- GALLERIA Eシリーズとは?価格・サイズ・RTX 5070 Ti・冷却・S/X/Fとの違い
- GALLERIA Eシリーズとは?約19Lに高性能を詰め込んだ新ライン
- 約19Lはどれくらい小さい?Xシリーズのミニタワーと比較
- 小型でもGeForce RTX 5070 Tiまで搭載
- 冷却はどうする?小さなケースに6基のファンを配置
- 価格はいくら?199,980円からだが最安はクリエイター向け
- ゲーム向けとクリエイター向けは何が違う?
- Mini-ITX化で拡張性はどう変わった?
- 電源・USB・Wi-Fiもモデルごとに確認したい
- ブラックとホワイトの2色、あえて光らせないデザイン
- S・X・Fシリーズとは何が違う?
- Eシリーズが向いている人
- 「評判」はまだ判断できない|発売翌日でレビューはこれから
- 購入前に確認しておきたい5つのポイント
- まとめ|Eシリーズは「小ささ」と高性能を両立させる新しいGALLERIA
GALLERIA Eシリーズとは?価格・サイズ・RTX 5070 Ti・冷却・S/X/Fとの違い

GALLERIAに、新しいデスクトップPC「Eシリーズ」が加わりました。
2026年9月17日の東京ゲームショウ2026(TGS2026)で発表され、同日から全国のドスパラ店舗と通販サイトで販売開始。「小型筐体に、高性能を収める」をコンセプトに、幅173mm・奥行382mm・高さ290mmというコンパクトなケースへ、GeForce RTX 5070 Ti搭載モデルまで用意されています。
特徴は、ただケースを小さくしたことではありません。約19Lまで小型化しながら冷却経路を作り直し、上位のRTX 5070 Ti搭載モデルではNoctua製ファンを6基採用。ゲーム向けだけでなく、動画編集などを想定したクリエイター向けモデルも展開されています。
先に要点をまとめると、Eシリーズは「大型タワーほどの設置スペースは取りたくないが、GPU性能も大きく妥協したくない」という人へ向けた新しいGALLERIAです。一方で、Mini-ITX化によってストレージや拡張カードを後から増やす余地は、従来の大きなGALLERIAより限られます。
なお、発表直後の記事には「約18L」とするものもありますが、現在のGALLERIA公式サイトでは「約19L」と案内されています。本体寸法から単純計算しても約19.2Lになるため、本稿では現在の公式表記に合わせて約19Lとして整理します。
GALLERIA Eシリーズとは?約19Lに高性能を詰め込んだ新ライン
Eシリーズの出発点は、「高性能なPCは大きくなる」という従来の前提をどこまで崩せるか、というところにあります。
高性能なGPUを積めば発熱が増え、冷却機構を大きくすればケースも大型化します。さらに拡張性まで確保しようとすると、どうしても内部空間が必要です。
そこでGALLERIAは、性能や冷却性を大きく落とさず、デスク上やリビングにも置きやすいサイズまでケースを縮小する方向でEシリーズを設計しました。
| 発売日 | 2026年9月17日 |
|---|---|
| 本体サイズ | 173(幅)×382(奥行き)×290(高さ)mm |
| 容量 | 約19L |
| 重量 | 約9.2kg |
| カラー | ブラック/ホワイト |
| GPU | ゲーム向けではGeForce RTX 5060~RTX 5070 Tiなど |
| 発売時ラインアップ | ゲーム向け23機種+クリエイター向け11機種=計34機種 |
| 販売 | 全国のドスパラ店舗/ドスパラ通販 |
「34機種」は2026年9月17日の発売時点で発表された数です。販売ページはカラー違いや用途別構成を含めて随時変動するため、「現在販売されているモデルも必ず34機種」と固定して考えない方がよいでしょう。
また、シリーズ名の「E」がEntry、Efficiency、Evolutionなど何かの頭文字であるという公式説明は、現時点では確認できません。名称から勝手にグレードを推測するのは避けた方が安全です。
約19Lはどれくらい小さい?Xシリーズのミニタワーと比較
「約19L」と言われても、PCケースを日頃から見比べていなければ大きさを想像しにくいかもしれません。
GALLERIAが公式に比較対象としているのは、Xシリーズのミニタワーです。
| 項目 | Eシリーズ | Xシリーズ ミニタワーの目安 |
|---|---|---|
| 幅 | 173mm | 220mm |
| 奥行き | 382mm | 442mm |
| 高さ | 290mm | 443mm |
| 外寸から計算した容積 | 約19.2L | 約43.1L |
| 重量の目安 | 約9.2kg | 約13kg |
幅×奥行きで計算した設置面積はEシリーズが約661平方cm、Xシリーズのミニタワーが約972平方cm。Eシリーズは約68%の面積で置ける計算になり、公式が説明する「設置面積を32%縮小」とも一致します。
外寸から求めた容積はXシリーズの約44%なので、削減率で見ると約56%。公式サイトの「容積を約56%抑えた」という説明も、Xシリーズのミニタワーを基準にした数字です。
したがって「一般的なゲーミングPCすべての半分以下」という意味ではありません。あくまでGALLERIAが比較対象としているXシリーズ ミニタワーとの差です。
特に目立つのは高さで、443mmから290mmまで下がっています。机の上へPCを置きたい場合には扱いやすい寸法ですが、実際に設置するときは背面ケーブルや吸排気のための空間も必要です。本体寸法ぎりぎりの棚へ押し込める用途を想定したサイズではありません。
小型でもGeForce RTX 5070 Tiまで搭載
小型PCで気になるのは、「結局GPUをかなり落とさないといけないのでは」という点です。
Eシリーズのゲーム向けモデルでは、2026年9月18日時点で少なくとも次のGeForce RTX 50シリーズが用意されています。
- GeForce RTX 5060 8GB
- GeForce RTX 5060 Ti 8GB
- GeForce RTX 5060 Ti 16GB
- GeForce RTX 5070 12GB
- GeForce RTX 5070 Ti 16GB
RTX 5060 Tiは8GB版と16GB版の両方があるため、購入時には「RTX 5060 Ti」という名前だけで判断せず、VRAM容量まで確認しておきたいところです。
CPUもRyzenとIntel Core Ultraの複数構成があります。現在確認できるゲーム向けの主なCPUは、Ryzen 5 7500F、Ryzen 7 7700、Core Ultra 7 265F、Core Ultra 9 285です。
| GPU | Ryzen 5 7500F | Ryzen 7 7700 | Core Ultra 7 265F | Core Ultra 9 285 |
|---|---|---|---|---|
| RTX 5070 Ti 16GB | ― | ○ | ○ | ○ |
| RTX 5070 12GB | ― | ○ | ○ | ○ |
| RTX 5060 Ti 16GB | ― | ○ | ○ | ○ |
| RTX 5060 Ti 8GB | ○ | ○ | ○ | ― |
| RTX 5060 8GB | ○ | ○ | ○ | ― |
これは「すべてのCPUとGPUを自由に組み合わせられる」という意味ではありません。EシリーズはCPUとGPUを組み合わせた複数のベースモデルから選び、そこからメモリやSSDなどをBTOで変更する形です。
なぜRTX 5080やRTX 5090まで載せないのか
興味深いのは、EシリーズのケースそのものにはRTX 5070 Tiより大きなGPUを物理的に収められる余地があるとGALLERIA自身が説明していることです。
それでも製品ラインアップの上限をRTX 5070 Tiにした理由は、単に「ケースへ入るか」だけで判断しなかったためです。
メーカーは冷却性能と動作音を含めて長時間安定して使えるかを検証し、現在はRTX 5070 Tiまでを製品として成立させる範囲としています。
そのため、「物理的に入るなら自分でRTX 5080へ交換できる」と読み替えることはできません。電源容量、発熱、GPU寸法、ケーブル、保証など別の条件も絡むため、将来のGPU換装を目的に購入する場合は個別確認が必要です。
冷却はどうする?小さなケースに6基のファンを配置
約19LのケースにRTX 5070 Tiまで収めるとなれば、次に気になるのが熱です。
Eシリーズは、ケースを完成させてから冷却ファンを追加したのではなく、最初に空気の流れを考えて内部レイアウトを決めたと説明されています。
現在のGALLERIA公式サイトでは、フロント2基とサイド2基から吸気し、背面2基で排気。さらに上部スリットから熱を逃がす構造とされています。
一方、発売時の公式発表では「ケースファン4基+240mm水冷ラジエーターファン2基の計6基」と表現されています。資料によってファンの呼び方が異なるため、これらを足して「8基搭載」と解釈するのは誤りです。メーカーがシリーズとして案内しているのは合計6基の冷却ファンです。
RTX 5070 TiモデルはNoctua製ファン6基
さらにGeForce RTX 5070 Ti搭載モデルでは、6基のファンにNoctua製品が採用されています。
たとえばCore Ultra 7 265F+RTX 5070 Tiの「GALLERIA EPC7I-R57T」では、商品ページに次の構成が掲載されています。
- フロント:Noctua NF-A12x25 G2 PWM ×2
- リア:Noctua NF-A9 PWM ×2
- サイド:Noctua NF-A12x25 G2 PWM ×2
Noctua製ファンはRTX 5070 Tiモデルの特徴であり、Eシリーズ全モデルがNoctua仕様というわけではありません。
「60dB・60℃」は全モデルの保証値ではない
GALLERIAはEシリーズの設計について、高負荷時の動作音60dB、内部温度60℃周辺にとどめることを「一つの判断基準」にしたと説明しています。
ここは数字だけが独り歩きしやすいところです。
「必ず60dB以下になる」「ケース内部が絶対に60℃を超えない」という全モデル共通の保証値ではありません。現時点の公式情報では、負荷ソフト、測定時間、室温、騒音計との距離など詳細な試験条件までは示されていません。
したがって、この数字だけを理由に「静音PC」「絶対に熱くならないPC」と評価するより、小型筐体でも熱と騒音が許容範囲に収まることを製品化の判断基準にしたと捉えるのが適切です。
価格はいくら?199,980円からだが最安はクリエイター向け
Eシリーズ全体では、2026年9月18日時点で199,980円(税込)から購入できます。
ただし、この199,980円モデルはゲーミングPCではありません。Core Ultra 5 225の内蔵グラフィックスを使用するクリエイター向け「GALLERIA ECC5I-IG」です。
ゲーム向けの発売時代表モデルでは、Ryzen 5 7500F+RTX 5060の「EGR5I-R56」が239,980円でした。
以下の価格は2026年9月18日時点の基本構成・税込価格です。BTO内容や販売時期によって変更される場合があります。
| モデル例 | 用途 | CPU | GPU | メモリ | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| ECC5I-IG | クリエイター向け | Core Ultra 5 225 | Intel Graphics | 16GB | 199,980円 |
| ESC7I-R56 | クリエイター向け | Core Ultra 7 265F | RTX 5060 | 16GB | 284,980円 |
| ESC7I-R56T16G | クリエイター向け | Core Ultra 7 265F | RTX 5060 Ti 16GB | 32GB | 380,980円 |
| EPR7I-R57T | ゲーム向け | Ryzen 7 7700 | RTX 5070 Ti 16GB | 16GB | 419,980円 |
| EPC7I-R57T | ゲーム向け | Core Ultra 7 265F | RTX 5070 Ti 16GB | 16GB | 449,980円 |
| ESC7I-R57T | クリエイター向け | Core Ultra 7 265F | RTX 5070 Ti 16GB | 32GB | 505,980円 |
| EDC9I-R57T | ゲーム向け | Core Ultra 9 285 | RTX 5070 Ti 16GB | 32GB | 559,980円 |
発売翌日の時点ですでに価格が変わっているモデルもあります。
たとえば「EPC7I-R57T」は9月17日の発表資料では444,980円でしたが、9月18日のドスパラ販売ページでは449,980円。PC本体はパーツ価格やキャンペーンなどで動きやすいため、購入直前には公式販売ページで再確認した方がよいでしょう。
ゲーム向けとクリエイター向けは何が違う?
Eシリーズはケースを共通化しながら、ゲーム向けとクリエイター向けの両方を展開しています。
違いは「クリエイター向けだけ特別なケースを使う」といったものではなく、CPU・GPU・標準メモリなどの構成です。
ゲーム向けはGeForce RTX 5060からRTX 5070 Tiまでを組み合わせたモデルが中心ですが、クリエイター向けにはGeForceを積まない構成もあります。
最安の「ECC5I-IG」はCore Ultra 5 225の内蔵Intel Graphicsを使用。逆に動画編集など高いGPU性能を必要とする構成では、RTX 5060 Ti 16GBやRTX 5070 Tiと32GBメモリを組み合わせたモデルも選べます。
したがって、「Eシリーズ=すべてGeForce搭載」ではありません。同じEシリーズでも、用途によってかなり性能と価格が違います。
また「クリエイター向け」という名称だけを理由にAdobe認定や特定ソフトの公式推奨PCだと考えるのも避けるべきです。必要なソフトが決まっている場合は、そのモデルで個別に動作条件を確認する必要があります。
Mini-ITX化で拡張性はどう変わった?
Eシリーズの小型化には、当然ながらトレードオフもあります。
特に分かりやすいのが、マザーボードとストレージの拡張性です。
たとえば「EPC7I-R57T」はIntel B860のMini-ITXマザーボードを採用。基本仕様は、PCI Express 5.0 x16が1本、DDR5メモリスロットが2本、SATAが2ポート、M.2が1スロットです。
一方、XシリーズのミニタワーにはMicroATXマザーボードを採用したモデルがあり、一例ではPCIe x16に加えてx1スロットを2本、SATAを4ポート、M.2を2スロット備えています。
| 代表例 | EPC7I-R57T | Xシリーズ ミニタワーの一例 |
|---|---|---|
| マザーボード規格 | Mini-ITX | MicroATX |
| PCIe | PCIe 5.0 x16 ×1 | x16に加えてx1スロットを備える構成あり |
| メモリスロット | 2本 | モデルによる |
| SATA | 2 | 4の構成あり |
| M.2 | 1 | 2の構成あり |
この比較はあくまで代表モデル同士で、すべてのEシリーズとXシリーズが同じ仕様ではありません。それでも、Eシリーズが小型化の代わりに拡張スロットやストレージ増設余地を絞っていることは分かります。
SSDは追加できるが、M.2を何枚も積む構成ではない
「小さいからSSDを増設できない」というわけではありません。
EPC7I-R57Tの標準ストレージは1TBのM.2 NVMe Gen4 SSDですが、BTOではメインSSDを2TB、4TB、8TBなどへ変更できます。さらに2.5インチSATA SSDを追加する選択肢も用意されています。
一方で、このモデルのM.2スロットは1基です。Xシリーズの一部のようにM.2 SSDを複数枚追加していく用途では制約が大きくなります。
商品ページでHDDのBTO選択肢が見当たらない場合でも、それだけで「3.5インチHDDを物理的に絶対搭載できない」とまでは断定できません。購入後の増設を考えるなら、ケース内の固定スペースや保証条件も含めてドスパラへ確認した方が確実です。
メモリは2スロット、代表モデルでは最大128GB表記
EPC7I-R57Tのマザーボード仕様ではDDR5メモリスロットが2本、最大128GBとされています。
ただし、「マザーボードが128GBまで対応すること」と「購入時にBTOで128GBを選べること」は別です。実際のカスタマイズ画面で選べる容量は時期やモデルによって変わります。
電源・USB・Wi-Fiもモデルごとに確認したい
Eシリーズは外形こそ共通ですが、内部仕様まで全モデル同じではありません。
たとえばCore Ultra 7 265F+RTX 5070 TiのEPC7I-R57Tは1000W・80 PLUS GOLD電源を搭載しています。しかし、これを「Eシリーズはすべて1000W」と読み替えることはできません。
同モデルの端子類は、前面にUSB 3.2 Gen1 Type-A×2、USB 3.2 Gen2 Type-C×1を配置。背面には複数のUSB Type-A、USB Type-Cに加え、Thunderbolt 4対応USB Type-Cもあります。
ネットワークも、この構成では5GbE有線LANとWi-Fi 7、Bluetooth 5.4に対応しています。
ただし、CPUやマザーボードが異なる別モデルまでThunderbolt 4、5GbE、Wi-Fi 7がすべて共通とは限りません。端子や無線機能を重視する場合は、購入候補にした型番の商品仕様を個別に確認した方がよいでしょう。
ブラックとホワイトの2色、あえて光らせないデザイン
Eシリーズはブラックとホワイトの2色展開です。
デザイン面でも、従来の「ゲーミングPCらしさ」を前面に出す方向とは少し違います。
LEDは電源ボタン上のインジケーター程度に抑え、GALLERIAはこれを「光らせない美しさ」と説明しています。ガラス面を大きく見せてRGBライティングを楽しむというより、机やリビングへ馴染ませることを優先した外観です。
現在の形になるまで試作機を7回作り直したとされ、吸気口やスリットの位置も見た目だけでなくエアフローと合わせて決められています。
底面には吸気面を覆う大型防塵フィルターもあり、引き出して掃除できる構造です。机上に置くPCとして、設置後のメンテナンスまで意識した部分でしょう。
S・X・Fシリーズとは何が違う?
Eシリーズが登場したからといって、既存のS、X、Fシリーズが廃止されるわけではありません。
2026年9月時点でも各シリーズは併売されており、Eは既存ラインを置き換える後継ではなく、サイズを重視した新しい選択肢として追加されています。
| シリーズ | 方向性 | Eシリーズと比べたときの特徴 |
|---|---|---|
| S | 大型構成・高性能・拡張性を重視 | 設置スペースは必要だが、より大きな構成を選びやすい |
| X | GALLERIAのスタンダード系 | Eのサイズ比較対象。ミニタワーでもEより大きく、拡張余地を取りやすい |
| F | 内部を見せるデザイン性を重視 | ピラーレスなど「魅せるPC」を選びたい場合に方向性が異なる |
| E | 約19Lの省スペース+高性能 | RTX 5070 Tiまでに絞り、机上設置や空間との調和を重視 |
つまり、「EがXより上」「Fより下」といった単純な序列ではありません。
大きなGPUや拡張性を優先するのか、ケース内部を見せたいのか、それとも設置スペースを減らしたいのか。シリーズごとに重視しているポイントが違います。
Eシリーズが向いている人
Eシリーズの方向性が合いやすいのは、まず「高性能PCは欲しいが、大型ケースを置きたくない人」です。
幅17.3cm、高さ29cmなので、Xシリーズのミニタワーより机上での圧迫感はかなり減ります。それでもRTX 5070/5070 Tiクラスまで選べるため、省スペースPCだからGPU性能まで大きく諦める必要はありません。
また、派手なRGBライティングより、デスクや部屋に馴染む落ち着いたPCを探している人とも相性がよさそうです。
動画編集などを行う場合も、GeForce搭載のクリエイター向けモデルがあり、ゲームだけに用途を限定したシリーズではありません。
逆に、大型シリーズも比較した方がいい人
一方、サイズが小さいことを理由に無条件でEシリーズを選ぶ必要もありません。
複数のM.2 SSDやPCIe拡張カードを後から増やしたい、将来的にGPUを大幅にアップグレードしたい、RTX 5080以上の構成を最初から選びたいという人なら、より大きなシリーズの方が選択肢を確保しやすくなります。
同じGPU構成でも、ケース、CPU、メモリ、SSD、マザーボードなどの違いによって価格は変わります。「小さい=安いPC」というシリーズでもありません。
「評判」はまだ判断できない|発売翌日でレビューはこれから
「GALLERIA Eシリーズ 評判」と検索する人も増えそうですが、2026年9月18日時点では発売からまだ1日しか経っていません。
公式の商品ページでもユーザーレビューを募集中のモデルがあり、購入者による長期使用の口コミが十分に蓄積した段階ではありません。
そのため、現時点で「評判がいい」「静音性が高く評価されている」と結論付けるのは早すぎます。
少なくとも仕様上は、小型化に対して水冷CPUクーラーと6基のファン、RTX 5070 TiモデルのNoctua採用など、熱対策をかなり重視しています。ただし実際のゲーム中の騒音、長時間負荷時の温度、掃除のしやすさなどは、今後の第三者レビューや購入者の長期使用例を待ちたいところです。
購入前に確認しておきたい5つのポイント
Eシリーズを検討するなら、スペック表のCPUとGPUだけでなく、次の点も見ておくと選びやすくなります。
- 価格:発売翌日でも一部モデルが変動しているため、購入直前の販売価格を確認する。
- GPU:RTX 5060 Tiは8GB版と16GB版を混同しない。
- 拡張性:Mini-ITXのため、M.2やPCIe拡張を多用する予定ならスロット数を確認する。
- 端子・無線:Thunderbolt 4やWi-Fi 7などは、候補モデルの商品仕様で個別確認する。
- 設置場所:本体サイズだけでなく、ケーブル接続や吸排気のための余裕も確保する。
TGS2026ではEシリーズ以外にも多数のGALLERIA関連発表が行われています。会場全体の新作・試遊・発表情報は、東京ゲームショウ2026まとめで整理しています。
まとめ|Eシリーズは「小ささ」と高性能を両立させる新しいGALLERIA
GALLERIA Eシリーズの一番大きな特徴は、単に小型PCをラインアップへ追加したことではありません。
幅173mm、奥行382mm、高さ290mm・約19Lまでケースを縮小しながら、GeForce RTX 5070 Ti搭載モデルまで用意。Xシリーズのミニタワーと比べて設置面積を約32%、外寸ベースの容積を約56%減らしています。
一方で、小さなケースに高性能パーツを押し込むだけではなく、6基のファンを使ったエアフローや水冷CPUクーラーを採用し、RTX 5070 TiモデルではNoctua製ファンまで投入しています。
その代わり、Mini-ITX化によってM.2やPCIeスロットなどの拡張余地は大型モデルより限られます。Eシリーズを選ぶ理由は、「小さい方が新しいから」ではなく、設置スペースと必要な性能のバランスが自分に合うかで考えるのがよいでしょう。
また、シリーズ全体の最安価格は199,980円ですが、これは内蔵グラフィックスを使うクリエイター向けモデルです。ゲーム目的ならCPUとGPUの組み合わせを先に決め、そのうえで価格や拡張性をX・S・Fシリーズと比較する方が選びやすくなります。
発売直後なので「評判」についてはまだ判断できませんが、大型ゲーミングPCの置き場所に悩んでいた人にとって、RTX 5070 Tiまで選べる約19Lの完成品BTOという選択肢が増えたこと自体は、Eシリーズの分かりやすい存在意義です。