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クリックポストは10月1日から窓口で出せない?185円→240円、発送ルール変更を整理

クリックポストは10月から窓口で出せない?240円・サイズ変更を整理

クリックポストが2026年10月1日から240円になり、窓口差出しや重量・サイズ条件が変わることを示したアイキャッチ

クリックポストが、2026年10月1日から185円から240円へ値上げされます。

55円、率にすると約3割の値上げです。

ただ、普段クリックポストを使っている人にとっては、料金以上に気になる変更があります。

10月1日以降、クリックポストは原則として郵便ポストへ投函するサービスになります。

これまでのように、クリックポストを普通に郵便局へ持っていき、窓口で渡す方法は原則使えなくなります。

ただし、窓口受付が完全になくなるわけではありません。

日本郵便は8月21日に追加案内を出し、ポストが満杯・故障している場合や、一度に入りきらないほど大量に発送する場合など、3つの例外では窓口から差し出せると説明しています。ただし、この例外でも窓口で預かってもらえるのは厚さ3cm以下です。

しかも10月からは、重量が1kgから2kgへ増える一方、サイズ条件は「3辺合計60cm以内」に変わります。

単純な値上げでも、単純な規格緩和でもありません。

クリックポストは10月1日から窓口で出せない?

原則として、通常の郵便局窓口からは差し出せなくなります。

現在のクリックポスト公式サイトでは、発送方法として「郵便ポストや郵便窓口から発送」と案内されています。

これが2026年10月1日以降は、郵便差出箱、つまり郵便ポストへの投函が原則になります。

たとえば今まで、

「仕事帰りに郵便局へ寄って、クリックポストを窓口で渡す」

という使い方をしていた場合、10月からは基本的にポストへ投函することになります。

一方、日本郵便は「窓口では一切受け付けない」としているわけではありません。

一定の場合には例外があります。

10月以降も窓口で出せる3つの例外

日本郵便が8月21日に発表した例外は、次の3つです。

郵便ポストが満杯・故障している

差し出そうとした郵便ポストが満杯になっている、または故障などで利用できない場合は、郵便局窓口から差し出せます。

利用者側ではどうにもできない事情なので、このケースは分かりやすいでしょう。

一度にポストへ入らないほど数量が多い

クリックポストの数量が多く、一度に郵便ポストへ投函できる量を超えると見込まれる場合も窓口へ持ち込めます。

ネットショップなどで、同じ日に何十個も発送する人には特に関係する変更です。

「10個ならいい、20個ならだめ」という一律の個数が示されているわけではなく、そのポストへ一度に投函できる量を超えると見込まれる場合が対象です。

規格内なのにポストの投函口の横幅が小さい

新しいクリックポストのサイズ条件である、

3辺合計60cm以内・長辺34cm以内

を満たしているにもかかわらず、郵便ポストの投函口の横幅が小さいため入らない場合も、窓口差出しが認められます。

ここで「ポストに入らないなら何でも窓口へ持っていけばいい」と考えると間違います。

重要な条件がもう一つあります。

例外でも窓口で出せるのは「厚さ3cm以下」

10月からクリックポストの通常規格では、これまであった厚さ3cm以内という全国一律の条件がなくなります。

ところが、日本郵便は例外として窓口で預かるクリックポストについて、

厚さ3cm以下に限る

と明記しています。

ここは10月以降、かなり間違えやすいところです。

たとえば新しいサイズ条件では、

34cm × 20cm × 6cm

なら、

34+20+6=60cm

となり、数値上は3辺合計60cm以内です。

しかし、厚さ6cmの荷物が自分の使う郵便ポストに入らなかったとしても、

「ポストに入らなかったので窓口へ持っていく」ことはできません。

窓口で例外的に預かれるものは厚さ3cm以下だからです。

つまり10月以降は、

通常のポスト投函では厚さ3cmを超えられる可能性があるが、厚い荷物の逃げ道として郵便局窓口を使えるわけではない

ということです。

料金は185円から240円へ、55円値上げ

2026年10月1日から、クリックポストの全国一律運賃は、

185円 → 240円

になります。クリックポスト公式サイトでも7月3日に正式発表されています。

差額は55円。

値上げ率は約29.7%なので、ざっくりいえば約3割アップです。

現在もクリックポストは、Yahoo! JAPAN IDまたはAmazonアカウントを使ってオンラインで運賃の支払手続きをし、自宅などでラベルを印刷するサービスです。

今回の改定でクリックポストそのものが終了するわけではありません。

10月1日から料金・サイズ・重量はどう変わる?

主な変更点を並べると、かなり大きな改定だと分かります。

項目2026年9月30日まで2026年10月1日から
運賃185円240円
重量1kg以内2kg以内
サイズ長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cm以内3辺合計60cm以内・長辺34cm以内
厚さ3cm以内一律3cm上限なし※
差出方法ポスト・窓口原則ポスト
窓口差出し通常利用可能3つの例外のみ
例外時の窓口受付厚さ3cm以下

※新しいサイズ条件を満たし、実際に郵便ポストへ投函できる必要があります。

特に「2kgまで」と「厚さ3cmの一律条件がなくなる」部分だけを見ると、かなり使いやすくなるように感じます。

ところが、サイズの測り方が変わったことで、逆に今まで送れた荷物が規格外になるケースもあります。

厚さ3cmを超えてもクリックポストで送れる?

10月1日以降は、送れる可能性があります。

これまでのように「厚さは必ず3cm以内」という全国一律の上限ではなくなります。

新しい主なサイズ条件は、

3辺合計60cm以内
長辺34cm以内

です。

さらに、通常利用では実際に郵便ポストへ投函できなければなりません。

そのため、

「厚さ4cmまでになった」
「5cmまでならOK」

といった新しい全国共通の厚さ上限ができるわけではありません。

使う郵便ポストによって投函口の形や大きさも違います。

つまり、

サイズ計算上は規格内でも、その荷物を実際に投函できるポストが必要

ということです。

「厚さ3cm制限が完全撤廃された」とだけ覚えると、実際に発送するときに困る可能性があります。

逆に「今まで送れた荷物」が送れなくなることもある

今回の変更で特に見落としやすいところです。

現在のクリックポストは最大で、

34cm × 25cm × 3cm

まで送れます。

これを3辺合計で計算すると、

34+25+3=62cm

です。

一方、10月からは3辺合計60cm以内になります。

つまり、

34cm × 25cm × 3cmの荷物は、現在なら規格内ですが、10月1日以降は2cmオーバーで規格外になります。

「重量が2kgになった」「厚さ3cmの一律制限がなくなった」と聞くと、すべての方向で規格が緩くなったように見えますが、実際は違います。

新しい規格では、長さ・幅・厚さを合計60cmの中で使うことになります。

具体例を見ると分かりやすいです。

荷物のサイズ3辺合計10月以降
34×23×3cm60cm
34×20×6cm60cm○ ※ポストへ入る必要あり
34×25×3cm62cm×

厚みを増やせる代わりに、その分だけほかの辺を小さくする必要があります。

A4サイズは10月から送れなくなる?

普通のA4サイズだから送れなくなる、というわけではありません。

A4用紙は29.7cm×21cmです。

仮に厚さ3cmなら、

29.7+21+3=53.7cm。

3辺合計60cm以内に収まります。

したがって、

「10月からA4が送れない」

という理解は正しくありません。

影響するのは、現在の34×25cmという上限をいっぱいまで使った、大きめの薄型梱包などです。

A4対応封筒でも実際の外寸は商品によって異なるので、10月以降は「A4対応」と書かれているかではなく、梱包後の3辺を実測する方が確実です。

重さは1kgから2kgへ

重量上限については明確に緩和されます。

現在は1kg以内ですが、10月1日からは2kg以内です。

これは本や小型雑貨など、

大きさはそれほどないけれど、1kgを超えやすかった荷物

には使いやすい変更です。

ただし2kg以内なら何でも送れるわけではなく、当然ながら3辺合計60cm以内・長辺34cm以内など、新しいサイズ条件も満たす必要があります。

ポストに入らないときはどうすればいい?

10月以降は、

「入らなかったらとりあえず郵便局の窓口へ」

とは考えない方がいいです。

窓口で受け付けてもらえるのは、

  • ポストが満杯・故障している
  • 一度に入りきらないほど数量が多い
  • 規格内だが投函口の横幅が小さい

という日本郵便が示した例外です。

しかも窓口で預かれるのは厚さ3cm以下。

特に厚さ3cmを超えた荷物については、実際に投函できる郵便ポストを使えるかどうかが重要になります。

見つからない場合は、荷物を薄く梱包し直すか、別の配送サービスを検討することになります。

コンビニからクリックポストは出せる?

クリックポストは10月1日以降、郵便ポストへの投函が原則です。

そのため、コンビニに設置されている日本郵便の郵便ポストを利用する場合も、基本的にはそのポストへ自分で投函する形になります。

ゆうパックのように、必ず店員へ荷物を渡してサイズ確認をしてもらうサービスと同じ感覚で考えない方が分かりやすいでしょう。

クリックポストの公式ページでも、サービスの基本はオンラインで運賃支払手続きとラベル作成を行い、郵便ポストから差し出すものとして案内されています。

9月30日までに185円でラベルを作ったら、10月にも使える?

ここも改定直前には気になるところです。

クリックポストの利用規約には、

運賃の支払手続きから荷物の差出しまでの間に運賃が変更された場合でも、変更前の運賃を適用する

という規定があります。

つまり、9月30日までに185円で運賃の支払手続きを完了した荷物については、ラベルに表示された差出有効期限内であれば、10月1日以降の差出しでも変更前の運賃が適用されるという扱いになります。

ここで重要なのは、

「9月中に画面を開いた」
「住所だけ入力した」

ではなく、運賃の支払手続きを完了していることです。

また、クリックポストのラベルには差出有効期限があります。

「9月30日に大量に作っておけば、何週間でも185円で出せる」という意味ではありません。

実際に印刷したラベルに表示されている期限内に差し出す必要があります。

追跡や郵便受けへの配達は変わる?

今回、日本郵便が発表しているクリックポストの主な変更は、運賃と引受条件です。

現行のクリックポストには、

  • 追跡サービス
  • 郵便受けへの配達
  • 毎日配達
  • オンラインでの運賃支払手続き
  • 自宅でのラベル印刷

といった特徴があります。

また、信書は送れず、配送途中に事故があった場合の内容品の損害賠償もありません。

これらの基本サービスについて、今回の運賃・引受条件改定に合わせて変更するとの発表は確認されていません。

なぜ240円へ値上げする?

日本郵便は、今回のゆうパックやゆうパケットなどの料金改定全体について、物価や人件費を含むコスト環境を踏まえながら、物流サービスを安定的に継続していくための改定としています。

ただし、

「クリックポストの窓口受付を原則なくしたのは、窓口の人件費を削減するため」

など、差出方法変更について個別の理由を公式に説明しているわけではありません。

料金改定全体の背景と、窓口差出し変更の理由を勝手につなげない方がよさそうです。

10月からクリックポストは使いやすくなる?不便になる?

使い方によってかなり変わります。

便利になるのは、

重量が2kgになること。

さらに、小さめの底面であれば、従来の3cmを超える厚さでも、サイズ条件を満たして郵便ポストへ投函できる可能性があります。

一方で、

185円から240円への値上げ
窓口差出しが原則不可
ポストの投函口に左右される
3辺合計60cmになり、従来最大の34×25×3cmは送れなくなる

という不便さも増えます。

そのため、

「全面的に改悪された」
とも、
「サイズが緩和されて便利になった」
とも、一言では言えません。

1kgを超える小型商品を扱う人には使いやすくなる一方、薄くて大きな荷物を現行規格いっぱいで発送している人には、むしろ梱包の見直しが必要になります。

10月1日から一番変わるのは「240円」だけではない

今回のクリックポスト改定は、値上げだけを覚えていると実際の発送時に戸惑いそうです。

2026年10月1日からは、

185円 → 240円

になるだけでなく、

1kg → 2kg

へ重量が増え、

サイズは、

34×25×3cm以内

から、

3辺合計60cm以内・長辺34cm以内

へ変更されます。

そして差出方法は、郵便ポストへの投函が原則になります。

ただし窓口受付は完全廃止ではありません。

ポストが満杯・故障している場合、大量発送の場合、規格内でも投函口の横幅が小さい場合には例外的に窓口から差し出せます。ただし、そこで預かってもらえるのは厚さ3cm以下です。

10月からクリックポストを使うときは、

「240円になった」

だけではなく、

「3辺合計60cmに収まっているか」
「実際にポストへ入るか」
「厚い荷物を窓口へ持ち込もうとしていないか」

まで確認する必要があります。

普段使っている梱包が現行規格ぎりぎりなら、10月になる前に一度、実際の外寸を測っておいた方がよさそうです。

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