- iPhone 18 Proは物理SIM非対応|今のSIMカードをeSIMへ移す方法と注意点
- 日本版iPhone 18 Proは物理SIMが使えない|SIMトレイもない
- 今使っている物理SIMカードはどうする?そのまま差すことはできない
- 物理SIMからeSIMへ変えても電話番号は基本そのまま
- いまの端末・SIM別|iPhone 18 Proへ移す方法
- eSIMクイック転送なら物理SIMから直接eSIMへ移せる場合がある
- Apple公式のeSIM対応キャリアは大手4社だけではない
- 主要キャリア・ブランドではどう移行する?
- 格安SIMは「eSIM対応」だけで判断しない
- 古いiPhoneは先に初期化しない|ここが一番重要
- 今のSIMカードはいつ捨てていい?移行完了までは残しておく
- LINEや写真は消える?eSIM移行とデータ移行は別
- Wi-Fiは必要?キャリアによって条件が違う
- eSIM移行に失敗したらどうする?旧SIMを消す前に契約先を確認
- AndroidからiPhone 18 Proへ乗り換える場合はどうする?
- 海外旅行では現地の物理SIMを差せなくなる
- デュアルSIMは使える|物理SIMがなくても2回線同時利用
- 海外版iPhone 18 Proなら物理SIMが使える?地域によって仕様が違う
- なぜ物理SIMを廃止した?AppleはバッテリーとeSIMの利点を説明
- iPhone 18 Proを受け取る前にやることは?SIMを先に変える必要はない場合も
- iPhone 18 ProへのeSIM移行で迷ったら、この順番で進めればいい
iPhone 18 Proは物理SIM非対応|今のSIMカードをeSIMへ移す方法と注意点

2026年9月18日に発売される日本向け「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro Max」は、物理SIMカードに対応していません。
本体にSIMトレイがないため、いま使っているnano-SIMを抜いて、新しいiPhoneへ差し替えるという従来の機種変更はできなくなります。
では、現在物理SIMを使っている人は電話番号まで変えなければならないのでしょうか。
結論から言えば、カードそのものは使えなくなりますが、対応する通信事業者なら、現在の電話番号や契約を維持したままeSIMへ移行できます。
特に現在iPhoneを使っている場合は、通信事業者が対応していれば「eSIMクイック転送」を使い、旧iPhoneに入っている物理SIMの回線を、新しいiPhone 18 ProへeSIMとして移せるケースがあります。
一方、Androidからの乗り換えや、一部の格安SIM・MVNOではeSIMの再発行など別の手続きが必要です。
この記事では「eSIMとは何か」という一般論よりも、いま使っているSIMからiPhone 18 Proへ機種変更するとき、具体的に何をすればいいのかを中心に整理します。
日本版iPhone 18 Proは物理SIMが使えない|SIMトレイもない
Appleが日本で販売するiPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxは、どちらも物理SIMカードに非対応です。
Apple公式の仕様ではSIM欄が「デュアルeSIM」となっており、物理SIMカードには対応しないことが明記されています。
| 項目 | 日本向けiPhone 18 Pro/Pro Max |
|---|---|
| 物理SIM | 非対応 |
| SIMトレイ | なし |
| 対応方式 | eSIM |
| 同時に有効化できる回線 | eSIM 2回線 |
| 保存できるeSIM | 8件以上 |
| 予約開始 | 2026年9月12日21時 |
| 発売日 | 2026年9月18日 |
注意したいのは、「iPhone 18シリーズは世界中すべて物理SIM非対応」とは限らないことです。
Appleは、日本、米国、カナダ、メキシコなどをiPhone 18 Pro/Pro MaxのeSIM専用モデル提供地域として案内しています。
国や地域によってSIM仕様が異なるため、海外版なら必ず物理SIMが使えるとも断定できません。海外モデルを購入する場合は、その国向けモデルのSIM仕様を個別に確認する必要があります。
今使っている物理SIMカードはどうする?そのまま差すことはできない
現在使っている物理SIMカードを、iPhone 18 Proへそのまま移すことはできません。
SIMトレイ自体がないためです。
ただし、「SIMカードが使えない=電話番号も契約も捨てる」という意味ではありません。
必要なのは、現在の回線を物理SIMからeSIMへ切り替えることです。
方法は契約先によって異なりますが、大きく分けると次の3通りがあります。
- eSIMクイック転送で旧iPhoneから移す
- 通信事業者側でeSIMを再発行する
- QRコードや通信事業者のアプリなどからeSIMを設定する
対応するiPhoneと通信事業者なら、現在物理SIMを使っていてもeSIMクイック転送を利用できる場合があります。
「物理SIMだから、先に今のiPhoneをeSIMへ変更しておかなければならない」とは限りません。
たとえばauは、iPhone 18 Proが届く前にeSIMへ事前変更する必要はなく、端末が手元に届いてから変更するよう案内しています。
物理SIMからeSIMへ変えても電話番号は基本そのまま
同じ通信事業者・同じ契約のまま、SIMの種類だけを物理SIMからeSIMへ変更するのであれば、通常は電話番号も変わりません。
これは他社へ乗り換えるMNPとは別の話です。
たとえば090・080・070で始まる現在の電話番号を使っている人が、ドコモの物理SIMからドコモのeSIMへ変更しただけで、新しい番号へ切り替わるわけではありません。
AppleもeSIMクイック転送を「電話番号を新しいiPhoneへ転送する」機能として案内しています。
いまの端末・SIM別|iPhone 18 Proへ移す方法
何をすればいいかは、現在使っている端末とSIMの種類によって変わります。
| 現在の状態 | SIMをそのまま使える? | 主な移行方法 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| iPhone+物理SIM | カードは使えない | eSIMクイック転送、またはeSIM再発行 | 契約先がクイック転送対応か確認 |
| iPhone+eSIM | eSIMの移行が必要 | eSIMクイック転送、または再発行 | 旧iPhoneを先に初期化しない |
| Android+物理SIM | カードは使えない | 対応するOS間転送、またはeSIM変更・再発行 | キャリアごとの差が大きい |
| Android+eSIM | 移行手続きが必要 | 対応するeSIM転送、キャリアアクティベーション、QRコード、再発行 | 全事業者でOS間転送できるわけではない |
| 格安SIM/MVNO | 事業者による | eSIM変更・再発行が中心 | eSIM対応と18 Pro動作確認の両方を確認 |
| 2回線利用中 | eSIM×2なら利用可能 | 両回線をeSIMとして設定 | 両方の契約先がeSIM対応である必要あり |
eSIMクイック転送なら物理SIMから直接eSIMへ移せる場合がある
今回もっとも知っておきたいのが「eSIMクイック転送」です。
通信事業者が対応していれば、以前使っていたiPhoneから新しいiPhoneへ、自分で電話番号を転送できます。
現在のiPhoneに入っているのがeSIMでなく、物理SIMであっても、対応する通信事業者なら新しいiPhone側でeSIMへ変換して移行できます。
ただし、「物理SIMカードの中身をBluetoothでコピーしている」という仕組みではありません。
新しいiPhone側で利用するeSIMを通信事業者が有効化し、回線を新端末へ移す仕組みです。
新しいiPhoneでモバイル通信プランが有効になると、以前使っていたSIMは無効になります。
eSIMクイック転送の基本的な流れ
Appleが案内している基本的な手順は次の通りです。
- 旧iPhoneと新しいiPhoneを近くに置く
- Bluetoothをオンにする
- 新しいiPhoneで「設定」→「モバイル通信」を開く
- 「eSIMを追加」または「モバイル通信を設定」を選ぶ
- 「近くのiPhoneから転送」を選択する
- 旧iPhone側で転送を承認する
- 新しいiPhoneで回線のアクティベーションを完了する
Appleの標準条件では、両方のiPhoneで同じApple Accountにサインインし、旧iPhoneのロックを解除でき、Bluetoothがオンになっていることなどが必要です。
通信事業者によっては、途中でその会社のWebページへ移動して追加手続きを行う場合もあります。
Apple公式のeSIM対応キャリアは大手4社だけではない
「eSIM専用なら、大手キャリアでなければ使えないのでは」と心配する必要もありません。
Appleが公開している日本のeSIMクイック転送対応事業者には、2026年9月17日時点で次の事業者が掲載されています。
- au
- BIGLOBE
- J:COM
- LINEMO
- NTTドコモ
- povo
- 楽天モバイル
- SoftBank
- UQ mobile
- Y!mobile
一方、「eSIMに対応していること」と「eSIMクイック転送に対応していること」は同じではありません。
MVNOの中にはeSIMを提供していても、クイック転送は利用できず、機種変更のたびにeSIMを再発行するサービスもあります。
主要キャリア・ブランドではどう移行する?
| 通信事業者 | eSIM | クイック転送 | 使えない場合 | 主な注意点 |
|---|---|---|---|---|
| ドコモ | 対応 | 対応 | オンラインでeSIM発行 | 転送後は旧SIM無効 |
| ahamo | 対応 | 契約・端末条件を確認 | ahamoサイトでeSIM再発行 | 削除後の再設定に注意 |
| au | 対応 | 対応 | My auで再発行 | 事前のeSIM化は不要 |
| UQ mobile | 対応 | 対応 | eSIM再発行 | 手続き条件を確認 |
| povo2.0 | 対応 | 対応 | povo2.0アプリで再発行 | 受付時間あり |
| SoftBank | 対応 | 対応 | eSIM開通手続き | オンラインeSIM手続きは無料のケースあり |
| Y!mobile | 対応 | 対応 | eSIM再発行 | Wi-Fi必要、受付時間あり |
| LINEMO | 対応 | 対応 | eSIM再発行 | Wi-Fi必要、受付時間あり |
| 楽天モバイル | 対応 | 対応 | my 楽天モバイルで再発行 | 物理SIMからeSIMへ転送可能 |
ドコモ|物理SIMからでもクイック転送可能
ドコモはeSIMクイック転送に対応しています。
受付時間は終日。対象となる旧iPhoneと新iPhoneを使えば、端末の設定からeSIMを移行できます。
ドコモUIMカードからeSIMへ変更した場合、これまで使っていたUIMカードは無効になります。
転送後は、実際に電話を発信できるか、さらにWi-Fiをオフにした状態でモバイルデータ通信できるかを確認するところまで済ませておくと安全です。
クイック転送できない場合は、ドコモオンラインショップなどからeSIMを発行できます。
au|新しいiPhoneが届く前にeSIM化しなくていい
auはiPhone 18 Proについて、eSIMのみ対応と明記しています。
物理SIMを使っている場合でも、新しい端末が届く前に現在の端末でeSIMへ変えておく必要はありません。
iPhone 18 Proが手元に届いたあとで、eSIMへの変更・転送を行います。
My au(Web)でのeSIM再発行・eSIM転送は無料。一方、au Style、auショップ、UQスポットで手続きする場合は4,950円の手数料がかかります。
また、現在契約している料金プランによっては5G SA対応プランへの変更が必要になる場合があるため、古いauプランを長期間使っている人はSIMだけでなく料金プランも確認しておいた方がいいでしょう。
povo2.0|クイック転送には受付時間がある
povo2.0もeSIMクイック転送に対応しています。
受付時間は7:00~23:50、1:00~2:50です。
クイック転送を利用できない端末などでは、povo2.0アプリからSIM再発行を行います。
旧端末は、eSIM移行が終わる前に初期化しないよう公式でも案内されています。
SoftBank|iPhoneとAndroidで案内が分かれている
SoftBankはiPhone向けのeSIM開通サポートを用意しており、iPhoneからiPhone、AndroidからiPhoneでそれぞれ手順が分けられています。
オンラインでeSIMを使った機種変更を行う場合は無料となるケースがあり、eSIMクイック転送・eSIM転送も無料で利用できます。
AndroidからiPhoneへ乗り換える場合も、単純に「Androidでは転送できない」と決めつけず、SoftBankが案内する対応手順を確認してください。
Y!mobile・LINEMO|Wi-Fiを用意し、旧端末は消さない
Y!mobileとLINEMOもeSIMクイック転送に対応しています。
両ブランドとも受付時間は0:30~23:30。eSIMのダウンロード時にはWi-Fi環境が必要と案内されています。
また、再発行・転送が完了する前に旧iPhoneをリセットすると手続きできなくなるため、初期化は最後に回します。
転送が終わると、元の端末側のSIMは無効になります。
楽天モバイル|iPhone 18 ProはeSIM×2に対応
楽天モバイルも、iPhone 18 Pro/Pro MaxがeSIM専用であることを明記しています。
物理SIMカードを利用している人は、iPhoneのeSIMクイック転送、またはSIM再発行によって移行できます。
楽天モバイル公式のクイック転送対象端末にはiPhone 18 Pro/Pro Maxも追加されています。
転送を使わない場合は、my 楽天モバイルからeSIMを再発行できます。
格安SIMは「eSIM対応」だけで判断しない
大手キャリアより注意したいのがMVNOです。
確認する項目は2つあります。
その契約が音声eSIMを提供しているか。
そして、iPhone 18 Proでの動作確認が済んでいるか。
eSIMという仕組みに対応しているからといって、発売前からiPhone 18 Proでの動作保証まで済んでいるとは限りません。
IIJmio|発売前日の段階では18 Proの動作確認が未完了
IIJmioは2026年9月15日、iPhone 18 Proシリーズについて、9月18日の発売後に端末を入手して順次動作確認すると案内しています。
そのため9月17日時点では、「iPhone 18 Proで問題なく利用できる」と公式確認された段階ではありません。
またIIJmioのeSIMは、eSIMクイック転送に対応していません。
機種変更時にはeSIMプロファイルの発行・再発行が必要です。
物理の音声SIMから音声eSIMへ変更する場合、交換手数料は2,200円。これにSIMプロファイル発行手数料としてタイプDは433.4円、タイプAは220円がかかります。
さらにタイプDの音声SIMからタイプAの音声eSIMへ変更するケースでは、利用開始まで1~2日程度かかる場合があります。
新しい端末を受け取る前に手続きを始めると通信できない期間が発生することがあるため、IIJmio自身も新端末が手元に届いてからの手続きを案内しています。
mineo|A・DプランはeSIM対応、Sプランは非対応
mineoではAプランとDプランでeSIMを利用できますが、SプランはeSIMを提供していません。
そのため現在mineoのSプランを物理SIMで利用している場合、SIMをeSIMへ変えるだけではiPhone 18 Proへ移れません。AプランまたはDプランへの変更を含めて検討する必要があります。
mineoもeSIMクイック転送には対応していません。
mineo以外で購入した端末へ機種変更する場合は、マイページからeSIMを再発行し、eSIMプロファイル発行料440円が必要です。
Dプランでは新端末のEID登録が必要になるため、端末が手元に届いてから申し込むよう案内されています。
また音声通話・SMSを利用するeSIMでは、公的個人認証などによる本人確認が必要になるケースがあります。
日本通信SIM|機種変更時はeSIM再発行
日本通信SIMもeSIMを利用できますが、端末間のeSIM転送機能には対応していません。
新しいiPhoneへ機種変更するときは、マイページからeSIMを再発行します。
eSIMの発行・再発行は1年間に3回まで0円で、4回目以降は1,100円です。
処理時間は申し込む時間帯で異なり、10時~20時なら原則1時間以内。夜間に申し込んだ場合は翌日になることがあります。
eSIM発行が完了した時点で、それまで使っていたSIMカードまたはeSIMは利用できなくなります。
古いiPhoneは先に初期化しない|ここが一番重要
機種変更で一番避けたいのが、新しい回線が使えるようになる前に旧iPhoneを初期化してしまうことです。
eSIMクイック転送では、旧iPhone側で転送を承認したり、確認コードを入力したりする場合があります。
通信事業者によっては旧端末のアプリやWebから再発行を申し込むこともあります。
そのため、旧iPhoneを売却・下取りへ出すための初期化は最後です。
新しいiPhone 18 Proで、少なくとも次の3点を確認してから初期化するのが安全です。
- 電話を発信できる
- SMSを送受信できる
- Wi-Fiを切ってモバイルデータ通信できる
「アンテナ表示が出たから大丈夫」だけで終わらせず、実際に通信できるところまで確認しておきましょう。
今のSIMカードはいつ捨てていい?移行完了までは残しておく
物理SIMからeSIMへの移行が完了すると、旧SIMカードは無効になるケースが基本です。
ただし、手続き前にSIMを抜いたり処分したりする必要はありません。
新しいiPhone側で回線が使えることを確認するまでは、そのまま手元に残しておく方が安全です。
移行後のSIMカードについては、通信事業者ごとに扱いが異なります。
たとえばIIJmioは不要になったSIMカードの返却を案内しています。
「使えなくなったSIMには危険な個人情報が大量に残っている」などと過度に心配する必要はありませんが、自己判断で捨てる前に、契約先の返却・廃棄案内を確認するのが確実です。
LINEや写真は消える?eSIM移行とデータ移行は別
ここも混同しやすい部分です。
eSIMで移すのは、電話番号やモバイル通信回線に関する契約情報です。
写真、動画、アプリ、連絡先などのiPhone本体のデータを移すのは、Appleの「クイックスタート」やiCloudバックアップなど別の仕組みです。
| 機能 | 移すもの |
|---|---|
| eSIMクイック転送 | 電話番号・モバイル通信回線 |
| クイックスタート | アプリ、設定、写真など端末データ |
そのため「eSIMにしたら写真が消える」というものではありません。
LINEについても、SIM方式を変えること自体とトーク履歴の移行は別問題です。LINE側の引き継ぎ・バックアップ手順も忘れずに行ってください。
なお、iPhone 18 ProにはiOS 27が搭載されます。旧iPhone側のOS更新を検討している場合は、「iOS 27に今すぐ上げるべき?iOS 26.7との違い・対応機種を整理」でも対応状況をまとめています。
Wi-Fiは必要?キャリアによって条件が違う
「eSIM設定には必ずWi-Fiが必要」と一律に言うこともできません。
Appleは、一部の国・地域で販売されるeSIM専用iPhoneでは、Wi-Fiへ接続していない状態でもアクティベーションできるとしています。
ドコモもeSIM専用モデルではWi-Fiなしでクイック転送できると案内しており、auもiPhone 18 ProではWi-FiなしでアクティベーションやeSIMプロファイルのダウンロードが可能としています。
一方、Y!mobile、LINEMO、mineo、IIJmioなどはeSIM設定時のWi-Fi環境を案内しています。
自宅のWi-Fiなどを利用できるなら、準備してから移行した方が無難です。
eSIM移行に失敗したらどうする?旧SIMを消す前に契約先を確認
新しいiPhoneで回線が有効にならない場合は、まず端末を何度も初期化したり、eSIMプロファイルを自己判断で削除したりしない方が安全です。
確認したいのは、
- 新しいiPhoneがインターネットへ接続できているか
- Bluetoothがオンか
- 旧iPhoneと新iPhoneのOS条件を満たしているか
- 同じApple Accountでサインインしているか
- 通信事業者側で転送・再発行処理が完了しているか
です。
クイック転送に対応しない契約なら、何度試しても「近くのiPhoneから転送」だけでは移行できません。その場合は通信事業者のeSIM再発行へ切り替えます。
eSIMプロファイルを削除すると再発行が必要になるサービスも多いため、トラブル時ほど契約先の公式手順を優先してください。
AndroidからiPhone 18 Proへ乗り換える場合はどうする?
Android利用者は「iPhone同士のeSIMクイック転送」をそのまま使うわけではありません。
ただし、現在は対応するAndroid端末・通信事業者であれば、AndroidからiPhoneへeSIMを移す仕組みも用意されています。
AppleもAndroidからiPhoneへのeSIM転送方法を案内しており、対応していない場合は通信事業者に連絡して、キャリアアクティベーションやQRコード、eSIM再発行などを利用します。
つまり、
「Androidからは必ずショップへ行く」でも、「どのAndroidからでも直接転送できる」でもありません。
契約先と現在のAndroid端末が対応する方式を確認する必要があります。
海外旅行では現地の物理SIMを差せなくなる
これまで海外旅行で、空港や現地ショップでプリペイドSIMカードを購入し、iPhoneへ差していた人には大きな変更です。
日本向けiPhone 18 Pro/Pro Maxには物理SIMトレイがないため、現地で購入した物理SIMカードを差すことはできません。
代わりに主な選択肢は、
- 旅行先の通信事業者が販売するeSIM
- 複数国で利用できる旅行用eSIM
- 日本で契約しているキャリアの海外ローミング
です。
Appleは、旅行向けeSIMを提供する通信事業者に加えて、190を超える国・地域で利用できるグローバルeSIMサービスも案内しています。
したがって「iPhone 18 Proでは海外で通信できない」ということではありません。
海外で物理SIMを買って差し替える使い方ができなくなる、というのが正確です。
デュアルSIMは使える|物理SIMがなくても2回線同時利用
物理SIM非対応になったことで、「仕事用と個人用の2回線が使えなくなるのでは」と心配する人もいるでしょう。
そこは問題ありません。
日本向けiPhone 18 Pro/Pro Maxは、2つのeSIMを同時にアクティブにできます。
さらに8件以上のeSIMを端末内に保存できます。
たとえば、
- 個人用の電話番号
- 仕事用の電話番号
を同時待ち受けしたり、海外旅行時に日本の主回線を残しながら旅行用eSIMを追加したりできます。
ただし現在「物理SIM+eSIM」で2回線運用している人は、物理SIM側の契約もeSIMへ変更する必要があります。
またMVNOを組み合わせる場合はAPN構成プロファイルなどの制約が出ることもあるため、それぞれの事業者の動作条件を確認してください。
海外版iPhone 18 Proなら物理SIMが使える?地域によって仕様が違う
日本がeSIM専用モデル提供地域だからといって、世界中のiPhone 18 ProからSIMトレイが消えたわけではありません。
AppleはeSIM専用モデルを販売する地域を限定して案内しているため、それ以外の地域ではSIM構成が異なるモデルが存在する可能性があります。
ただし「海外版を買えば確実に物理SIMが使える」と考えるのも危険です。
国・地域によって、
- 物理SIMの有無
- eSIM対応状況
- 対応周波数
- 現地通信規制
などが異なります。
中国本土など独自のSIM仕様を持つ地域もあるため、物理SIM目的だけで海外モデルを購入するなら、必ずそのモデルのApple公式仕様を確認した方がいいでしょう。
なぜ物理SIMを廃止した?AppleはバッテリーとeSIMの利点を説明
Appleは今回のeSIM専用化について、物理SIMカードが占めていた内部スペースを活用し、より大きなバッテリーを搭載できるようになったと説明しています。
eSIM専用モデルでは、この変更によってビデオ再生時間をさらに2時間延ばしたとしています。
またAppleは、eSIMの特徴として、従来の物理SIMと比べた柔軟性、安全性、接続のしやすさも挙げています。
一方で、「SIMトレイをなくして製造コストを削減するため」「通信会社へ囲い込むため」といった説明をAppleがしているわけではありません。
そこまでを理由として断定する根拠は現在ありません。
iPhone 18 Proを受け取る前にやることは?SIMを先に変える必要はない場合も
発売日前に慌てて物理SIMをeSIMへ変更する必要があるとは限りません。
むしろ契約先によっては、新しい端末を受け取る前にeSIMを発行すると、現在使っているスマートフォンで通信できなくなる可能性があります。
発売前にやっておきたいことは、SIM変更そのものより、
- 契約している通信事業者を確認する
- その契約がeSIMに対応しているか確認する
- eSIMクイック転送の対象か確認する
- 旧端末のOSを必要に応じて更新する
- Apple Accountのパスワードを確認する
- 端末データをバックアップする
- Wi-Fi環境を用意しておく
といった準備です。
iPhone 18 Proの購入先や価格もまだ決めていない場合は、「iPhone 18 Proはどこで買うのが安い?Apple・4キャリアを一括・約2年返却で比較」でApple Storeと主要キャリアの価格差を整理しています。
iPhone 18 ProへのeSIM移行で迷ったら、この順番で進めればいい
物理SIM非対応と聞くと機種変更がかなり難しくなったように感じますが、大手キャリアなどeSIMクイック転送へ対応している回線なら、必ずしも複雑な再契約が必要になるわけではありません。
基本的な順番はシンプルです。
- 現在の契約先がeSIMとクイック転送に対応しているか確認する
- 旧スマートフォンを初期化せず手元に残す
- iPhone 18 Proを受け取る
- クイック転送、または契約先でeSIMを再発行する
- 新iPhoneで電話・SMS・モバイル通信を確認する
- 問題なく使えることを確認してから旧端末を初期化する
現在使っている物理SIMカードはiPhone 18 Proへ差せませんが、電話番号や契約まで失うわけではありません。
一番大切なのは、自分の回線で使えるeSIM移行方法を確認し、旧端末を先に消さないことです。
特に格安SIMは、大手キャリアと同じ感覚で進めず、iPhone 18 Proの動作確認とeSIM再発行方法まで確認してから機種変更するのが安全です。