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macOS 27はRosetta最後?Intel専用アプリはいつ使えなくなる・アップデートして大丈夫?

macOS 27はRosetta最後?Intelアプリはいつ使えなくなる?

macOS 27とRosettaの関係を示し、macOS 26・27・28以降の違い、Intelアプリの扱い、アップデート前の確認ポイントを図解したアイキャッチ画像

Appleは「macOS 27 Golden Gate」を2026年9月15日から提供すると案内しています。

今回とくに注意したいのが、AppleがmacOS 27を「Rosettaをサポートする最後のリリース」と位置付けていることです。

この一文だけを見ると、

「macOS 27にしたらIntel版アプリが使えなくなるの?」
「9月15日から古いMacアプリは終了?」

と受け取ってしまいそうですが、そうではありません。

macOS 27では、Appleシリコン搭載MacでIntel専用アプリを引き続き実行できます。一般用途のRosettaが原則使えなくなるのは、その次のmacOS 28以降です。

一方、Intelプロセッサを搭載したMac本体については別の話です。Intel Macが対応する最後のメジャーOSはmacOS 26で、macOS 27はAppleシリコン搭載Mac向けになります。

つまり、

Intel MacがmacOS 27にできないことと、
AppleシリコンMacでIntel専用アプリがいつまで動くか

は分けて考える必要があります。

これからmacOS 27へアップデートしてよいのか、何を確認しておけばいいのかまで整理します。

macOS 27はRosetta最後?Intel専用アプリはまだ使える

Appleは2026年9月1日、IntelベースのmacOSアプリに対するRosettaサポートについて、macOS 27が最後のリリースになると正式に案内しました。

ただし「最後」というのは、

macOS 27ではもうRosettaを使えない

という意味ではありません。

むしろ逆で、

macOS 27までは一般的なIntel専用アプリをRosetta経由で利用できる

という意味です。

Appleサポートにも、RosettaはmacOS 27まで引き続き利用でき、macOS 28以降では一部の古いゲームを除いて一般用途のRosettaが利用できなくなると明記されています。

時間軸で見ると、次のようになります。

macOS 26macOS 27macOS 28以降
Intel Mac本体一部対応非対応非対応
AppleシリコンMac対応対応対応機種は今後発表
Intel専用MacアプリRosettaで利用可能Rosettaで利用可能原則利用不可
一般用途のRosetta利用可能最後の対応世代原則終了
ユニバーサルアプリネイティブ実行ネイティブ実行Rosetta不要
Appleシリコン専用アプリネイティブ実行ネイティブ実行Rosetta不要

そのため、

「macOS 27=Intelアプリ終了」ではなく、「macOS 27=IntelアプリをRosettaで使える最後の移行期間」

と考えるのが一番分かりやすいでしょう。

Intel専用アプリが使えなくなるのはmacOS 28以降

AppleはmacOS 27より後のmacOSでは、Intel専用アプリをAppleシリコン搭載Macで実行できなくなると説明しています。

Appleサポートではさらに具体的に、macOS 28以降と表現されています。

つまり、M1、M2、M3、M4、M5などのAppleシリコンMacを使っていても、古いIntel専用アプリを残したまま将来macOS 28以降へ移行すると、そのアプリが動かなくなる可能性があります。

ただし、ここで「macOS 28はいつ配信されるのか」を先回りして決めることはできません。

AppleはRosettaの扱いについて「macOS 28以降」と明言していますが、macOS 28の具体的な提供日や対応Mac一覧は、2026年9月13日時点では正式発表していません。

例年の更新時期から「2027年秋だろう」と予想することはできますが、それを確定した発売日として扱うべきではありません。

今の段階では、

macOS 27を使っている間に、Intel依存のアプリやプラグインをAppleシリコン対応版へ移しておく

という理解で十分です。

Intel MacはmacOS 27へアップデートできない

Rosettaの話とは別に、Intel Mac本体のOSサポートも大きな節目を迎えます。

AppleはmacOS 26をIntelプロセッサ搭載Macへ完全対応する最後のmacOSとしています。macOS 27の公式対応機種はAppleシリコン搭載Macのみで、Intel Macは含まれていません。

macOS 27の対応機種としてAppleが案内しているのは、

MacBook Neo(2026)、Appleシリコン搭載MacBook Air/MacBook Pro(2020年以降)、Appleシリコン搭載iMac(2021年以降)、Appleシリコン搭載Mac mini(2020年以降)、Mac Studio(2022年以降)、Appleシリコン搭載Mac Pro(2023年)です。

そのためIntel Macでは、

macOS 26までは使える
→ macOS 27へは進めない

という流れになります。

ただし、macOS 27非対応になった瞬間にIntel Macが使えなくなるわけではありません。

Appleは、Intelプロセッサ搭載Macに対して今後3年間、ソフトウェアセキュリティアップデートを継続すると案内しています。

ただしAppleは、この説明の中で「何年何月何日に終了」といった具体的な期限までは示していません。

したがって「macOS 27が出たらIntel Macはサポート終了」と短くまとめるのも正確ではありません。

macOS 27へアップデートして大丈夫?

AppleシリコンMacを使っているからといって、全員に「すぐアップデートして大丈夫」と言い切ることはできません。

Rosettaだけを見るなら、macOS 27でもIntel専用アプリは引き続き動作できます。

ただしOSの大型アップデートには、Rosettaとは別にアプリや周辺機器の互換性問題があります。

普段使っているアプリがすでにAppleシリコン対応で、周辺機器メーカーもmacOS 27への対応を案内しているなら、Rosetta終了だけを理由にmacOS 27を避ける必要はありません。

一方で、

Intel専用の古いアプリを仕事で使っている人、古いプラグインやドライバが欠かせない人、アップデート後に1つでも業務ソフトが動かないと困る人は、正式対応を確認してから更新した方が安全です。

Apple自身も、Intelベースのアプリやプラグイン、機能拡張などについて、Appleシリコン対応版へ更新するよう案内しています。

特に仕事用Macでは、

「macOS 27でRosettaが使えるから大丈夫」

だけで判断しない方がいいでしょう。

Rosettaは動いていても、アプリメーカー側がmacOS 27をまだ正式サポートしていないケースはあり得ます。

自分がIntel専用アプリを使っているか確認する方法

今のうちに確認しておきたいのが、普段使うアプリがIntel専用なのかどうかです。

Appleが案内している方法は簡単です。

Finderで「アプリケーション」フォルダを開き、確認したいアプリを選択します。

その状態で、

「ファイル」→「情報を見る」

を開きます。Command+Iでも構いません。

表示されたウインドウの「種類」を確認してください。

表示は主に次の3種類です。

アプリケーション(Intel)

Intelプロセッサ向けだけに作られたアプリです。AppleシリコンMacではRosettaを使って動作します。

アプリケーション(ユニバーサル)

Intel用とAppleシリコン用の両方を含むアプリです。AppleシリコンMacでは通常ネイティブで動作します。

アプリケーション(Appleシリコン)

Appleシリコン向けのアプリです。Rosettaを必要としません。

今後macOS 28以降を考えるなら、まず「アプリケーション(Intel)」になっている重要アプリが残っていないか確認しておくと分かりやすいでしょう。

自分のMacがIntelかAppleシリコンか分からない場合は?

Mac本体についても簡単に確認できます。

画面左上のAppleメニューから「このMacについて」を開きます。

AppleシリコンMacでは「チップ」の欄にM1、M2、M3、M4、M5などのAppleシリコン名が表示されます。

Intel Macでは「プロセッサ」の欄にIntelのプロセッサ名が表示されます。

ここを確認すれば、

Intel Mac本体だからmacOS 27へ進めないのか

それとも、

AppleシリコンMacだがIntel専用アプリを使っているのか

を切り分けられます。

この2つは似ているようで、まったく別の問題です。

ユニバーサルアプリならRosetta終了の影響はない?

アプリ本体が「ユニバーサル」なら、Appleシリコン用のコードを含んでいるため、通常はRosettaなしで動作します。

ただし、ここにも例外があります。

ユニバーサルアプリには「Rosettaを使用して開く」という設定が用意されることがあり、Intel専用のプラグインや追加機能を利用するため、あえてRosettaモードで起動している場合があります。

そのため、

アプリ本体がユニバーサル=関連するものがすべてAppleシリコン対応済み

とは限りません。

音楽制作、映像制作、画像編集、業務用途などで外部プラグインを多数使っている場合は特に注意が必要です。

古いプラグインや機能拡張は見落としやすい

macOS 27の開発者向けリリースノートでは、Intelベースのプラグインやローダーについても注意が示されています。

例としてVST、HAL、ARA、プリンタ関連、Color Picker、Quick Look、Spotlightなどのコンポーネントが挙げられています。

一般ユーザーがすべての用語を覚える必要はありません。

重要なのは、

「アプリ本体だけ確認すれば終わりではない」

ということです。

たとえば音楽制作ソフト本体はAppleシリコン対応でも、昔購入したエフェクトや音源プラグインだけIntel版のままというケースがあります。

古いプリンタやスキャナなども、本体ではなくメーカー提供のドライバや設定ツールが古いIntel版という場合があります。

macOS 28以降へ移行するまでに、こうした周辺部分まで含めて確認しておく必要があります。

macOS 26.4でRosettaの警告が出るのはなぜ?

すでにmacOS 26.4以降では、Rosettaを利用するアプリを起動した際に、Appleシリコン対応版への更新を促すシステム通知が表示される場合があります。

Appleは、これは将来Rosettaの一般用途サポートが終了することを知らせるための通知だと説明しています。

通知が出たからといって、

その場でアプリが使えなくなった

という意味ではありません。

macOS 26.4でもmacOS 27でも、一般用途のRosetta自体は利用できます。

警告を見た場合は、

「このアプリにAppleシリコン対応版が出ていないか」

を確認するきっかけと考えるのがいいでしょう。

今すぐ使えなくなる警告ではなく、次の移行に備えてくださいという予告です。

macOS 27ではRosettaを別途インストールしなくなる?

macOS 27ではRosettaの内部的な扱いにも変更があります。

Apple Developer Documentationでは、macOS 27がIntelバイナリ変換のサポートをOSへ直接統合し、Rosettaを別途インストールする必要がないと説明されています。

従来はAppleシリコンMacで初めてIntelアプリを起動した際、Rosettaのインストールを求められることがありました。

macOS 27では、この変換機能がOS側へ組み込まれる方向になります。

ここで重要なのは、この変更も

「Intelアプリが使えなくなる」

という話ではないことです。

むしろmacOS 27では、一般用途のIntelアプリを動かすための変換機能そのものは引き続き提供されます。

ただし、2026年9月13日時点ではmacOS 27正式版はまだ公開前で、Developer向けRelease NotesもRC段階です。ユーザー画面上での細かな挙動については、9月15日の正式版公開後に最終確認する必要があります。

macOS 28以降も古いゲームだけは動く?

AppleはRosetta終了後について、一つだけ例外を明らかにしています。

Intelベースのフレームワークに依存している、一部の古くメンテナンスされていないゲームタイトルについては、macOS 28以降もRosetta機能の一部を残す予定です。

ただし、これはかなり限定された例外です。

「Intel版ゲームなら何でも動く」わけではありません。

まして、

「ゲームが動くなら古いIntelアプリも使える」

という意味でもありません。

Appleは現時点で、対象となるゲームタイトルの具体的な一覧を公開していません。

そのため、特定のゲーム名を挙げて「macOS 28でも動く」と判断することもできません。

一般的なIntel専用Macアプリについては、macOS 28以降は使えなくなるものとして移行準備を進めるのが基本です。

macOS 27へすぐ更新しない方がいい人は?

Rosettaだけを理由にmacOS 27を避ける必要はありませんが、大型OSアップデートを少し待った方がいい人はいます。

仕事で使っている重要アプリがmacOS 27対応をまだ発表していない場合や、古いIntel専用アプリ・プラグイン・周辺機器ドライバが必要な場合です。

とくに、

音楽制作、映像編集、DTP、3DCG、業務システム、研究・開発ツールなどでMacを使っている場合は、メーカーの対応状況を確認してから更新した方が安全です。

これはRosettaが終了するからではなく、大型OS更新そのものに伴う互換性確認です。

逆に、普段使うアプリがAppleシリコン対応済みで、必要な周辺機器についてもmacOS 27対応が確認できているなら、「Rosetta最後」という理由だけで更新を恐れる必要はありません。

Appleも、互換性のあるMacでは最新macOSを利用することを推奨しつつ、アップグレード前にはバックアップを作成するよう案内しています。

今のうちにやっておきたいこと

macOS 27は「Intelアプリが使えなくなる日」ではありません。

むしろ、Intel依存を整理するために残された最後のメジャーOSと考えると分かりやすいでしょう。

今すぐ慌ててアプリを全部入れ替える必要はありません。

ただ、普段欠かせないアプリについては、

Finderの「情報を見る」で種類を確認し、「アプリケーション(Intel)」ならAppleシリコン対応版がないか探しておく。

ユニバーサルアプリでもRosettaを使用して開いているなら、その理由になっている古いプラグインを確認する。

仕事用ソフトや周辺機器は、メーカーのmacOS 27対応状況を確認する。

この3つをmacOS 27の期間中に進めておけば、macOS 28以降の移行で慌てる可能性をかなり減らせます。

まとめ|macOS 27は「Rosettaが使えなくなるOS」ではなく「最後に使えるOS」

macOS 27 Golden Gateは、2026年9月15日に提供開始予定です。

Appleが「Rosettaをサポートする最後のリリース」と案内しているため誤解しやすいのですが、macOS 27ではIntel専用アプリをRosetta経由で引き続き利用できます。

一般用途のRosettaが原則終了するのはmacOS 28以降です。

一方、Intel Mac本体についてはmacOS 26が最後の対応世代で、macOS 27へアップデートすることはできません。

そのため今回覚えておきたいのは、

Intel Mac本体はmacOS 26まで。
Intel専用アプリはmacOS 27まで。

という違いです。

AppleシリコンMacを使っている人にとってmacOS 27は、Intel専用アプリを突然失うアップデートではありません。

ただし、macOS 28以降へ進む前に、Intel専用アプリ、Rosettaモード、古いプラグインや機能拡張が残っていないかを確認するための最後の移行期間になります。

「Rosetta最後」という言葉だけでmacOS 27へのアップデートを避けるのではなく、自分のMacと普段使うアプリがどの状態なのかを確認してから判断するのが一番確実です。

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