 SPRING』が発売されます。

集英社の少年ジャンプ+に残る当時の雑誌紹介には、『冒険王ビィト』の連載再開と一挙2話掲載が明記されています。

約10年間待たれていた本編の続きが、実際に発表されたわけです。

同年7月15日の『2016 SUMMER』にも掲載され、こちらは一挙2話、計85ページという大きな掲載枠が設けられました。

さらに10月14日の『2016 AUTUMN』では、雑誌の紹介文に「天空王バロン編決着」と明記されます。

これにより、長年中断していたバロンとの戦いは、ひとまず決着を迎えました。

2016年11月、第13巻が約10年ぶりに発売

2016年11月4日には、待望の第13巻が発売されました。

前巻の第12巻は2006年9月4日発売。単行本の発売日を比べると、ちょうど10年2か月の間隔が空いています。

第13巻には第48話から第52話までが収録されています。

第12巻の最終収録話は第47話なので、物語はそのまま続いています。途中のエピソードが飛ばされたわけではありません。

ただし、ここで一つ注意点があります。

2016年に完結したのは「バロン編」であり、『冒険王ビィト』という漫画全体ではありません。

実際、作品はその後のエピソードへ進むことになります。

作者本人は復帰について何を語った?13巻のコメントと関連書籍

『冒険王ビィト』の休載と再開を振り返るうえで、もう一つ気になるのが作者本人の言葉です。

約10年間、作品の続きが描かれなかったことについて、作者たちは何を語っていたのでしょうか。

第13巻には稲田浩司さん自身の復帰コメントがある

2016年11月に発売された第13巻について、刊行当時の読者レビューでは、カバー折り返しに稲田浩司さん自身のコメントが掲載されていることが紹介されています。

その中で稲田さんは、長期間の連載中断を経て再び続きを描き、13巻を発刊できたことへの感謝を述べています。

さらに、長いブランクを経て漫画を描く力を鍛え直し、作品を先へ進めていきたいという思いも綴られています。

このコメントは、約10年ぶりの刊行について作画担当者自身が言葉を残したものとして重要です。

ただし、具体的な病名や治療内容を説明する医学的な記録ではありません。作者の感謝や創作への意欲と、休載理由の詳細な説明とは分けて理解する必要があります。

『三条陸 HERO WORKS』には原作者の作品解説と稲田浩司さんとの鼎談を収録

原作者・三条陸さんの言葉を、さらに詳しく知ることができる書籍もあります。

2023年5月19日に集英社から発売された『三条陸 HERO WORKS』です。

本書は、三条さんが携わった40作品以上について、制作経緯や作品づくりの考え方を自ら語る160ページの書籍です。

『ダイの大冒険』を中心に、漫画、特撮、アニメなど幅広い仕事を取り上げており、第3章「三条陸の仕事」の漫画編には『冒険王ビィト』も含まれています。

さらに、特別企画として、三条陸さん、作画担当の稲田浩司さん、『ダイの大冒険』初代担当編集者による鼎談も収録されています。

表紙にも『冒険王ビィト』のビィトが描かれており、こちらは稲田浩司さんによる描き下ろしです。

つまり、単に作品の続きを読むための単行本とは違い、作品を生み出した原作者の考え方や、長年の制作パートナーとの関係を知るための資料として価値があります。

ただし、『冒険王ビィト』だけの専門書ではなく、稲田さんの療養や休載理由を詳しく説明した本であるとまでは確認できていません。そこは購入前に区別しておきたいところです。

集英社の『三条陸 HERO WORKS』公式書誌ページでも、収録内容を確認できます。

三条陸 HERO WORKS(集英社)

『冒険王ビィト』『ダイの大冒険』など40作品以上について、原作者・三条陸が制作秘話や作品への思いを語る一冊。稲田浩司と初代担当編集者を交えた鼎談も収録。ビィトを生み出した人たちの言葉を、さらに深く知りたい人に。2023年発売・全160ページ。

価格・在庫・仕様や版の違いなどは変動します。購入の際は各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。

実は2018年にも再開している|『ジャンプSQ.RISE』への移行

『冒険王ビィト』の連載史で見落としやすいのが、2016年の再開と2018年の再開が別の出来事だという点です。

2016年秋にバロン編が決着した後、『ジャンプSQ.CROWN』の2017年の各号では、公式の雑誌紹介から本作の掲載を確認できない期間が続きました。

その後、2018年1月に『ジャンプSQ.CROWN』の刊行が終了。後継となる季刊増刊『ジャンプSQ.RISE』が2018年4月16日に創刊されます。

その創刊号に『冒険王ビィト』が掲載されました。

集英社の『ジャンプSQ.RISE 2018 SPRING』公式バックナンバーにも掲載記録が残っています。

つまり、2006年から2016年の約10年間の休載だけでなく、バロン編決着後にも掲載が空き、2018年に次の物語が本格的に始まったという流れです。

なお、2017年の掲載空白について、2006年と同じ健康上の事情が原因だったとする公式な根拠は確認できません。理由を推測で結び付けないことが重要です。

2002年から2026年までの連載・休載・再開年表

ここまでの動きを時系列で並べると、作品の歩みがよく分かります。

年月日出来事
2002年4月号『月刊少年ジャンプ』で連載開始
2004年9月30日テレビアニメ放送開始
2006年9月号長期休載に入る
2006年9月4日単行本第12巻発売
2007年『月刊少年ジャンプ』休刊
2015年12月21日連載再開を正式発表
2016年4月15日『ジャンプSQ.CROWN』で約10年ぶりに再開
2016年10月14日バロン編が決着
2016年11月4日第13巻発売
2018年4月16日『ジャンプSQ.RISE』で再始動
2019年6月4日第14巻発売
2020年10月2日第15巻発売
2022年4月4日第16巻発売
2023年7月4日第17巻発売
2024年10月4日第18巻発売
2026年1月5日第19巻発売
2026年7月30日『ジャンプSQ.RISE 2026 SUMMER』に掲載

年表を見ると、2016年の復活は物語の終点ではなく、新たな掲載体制へ向かう節目だったことが分かります。

再開後の刊行はゆっくりですが、少なくとも2019年から2026年にかけて、単行本は14巻から19巻まで積み重ねられています。

再開後の単行本13~19巻はいつ発売された?

第12巻から長期間止まっていた単行本は、再開後にどのようなペースで発売されたのでしょうか。

集英社の公式書誌情報をもとに、第12巻から最新19巻までの発売日と収録話数を整理しました。

巻数発売日収録話数
12巻2006年9月4日第44~47話
13巻2016年11月4日第48~52話
14巻2019年6月4日第53~57話
15巻2020年10月2日第58~62話
16巻2022年4月4日第63~67話
17巻2023年7月4日第68~72話
18巻2024年10月4日第73~76話
19巻2026年1月5日第77~80話

収録話数は電子版の公式目次と照合しています。表では紙版の発売日を基準としました。

第12巻から第13巻までの間隔は10年2か月。その後も第13巻から第14巻までは2年7か月と、決して短い間隔ではありません。

しかし、第14巻以降はおおむね1年から1年半前後の間隔で新刊が発売されています。

刊行が続いてきたことは確認できますが、この過去の間隔をそのまま第20巻の発売予測に使うことはできません。

今から続きを読むなら何巻から?休載前の続きは13巻

昔読んでいた人にとって、意外と重要なのが「どこから読み直せばいいのか」という問題です。

休載前の第12巻で止まっていた場合、その続きは第13巻から読めます。

集英社の公式目次では、第12巻が第47話「迎撃!!天空王」で終わり、第13巻は第48話「よみがえった天才!」から始まっています。

2016年の再開は、中断していたエピソードの続きを直接描く形だったため、途中に別の長編が挟まっているわけではありません。

どの巻から読むかの目安

  • 2006年の休載前まで読んでいた人:第13巻から。
  • バロン編の結末まで読んだ人:第14巻から。
  • 最新単行本まで追いつきたい人:第19巻まで。
  • 最初から読み直したい人:第1巻から。集英社公式サイトに第1話の試し読みがあります。

久しぶりに読むなら、いきなり第13巻へ進むより、第12巻で戦いの状況を確認してから続ける方が人物や能力の関係を思い出しやすいでしょう。

公式の試し読みや既刊一覧は、集英社『冒険王ビィト』作品ページから確認できます。第19巻までの紙版・電子版の情報も案内されています。

再開した物語はどこまで進んだ?13巻以降の展開

ここからは物語の進行状況を見ていきます。

長く作品を離れていた人が現在地をつかめるよう、まずは重要な結末を伏せて整理します。

13巻|長く止まっていたバロン編が決着

2016年の再開で描かれたのは、休載前に続いていた天空王バロンとの戦いです。

キッスやビィトが危機に立ち向かい、戦いの中でビィト自身の力にも新たな展開が訪れます。

この決着によって、休載前の読者が長く待ち続けていた一つの区切りが描かれました。

14~15巻|グランシスタで新たな問題が発生

バロンとの戦いを終えたビィトたちは、次の目的地へ向けて動き出します。

第14巻では本国から現れたバスター・ガレルとの対決が描かれ、その後、グランシスタを舞台とする新たな展開へ進みます。

第15巻ではキッスをめぐる裁きが物語の重要な軸となり、魔人ヒスタリオの襲撃によって状況が大きく変わります。

16~17巻|ライオとヒスタリオをめぐる激闘

第16巻以降では、ゼノン戦士団に関係するライオと、魔人ヒスタリオをめぐる戦いが本格化します。

ビィトだけでなく仲間たちにも重要な役割があり、第17巻では一行がヒスタリオとの戦いに向き合います。

かつてのゼノン戦士団に関わる人物や、ビィト戦士団の仲間たちの変化など、初期から追いかけてきた読者にとって見逃せない展開が続きます。

18~19巻|物語はエンドワールドへ

第18巻では、ビィト戦士団が最果ての地「エンドワールド」を目指すことになります。

第19巻では魔人博士ノアが登場し、魔人たちの行動に関わる新たな情報が示されます。一方、強大な魔人ベルトーゼもエンドワールドで動きを見せます。

単行本第19巻の最終収録話は第80話「至高の力!」です。

かつてバロンとの戦いで長く止まっていた作品は、その後の新しい戦いを経て、ゼノンやベルトーゼをめぐる重要な展開が進む段階まで到達しています。

19巻以降にも新しい掲載がある

第19巻の発売は2026年1月5日ですが、その後も『ジャンプSQ.RISE』で本作が掲載されています。

2026年1月29日の冬号、4月28日の春号、7月30日の夏号に掲載記録があり、夏号ではセンターカラーとして紹介されました。

ここで大切なのは、単行本が発売されていない期間も、雑誌では物語が進んでいるということです。

ただし、2026年夏号の正確な本編話数については、今回確認できた公式の掲載案内だけでは断定できません。未収録エピソードがどの巻に収録されるかも、次巻の正式発表を待つ必要があります。

現在の物語はどこへ向かっている?【ネタバレ注意】

ここからは第18~19巻および集英社が公開している最新の作品紹介に含まれる展開に触れます。まだ読んでいない人は、次の「20巻の発売予定」まで読み飛ばしてください。

現在の物語では、王の勅命を受けたビィト戦士団が、魔物の巣窟であるエンドワールドへ足を踏み入れています。

そこでは、バスターたちの隠れ里「ブレーヌフ」をめぐる事件が発生。ベルトーゼの襲撃によって大きな被害が生じ、救援に現れた翼の騎士も厳しい戦いを強いられます。

一方、魔人博士ノアがビィト戦士団への入団を希望するという、これまでの魔人とバスターの関係を考えると意外な出来事も起こっています。

ノアの語る内容は、魔人たちの行動理由にも関係します。

この段階では、単純に新たな敵を倒して次の場所へ向かうだけでなく、魔人という存在の背景や、初期から関わってきた強敵との戦いにも物語の焦点が当たっています。

ただし、展開が大きく動いていることと、作品全体の結末が近いことは別です。集英社から「最終章」「完結まで残り何話」といった明確な告知は今回確認できませんでした。

今後の展開や最終回までの話数を、現時点で予測することはできません。

『冒険王ビィト』20巻はいつ発売される?

2026年10月17日時点で、第20巻の正式な発売日は確認できません。

集英社の公式作品ページでは第1巻から第19巻までが案内されており、最新刊は2026年1月5日に発売された第19巻です。

第20巻の発売日を予測するサイトもありますが、公式な発売予定とは区別しなければなりません。

たとえば、第18巻は2024年10月4日、第19巻は2026年1月5日発売でした。しかし、その間隔をもとに次巻の発売月を決めつけることはできません。

『冒険王ビィト』は季刊誌掲載であり、単行本に収録される話数や掲載状況によって新刊の時期が変わるためです。

今後の第20巻に関する正式な情報は、集英社の第19巻書誌ページや作品公式ページで確認するのが確実です。

『冒険王ビィト』は最終章に入った?いつ完結するのか

長く続いた作品だけに、現在の展開を見て「そろそろ終わるのでは」と感じる読者もいるかもしれません。

確かに、初期から存在していた謎や主要人物に関わる物語が進んでいることは、集英社の公式あらすじからも確認できます。

しかし、物語が大きく進んでいることと、最終章への突入が正式に発表されたことは同じではありません。

2026年10月17日時点で、作品全体の最終回、最終巻、完結予定日について、公式な発表は確認できませんでした。

少なくとも現状では「完結が決まった」とも「あと数巻で終了する」とも断定できません。

連載が続いている以上、今後の新しい発表で状況が変わる可能性はありますが、判断の根拠となるのは出版社や作者による正式な情報です。

テレビアニメの続編は?漫画の連載再開とは別

『冒険王ビィト』はテレビアニメの印象が強い作品でもあります。

東映アニメーションの公式記録では、最初のテレビアニメ『冒険王ビィト』は2004年9月30日から2005年9月29日まで放送されました。

続く『冒険王ビィト エクセリオン』は2005年10月から2006年3月まで放送されています。

『エクセリオン』では、漫画とは異なるアニメ独自の舞台や登場人物を中心とした物語も描かれました。

そのため、アニメを最後まで見た人でも、2016年以降の漫画の展開まで知っているとは限りません。

また、2016年に発表された「連載再開」は漫画についての告知であり、テレビアニメの新シリーズが始まったという意味ではありません。

今回確認した範囲では、2016年以降の漫画を改めてアニメ化する新シリーズの正式な制作発表も確認できませんでした。

過去のアニメについては、東映アニメーション『冒険王ビィト』公式作品ページと『冒険王ビィト エクセリオン』公式作品ページで放送期間や作品内容を確認できます。

長期休載した漫画が再開することと、完結することは違う

『冒険王ビィト』の経緯を追うと、漫画の長期休載について混同しやすいことがあります。

それは、「掲載が止まった」「掲載誌がなくなった」「新しい雑誌で再開した」「一つのエピソードが完結した」という出来事が、それぞれ別の意味を持っていることです。

本作の場合、2006年の休載は作品全体の終了ではありませんでした。2007年の『月刊少年ジャンプ』休刊も、漫画自体の打ち切りを意味しません。

2016年にはバロン編が完結しましたが、その後も物語は続いています。さらに2018年には新しい掲載誌で連載が始まり、2026年には第19巻まで刊行されました。

長く止まった作品がその後どうなるかは、作品によって異なります。つぶログでは、現在も長期休載が続く『あひるの空』の連載状況や、休載後に完結した『信長協奏曲』の経緯についても整理しています。

『冒険王ビィト』は、約10年もの空白を経験しながら、休載前に中断された物語を実際に再開し、その先の新しいエピソードまで描き続けている作品です。

この事実こそが、連載再開からさらに10年がたとうとしている現在、改めて振り返る価値のある部分ではないでしょうか。

公式情報を確認できるページ

本記事では、雑誌の発売日、収録話数、連載再開の経緯について、主に集英社の公式記録を参照しました。

なお、2006年当時の休載告知原文、2026年夏号に収録された本編の正確な話数、第20巻の発売予定など、今回の資料で直接確認できない情報については断定を避けています。

まとめ|約10年の休載を経て、2026年も『冒険王ビィト』の物語は続いている

『冒険王ビィト』の連載は、2006年に長期休載となりました。

第12巻で止まっていた単行本が再び発売されたのは2016年11月。約10年2か月という長い間隔が空いています。

しかし、その10年間が作品の終わりだったわけではありません。

2016年4月15日に連載が再開し、同年秋には長く中断していたバロン編が決着しました。2018年には『ジャンプSQ.RISE』で新たな物語が動き出し、その後も単行本の刊行が続いています。

2026年1月5日には第19巻が発売。さらに同年7月30日発売の『ジャンプSQ.RISE 2026 SUMMER』にも、本作が掲載されました。

したがって、2026年10月17日時点での答えは明確です。

『冒険王ビィト』は完結しておらず、打ち切りでもありません。約10年の長期休載を経て再開した物語は、現在も続いています。

一方、第20巻の発売日や最終回の予定については、まだ正式な情報を確認できません。

かつての連載を覚えている人なら、まずは第12巻を読み返し、その続きとなる第13巻へ進んでみると、止まっていた冒険がどのように動き出したのかを確かめられます。

そして、作品が生まれた背景や作者たちの考え方に興味があるなら、第13巻に残された稲田浩司さんの復帰コメントや、『三条陸 HERO WORKS』の制作秘話も、また違った角度から作品に触れる手がかりになります。

現在の物語は、当時のバロンとの戦いをはるかに越えた場所まで進んでいます。

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