1990年12月31日の第41回は白組が優勝。第1部30.6%、第2部51.5%でした。DREAMS COME TRUE、長渕剛、B.B.クィーンズ、たま、宮沢りえ、久保田利伸など幅広い顔ぶれが初出場。都はるみ「千年の古都」が紅組トリ、森進一「おふくろさん」が大トリです。
回 第41回
放送日 1990年12月31日
放送時間 1部19:20〜20:55/2部21:00〜23:45
会場 NHKホール
優勝 白組
視聴率 1部30.6%/2部51.5%
紅組トリ 都はるみ「千年の古都」
大トリ 森進一「おふくろさん」
司会 出場歌手・歌唱曲 紅組|29枠
1. DREAMS COME TRUE 「笑顔の行方」 初出場
2. 中山美穂 「愛してるっていわない!」 3回目
3. 荻野目洋子 「ギャラリー」 4回目
4. 工藤静香 「くちびるから媚薬」 3回目
5. 内藤やす子 「KOKU-HAKU Vol.I」 2回目
6. 瀬川瑛子 「人生晴れたり曇ったり」 3回目
7. 佐藤しのぶ 「トゥナイト~「ウエストサイド物語」から」 4回目
8. オユンナ 「天の子守歌」 初出場
9. シンディ・ローパー 「I Drove All Night」 初出場
10. 宮沢りえ 「Game」 初出場
11. ピンク・レディー 「ピンク・レディー・メドレー」 3回目
12. B.B.クィーンズ 「おどるポンポコリン」 初出場
13. EVE 「イマジン」 初出場
14. 青江三奈 「恍惚のブルース」 18回目
15. 福士りつ 「津軽あいや節」 初出場
16. 大津美子 「ここに幸あり」 7回目
17. マルシア 「ふりむけばヨコハマ」 初出場
18. 加藤登紀子 「知床旅情」 3回目
19. 小林幸子 「天命(いのち)燃ゆ」 12回目
20. 鮫島有美子 「ぼだい樹」 初出場
21. 川中美幸 「ぐい呑み酒」 8回目
22. 松原のぶえ 「螢」 5回目
23. 伍代夏子 「忍ぶ雨」 初出場
24. 八代亜紀 「花束(ブーケ)」 17回目
25. 坂本冬美 「能登はいらんかいね」 3回目
26. 桂銀淑 「真夜中のシャワー」 3回目
27. 和田アキ子 「抱かれ上手」 14回目
28. 石川さゆり 「うたかた」 13回目
29. 都はるみ 「千年の古都」 22回目
白組|29枠
1. 光GENJI 「CO CO RO」 3回目
2. 吉田栄作 「心の旅」 初出場
3. 少年隊 「FUNKY FLUSHIN’」 5回目
4. チェッカーズ 「夜明けのブレス」 7回目
5. ガリー・バレンシアーノ 「I Know What You Want」 初出場
6. 新沼謙治 「渋谷ものがたり」 13回目
7. 久保田利伸・アリスン・ウィリアムズ 「Forever Yours」 ともに初出場
8. 尾崎紀世彦 「また逢う日まで」 3回目
9. 長渕剛 「親知らず~いつかの少年~乾杯」 初出場
10. 忍者 「お祭り忍者」 初出場
11. たま 「さよなら人類」 初出場
12. 植木等 「スーダラ伝説」 7回目
13. 郷ひろみ 「Wブッキング」 14回目
14. 西田敏行 「もしもピアノが弾けたなら」 3回目
15. アレクサンドル・グラツキー 「ソング」 初出場
16. 堀内孝雄 「恋唄綴り」 3回目
17. 橋幸夫 「いつでも夢を」 18回目
18. チョー・ヨンピル 「釜山港へ帰れ」 4回目
19. さだまさし 「風に立つライオン」 3回目
20. ポール・サイモン 「明日に架ける橋」 初出場
21. 吉幾三 「酔歌」 5回目
22. 細川たかし 「うかれ節」 16回目
23. G-クレフ 「WE ARE G-CLEF」 初出場
24. 布施明 「シクラメンのかほり」 16回目
25. 鳥羽一郎 「演歌船」 4回目
26. 五木ひろし 「心」 20回目
27. 北島三郎 「山」 27回目
28. 谷村新司 「いい日旅立ち」 4回目
29. 森進一 「おふくろさん」 23回目
トリ・大トリ トリ 都はるみ「千年の古都」
大トリ 森進一「おふくろさん」
勝敗 白組優勝
光GENJI「CO CO RO」と「COCORO」はどちらが正しい? 1990年の白組トップバッター、光GENJIの歌唱曲は、当時の紅白曲順資料で「CO CO RO」と表記されている。一方、1990年8月18日発売のシングルの正式な商品名は、空白を入れない「COCORO」。このページの出場者一覧は放送時の曲順表記を維持し、発売作品名とは区別する。資料:第41回の曲順アーカイブ /ORICON・光GENJI「COCORO」商品情報 。
久保田利伸とアリスン・ウィリアムズの「Forever Yours」は合同歌唱 :1990年の紅白では2人とも初出場で、「Forever Yours」をデュエットで披露しました。このページでは同じ歌唱ステージを合同1枠にまとめ、2人それぞれの初出場歴が分かるようにしています。確認資料:放送ライブラリー・第41回第1部の出演者記録 /過去放送の出演経緯をまとめた記録 。
この回のポイント DREAMS COME TRUE この回が紅白初出場。
長渕剛 初出場で3曲をつなぐ長尺ステージ。
国際色 シンディ・ローパー、ポール・サイモンら海外歌手も出演。
審査員 山本陽子、中村鴈治郎、諏訪内晶子、野田秀樹、コシノジュンコ、渡辺久信、森口祐子、松岡修造、沢口靖子、真田広之
視聴率 第1部30.6%/第2部51.5%。関東地区の番組平均世帯視聴率。
歌手別視聴率|植木等と都はるみ、二つの55.6% 1990年の歌手別最高視聴率は、後年の集計では植木等「スーダラ伝説」と都はるみ「千年の古都」が55.6%で並んでいます 。関東地区の番組平均世帯視聴率は、第1部30.6%、第2部51.5%。歌唱場面の最高値と放送全体の平均を分けて見ると、両者の差がよくわかります。
歌手別の数値は紅白歌合戦サーチの過去資料再集計 によるものです。NHK・ビデオリサーチが直接公表する全歌手一覧とは区別し、番組平均はビデオリサーチの公式統計 を基準にしています。
テレビ史|長渕剛がベルリンから3曲を生中継した1990年 第41回は、いつものNHKホールだけで完結する紅白ではありませんでした。長渕剛がドイツ・ベルリンから衛星生中継で「親知らず」「いつかの少年」「乾杯」を披露しました。DREAMS COME TRUEもこの年が初出場。海外の歌手も交えた構成には、平成初期の国際色が表れています。
出典:長渕剛公式年譜 、放送ライブラリー・第41回第1部 。
第1部は「21世紀に伝える歌」を軸にした構成 1990年・第41回の特徴は、日本のヒット曲に加えて世界各地の大みそかの風景を生中継で紹介したことです。放送ライブラリーに保存されたNHKの番組記録では、第1部の軸が「21世紀に伝える歌」 だったと説明されています。DREAMS COME TRUEや長渕剛、シンディ・ローパーらが登場した第1部では、国内外の歌手が交わる構成が際立ちました。
第2部では、1990年に日本の人々の印象に残った映像や各地からの中継も交えて紹介。放送時間は第1部が19時20分から20時55分、第2部が21時00分から23時45分で、2部の間には5分の区切りがありました。単に長い音楽番組だったのではなく、歌と中継で一年を振り返る大型特番として組み立てられていたのです。
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