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WiMAX各社が10月1日から値上げ|GMO+605円・BIGLOBE+330円、自分はいくら上がる?

WiMAX各社10月1日値上げ|GMO+605円・BIGLOBE+330円、対象者は?

2026年10月1日のWiMAX料金改定で、契約先により月330円・605円・630円と値上げ額が異なることを示したアイキャッチ

2026年10月1日から、GMOとくとくBB、BIGLOBE WiMAX、Broad WiMAX、BIC WiMAXなど複数のWiMAXプロバイダが月額料金を改定します。ただし、WiMAX利用者全員が同じ金額だけ値上げされるわけではありません。GMOとくとくBBは原則605円(税込)増、BIGLOBEは330円(税込)増、Broad WiMAXは代表的な個人向け料金で630円(税込)増と、契約先によって違います。

さらに、キャンペーン期間中は10月になっても現在の特典価格が維持されるケースがあります。まず確認したいのは「WiMAXを使っているか」ではなく、どのプロバイダの、どの料金プランを契約しているかです。

WiMAXは10月1日から値上げ?まず結論

今回の料金改定は、「WiMAX」という一つの会社が利用者全員の料金を一律に変更するものではありません。WiMAX回線を使ってサービスを提供している複数のプロバイダが、それぞれ料金を改定します。

プロバイダ改定主な値上げ幅キャンペーン・割引手続き
GMOとくとくBB10月利用分から+605円(税込)月額390円キャンペーンは特典期間中据え置き不要・自動適用
BIGLOBE WiMAX10月利用分から+330円(税込)対象の24カ月特典は終了まで据え置き不要・自動適用
Broad WiMAX10月1日から代表料金で+630円(税込)各種割引・キャンペーンの適用条件は変更なし契約中プランを確認
BIC WiMAX10月利用分から主に+300円、一部旧プラン+200円
※公式料金表は税別
プラン・割引により異なる不要
カシモWiMAX10月利用分から契約中プランごとに確認詳細はマイページマイページで確認
UQ WiMAX今回と同様の改定を確認できず―――

上表は2026年9月30日時点の各社公式情報を基準にしています。特に古い契約では料金プランが多数あるため、「GMOなら現在○円」「BICなら必ず○円」と現在の支払額まで一括りにはできません。

GMOとくとくBB WiMAXは月605円値上げ

GMOとくとくBBは、2026年10月1日利用分から対象サービスの月額料金に一律605円(税込)を加算します。料金は日割りにならず、利用者側で変更手続きをする必要もありません。

たとえばGMO公式の機種変更向けページには、月額5,033円(税込)のケースが改定後5,638円(税込)になる例があります。差額は605円です。ただし、これはそのページの対象契約における料金例で、GMO利用者全員が現在5,033円という意味ではありません。

WiMAX +5GだけでなくWiMAX 2+の旧プランも対象

今回のGMOの改定対象はWiMAX +5Gだけではありません。

「WiMAX2+ ギガ放題接続サービス」「WiMAX2+ 接続サービス」、3年契約やau系の旧プラン、レンタルプランなども対象に含まれています。「とくとくBBホームWi-Fi」も対象です。

GMOは公式に「すべての料金プランが改定の対象」としています。古いWiMAX 2+を長く使っている人も、今回の話とは無関係とは限りません。

月額390円キャンペーン中なら10月から上がらない

例外になるのが「月額390円キャンペーン」を利用しているケースです。

この特典を適用中の場合、利用開始から6カ月間はこれまで通りの特典価格が続きます。キャンペーンが10月1日に強制終了するわけではなく、特典期間が終わった後から改定後料金が適用されます。

そのため「GMO契約者は全員、10月利用分から実際の支払額が605円増える」と考えるとズレが生じます。

BIGLOBE WiMAXは月330円値上げ

BIGLOBEは2026年10月1日から、「BIGLOBE WiMAX +5G」と「BIGLOBE WiMAX 2+」の月額料金を一律330円(税込)引き上げます。こちらもすべての料金プランが対象で、10月利用分から自動的に適用されます。

BIGLOBEは8月にも料金体系を見直している

BIGLOBEで注意したいのは、2026年8月1日にサービス体系の見直しに伴う料金・割引内容の変更がすでに行われていることです。

10月の改定は、その8月1日時点の見直し後料金にさらに330円(税込)を加える仕組みです。

「2026年にBIGLOBEの料金が変わるのは10月の330円だけ」と捉えるのではなく、自分の契約については8月の変更も含めて確認した方が確実です。

24カ月の特典中なら当面3,278円のまま

現在「24カ月間月額2,980円(税込3,278円)」の月額料金値引き特典を適用中の場合、特典期間が終了するまでは現在の月額料金が維持されます。

改定後料金になるのは特典終了後の25カ月目以降です。

また、2026年7月1日から9月30日までに申し込んだ場合も料金改定自体の対象です。最近申し込んだから今回の改定対象外、とは限りません。

Broad WiMAXは代表料金で月630円増

Broad WiMAXも2026年10月1日に全プランの月額料金を改定します。

現在公式サイトで確認できる個人向けの代表的な料金では、初月が880円から1,510円、1カ月目以降が4,785円から5,415円となり、いずれも630円(税込)の増額です。

期間改定前改定後差額
初月880円1,510円+630円
1カ月目以降4,785円5,415円+630円

いずれも税込です。Broad WiMAXは各種割引・キャンペーンなどの適用条件については変更しないと案内しています。

ただし、過去から継続している契約まで全員が上表と同じ現在料金とは限りません。自分の支払額を確認する場合は、契約中の料金プランを基準にしてください。

BIC WiMAXも値上げ、旧WiMAX 2+は増額幅が違う

BIC WiMAX SERVICEも10月利用分から料金を改定します。こちらは「一律○円」ではなく、プランによって増額幅が異なります。

たとえば「BICギガ放題プラスS」は4,500円から4,800円へ300円増。「BIC定額 ツープラス」の一部は4,196円から4,396円へ200円増です。

注意したいのは、BIC公式の改定表が税別表示になっていること。GMOの「605円(税込)」やBIGLOBEの「330円(税込)」と数字だけを横並びにすると税区分が混ざります。本記事ではBICについて、公式表に合わせて税別額として記載しています。

BICは今回の料金改定について利用者側の手続きは不要としています。また、10月利用分から新料金となり、実際には2026年11月の請求で確認できると案内しています。

カシモWiMAXも10月改定、具体額はマイページで確認

カシモWiMAXも、2026年10月1日から契約中の料金プランの月額料金を改定すると公式サイトで告知しています。10月利用分、11月請求分から値上がりする案内です。

ただし、既存契約者について「全員一律で○円増」と判断できる公開料金表は確認できません。公式も詳しい案内はマイページで確認するよう案内しています。

現在の新規契約向け料金を、そのまま以前から契約している利用者の改定後料金として扱うのも正確ではありません。カシモを利用している人は、マイページに表示される自分の契約内容を確認するのが確実です。

UQ WiMAXも10月1日から値上げされる?

ここは今回、特に誤解しやすいところです。

2026年9月30日時点では、GMOとくとくBBやBIGLOBEなどと同様に、UQ WiMAX本体の月額基本料金を10月1日から引き上げるという公式発表は確認できません。

UQ WiMAXでは2026年に請求に関する変更なども行われていますが、それを今回の各プロバイダによる10月の月額料金改定と同一視することはできません。

したがって、「WiMAXだから10月1日から全員605円上がる」「UQ WiMAXもGMOと同じ605円増」といった理解は誤りです。

キャンペーン中でも値上げ?会社によって扱いが違う

料金プラン自体が改定対象でも、キャンペーンによって実際の支払額がすぐには変わらないことがあります。

プロバイダ確認できた特典10月以降の扱い
GMOとくとくBB月額390円キャンペーン利用開始から6カ月の特典期間中は従来の特典価格。終了後に改定後料金
BIGLOBE24カ月間月額2,980円(税込3,278円)の値引き特典特典終了まで現在料金。25カ月目以降に改定後料金
Broad WiMAX各種割引・キャンペーン適用条件に変更なしと案内

つまり、「キャンペーン利用者は値上げ対象外」でも「キャンペーンは10月1日で全部終了」でもありません。自分がどの特典を利用しているかまで確認する必要があります。

値上げ前に解約すれば違約金は無料?

料金改定を見て解約を考えている場合は、ここを日付まで確認してください。

GMOの契約解除料無料期間はすでに終了

GMOとくとくBBは、契約解除料が設定されているプランを対象に、今回の改定に伴う特例を設けていました。

対象となったのは2026年8月21日から9月20日までの解約です。この期間は更新期間にかかわらず契約解除料が無料でした。

しかし、記事公開日の9月30日時点ではすでに終了しています。「10月の値上げ前ならGMOは違約金無料」と考えないよう注意してください。

BIGLOBEの特例は9月30日まで

BIGLOBEは、契約解除料の設定があるプランを利用している人に限り、2026年9月1日から9月30日までの解約について、更新期間にかかわらず契約解除料を無料としています。

9月30日は公式に示された特例期間の最終日です。ただし、契約状態や解約手続きの成立条件を確認せず、「今から手続きすれば必ず無料」と断定するのは危険です。実際に解約を考えている場合は、BIGLOBEの会員ページで契約内容と解約手続きを確認してください。

契約解除料が無料でも端末代金の残債は別

特にGMOでは、今回の特例について未払いの端末代金は支払いが必要と明記しています。

契約解除料が0円になることと、解約に伴う支払いがすべて0円になることは同じではありません。端末を分割払いしている場合は、残りの端末代金も確認してから判断した方がいいでしょう。

10月1日に引き落とし額が増えるわけではない

「10月1日から値上げ」という表現でもう一つ誤解しやすいのが、実際にお金が引き落とされる日です。

GMOとくとくBBとBIGLOBEは、いずれも2026年10月利用分から改定後料金を適用します。「10月1日に値上げ後の1カ月分が突然口座から引き落とされる」という意味ではありません。

BIC WiMAXはより具体的に、10月利用分から新料金となり、2026年11月の請求で確認できると案内しています。カシモWiMAXも10月利用分・11月請求分からの値上がりとしています。

実際の請求日や口座振替日は契約先や支払方法によって異なるため、「10月1日=引き落とし日」と考えず、利用明細を確認してください。

自分がどこのWiMAXを契約しているか確認する方法

WiMAXのルーターを見ただけでは、どのプロバイダと契約しているのか分からないことがあります。同じWiMAX端末を複数の事業者が扱っているためです。

契約先が分からない場合は、まず契約時のメールや書面を探します。見つからなければ、クレジットカード・口座振替の利用明細に記載されている請求元、各社のマイページなどを確認すると絞り込めます。

  • 契約完了時のメール
  • 契約書面・重要事項説明書
  • 毎月の請求明細
  • クレジットカードや口座振替の明細
  • プロバイダのマイページ

契約先が分かったら、次に料金プラン名と適用中のキャンペーンを確認します。今回の改定で「実際にいくら増えるか」を判断するには、ここまで確認するのが確実です。

なぜ複数のWiMAXプロバイダが同じ時期に値上げする?

各社の説明を見ると、共通して出てくるのがコスト上昇です。

GMOとくとくBBとBIGLOBEは、物価高騰や通信回線の調達コスト上昇が続いていることを料金改定の理由として挙げています。Broad WiMAXも、物価高騰に加えて通信インフラの維持・拡充費用の上昇を理由としています。

カシモWiMAXはさらに、原材料費やエネルギーコストの上昇に加え、サービス提供元であるUQコミュニケーションズで通信設備の維持・管理コストの改定が実施されたと説明しています。

ただし、これだけを根拠に「UQコミュニケーションズが各社へ一律○円の値上げを行ったため、全プロバイダが同時に値上げした」とまでは言えません。実際、GMOは605円、BIGLOBEは330円、Broad WiMAXの代表料金は630円と増額幅が異なります。

値上げを機に乗り換えた方がいい?

値上げ幅だけを見れば、年間の負担増も気になるところです。単純計算ではGMOの605円増なら年間7,260円、BIGLOBEの330円増なら3,960円、Broad WiMAXの630円増なら7,560円になります。

ただ、これだけで乗り換えた方が得とは判断できません。

現在のキャンペーンがまだ続く人もいれば、端末代金が残っている人もいます。別サービスへ移れば新しい端末代や契約時の費用が発生する場合もあります。さらに、古い料金プランでは契約解除料の条件も人によって違います。

まず「値上げ後の実質月額」「現在の特典がいつまで続くか」「契約解除料」「端末残債」の4点を確認し、その合計で比較する方が現実的です。

結局、何もしなければどうなる?

GMOとくとくBBやBIGLOBE、BIC WiMAXなど、手続き不要と案内している事業者では、対象プランをそのまま使い続ければ改定後の料金が自動的に適用されます。

ただし、実際に10月利用分から支払額が増えるとは限りません。GMOの月額390円キャンペーンや、BIGLOBEの対象となる24カ月特典のように、特典期間が終わるまで現在料金が維持されるケースがあります。

今回の改定で一番避けたいのは、「WiMAXだから自分も605円上がる」と決めつけることです。UQ WiMAXでは今回と同様の10月1日の月額基本料金改定を確認できず、BIC WiMAXではプランによって増額幅が違い、カシモWiMAXでは契約中プランの詳細確認が必要です。

最初に契約プロバイダと料金プランを確認し、次にキャンペーンの有無を見る。解約や乗り換えを考えるなら、その後で契約解除料と端末残債を確認する。この順番なら、自分に今回の値上げがどう影響するのかを判断しやすくなります。

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