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宮崎の大雨はいつまで?宮崎市・日南市に土砂災害危険警報、18日夜がピーク

大雨が降る宮崎市の道路と「宮崎で大雨 18日夜〜19日朝 警戒」の文字を描いたアイキャッチ画像

※この記事は2026年9月18日22時10分時点で、気象庁、宮崎県、自治体、河川・道路・交通機関などの情報を確認して更新しています。警報、避難情報、河川水位、交通規制は短時間で変化します。実際に避難や移動を判断する際は、記事内の情報とあわせて最新の公式情報を確認してください。

2026年9月18日、宮崎県南部では夕方から夜にかけて大雨が続き、土砂災害だけでなく河川の氾濫にも警戒が必要な状況となりました。

19時58分には宮崎県南部平野部に「線状降水帯直前予測」が発表され、宮崎市・日南市・串間市がレベル4土砂災害危険警報の対象となりました。

日南市では広渡川が氾濫危険水位に達し、20時30分には殿所・松永・甲東などに警戒レベル4「避難指示」が発令されています。広渡川にはレベル4氾濫危険警報、21時20分には酒谷川にもレベル3氾濫警報が発表されました。

「宮崎の大雨はいつまで続くのか」については、強い雨の大きな山場は18日夜ですが、19日午前中も雨が残り、昼過ぎから次第に弱まる見込みです。

ただし、雨が弱くなればすぐ安全になるわけではありません。すでに大量の雨が降った日南市周辺では河川水位や土砂災害の危険度が高まっており、19日朝にかけても警報・避難情報を確認する必要があります。

宮崎の大雨はいつまで?19日午前まで雨、昼過ぎから弱まる見込み

宮崎地方気象台が18日17時に発表した予報では、宮崎市や日南市を含む南部平野部は18日夜のはじめ頃まで雷を伴って非常に激しく降る所があるとされていました。

19日は「雨 昼過ぎからくもり」で、昼前までは雷を伴う所がある予報です。

南部平野部の19日の降水確率を見ると、午前中は雨が降りやすい状態が続き、その後は次第に下がっていく見通しです。

19日の時間帯南部平野部の降水確率見通し
0~6時80%未明~明け方も雨
6~12時80%朝~昼前も雨が残る
12~18時40%昼過ぎから次第に弱まる方向
18~24時10%天気は落ち着く見込み

したがって、「18日夜を過ぎれば雨は終わる」ではなく、19日午前中までは雨を見込んでおく必要があります。

一方、19日午後は雨量が減る方向です。ただし、雨のピークと土砂災害・洪水の危険度が下がるタイミングは必ずしも一致しません。

警報が何時に解除されるかについても、現時点で「○時に解除」と断定できる発表はありません。

南部平野部に「線状降水帯直前予測」 発生確認とは別

18日19時58分、宮崎県南部平野部に線状降水帯に関する情報が発表されました。

発表内容は、「今後3時間以内に線状降水帯が発生し、非常に激しい雨が同じ場所で降り続く可能性が高まっている」というものです。

2026年からの新しい防災気象情報では、これは「気象防災速報(線状降水帯直前予測)」にあたります。

ここで注意したいのは、「線状降水帯直前予測」と「線状降水帯が実際に発生した」という情報は別だということです。

22時10分までに確認した範囲では、今回の宮崎県について正式な「気象防災速報(線状降水帯発生)」が出たことは確認できていません。

そのため、現段階で「宮崎県で線状降水帯が発生した」と断定するのではなく、「南部平野部で発生する可能性が高まったため直前予測が発表された」と整理するのが正確です。

2026年から変わった「気象防災速報」については、「記録的短時間大雨情報」は廃止された?新しい「気象防災速報」と何が変わった?でも詳しく整理しています。

宮崎市・日南市・串間市で土砂災害の危険度が上昇

土砂災害についても、夕方の時点から対象地域が広がりました。

18日19時58分発表の情報では、宮崎市・日南市・串間市がレベル4土砂災害危険警報以上の対象地域となっています。

宮崎市と日南市に続き、串間市にも19時58分にレベル4土砂災害危険警報が発表されました。

斜面や崖の近く、土砂災害警戒区域などにいる場合は、目の前の雨が弱まっていても安心せず、気象庁のキキクルで現在地周辺の危険度を確認してください。

これまでに降った雨で地中に水分がたまっていると、雨が止んだり弱まったりした後も土砂災害の危険度が高い状態が続くことがあります。

「レベル4土砂災害危険警報」=避難指示ではない

大雨の記事で特に混同しやすいのが、「レベル4」という言葉です。

「レベル4土砂災害危険警報」や「警戒レベル4相当」の気象情報と、市町村が発令する「警戒レベル4 避難指示」は別です。

土砂災害危険警報は、自治体が避難指示を判断する際の重要な材料となる防災気象情報です。それ自体が「市内全域へ避難指示が出た」という意味ではありません。

一方で、避難指示がまだ発令されていない場所でも、危険な斜面や浸水想定区域にいる場合は、自分で早めに安全を確保する判断が必要になることがあります。

2026年から変わったレベル3・レベル4・レベル5の違いについては、「レベル5大雨特別警報」とは?レベル4との違い・2026年から防災気象情報は何が変わった?でも整理しています。

日南市の一部には実際に「避難指示」

今回は気象情報としてのレベル4だけでなく、日南市の一部地域には自治体による実際の「避難指示(警戒レベル4)」も発令されています。

日南市は18日20時30分、広渡川水系の東郷橋で水位が上昇したことを受け、殿所、松永、甲東などに避難指示を発令しました。

これは前述した「レベル4土砂災害危険警報」とは別の情報です。

対象地域のうち、浸水や土砂災害のおそれがある危険な場所にいる人は、自治体からの最新情報を確認してください。

広渡川にレベル4氾濫危険警報 「すでに氾濫」とは別

日南市では河川の危険度も上がっています。

広渡川水系広渡川には18日18時10分、レベル4氾濫危険警報が発表されました。

東郷橋基準観測所では氾濫危険水位に到達。20時15分の情報でもレベル4氾濫危険警報は継続され、「当分の間、氾濫危険水位付近の水位が続く見込み」とされました。

20時35分時点の情報では、谷之城橋基準観測所でも氾濫危険水位に到達したとされています。

ただし、「氾濫危険水位に到達した」ことと、「すでに広渡川が氾濫した」ことは同じではありません。

22時10分までに確認した情報では、広渡川で堤防決壊や氾濫が実際に発生したとの公式発表までは確認できていません。

氾濫危険警報は「これから氾濫するおそれが高い」段階です。川を見に行かず、日南市の避難情報と国土交通省「川の防災情報」で水位を確認してください。

酒谷川にもレベル3氾濫警報

21時20分には、広渡川水系の酒谷川にもレベル3氾濫警報が発表されました。

東光寺橋基準観測所では、今後、避難指示の発令目安となる氾濫危険水位へ達する可能性があるとされています。

広渡川と酒谷川は同じ広渡川水系ですが、発表されている警報のレベルや観測所は別です。「日南市の川がすべて氾濫している」と一括りにしないよう注意が必要です。

油津で1時間68mm、酒谷で55.5mm 「非常に激しい雨」を観測

夕方以降、日南市周辺では実際の雨量も大きくなりました。

アメダスでは、油津で19時30分までの1時間に68.0mm、酒谷で20時までの1時間に55.5mmを観測しています。

気象庁では、1時間50mm以上80mm未満を「非常に激しい雨」と分類しています。

この雨量になると、滝のように降る感覚となり、車の運転が危険になる場合があります。排水が追いつかない場所では、道路冠水や低い土地の浸水も起こりやすくなります。

昼過ぎには宮崎市でも1時間38.0mmの「激しい雨」が観測されていましたが、夜になって雨の中心は日南市周辺でさらに強まりました。

宮崎市ではアンダーパスで車が水没 冠水道路に入らない

道路冠水も、今回すでに現実の影響が確認されています。

18日16時ごろ、宮崎市清武町のJR清武駅近くにあるアンダーパスでは冠水が発生し、車1台が屋根付近まで水につかりました。道路管理者によると、車に乗っていた人は避難して無事だったということです。

アンダーパスや周囲より低い道路は、短時間の大雨で水が急に集まる場合があります。

特に夜間は水深や道路との境目が見えにくいため、冠水した道路を見つけても「車なら通れる」と進入しないでください。

雨が弱まっていても、排水が終わるまでは通れない場所が残ることがあります。

なぜ宮崎で大雨?秋雨前線+湿った空気が原因

今回の大雨は、台風が宮崎県へ直接上陸して降らせている雨ではありません。

九州南部付近にある秋雨前線の活動が活発になり、太平洋側から暖かく湿った空気が流れ込んだことで大気の状態が不安定になっています。

秋雨前線

太平洋側から暖かく湿った空気

宮崎県側で雨雲が発達

南部を中心に断続的な激しい雨

同じ時期に台風25号の情報も出ていますが、今回の宮崎県の大雨を単純に「台風25号の直撃が原因」と説明するのは正確ではありません。

宮崎県全域が同じ危険度ではない

今回特に危険度が高まっているのは南部平野部です。

19時58分の土砂災害に関する情報では、宮崎市・日南市・串間市がレベル4土砂災害危険警報以上の対象となりました。

日南市では広渡川・酒谷川の洪水危険度も上がっています。

一方、延岡市、日向市、都城市、西都市など、県内すべての地域が日南市と同じ状態になっているわけではありません。

「宮崎県全域がレベル4」と一括りにせず、自分がいる市町村の警報、キキクル、河川情報を個別に確認してください。

道路・JR・航空への影響は?夜になり影響が拡大

大雨による交通への影響は夕方以降に広がりました。

交通確認できている影響注意点
国道220号小内海~伊比井、宮浦~風田で通行止めを確認解除状況は出発前に再確認
東九州道宮崎西~清武、清武南~日南東郷で通行止めを確認雨量により規制変更あり
JR日豊本線19日も南宮崎~都城を始発から運行取り止め予定延岡~南宮崎は通常運行計画
JR日南線19日は青島~油津~志布志を始発から運行取り止め予定南宮崎~青島は本数を減らして運行予定
宮崎交通県南路線で国道220号規制による迂回運行宮崎市内などは15時41分取得時点で通常運行
宮崎空港18日に欠航・引き返し・目的地変更が発生19日も視界不良による影響の可能性

国道220号は2区間で通行止めを確認

18日夕方までに、国道220号では宮崎市小内海~日南市伊比井、日南市宮浦~風田の2区間で通行止めが確認されています。

いずれも宮崎市と日南市を結ぶ移動に影響する区間です。

道路規制は解除される場合があるため、現在通れるかどうかは宮崎県道路情報や道路管理者の最新案内を確認してください。

東九州道も宮崎西~清武などで通行止めを確認

東九州自動車道でも、雨の影響による規制が発生しています。

18日夕方には、宮崎西IC~清武IC、清武南IC~日南東郷ICで通行止めが確認されました。

19時55分時点の道路交通情報でも、宮崎西~清武の通行止め、清武南~日南東郷の進入規制が確認されています。

高速道路を利用する場合は、出発直前にiHighwayなどで最新の規制を確認してください。

JRは19日も影響 日豊本線・日南線で始発から運転取り止め

19日の朝にJRを利用する人は特に注意が必要です。

JR九州は18日18時30分、「大雨に伴う宮崎地区 9月19日(土)の運行計画」を発表しました。

路線・列車区間19日の運行計画
日豊本線延岡~南宮崎通常どおり運行予定
日豊本線南宮崎~都城始発から運行取り止め
日南線南宮崎~青島本数を減らして運行予定
日南線青島~油津始発から運行取り止め
日南線油津~志布志始発から運行取り止め
宮崎空港線田吉~宮崎空港通常どおり運行予定
特急きりしま宮崎~鹿児島中央本数を減らして運行、1・2・3・4号は運休

JR九州は、状況が変われば運行計画を変更する場合があるとしています。

特に「始発から運行取り止め」とされている区間でも、その後の状況によって運転を再開する可能性があります。19日に利用する場合は、JR九州の宮崎エリア運行情報を当日に再確認してください。

宮崎交通は県南路線で迂回運行

宮崎交通では、国道220号の通行規制に伴い、県南地区の路線バスで迂回運行が行われています。

宮崎駅~日南方面は、立石~南江佐原を通らず、宮崎駅~群司分~北郷~谷口病院~飫肥を経由する迂回ルートが案内されています。

一部の伊比井方面の便は谷口病院止まりとなっています。

宮崎市内、県央、県西、県北、宮崎~都城線などは15時41分取得時点で通常運行表示でしたが、その後の道路状況によって変更される可能性があります。

利用する場合は宮崎交通の運行情報を確認してください。

宮崎空港は実際に欠航・引き返し 19日も視界不良に注意

航空便については、「影響する可能性」という段階から、実際の欠航などが発生しています。

18日はANAの宮崎関連便で計4便が欠航し、伊丹から宮崎へ向かっていた便が視界不良のため引き返しました。

また、タイガーエア台湾の宮崎行きは宮崎空港へ着陸できず福岡空港へ目的地を変更し、宮崎発台北行きの便が欠航となりました。

JALも18日19時時点で、19日の宮崎空港について視界不良により運航へ影響が生じる可能性を案内しています。

飛行機は空港全体ではなく便ごとに運航判断が異なるため、19日に利用する人は航空会社の発着案内で自分の便を確認してください。

19日朝は大丈夫?雨と交通の両方を確認したい

19日朝は、18日夜ほどの強い雨ではなくなる方向ですが、午前中はまだ雨が残る予報です。

さらに、日南市周辺では18日夜までに大量の雨が降っているため、朝になって雨が弱まっていても、土砂災害や河川増水の危険度がすぐに下がるとは限りません。

交通についても、JR日豊本線・日南線では19日の始発から運転取り止めとなる区間がすでに発表されています。

19日は土曜日ですが、土曜授業、部活動、学校行事などが予定されている場合もあります。22時10分までに確認した範囲では、宮崎市内の学校について一律の休校情報は確認できていません。学校から個別の連絡がある場合は、その案内を優先してください。

今夜~19日朝に確認したい3つの情報

現在のように情報が次々と更新される状況では、すべてのニュースを追うより、自分の場所と移動に関係する情報を優先した方が分かりやすくなります。

  • 警報・キキクル・河川水位――自宅や現在地で土砂災害、浸水、洪水の危険度が高まっていないか
  • 自治体の避難情報――高齢者等避難、避難指示、緊急安全確保が自分の地域に出ていないか
  • 実際に利用する交通――道路、JR、バス、航空便が動いているかを出発直前に確認

特に日南市では一部地域に実際の避難指示が発令されています。「宮崎県で大雨」という県単位の情報だけでなく、市町村・地区単位まで確認してください。

まとめ|19日午前まで雨、雨が弱まっても河川・土砂災害に注意

9月18日の宮崎県では、秋雨前線と湿った空気の影響で南部を中心に大雨となりました。

19時58分には南部平野部に線状降水帯直前予測が発表され、宮崎市・日南市・串間市では土砂災害の危険度が高まりました。

日南市では広渡川にレベル4氾濫危険警報、酒谷川にレベル3氾濫警報が発表され、殿所・松永・甲東など一部地域には自治体から実際の避難指示も発令されています。

油津では1時間68.0mm、酒谷では55.5mmの非常に激しい雨も観測されました。

雨は19日午前中まで残り、昼過ぎから次第に弱まる見込みですが、すでに降った雨による土砂災害や河川増水には引き続き注意が必要です。

また、19日はJR日豊本線・日南線で始発から運転を取り止める区間が予定されており、道路や航空便にも影響が残る可能性があります。

雨が弱まったことだけで安全と判断せず、自分の地域の警報、避難情報、河川水位、利用する交通機関を最新情報で確認してください。

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