- クレカ乗車でVポイント開始|対象路線・0.5%還元・登録方法
- 10月7日から「クレカ乗車」でVポイントが貯まる
- 対象は京王・つくばエクスプレス・ゆりかもめ・江ノ電
- 何ポイント貯まる?基本還元率は0.5%
- 三井住友カードじゃなくてもVポイントは貯まる
- MastercardやJCBは?乗車ポイントはVisaのみ
- Visaをタッチするだけではダメ、事前登録が必要
- Suica・PASMOで乗った場合は対象外
- 定期券の購入や1日乗車券も対象外
- スマホやウェアラブル端末でも貯まる?
- 最大8.5%還元になる?0.5%とは別の条件
- ポイントはいつ付く?原則翌月10日前後
- 複数のVisaカードをQ-moveに登録している場合は?
- 4社での導入は2年間の実証実験
- Vポイント「乗車ポイント」で間違えやすいポイントを整理
- まとめ|まずVポイントとQ-moveの連携を忘れずに
- 公式情報
クレカ乗車でVポイント開始|対象路線・0.5%還元・登録方法

2026年10月7日から、電車の「クレカ乗車」でVポイントが貯まる新サービスが始まりました。
対象は京王電鉄、つくばエクスプレス、ゆりかもめ、江ノ島電鉄の4社。事前に登録したVisaのタッチ決済対応カードなどで乗車すると、月間の対象乗車額200円(税込)につきVポイント1ポイント、還元率にすると0.5%が貯まります。
ここで注意したいのが、Visaカードを改札にタッチするだけで自動的にポイントが付くわけではないことです。Vポイントアプリと「Q-move」を使った事前手続きが必要で、登録前の乗車分にさかのぼってポイントが付くこともありません。
一方、三井住友カードだけのサービスではありません。条件を満たす他社発行のVisaカードも乗車ポイント0.5%の対象です。
何を登録すればいいのか、Suica・PASMOで乗った場合はどうなるのか、200円未満の乗車でも貯まるのかなど、開始初日に迷いやすいポイントを整理します。
10月7日から「クレカ乗車」でVポイントが貯まる
Vポイントマーケティング、三井住友カード、Visa、QUADRACと鉄道4社は、2026年10月7日から「クレカ乗車」でVポイントが貯まる新サービスを開始しました。
「クレカ乗車」とは、タッチ決済対応のクレジットカードなどを改札の専用端末にかざして、そのまま鉄道に乗車する仕組みです。
クレカ乗車そのものが10月7日に初めて始まったわけではありません。今回新しく始まったのは、条件を満たしてクレカ乗車すると、カード利用による通常の「決済ポイント」とは別に、Vポイントの「乗車ポイント」が貯まるサービスです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開始日 | 2026年10月7日 |
| 乗車ポイント | 月間の対象乗車額200円(税込)につきVポイント1ポイント |
| 還元率 | 0.5% |
| 対象ブランド | Visa |
| 対象カード | タッチ決済対応のクレジット・デビット・プリペイドカード |
| 対象交通事業者 | 京王電鉄、つくばエクスプレス、ゆりかもめ、江ノ島電鉄 |
| 事前手続き | 必要 |
| ポイント付与 | 原則、乗車した翌月10日前後 |
対象は京王・つくばエクスプレス・ゆりかもめ・江ノ電
サービス開始時点の対象交通事業者は次の4社です。
- 京王電鉄
- つくばエクスプレス(首都圏新都市鉄道)
- ゆりかもめ
- 江ノ島電鉄
共同発表では、4社の全線全駅を対象とした2年間の実証実験とされています。
ただし、相互直通運転などで列車が別の鉄道会社へ乗り入れる場合、他社路線の区間は乗車ポイントの対象外です。また、実際にタッチ決済乗車を利用できる駅や利用条件については、各交通事業者の案内を確認する必要があります。
Vポイントマーケティングなどは、乗車ポイントの対象となる交通事業者を今後拡大する予定としています。次にどの鉄道・交通事業者が加わるのかは、現時点では発表されていません。
何ポイント貯まる?基本還元率は0.5%
乗車ポイントは、対象となるクレカ乗車の月間乗車額200円(税込)につきVポイント1ポイントです。
還元率にすると0.5%になります。
たとえば対象となる乗車額が1か月合計1,000円なら、乗車ポイントは5ポイントです。
「1回200円未満なら0ポイント」ではない
「200円につき1ポイント」と聞くと、1回の運賃が200円未満だった場合はポイントが付かないようにも見えますが、計算方法はそうではありません。
公式サービスページでは、対象交通事業者のクレカ乗車時の運賃の月間合計金額に対して、原則200円につき1ポイントとしています。
つまり、短距離乗車をするたびに200円単位で判定するのではなく、月間の対象乗車額を基準に計算されます。
なお、ポイント付与対象金額はQ-move会員IDごとに集計され、対象交通事業者ごとにまとめてポイントが付与されます。
三井住友カードじゃなくてもVポイントは貯まる
今回の乗車ポイントは、三井住友カード会員だけを対象としたサービスではありません。
Q-moveに登録したタッチ決済対応のVisaブランドであれば、クレジットカードだけでなく、対象となるデビットカードやプリペイドカードも利用できます。
さらに、他社が発行したVisaブランドのカードでも、条件を満たせば乗車ポイント0.5%の対象です。
| 利用するカード | カード側の決済ポイント | 乗車ポイント |
|---|---|---|
| 三井住友カード発行の対象Visaカード等 | カード・利用条件による | 0.5% |
| 他社発行の対象Visaカード等 | 各カード発行会社の条件による | 0.5% |
| Visa以外 | 各カード発行会社の条件による | 対象外 |
この「乗車ポイント」と、カード利用によって付く「決済ポイント」は別です。カード側でも交通利用がポイント付与条件を満たしていれば、決済ポイント+乗車ポイントの二重取りができます。
ただし、カード会社ごとに通常の決済ポイントの付与条件は異なります。他社発行Visaを含め、どのカードでも必ず同じ合計還元率になるわけではありません。
MastercardやJCBは?乗車ポイントはVisaのみ
2026年10月7日のサービス開始時点で、Vポイントの乗車ポイントに対応する決済ブランドはVisaのみです。
駅によってはVisa以外の国際ブランドでタッチ決済乗車ができる場合がありますが、「そのカードで電車に乗れるか」と「今回のVポイントが貯まるか」は別の話です。
Visa以外のタッチ決済対応カードでクレカ乗車しても、今回の乗車ポイントは付与されません。
対象ブランドについては今後拡大予定とされていますが、どのブランドがいつ加わるかは未発表です。
Visaをタッチするだけではダメ、事前登録が必要
今回もっとも注意したいのが事前手続きです。
対象のVisaカードを持っているだけでは、乗車ポイントは自動的に付きません。
利用するには、Vポイントアプリから「Q-move」と連携する手続きが必要です。
- Vポイントアプリを起動する
- 「貯める・使う」メニューから「乗車で貯める」を選ぶ
- 「Q-move」マイページへ進む
- Q-moveへログイン、または新規会員登録する
- V会員番号とQ-move会員IDを連携する
- Q-moveにタッチ決済対応のVisaカードを登録する
- 登録したカードなどで対象路線をクレカ乗車する
一度手続きを完了すれば、現在ポイント対象となっている4社について、交通事業者ごとに同じ登録をやり直す必要はありません。
月の途中で登録したら、それ以前の乗車分は?
登録前の乗車分は対象になりません。
公式FAQでは、月の途中で利用手続きをした場合、手続きを完了して以降の乗車がポイント付与対象になると明記されています。
たとえば10月7日の朝に対象Visaで乗車し、その日の午後に利用手続きを完了しても、朝の乗車までさかのぼってポイントが付くわけではありません。
Suica・PASMOで乗った場合は対象外
今回のVポイントは、あくまで対象となる「クレカ乗車」に対して付与されます。
公式サービスページでは、交通系ICカード、磁気乗車券、QRコード乗車券など、クレカ乗車以外による乗車はポイント対象外と明記されています。
そのため、普段どおりSuicaやPASMOを改札にタッチして乗車した場合、今回の乗車ポイント0.5%は付きません。
Visaカードから交通系ICカードへチャージして、そのICカードで乗車する場合も今回の仕組みとは別です。交通系ICへのチャージも乗車ポイントの対象外として案内されています。
定期券の購入や1日乗車券も対象外
「通勤や通学でも貯まる」と聞くと定期券の購入も対象に思えますが、ここも区別が必要です。
公式サービスページでは、定期券の購入や、一日乗車券などの企画券は乗車ポイントの対象外としています。
対象になるのは、所定の手続きを済ませたうえで、登録済みのVisaによるクレカ乗車で発生した対象運賃です。
スマホやウェアラブル端末でも貯まる?
カード現物だけでなく、対象カードを設定したスマートフォンやウェアラブル端末によるタッチ決済もポイント対象になり得ます。
ただし、スマホ・ウェアラブル利用には注意点があります。
公式FAQによると、一部の利用ではQ-moveマイページに乗車・降車履歴が表示されない場合があり、履歴が表示されない利用はポイント付与対象外です。
その場合、公式は以後のポイント付与を受けるため、非接触対応マークが付いたカード現物でのタッチ決済を利用するよう案内しています。
「スマホのタッチ決済なら必ずVポイントが付く」とは限らないので、利用後にQ-moveの履歴を確認しておくと分かりやすいでしょう。
最大8.5%還元になる?0.5%とは別の条件
公式発表では、Oliveフレキシブルペイを使った例として、京王線・井の頭線に月間1,000円乗車した場合、決済ポイント8.0%と乗車ポイント0.5%を合わせて85ポイントになるケースが紹介されています。
ただし、今回の新サービスだけで8.5%還元されるわけではありません。
新しく始まった乗車ポイントの基本還元率は0.5%です。8.0%の決済ポイントには、三井住友カード側の対象カードやスマホのタッチ決済など別の条件があります。
他社発行のVisaカードの場合も、乗車ポイント0.5%は対象になりますが、通常のカード決済で何ポイント貯まるかは各カード発行会社のルールによります。
ポイントはいつ付く?原則翌月10日前後
乗車ポイントはその場ですぐ反映されるわけではありません。
対象となる月間利用金額に応じて、原則としてクレカ乗車を利用した翌月10日前後にVポイントが付与されます。
乗車した日時によっては、付与が翌々月以降になる場合があります。
付与されたポイントはVポイントアプリやVポイントサイトのマイページで確認でき、貯まったVポイントは1ポイント=1円分としてVポイント提携先やVisa加盟店、インターネットなどで利用できます。
複数のVisaカードをQ-moveに登録している場合は?
Q-moveマイページには複数のVisaカードを登録できます。
公式FAQでは、Q-moveマイページに登録しているタッチ決済対応のVisaカードであれば、どの登録カードで乗車した分もポイント付与対象になるとしています。
一方、Vポイントとの連携は、1つのV会員番号に対して1つのQ-move会員IDです。
4社での導入は2年間の実証実験
京王電鉄、つくばエクスプレス、ゆりかもめ、江ノ島電鉄での乗車ポイント導入は、現時点では2年間の実証実験という位置づけです。
利用状況や効果などを検証し、その結果を踏まえてサービス継続を検討するとしています。
そのため「2年後に必ず終了する」と決まったわけではありませんが、反対に現在の条件で恒久的に続くことが確定しているわけでもありません。
対象となる交通事業者と決済ブランドについては今後拡大予定です。具体的な追加事業者、Visa以外で追加されるブランド、対応時期はまだ発表されていません。
Vポイント「乗車ポイント」で間違えやすいポイントを整理
今回のサービスで特に覚えておきたいのは、「Visaで乗れば自動的にポイントが付く」という仕組みではないことです。
| よくある疑問 | 答え |
|---|---|
| 三井住友カード限定? | いいえ。条件を満たす他社発行Visaも対象 |
| Visaなら登録なしでも貯まる? | 貯まらない。VポイントとQ-moveの事前手続きが必要 |
| 登録前の乗車も後から付く? | 付かない。手続き完了後の乗車が対象 |
| 200円未満の乗車は対象外? | 1乗車ごとの判定ではなく、原則として月間乗車額で計算 |
| Suica・PASMOで乗っても0.5%? | 対象外。今回のポイントはクレカ乗車が条件 |
| MastercardやJCBは? | 開始時点の乗車ポイントはVisaのみ |
| 定期券購入でも貯まる? | 対象外 |
| スマホでも貯まる? | 対象。ただしQ-moveに乗降履歴が表示されない利用は対象外 |
まとめ|まずVポイントとQ-moveの連携を忘れずに
2026年10月7日から、京王電鉄、つくばエクスプレス、ゆりかもめ、江ノ島電鉄で、対象のクレカ乗車に応じてVポイントが貯まるサービスが始まりました。
基本は月間の対象乗車額200円につき1ポイント、0.5%還元です。三井住友カードだけでなく、条件を満たす他社発行のVisaカードも利用できます。
一方、対象Visaを持っているだけではポイントは付きません。VポイントアプリからQ-moveと連携し、対象カードを登録してから乗車することが重要です。手続き前の乗車分にさかのぼってポイントが付くこともありません。
また、Suica・PASMOなど交通系ICでの乗車、定期券の購入、企画券などは今回の乗車ポイント対象外です。
4社での導入は2年間の実証実験ですが、対象交通事業者と決済ブランドは今後拡大予定です。どこまで広がるのかはまだ分かりませんが、普段の鉄道利用そのものが共通ポイントにつながる仕組みとして、まず4社からスタートした形です。