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イオン銀行はスマホなしで振込できなくなる?FIDO認証を9月7日導入、2027年4月以降に変わること

イオン銀行はスマホなしで振込できなくなる?FIDO認証を9月7日導入、2027年4月以降に変わること

イオン銀行のFIDO認証導入後にスマホなしで振込できるのか、ネット振込とATM・店舗の違いを示すアイキャッチ画像

イオン銀行が2026年9月7日から「FIDO認証(スマホ認証)」を導入しました。

これに伴い、これまでインターネットバンキングの認証に使われていた「確認番号表」と「アプリワンタイムパスワード」は利用できなくなっています。さらに、現在メールワンタイムパスワードを使っている人についても、2027年3月末で認証を終了する予定です。

そこで気になるのが、

「スマートフォンを持っていないと、今後イオン銀行から振込できなくなるのか」

という点です。

先に答えると、スマホがなければイオン銀行口座から一切振込できなくなるわけではありません。

予定通り2027年3月末でメールワンタイムパスワードが終了した後は、インターネットバンキングで振込などFIDO認証が必要な取引をする際にスマートフォンが必要になります。

一方、イオン銀行のキャッシュカードを使ったATM振込や、本人が店舗で自分のイオン銀行口座から振り込む方法は残ります。

つまり大きく変わるのは、スマホなしでインターネットから振込する方法です。

イオン銀行はスマホなしで振込できなくなる?

振込方法によって答えが変わります。

振込方法スマホなしで利用できる?
インターネットバンキングメールOTP終了後、FIDO認証が必要な振込にはスマホが必要
通帳アプリFIDO認証登録が必要なためスマホが必要
イオン銀行ATMキャッシュカードを使った口座からの振込は可能
イオン銀行店舗本人に限り、自分のイオン銀行口座から振込可能
電話振込不可。テレフォンバンキングなし

イオン銀行は、FIDO認証の登録と利用にはスマートフォンでの操作が必要と明記しています。登録時や取引時には通帳アプリを使って本人確認を行います。

そのため、スマホを持っていない人にとって影響が大きいのはネット振込です。

ただしATMや店舗という別の振込手段までなくなるわけではありません。

2026年9月7日から何が変わった?

FIDO認証の導入日は2026年9月7日です。

この日から、

確認番号表による認証

と、

アプリワンタイムパスワードによる認証

は利用できなくなりました。

一方で、メールワンタイムパスワードまで同時に終了したわけではありません。

現在すでにメールワンタイムパスワードを利用している人については、一部の取引で引き続き利用できます。

整理すると次のようになります。

認証方法2026年9月8日時点
確認番号表9月7日から利用不可
アプリワンタイムパスワード9月7日から利用不可
メールワンタイムパスワード既存利用者は一部取引で2027年3月末まで利用可能予定
FIDO認証9月7日から導入済み

「ワンタイムパスワードがすべて9月7日に廃止された」というわけではありません。

メールワンタイムパスワードは2027年3月末まで使える予定

イオン銀行はメールワンタイムパスワードについて、2027年3月末をもって終了する予定と案内しています。

現在メールワンタイムパスワードを利用している人は、少なくとも、

  • 振込
  • WEB即時決済サービス
  • 定額自動振込の新規登録
  • 普通預金残高がある場合の総合口座解約

で、当面メールワンタイムパスワードを使えます。

ただし、「2027年3月末」は現時点では予定です。

そのため、

「2027年4月1日から必ず一斉に完全移行する」

とまでは言えません。

予定通り2027年3月末で終了した場合、その後は対象となるインターネット取引でFIDO認証が必要になる、というのが現在の公式案内です。

メールOTPを使っている人にも注意点がある

現在メールワンタイムパスワードを使っている人には猶予期間がありますが、一つ注意があります。

イオン銀行によると、メールワンタイムパスワード利用中に初回ログインパスワードの再発行をすると、メールワンタイムパスワードの登録が解除されます。

しかも、解除後にメールワンタイムパスワードを再登録することはできません。

その場合はFIDO認証を登録する必要があります。

そのため、

「自分はメールOTPだから2027年3月までは何をしても今のまま使える」

とは限りません。

2027年4月以降、パソコンから振込する場合もスマホが必要?

ここは誤解しやすいところです。

パソコンからインターネットバンキングを使う人も、FIDO認証時にはスマートフォンが必要です。

FIDO認証は「スマホアプリから振込する人だけの仕組み」ではありません。

イオン銀行はパソコンからFIDO認証を利用する方法も案内していますが、取引時にはスマートフォンの通帳アプリを使って本人確認します。

つまり、

パソコンで振込操作
→ スマートフォンで本人認証

という使い方になります。

メールワンタイムパスワード終了後もPCだけでネット振込を続けられる、という意味ではありません。

FIDO認証とは?顔認証や指紋認証が必須ではない

FIDO認証と聞くと、

「顔認証が付いたスマホでないとダメなのか」

「指紋認証が必要なのか」

と思うかもしれません。

イオン銀行が導入したFIDO認証では、スマートフォンに登録された、

顔認証や指紋認証などの生体認証

に加えて、

端末パスコードやPINなど

を利用できます。

そのため、生体認証だけが唯一の認証方法ではありません。

FIDOは従来のパスワードだけによる本人確認に比べ、パスワード漏えいや第三者による不正利用のリスクを抑えやすい仕組みとして導入されています。

顔や指紋の情報がイオン銀行へ送られるわけではない

生体認証を使う場合、

「顔や指紋のデータを銀行へ登録するのか」

という点も気になるところです。

イオン銀行によると、指紋・顔・PINなどによる本人確認はスマートフォン端末内で行われ、生体情報そのものが外部へ送信されることはありません。

銀行側が顔画像や指紋データそのものを保存する仕組みではありません。

スマホを持っていない場合はATMから振込できる

スマートフォンを持っていない場合の現実的な選択肢の一つがATMです。

イオン銀行公式では、イオン銀行ATMから、

キャッシュカードを使ってイオン銀行口座から振込

ができます。

ここで別の制度変更と混同しないよう注意が必要です。

イオン銀行は2026年9月30日をもって、ATMでの「キャッシュカードを使用しない現金による振込」を終了します。

終了するのは、

現金だけをATMへ入れて振り込む方法

です。

イオン銀行口座のキャッシュカードを使い、自分の口座残高から振り込む方法まで9月30日でなくなるわけではありません。

店舗でも本人なら口座から振込できる

もう一つの方法がイオン銀行店舗です。

公式の「振込に関するお手続き」では、店舗について、

本人に限り、イオン銀行口座からの振込を取り扱う

と案内しています。

ただし、店舗へ現金を持ち込んで振り込むサービスではありません。

店舗での現金振込は取り扱っていないため、

スマホがない
→ 店舗へ現金を持っていけば振込できる

という理解は違います。

あくまで自分のイオン銀行口座から振り込む方法です。

電話で振込することはできない

ATMや店舗以外に、

「コールセンターへ電話すれば振込できるのでは?」

と考える人もいるかもしれません。

イオン銀行にはテレフォンバンキングがありません。

コールセンターから振込手続きを行うこともできないと公式に案内されています。

スマホなしでネット振込が難しくなった場合の代替手段は、現状ではATMや店舗を考えることになります。

FIDO認証が必要になるのは振込だけではない

FIDO認証の影響は振込だけではありません。

イオン銀行が主な対象として案内しているインターネットバンキングの手続きには、

  • 振込
  • 定額自動振込の新規登録
  • 振込限度額の引き上げ
  • WEB即時決済サービス
  • キャッシュカード暗証番号変更
  • 氏名・住所・電話番号変更
  • 総合口座解約(残高がある場合)

があります。

一方で、

「2027年4月以降、スマホがなければインターネットバンキングへログインすること自体が一切できなくなる」

とまでは現在の公式案内から言えません。

イオン銀行が明確に案内しているのは、対象となる取引でFIDOによる取引認証が必要になることです。

残高照会などを含め、インターネットバンキングの全機能がスマホなしでは利用不能になる、と拡大して解釈しない方がよいでしょう。

通帳アプリからも振込できるようになった

9月7日の変更は、認証方式の廃止だけではありません。

イオン銀行はFIDO認証の導入と同時に通帳アプリの機能を拡充し、新たに、

振込

と、

定期預金預入

を利用できるようにしました。

これらの取引にはFIDO認証の登録が必要です。

従来は主に残高や入出金明細を見るために使っていた通帳アプリから、直接取引できる範囲が広がったことになります。

FIDO認証の登録には何が必要?

FIDO認証を登録する場合は、スマートフォンとイオン銀行通帳アプリが必要です。

また、イオン銀行へ登録している携帯電話番号を本人確認に利用するため、古い番号が登録されたままの場合は事前に確認しておいた方がよいでしょう。

通帳アプリ利用規定では、FIDO登録時に、通帳アプリを入れた携帯電話からイオン銀行指定番号へ電話をかけて本人確認を行う仕組みも定められています。

通帳アプリの対応OSは今後変更される可能性があるため、古いスマートフォンを使っている場合は、登録前にイオン銀行公式の通帳アプリページで最新の動作確認環境を確認した方が確実です。

FIDO認証は何台のスマホに登録できる?

イオン銀行のFAQでは、

FIDO認証登録は1人1端末

と案内されています。

複数のスマートフォンへ同じ人の通帳アプリを登録して使い分けることはできません。

機種変更時にはFIDO認証についても所定の手続きが必要になるため、新しいスマートフォンへ替える場合は、イオン銀行の機種変更案内を確認してから進めるのが安全です。

確認番号表が使えないなら「ご利用カード」は捨てていい?

捨てない方がいいです。

2026年9月7日から使えなくなったのは、確認番号表を使った認証です。

イオン銀行ダイレクトご利用カードやイオン銀行キャッシュカード裏面などに記載されている契約者IDは、今後もインターネットバンキングや通帳アプリへのログインで使用します。

イオン銀行も、カードを大切に保管するよう案内しています。

「確認番号表が終了したから、ご利用カード自体が不要になった」という意味ではありません。

9月7日の「通帳アプリで振込できない」不具合は復旧済み

FIDO認証が始まった9月7日の朝には、通帳アプリの振込機能を利用できない状態が一時発生しました。

イオン銀行は午前7時時点で、FIDO認証自体には問題がなく、インターネットバンキングからの振込は利用できると案内していました。

その後、午前8時25分時点で復旧しています。

そのため、現在もFIDO導入が原因で通帳アプリから振込できない状態が続いている、ということではありません。

「FIDO登録はこちら」というSMSが来たら注意

イオン銀行は今回のFIDO認証に関する案内について、

「本件に関する案内をSMS(ショートメール)で行うことはありません」

と明記しています。

FIDO登録を促す内容だからといって、SMS内のリンクをそのまま開くのは避け、イオン銀行公式サイトや公式アプリから確認した方が安全です。

今すぐFIDO認証へ変更した方がいい?

利用している認証方法によって状況が違います。

確認番号表やアプリワンタイムパスワードを使っていた人は、これらが9月7日から使えなくなっているため、FIDO認証が必要な取引をするなら新しい方式への対応が必要です。

一方、すでにメールワンタイムパスワードを使っている人には、2027年3月末までの猶予が設けられる予定です。

ただし、イオン銀行は早めのFIDO登録を呼びかけています。メールOTPは将来終了する予定で、初回ログインパスワードの再発行をすると再登録もできません。

スマートフォンを持っていない人は、メールOTPの終了直前になってから困らないよう、ATMや店舗での振込方法を一度確認しておくとよいでしょう。

まとめ|スマホなしで「振込不能」になるのではなく、ネット振込の認証が変わる

イオン銀行は2026年9月7日からFIDO認証を導入し、確認番号表とアプリワンタイムパスワードによる認証を終了しました。

現在メールワンタイムパスワードを利用している人は、一部の対象取引について2027年3月末まで利用できる予定です。

そして予定通りメールOTPが終了した後は、インターネットバンキングで振込などFIDO対象の取引を行う場合、認証用のスマートフォンが必要になります。パソコンから振込する場合でも同様です。

ただし、

スマートフォンがなければイオン銀行口座から一切振込できなくなるわけではありません。

イオン銀行のキャッシュカードを使ったATM振込や、本人による店舗での口座からの振込は残ります。

また、2026年9月30日に終了するATMサービスも、振込そのものではなくキャッシュカードを使用しない現金による振込です。

今回の変更で大きく影響を受けるのは、これまでスマートフォンを使わずにインターネットバンキングで振込などをしてきた人です。

「2027年4月からイオン銀行ではスマホなしだと何もできない」という変更ではなく、ネット上の重要な取引について、スマートフォンを使った本人認証へ段階的に移行していると考えると分かりやすいでしょう。

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