- DEBUG NEPHEMEEとは?4画面戦闘・体験版・発売日を整理
- 『DEBUG NEPHEMEE』とは?発売日・対応機種を整理
- Steam最新版デモは現在プレイ可能
- どんなゲーム?バグったネフェミーを「倒して終わり」ではない
- 舞台はバグに侵された世界「ネフェルム」
- ネフェミーとは?単純な「敵モンスター」ではない
- 主人公「コファ」は記憶を失ったネフェミー
- 「使命」とは?ただの目標ではなく、強迫観念のようにネフェミーを動かす
- DNIとは?コファに埋め込まれたデバッグ用システム
- 最大の特徴は4つの画面を同時に操作するマルチタスク戦闘
- 「相手を深く知ることで攻撃できる」とはどういう意味?
- ハッキングとデバッグは別|戦闘後にもう一段階ある
- 現在公開されているネフェミーたち
- 開発者ノロマ氏とは?プログラム・絵・音楽・物語まで個人制作
- 『ネフェミーたちの夢』は本作の前作?
- 東映ゲームズとの関係|開発ではなくパブリッシングを担当
- TGS2026で初公開されたゲームではない
- 5月版デモと9月最新版は何が違う?
- Steam版の対応言語・必要スペック
- 生成AIはどこに使われている?Steamで利用範囲を開示
- 発売までにまだ分かっていないこと
- 『DEBUG NEPHEMEE』の面白さは4画面だけではない
DEBUG NEPHEMEEとは?4画面戦闘・体験版・発売日を整理

4つの画面を同時に見ながら、攻撃を避け、防ぎ、相手について考え、最後はハッキングして「デバッグ」する。
『DEBUG NEPHEMEE(デバッグネフェミー)』は、そんな一風変わった戦闘を軸にした2Dアドベンチャーです。
舞台は「バグ」と呼ばれる異変にむしばまれた世界「ネフェルム」。そこに暮らす生きもの「ネフェミー」を単純に敵として倒すのではなく、相手の好き嫌いや性格に触れながら戦い、ハッキングした後にバグを修正して救っていきます。
開発しているのは、個人開発スタジオのNephemee Studio。パブリッシングを担当するのは、2026年に始動した東映株式会社のゲーム事業ブランド「東映ゲームズ(TOEI GAMES)」です。
2026年9月20日時点で発売日は未定ですが、Steamでは最新版デモを無料でダウンロードできます。東京ゲームショウ2026(TGS2026)に合わせて内容も更新され、4画面マルチタスクの高難度ステージや製品版に登場するボス戦まで遊べるようになりました。
先に結論
『DEBUG NEPHEMEE』は、4つの画面を同時に操作しながらバグに侵されたネフェミーと戦い、相手をハッキングしてデバッグする2Dアドベンチャーです。
発売日・価格は未定。正式発表されている機種はSteamのみで、2026年9月10日から最新版デモを配信中です。
東映ゲームズは開発元ではなくパブリッシャー。実際の開発は、ノロマ氏が運営するNephemee Studioが担当しています。
『DEBUG NEPHEMEE』とは?発売日・対応機種を整理
『DEBUG NEPHEMEE』は、Nephemee Studioが開発する2Dアドベンチャーです。
東映ゲームズ公式ページでは「相手を深く知ることで攻撃できる戦闘システム」を特徴として掲げています。
| 項目 | 2026年9月20日時点 |
|---|---|
| 正式タイトル | DEBUG NEPHEMEE |
| 日本語表記 | デバッグネフェミー |
| ジャンル | 2Dアドベンチャー |
| 開発 | Nephemee Studio |
| パブリッシャー | TOEI GAMES/東映ゲームズ |
| 対応機種 | Steam(PC) |
| プレイ人数 | 1人 |
| 発売日 | 未定 |
| 価格 | 未定 |
| 対応言語 | 日本語/英語/中国語(簡体字・繁体字) |
| Steamデモ | 配信中 |
| ウィッシュリスト | 登録可能 |
| パッケージ版 | 未発表 |
Steamではリリース日が「近日登場」と表示されていますが、東映ゲームズ公式の発売日は現在も「未定」です。
そのため、「近日発売」「2026年内発売」「TGS終了後すぐ発売」といった具体的な時期までは決まっていません。
Switch・Switch 2・PS5・Xbox版は?
2026年9月20日時点で、『DEBUG NEPHEMEE』について正式発表されているプラットフォームはSteamのみです。
Nintendo Switch、Nintendo Switch 2、PlayStation 5、PlayStation 4、Xbox Series X|S、Xbox One、Microsoft Store、Epic Games Store版については発表されていません。
東映ゲームズはブランド全体として将来的な家庭用ゲーム機への展開を掲げていますが、これは『DEBUG NEPHEMEE』の移植決定を意味するものではありません。
Steam最新版デモは現在プレイ可能
Nephemee Studio公式サイトでは、2026年9月10日にSteamでデモ版を公開したことが案内されています。
Steam公式ストアページにも「DEBUG NEPHEMEE -デバッグネフェミー- Demo」のダウンロード欄があり、2026年9月20日時点で実際にプレイできます。
これは2026年5月に期間限定公開された最初のSteamデモとは別の最新版です。
9月最新版ではストーリー・高難度ステージ・ボス戦を追加
TGS2026に合わせて公開された最新版デモでは、従来の基本システムだけでなく、次の内容が追加されています。
- ネフェミーや「バグ」に関する世界観・ストーリー要素
- 4画面マルチタスクを使う高難度ステージ
- 製品版にも登場するボスとの戦闘
- 英語対応
- 中国語(簡体字・繁体字)対応
一方、デモの配信終了日、製品版へのセーブデータ引き継ぎ、公式な標準プレイ時間は発表されていません。
「無料デモが現在遊べる」ことまでは確定していますが、「製品版まで常設される」とはまだ言えません。
どんなゲーム?バグったネフェミーを「倒して終わり」ではない
『DEBUG NEPHEMEE』の基本的な流れは、見下ろし型のマップで世界を探索し、バグに侵されたネフェミーに出会い、主人公コファの中にあるシステム「DNI」を使って接続するところから始まります。
そこから4つの画面を同時に操作する戦闘へ入り、ネフェミーをハッキングできる状態まで持っていきます。
重要なのは、ここで終わらないことです。
ハッキング後には、バグそのものを修正する「デバッグ」が待っています。
大まかな流れ
ネフェルムを探索 → バグったネフェミーと遭遇 → DNIで接続 → 4画面戦闘 → ネフェミーをダウン → ハッキング → デバッグ → ネフェミーを救う
一般的なRPGのように、出会った敵のHPをゼロにして撃破すれば終わり、という構造とは少し違います。
Nephemee Studio公式も、「戦闘は、ただの戦闘ではない」と説明しています。
トレーラーを見ると、フィールド探索と4画面に分割された戦闘がまったく別の感触になっていることが分かります。
舞台はバグに侵された世界「ネフェルム」
物語の舞台となる世界の名前は「ネフェルム」です。
ここには「ネフェミー」と呼ばれる生きものたちが暮らしていますが、ある日、「バグ」と呼ばれる異変が世界を襲います。
バグは街や家だけでなく、そこに暮らすネフェミーそのものまでむしばみ、壊していきます。
Steamの説明では、この世界における「デバッグ」は、コンピュータープログラムの不具合修正だけを意味するものではありません。
ネフェミーをむしばむ病を治すようなものとして描かれています。
ただし、なぜ世界にバグが発生したのか、誰かが意図的に起こしたものなのか、世界そのものの仕組みとどう関係しているのかといった核心は、まだ明かされていません。
ネフェミーとは?単純な「敵モンスター」ではない
公式がネフェミーを表すときに使っている言葉は「生きもの」です。
見た目には動物のような特徴を持つキャラクターもいますが、「獣人」「モンスター」といった分類が正式設定として示されているわけではありません。
さらに、戦闘で出会うバグったネフェミーも単純な敵ではありません。
彼らにはそれぞれ性格、考え方、好み、信念があり、それらが会話だけでなく戦闘システムにも入り込んでいます。
「相手を深く知ることで攻撃できる」という本作の特徴は、このネフェミーという存在の作り込みと直接つながっています。
主人公「コファ」は記憶を失ったネフェミー
主人公の名前はコファです。
コファは記憶を失った謎のネフェミーとして目を覚まします。
自分自身のことを思い出せない中で、唯一覚えているのが、
「ネフェミーを救うこと」
という自分の「使命」です。
その使命に従い、コファはバグだらけになったネフェルムをデバッグする旅へ出ます。
「使命」とは?ただの目標ではなく、強迫観念のようにネフェミーを動かす
『DEBUG NEPHEMEE』でストーリーを理解するうえで重要になりそうなのが「使命」です。
Steamでは、一部のネフェミーが使命を持ち、それがこの世界で「呪いや病気とも呼ばれる」と説明されています。
単なる職業や人生目標ではなく、本人を強迫観念のように突き動かすものです。
開発者ノロマ氏によれば、すべてのネフェミーが使命を持っているわけではありません。一方、メインキャラクターにはそれぞれ使命があります。
たとえば学者のガロイ博士が持つ使命は「世界を解き明かすこと」。そのため、世界の探求へ強く駆り立てられています。
主人公コファの使命は「ネフェミーを救うこと」ですが、その言葉が物語の中で本当は何を意味しているのかについて、ノロマ氏はまだ明言していません。
ここはゲーム全体の核心へつながる可能性があるため、「使命=○○だった」と先回りして考察を確定させない方がよさそうです。
DNIとは?コファに埋め込まれたデバッグ用システム
戦闘で使う独自システムがDNIです。
正式名称は、
Debug Nephemee Interface(デバッグ・ネフェミー・インターフェース)
となっています。
DNIは単なるゲーム画面の呼び名ではなく、世界設定上もコファの中に埋め込まれているシステムです。
バグってしまったネフェミーへDNIを使って接続し、4画面戦闘からハッキング、デバッグへ進んでいきます。
なぜコファがDNIを持っているのか、誰が作ったのかといった背景は、現時点では明らかになっていません。
最大の特徴は4つの画面を同時に操作するマルチタスク戦闘
『DEBUG NEPHEMEE』でもっとも目を引くのが、画面内に表示された4つの処理を同時にこなす戦闘です。
ひとつのコマンドを選んで結果を待つのではなく、視線と操作を複数のウインドウへ切り替えながら戦います。
2026年5月のBitSummit PUNCHで公開されていた試遊版では、おおむね次の役割を並行して処理していました。
| 5月試遊版で確認された処理 | 内容 |
|---|---|
| 攻撃を避ける | 弾幕のように迫る攻撃から自機を逃がす |
| 攻撃を防ぐ | 別ウインドウでバーを操作し、相手の攻撃に対応する |
| エネルギーをためる | 「パリティ」と呼ばれていた処理で、数字を見分けてエネルギーを確保する |
| 相手を攻撃する | 相手の好き嫌いを判断しながら適切なものを選ぶ。「エンバグ」と呼ばれていた |
難しいのは、これらを一つずつ順番に処理するわけではない点です。
攻撃を避けながら、別画面も確認し、必要なエネルギーを確保しつつ相手へ攻撃する。ひとつへ集中すると、別のウインドウで危険が迫っていることがあります。
まさに「マルチタスク」が戦闘そのものになっています。
「パリティ」「エンバグ」は5月版で確認された名称
注意したいのは、「パリティ」「エンバグ」といった名称が2026年5月の試遊版や開発者インタビューで確認されたものだということです。
9月20日時点のSteam日本語ページでは、4画面それぞれの正式な日本語名称までは掲載されていません。
開発中の作品なので、記事では「5月版ではこの名称だった」と時点を分けて扱うのが安全です。
「相手を深く知ることで攻撃できる」とはどういう意味?
本作でもうひとつ異色なのが、攻撃方法そのものです。
Steam公式説明では、接続したネフェミーの「好きなもの」「嫌いなもの」を利用して攻撃できることが明記されています。
つまり、単純に攻撃力の高い武器を選ぶゲームではありません。
相手が何を考え、何を好み、何を嫌うのかを知ることが、攻略につながります。
ワトに「虫」で攻撃しても正解とは限らない
開発者インタビューで紹介された分かりやすい例が、ネフェミーの「ワト」です。
見た目や一般的な感覚だけで考えれば、「虫を嫌いそうだから虫をぶつければ攻撃になる」と考えるかもしれません。
ところがワトは虫を可愛いと思っています。
つまり、自分の常識で弱点を決めるのではなく、そのネフェミー自身がどう感じるのかを知る必要があるわけです。
さらにワトの攻撃にもペットの虫が登場するなど、そのキャラクターの性格や価値観が攻撃パターンへ反映されています。
キャラクター設定を読むことと戦闘を攻略することが別々に存在するのではなく、両方がつながっているのが『DEBUG NEPHEMEE』の面白いところです。
ハッキングとデバッグは別|戦闘後にもう一段階ある
「ハッキング」と「デバッグ」は同じ意味ではありません。
Nephemee Studio公式では、ネフェミーをダウンさせるとハッキングできるようになると説明されています。
つまり4画面戦闘の目的は、その場で相手を消滅させることではなく、まずハッキング可能な状態へ持っていくことです。
ハッキングが完了すると、その先でようやく「デバッグ」に入ります。
デバッグでは5つのモジュールを使う
現在のSteam日本語ページでは、デバッグで使用する5種類のモジュールが正式に公開されています。
- 身体
- 心拍
- 感情
- 識別
- 記憶
2026年5月のデモでは、ワトを対象に「身体」モジュールを操作する場面が確認されていました。
一方、5つすべてが製品版でどのような操作になるのかはまだ公開されていません。
「記憶を消す」「感情を書き換える」といった具体的な仕様を、モジュール名だけから想像して断定するのは避けるべきでしょう。
現在公開されているネフェミーたち
Nephemee Studio公式サイトの「ネフェミー観察記録」では、複数のネフェミーが公開されています。
| 名前 | 公式での紹介 |
|---|---|
| テルテ | 誠実なネフェミー |
| ガロイ | 世界学者を名乗るネフェミー |
| エーシャ | 毒舌な助手ネフェミー |
| ロクレ | 気怠げなネフェミー |
| ヴァルフ | 慈悲深い巨漢ネフェミー |
| ワト | わんぱくなネフェミー |
5月の試遊版ではテルテ、エーシャ、ワトなどが登場していましたが、上記の全員が9月最新版デモへ登場するという意味ではありません。
現段階では「公式サイトで公開されているネフェミー」として見るのが適切です。
開発者ノロマ氏とは?プログラム・絵・音楽・物語まで個人制作
『DEBUG NEPHEMEE』は、東映社内の開発チームが制作しているゲームではありません。
実際にゲームを開発しているのは、ノロマ氏が運営する個人開発スタジオNephemee Studioです。
東映ゲームズ公式プロフィールによると、ノロマ氏はプログラム、キャラクターイラスト、BGM、ストーリーなどを一人で担当。前職はシステムエンジニアでした。
ノロマ氏はゲーム制作を始める以前からプロのイラストレーターや作曲家だったわけではなく、「自分でゲームを作りたい」というところからプログラム、絵、作曲を学んでいます。
個人ゲーム制作を始めるきっかけは『洞窟物語』
ノロマ氏がゲームを作ろうと思った大きなきっかけとして挙げているのが『洞窟物語』です。
高校生のころにプレイし、天谷大輔氏がプログラム、BGM、グラフィックなどをほぼ一人で制作していることに衝撃を受け、自分も作りたいと思ったと語っています。
影響は個人制作という姿勢だけではありません。
『洞窟物語』のキャラクターやドット絵の立ち絵が好きで、『DEBUG NEPHEMEE』のキャラクター表現にも影響を受けたことを本人が明言しています。
『UNDERTALE』から影響を受けたのは主に戦闘構造
もうひとつ、ノロマ氏自身が影響を公言しているのが『UNDERTALE』です。
フィールド探索と戦闘画面を分けたゲーム構造を考える際に『UNDERTALE』が最初に浮かび、4画面のうちアクション性の強い部分についても弾幕回避から大きく影響を受けたと説明しています。
ただし、『DEBUG NEPHEMEE』全体を単純に「UNDERTALE風」と片付けると、本作独自の4画面マルチタスクやハッキング/デバッグという部分が見えなくなります。
本人が語っている影響の範囲に留めて考えた方がよいでしょう。
『ネフェミーたちの夢』は本作の前作?
ノロマ氏は『DEBUG NEPHEMEE』以前にも、「ネフェミー」を扱ったゲーム『ネフェミーたちの夢』を約4年間開発していました。
こちらは2D横スクロールアクションで、体験版まで公開されたものの完成には至らず、現在は公開されていません。
タイトルやキャラクターが共通しているため『DEBUG NEPHEMEE』の前作にも見えますが、ノロマ氏は両作品の関係について、基本的に引き継いでいるのはキャラクターだと説明しています。
したがって、『ネフェミーたちの夢』を「前日譚」「第1作」「直接の前作」と位置付けるのは避けた方がよいです。
東映ゲームズとの関係|開発ではなくパブリッシングを担当
『DEBUG NEPHEMEE』で誤解しやすいのが東映との関係です。
役割は明確に分かれています。
| 役割 | 担当 |
|---|---|
| ゲーム開発 | Nephemee Studio/ノロマ氏 |
| パブリッシング | 東映ゲームズ(TOEI GAMES) |
東映ゲームズは、東映株式会社が2026年4月に立ち上げたゲーム事業ブランドです。
最初のパブリッシング作品として発表されたのが、『KILLA』『HINO』『DEBUG NEPHEMEE』の3タイトルでした。
つまり「東映の映画やアニメIPをゲーム化した3本」ではなく、国内外のクリエイターやスタジオが制作するオリジナル作品を東映ゲームズがパブリッシングしています。
ノロマ氏が参加したイベントで東映側から声をかけた
ノロマ氏によれば、東映ゲームズとの接点は、自身が初めて参加したゲームイベントで東映側から声をかけられたことが始まりでした。
当初は東映にゲーム事業のイメージがなく、後日届いたメールを見て「詐欺ではないか」と疑い、公式サイトまで調べたというエピソードも本人が語っています。
一方、東映ゲームズ側は、4画面を同時操作するデモだけでなく、ノロマ氏が用意していた膨大な世界設定やストーリー資料に強く惹かれたと説明しています。
可愛いネフェミーの外見の裏側に、「使命」や「存在」といった重いテーマが細かく組み立てられていたことも、本作を評価したポイントのひとつでした。
現在は販売・宣伝だけでなく、テストプレイによるフィードバックなども行いながら作品を支援しています。
東映がNephemee Studioを買収した、子会社化したといった発表はありません。
TGS2026で初公開されたゲームではない
『DEBUG NEPHEMEE』は東京ゲームショウ2026で初めて世に出た作品ではありません。
2026年3月のTOKYO INDIE GAMES SUMMIT、5月のBitSummit PUNCHなど、TGS以前からイベントで展示・試遊されています。
さらに5月には期間限定のSteamデモも公開されていました。
TGS2026で初めてなのは、東映ゲームズが東京ゲームショウへ出展することです。
会場では『HINO』『KILLA』『DEBUG NEPHEMEE』の3作品を展示。『DEBUG NEPHEMEE』についてはTGSに合わせ、9月10日からSteamでも最新版デモが公開されました。
東京ゲームショウ2026全体の一般公開日やチケット情報については、つぶログの東京ゲームショウ2026の一般公開日・当日券・チケット料金まとめでも整理しています。
5月版デモと9月最新版は何が違う?
現在のデモは、5月に公開されたものをそのまま再配信しただけではありません。
| 項目 | 2026年5月版 | 2026年9月最新版 |
|---|---|---|
| 配信 | 期間限定 | 9月10日から配信、9月20日現在ダウンロード可能 |
| 4画面戦闘 | 基本システムを体験 | 高難度ステージを追加 |
| ストーリー | 試遊用として限定的 | 世界観・ストーリー要素を追加 |
| ボス戦 | 現在の公式告知では強調されていない | 製品版にも登場するボス戦を収録 |
| 言語 | 当時は日本語中心 | 日本語/英語/簡体字・繁体字中国語 |
一方、UIや戦闘数値を含めてどこが何%変わった、といった完全な変更履歴は公開されていません。
古い試遊版の記事だけを見て、現在のすべての仕様が同じだと考えない方がよいでしょう。
Steam版の対応言語・必要スペック
Steam版は日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)のインターフェイスと字幕に対応しています。
現在のSteam表示では、4言語ともフル音声対応のチェックはありません。
最低・推奨スペック
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| OS | Windows 11 | Windows 11 |
| ストレージ | 400MBの空き容量 | 400MBの空き容量 |
CPU、メモリ、GPUについては、現在のSteamページに具体的な最低・推奨値が掲載されていません。
発売前のため、システム要件が今後更新される可能性もあります。
Steam実績・Steam Deck・コントローラー対応は?
現在のSteam公開ページの機能欄で確認できるのは、シングルプレイヤーとファミリーシェアリングです。
Steam実績は現時点で表示されていません。ただし、これをもって製品版にも実績がないと断定することはできません。
Steam Deckの公式互換性評価も確認できません。
コントローラー対応についても、公開ストアの機能欄には現在明示されていないため、最終的な対応状況は今後の更新を待つ必要があります。
生成AIはどこに使われている?Steamで利用範囲を開示
Steamには「AI生成コンテンツの開示」が掲載されています。
現在の説明は、
「一部の画像の加工や、一部のコーディングにAIを使用しています」
というものです。
ここから「キャラクターイラストそのものを生成AIで作った」「シナリオやBGMをAIで生成した」と広げることはできません。
東映ゲームズ公式プロフィールでは、ノロマ氏自身がプログラム、キャラクターイラスト、BGM、ストーリーなどを一人で担当していると説明されています。
公式に開示されているAI利用範囲は、あくまで一部の画像加工と一部のコーディングです。
発売までにまだ分かっていないこと
最新版デモまで公開され、ゲームの仕組みはかなり具体的になってきましたが、製品情報には未発表の部分も残っています。
| 項目 | 状況 |
|---|---|
| 具体的な発売日 | 未発表 |
| 価格 | 未発表 |
| Steam以外の機種 | 未発表 |
| パッケージ版 | 未発表 |
| デモ配信終了日 | 未発表 |
| 製品版へのセーブ引き継ぎ | 未発表 |
| 製品版のプレイ時間 | 未発表 |
| 5種類のデバッグモジュールの全操作内容 | 一部のみ判明 |
| バグが発生した理由 | 物語上の詳細は未公開 |
| コファの使命の真意 | 開発者が詳細を伏せている |
『DEBUG NEPHEMEE』の面白さは4画面だけではない
見た目で最初に目を引くのは、やはり4画面を同時に処理する戦闘です。
ただ、公開されている情報を追っていくと、『DEBUG NEPHEMEE』の特徴は「忙しいマルチタスクゲーム」というだけではありません。
なぜその相手を攻撃するのか。
そのネフェミーは何を好きで、何を嫌っているのか。
なぜバグってしまったのか。
ハッキングした先で、身体や感情、記憶に何が起きているのか。
そうやって相手を知っていくこと自体が、戦闘と物語の両方へ組み込まれています。
可愛い見た目のネフェミーと、強迫観念のように本人を突き動かす「使命」、バグだらけの世界、そして「存在とは何か」というテーマ。
その一方で操作面では4画面を同時に処理させる。
かなり異なる方向の要素をひとつのゲームへまとめようとしている作品です。
2026年9月20日時点では発売日も価格も決まっていませんが、最新版デモはSteamですぐに試せます。
「4画面を同時に動かすと実際にどうなるのか」「相手を知ることがどう攻撃になるのか」が気になった場合は、映像だけでなくデモを触ってみるのが、このゲームを理解するいちばん早い方法かもしれません。