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台風25号はシルバーウィークに日本へ来る?発生予想・進路と5連休への影響を整理

2026年シルバーウィークに関東へ接近する台風25号と日本列島を示す天気ニュース風イメージ

シルバーウィーク初日の2026年9月19日、台風25号(ドゥージェン)は大型の台風となり、小笠原諸島の西側を進んでいます。

9月16日の発生前の段階では、本州のどこへ近づくのかまだ大きな幅がありました。しかし19日朝になると状況はかなり具体的になり、20日に「強い」勢力へ発達し、21日(月・敬老の日)には暴風域を伴ったまま伊豆諸島から関東へかなり近づく可能性が高まっています。

しかも今回注意したいのは、台風の中心が関東へ最接近する21日だけではありません。

大型の台風で北側に広い雨雲を伴っているため、関東では台風本体が来る前の20日から雨が強まり、21日にかけて長時間の大雨になるおそれがあります。

交通への影響も、もはや「可能性があるかもしれない」という初期段階ではなくなりました。JR東日本は千葉県内を中心とする複数路線で20日夕方ごろから21日終日にかけて運転を取りやめる可能性を案内し、ANAやJALも羽田・成田・八丈島などへの影響を公表。NEXCO各社も東名、中央道、東関東道などを含む道路で通行止めの可能性を示しています。

この記事の更新基準:2026年9月19日10時台。台風の実況は9月19日9時現在、進路予報は同日9時50分発表の情報を基準にしています。交通機関については9月19日朝までに各社が公表した内容を反映しています。台風・運行情報は短時間で変わるため、実際に移動する前には必ず最新の公式情報も確認してください。

台風25号は現在どこ?9月19日9時現在は父島の西南西約250km

台風25号は9月16日21時にマリアナ諸島で発生しました。

9月19日9時現在では、父島の西南西約250kmにあり、西へ時速15kmで進んでいます。

項目9月19日9時現在
名称台風25号(ドゥージェン)
大きさ大型
存在地域父島の西南西約250km
中心気圧975hPa
最大風速30m/s
最大瞬間風速45m/s
暴風域中心から半径110km以内
進行方向・速さ西へ15km/h

大型というのは、風速15m/s以上の強風域が広いことを表します。

9時現在、強風域は中心の北東側へ750km、南西側へ390kmに及んでいます。台風の中心からかなり離れた地域でも風や波の影響を受ける可能性があるため、進路図の中心だけを見ないことが大切です。

20日に「強い」台風へ|21日は八丈島の西南西約230kmの予報

9月16日の時点と比べて最も大きく変わったのが、20日から21日にかけての進路と勢力です。

気象庁の9月19日9時50分発表では、台風25号は20日に「強い」勢力へ発達。その後も暴風域を伴いながら北上し、21日は伊豆諸島の西側まで進む予想となっています。

予報時刻予想される位置中心気圧最大風速最大瞬間風速
9月19日21時日本の南975hPa30m/s45m/s
9月20日9時日本の南970hPa35m/s50m/s
9月21日9時八丈島の西南西約230km960hPa35m/s50m/s
9月22日9時三陸沖960hPa35m/s50m/s
9月23日9時日本のはるか東・温帯低気圧の予想984hPa25m/s35m/s

20日9時と21日9時には「強い」台風となる予想です。

21日9時の中心予想位置は八丈島の西南西約230km。その後は北東方向へ進み、22日には三陸沖へ抜ける予想となっています。

少なくとも9月16日に見えていた「本州のどこへ来るのかまだ広い」という段階からは進み、伊豆諸島から関東、東日本の太平洋側が影響の中心になる可能性が高まったと考えた方がよい状況です。

関東への影響が大きくなるのは21日を中心に考える必要があります。
ただし、雨はその前から強まります。「21日になってから備える」では遅い可能性があります。

関東は20日から大雨|21日は24時間で300mm予想

今回の台風25号で特に注意したいのが雨です。

台風は大型で、中心の北側に発達した雨雲を伴っています。そのため、中心がまだ関東から離れている段階から雨が降り始め、接近時まで長く続く可能性があります。

9月19日朝に示されている24時間降水量の予想は次の通りです。

期間関東地方伊豆諸島東海地方東北地方
19日6時~20日6時80mm120mm
20日6時~21日6時200mm200mm200mm100mm
21日6時~22日6時300mm300mm200mm150mm

これは地域内の「多い所」の予想ですが、20日から21日にかけて雨量が急激に増えることが分かります。

日本気象協会は、伊豆諸島や千葉県、神奈川県を中心に、期間を通した総降水量が400mm以上に達する所がある可能性も示しています。

東京や埼玉を含め、台風の中心から少し離れる地域でも安心とは言えません。今回の雨は「台風本体の真下だけ」に集中するタイプではなく、台風接近前から広い範囲で長時間降る可能性があるためです。

秋雨前線も影響|「台風が上陸しなければ大丈夫」ではない

関東では台風25号そのものに加えて、秋雨前線の存在も無視できません。

台風の周囲から暖かく湿った空気が流れ込むと、台風本体の雨雲が到達する前から前線の活動が活発になります。

このため、進路図だけを見て「台風の中心は東京を通らない」「房総半島へ上陸する予報ではない」と判断するのは危険です。

中心が海上を進んだ場合でも、大雨、暴風、高波、交通障害は発生し得ます。

今回見るべきなのは「上陸するか」だけではありません。
関東では20日からの雨、21日の暴風、沿岸部の高波をセットで考える必要があります。

21日は最大瞬間風速50m/s予想|関東でも猛烈な風のおそれ

雨だけでなく風も強まる予想です。

9月21日は関東甲信地方と伊豆諸島で最大風速35m/s、最大瞬間風速50m/sが予想されています。

日付地域最大風速最大瞬間風速
9月19日小笠原諸島23m/s35m/s
9月20日関東甲信地方25m/s35m/s
9月20日伊豆諸島25m/s35m/s
9月20日東海地方20m/s30m/s
9月21日関東甲信地方35m/s50m/s
9月21日伊豆諸島35m/s50m/s
9月21日東海地方25m/s35m/s

最大瞬間風速50m/sという数字は、単に「傘が差せないほどの風」という範囲ではありません。

屋外を安全に移動できる状態ではなくなる可能性があり、飛来物や倒木、停電、交通機関の運休などを考える必要があります。

伊豆諸島だけでなく、関東の沿岸部でも21日は暴風への警戒が必要です。

海は8mの大しけ予想|海岸や堤防へ様子を見に行かない

太平洋側では、台風がまだ遠いうちからうねりが入り始めます。

20日と21日は関東甲信地方や伊豆諸島で波の高さ8m、東海地方でも6~7mが予想されています。

天気がまだそれほど荒れていない場所でも、海岸では突然大きな波が押し寄せることがあります。サーフィン、釣り、海岸散策はもちろん、「海の様子を見に行く」行動も避ける必要があります。

19~23日のシルバーウィークはどうなる?日ごとに整理

2026年は9月19日(土)から23日(水)まで、カレンダー上は5連休になります。

今年の5連休ができる仕組みについては、2026年シルバーウィークはなぜ5連休?9月22日は祝日ではないのに休みになる理由で詳しく整理しています。

台風25号の影響を日ごとに見ると、現在は次のように考えるのが分かりやすいでしょう。

日付台風の状況関東周辺で注意したいこと
9月19日(土)小笠原諸島の西側を進む関東では夜にかけて雨の範囲が広がる可能性。翌日以降の交通情報を確認
9月20日(日)強い勢力となり日本の南を北上伊豆諸島・関東・東海で雨風が強まる。夕方以降は鉄道や道路への影響が具体化する可能性
9月21日(月・敬老の日)強い勢力で伊豆諸島から関東へ接近大雨・暴風・高波のピークとなるおそれ。長距離移動は交通情報を最優先
9月22日(火・休日)三陸沖方面へ進む予想関東ではピークを越える可能性があるが、河川増水・土砂災害・交通の乱れが残る場合がある。東北は引き続き注意
9月23日(水・秋分の日)日本のはるか東で温帯低気圧となる予想台風本体の影響は小さくなる方向だが、交通の復旧状況などは直前確認が必要

特に予定を見直したいのは20日午後から21日です。

「21日に一番近づくなら、20日は普通に移動できる」とは限りません。鉄道や航空、高速道路は実際の最接近より前から安全確保のため運休・欠航・通行止めとなることがあります。

JR東日本は20日夕方~21日に運休の可能性を案内

鉄道については、すでに具体的な予告が出始めています。

JR東日本は9月19日朝の時点で、千葉県内を中心とする一部区間について、20日夕方ごろから21日終日にかけて運転を取りやめる可能性があると案内しています。

路線運転取りやめの可能性が示されている区間
総武本線佐倉~銚子
外房線誉田~安房鴨川
内房線君津~安房鴨川
鹿島線佐原~鹿島神宮
久留里線木更津~上総亀山
東金線大網~成東
成田線成田~銚子、成田~我孫子

これらは現時点で「運休決定」ではありません。

しかし、すでにJR側が運転取りやめの可能性を具体的に案内している段階なので、21日に房総半島や成田方面へ移動する予定がある場合は、通常運転を前提に予定を組まない方が安全です。

さらに京葉線、総武快速線、中央・総武各駅停車、武蔵野線などでも、20日夕方から21日にかけて遅れや運休が発生する場合があると案内されています。

山手線、上野東京ライン、湘南新宿ラインなど首都圏の主要路線にも同様の案内が出ており、千葉県内だけの問題ではありません。

鉄道を利用する場合:前夜に一度確認して終わりではなく、出発直前にもJR東日本など各社の公式運行情報を確認してください。運転計画は台風の進路や雨量予測に応じて変更される可能性があります。

飛行機は?ANAは八丈島20日全便欠航、羽田・成田も影響対象

空の便も影響が具体化しています。

ANAは9月18日19時45分時点の案内で、20日午後の成田・羽田、20~21日の八丈島、21日午前の羽田について台風25号による影響が懸念されるとしています。

特に八丈島空港では、9月20日のANA便は全便欠航が決定しています。

空港ANAが影響を案内している時間帯
東京(成田)9月20日午後
東京(羽田)9月20日午後、9月21日午前
八丈島9月20~21日終日。20日は全便欠航決定

対象空港を発着するANA便については、実際に欠航とならない場合でも、対象となる航空券で手数料なしの変更・払い戻しを受け付けています。

JALも9月19日朝の時点で、9月21日午前の羽田空港について台風25号による影響が発生する可能性を案内しています。

航空便は風向きや機材繰りによって影響が変わりやすいため、「空港が雨ではないから飛ぶ」とは限りません。予約便ごとの運航状況を確認してください。

高速道路も20日以降に広範囲で通行止めの可能性

車で移動する場合も状況は厳しくなっています。

NEXCO東日本は9月18日17時、台風25号による大雨で20日以降、関東・東北の高速道路が広い範囲で通行止めとなる可能性があると発表しました。

東関東自動車道の千葉北IC~成田IC・JCTでは21日0時以降、常磐自動車道や北関東自動車道・東水戸道路などにも通行止めとなる可能性がある区間が示されています。

NEXCO中日本も20~21日について、東名や中央道などで通行止めとなる可能性を案内しています。

高速道路の場合、台風本体の暴風だけでなく、累積雨量が規制値に達したり、道路冠水や土砂災害のおそれが高まったりした段階で通行止めになることがあります。

特に今回のように長時間の大雨が予想されるケースでは、「まだ風が弱いから走れる」と判断しない方がよいでしょう。

新幹線を利用する場合も直前の運行情報を確認

シルバーウィークで東海道新幹線や東北新幹線などを利用する人も多いと思います。

新幹線は台風の中心が線路付近を通らなくても、大雨や強風が規制値に達した場合には速度規制や運転見合わせが発生することがあります。

さらに、途中区間の運転見合わせによって東京駅や新大阪駅などで列車が詰まり、広い範囲へ遅れが波及する場合もあります。

20~21日に利用する場合は、通常ダイヤを前提にぎりぎりの予定を組むより、JR各社の公式運行情報を出発前に確認できるようにしておいた方が安心です。

旅行はキャンセルした方がいい?20~21日の関東方面は予定変更も視野に

9月16日時点では「全国一律ですぐ旅行をキャンセルする段階ではない」と整理できました。

9月19日現在は、そこから一段状況が進んでいます。

特に20日午後から21日に関東・伊豆諸島・東海方面へ移動する予定であれば、「行けるかどうか直前まで待つ」だけでなく、日程変更や移動時間の前倒し・後ろ倒しも現実的な選択肢に入れる段階です。

鉄道で運転取りやめの可能性が示され、航空会社も特別対応を始め、高速道路会社も不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。

一方で、シルバーウィーク5日間すべてが同じように荒れるわけではありません。

現在の予報通りなら、関東への影響は20~21日が中心となり、22日は台風が三陸沖方面へ、23日は日本のはるか東へ離れていく見込みです。

22日以降へ予定を移せる場合は選択肢になりますが、大雨後は河川の増水、土砂災害、道路や鉄道の復旧に時間がかかることもあります。「台風が離れた=すべて通常通り」とは限りません。

予報円は小さくなったが「中心線どおりに進む」とは限らない

9月16日の記事では、21日の予報円が直径約1040kmありました。

そこから日が進み、予想進路はかなり絞られてきています。

それでも、進路図に描かれた中心線を台風がそのまま通ると決まったわけではありません。

気象庁の予報円は、その時刻に台風の中心が約70%の確率で入ると予想される範囲です。

中心が予報円の東側を通るのか西側を通るのかによって、関東各地の風向きや雨量、暴風になる範囲は変わります。

そのため、「自宅が進路の中心線から外れているから大丈夫」と見るのではなく、自治体や気象庁から出る地域別の警報・防災情報を確認してください。

千葉・東京・神奈川・埼玉は何に注意する?

千葉県

今回、特に交通と大雨の影響を受けやすい地域の一つです。

総武本線、外房線、内房線、東金線、成田線、久留里線などで運転取りやめの可能性が示されており、21日は房総半島を中心に鉄道移動が難しくなる可能性があります。

雨量も多くなる予想で、低い土地の浸水、道路冠水、河川の増水、土砂災害に注意が必要です。

東京都

伊豆諸島では20日から21日にかけて暴風・大雨・高波への警戒が必要です。

東京23区などでも台風本体が最接近する前から雨が強まり、21日は鉄道や航空への影響が広がる可能性があります。

神奈川県

沿岸部では暴風と高波、山沿いでは大雨による土砂災害に注意が必要です。

期間を通した雨量がかなり多くなる可能性もあり、箱根など山間部へ向かう場合は道路規制にも注意してください。

埼玉県

海から離れていても、大型の台風から流れ込む湿った空気による大雨の影響を受ける可能性があります。

河川の増水や低地の浸水、首都圏鉄道の広域的な運休・遅延に注意が必要です。

大雨の中を車で移動する場合は冠水道路へ入らない

今回の台風25号では、短時間の雨だけでなく、長時間降り続くことで道路の冠水が広がる可能性があります。

冠水している道路は、水深を見た目だけで判断できません。

特にアンダーパスや周囲より低くなっている道路は、水が急速にたまることがあります。

「前の車が通ったから自分も通れる」とは限らず、車種によって吸気口や電装系の位置も異なります。道路に水がたまっている場合は、そのまま進まず迂回してください。

シルバーウィーク中で渋滞が発生しているところへ通行止めが重なる可能性もあります。車での長距離移動は、道路交通情報を確認してから出発する必要があります。

今後どこを確認すればいい?公式情報を一本ずつ見る

台風が近づくと、SNSでは進路予想や「○○は運休決定」といった情報が大量に流れます。

古い情報がそのまま拡散されることもあるため、実際の移動判断では情報の発信時刻まで確認した方が安全です。

確認したい内容主な公式確認先
台風の現在位置・進路・警報気象庁「台風情報」
JR東日本の運休・遅延JR東日本「関東エリアの運行情報」
ANA国内線ANA「国内線運航状況」
JAL国内線JAL「運航状況のご案内」
関東・東北の高速道路NEXCO東日本「台風25号による通行止めの可能性」
東名・中央道などNEXCO中日本「大雨・台風接近時の道路情報」

気象情報と交通情報は別々に更新されます。

たとえば台風の進路予想がほとんど変わっていなくても、予想雨量が規制値へ近づけば鉄道や高速道路の運行・通行計画だけが大きく変わることがあります。

旅行や帰省では、天気予報だけでなく、自分が実際に使う路線・便・道路まで確認するのが重要です。

まとめ|20日から影響拡大、21日は関東の大雨・暴風と交通の乱れに警戒

2026年9月19日9時現在、台風25号(ドゥージェン)は大型の台風となり、父島の西南西約250kmを進んでいます。

中心気圧は975hPa、最大風速30m/s、最大瞬間風速45m/s。20日には「強い」勢力へ発達する予想です。

21日9時には八丈島の西南西約230kmまで北上し、中心気圧960hPa、最大風速35m/s、最大瞬間風速50m/sの「強い」台風となる見込みです。

関東では20日から雨が強まり、21日6時から22日6時までの24時間降水量は多い所で300mmが予想されています。

21日は関東甲信地方で最大瞬間風速50m/s、沿岸では8mの大しけとなる可能性もあります。

交通への影響もすでに具体化しています。

JR東日本は房総半島などの一部路線で20日夕方ごろから21日終日に運転を取りやめる可能性を案内。ANAは20日の八丈島発着便を全便欠航とし、羽田・成田にも影響が懸念されています。高速道路も20日以降、関東・東海・東北の広い範囲で通行止めとなる可能性があります。

今回のポイントは、「21日に関東へ近づく」ことだけではありません。

台風が大型のため、最接近する前から雨が強まり、交通機関も前倒しで止まる可能性があること。ここを見落とさないようにしてください。

20日午後~21日に関東方面を移動する場合は、すでに「普通に動ける前提」で予定を立てる段階ではありません。
台風の最新進路とあわせて、利用する鉄道・飛行機・高速道路の公式情報を出発直前まで確認してください。
注意:この記事は2026年9月19日10時台までに確認できる情報を基準に更新しています。台風25号の進路・勢力・雨量、警報、鉄道・航空・道路の運行計画は今後変わる可能性があります。避難や外出の判断では、気象庁、自治体、交通事業者などが発表する最新情報を優先してください。

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