- アナザーエデン ビギンズはスマホ版の移植?ガチャ・ストーリー・戦闘・データ引き継ぎの違い
- 『アナザーエデン ビギンズ』はスマホ版の移植?結論は「第1部を大幅に再構築」
- ガチャはある?スマホ版の「出逢い」は本編から外れている
- 早期購入特典の「★5確定十の出逢い」は『ビギンズ』のガチャではない
- ストーリーはどこまで同じ?1周目は第1部全26章が土台
- ニューゲーム+は普通の「強くてニューゲーム」ではない
- バトルはスマホ版と同じ?アナザーフォースは残る
- キャラクター育成もガチャ前提から作り直された
- フィールドは横移動のままではない、自由に歩き回れる探索へ
- フルボイス化で第1部の見え方も変わる
- 登場キャラクターは何人?スマホ版の全員が使えるわけではない
- スマホ版のセーブデータは『ビギンズ』へ引き継げる?
- 第1部スキップコードはセーブデータ移行ではない
- 無料体験版は第6章まで、製品版へセーブを引き継げる
- Switch 2版とSwitch・Steam版は何が違う?
- スマホ版を遊んでいた人にも意味はある?
- 初めての人は『ビギンズ』から始めても大丈夫?
- まとめ
アナザーエデン ビギンズはスマホ版の移植?ガチャ・ストーリー・戦闘・データ引き継ぎの違い

2026年9月17日に発売された『アナザーエデン ビギンズ』。
もともとスマートフォン/PCで長くサービスが続いている『アナザーエデン 時空を超える猫』を知っている人ほど、「結局スマホ版をSwitchに移したもの?」「第1部をもう一度遊ぶだけ?」「ガチャまで残っているの?」と気になるところでしょう。
先に結論を言うと、『ビギンズ』はスマホ版をそのまま家庭用機へ移植した作品ではありません。
物語の土台になっているのは『時空を超える猫』のメインストーリー第1部・全26章ですが、フィールド探索、バトル、育成、UI、グラフィック、キャラクターの描写まで家庭用RPG向けに大きく作り直されています。プロデューサーの平澤信之介氏も、単なる移植ではなく「コンシューマRPGの新作」として再構築した作品だと説明しています。
しかも違いは1周目だけではありません。メインストーリー後には「ニューゲーム+」が解放され、1周目とは流れの異なる新たな冒険と10種類以上のエンディングが用意されています。
一方で注意したいのが課金周りです。スマホ版のようなキャラクターガチャはありませんが、追加キャラクターの有料DLCは存在します。
「買い切りだから追加課金も一切ない」と考えると、そこだけは少し違います。
| 項目 | アナザーエデン ビギンズ | アナザーエデン 時空を超える猫 |
|---|---|---|
| 販売形態 | 買い切り型+有料DLC | 基本プレイ無料 |
| 主な対応機種 | Switch 2/Switch/Steam | iOS/Android/PC |
| ストーリー | 第1部全26章をベースに再構築+ニューゲーム+ | 第1部以降も長期展開 |
| キャラクターガチャ | スマホ版型のランダムガチャなし | 「出逢い」あり |
| 仲間の増やし方 | 冒険や出逢いクエストなどを通じて加入 | ストーリー加入+出逢いなど |
| 探索 | 自由にフィールドを探索 | スマホ向けのライン移動を基本とする構成 |
| ニューゲーム+ | あり | 『ビギンズ』と同じ仕組みではない |
| セーブデータ共有 | スマホ版との相互移行機能は発表されていない | ― |
『アナザーエデン ビギンズ』はスマホ版の移植?結論は「第1部を大幅に再構築」
『ビギンズ』の原点にあるのは、2017年から続く『アナザーエデン 時空を超える猫』です。
収録される1周目のメインストーリーは、アルドが旅立ち、現代・未来・古代を行き来していく第1部全26章をベースにしています。シナリオ・演出を手掛けてきた加藤正人氏が、同じ第1部を土台としながら新たな解釈を加えて再構築しました。
そのため、「スマホ版とは無関係の完全新作ストーリー」という説明も違います。
一方で「スマホ版第1部をそのまま移植したもの」と考えるのも正確ではありません。
開発の初期段階では、実際にスマホ版のシステムをそのまま家庭用機で動かすことも試されたそうです。しかしコントローラーで遊ぶと、ライン上を往復する移動や当時の戦闘テンポでは家庭用RPGとして物足りなさがあったため、探索やバトルを根本から見直すことになりました。
フィールドも、単に移動方向を増やしただけではありません。
スマホ画面では見えなかった部分までカメラに映るようになるため、背景や地形を大量に描き足し、自由に歩き回れる空間として作り直しています。
つまり、見覚えのあるバルオキーや各時代の土地が登場しても、ゲームとしての作りはかなり違います。
公式が商品名として「フルリメイク」と掲げている作品ではないため、本記事ではそう断定しません。ただ、少なくとも「移植」という一言だけでは変更規模を説明できない作品です。
ガチャはある?スマホ版の「出逢い」は本編から外れている
スマホ版経験者が真っ先に気になるのがガチャでしょう。
『時空を超える猫』では、キャラクターを獲得する「出逢い」がゲームの大きな要素になっています。
『ビギンズ』では、その仕組みをそのまま持ち込んでいません。
平澤氏は開発者インタビューで、ガチャを別の抽選システムに置き換えるのではなく、冒険の中でキャラクターと出会い、加入するまでの過程そのものを描く方向へ変えたと説明しています。
仲間にはそれぞれ「出逢いクエスト」があり、加入後には「キャラクタークエスト」、さらに親密度を深めることで見られる「親密度クエスト」も用意されています。
Steam公式も「18人の仲間との出会い」と紹介しており、各キャラクターについて出逢い、キャラクター、親密度の物語を楽しめるとしています。
スマホ版のようにクロノスの石を使ってランダムに仲間を引き、その結果が戦力形成に大きく影響するゲーム設計ではありません。
ガチャはないが、有料DLCはある
ここは混同しやすいところです。
『ビギンズ』は買い切りRPGですが、追加キャラクターDLCが別途販売されています。
発売日の9月17日には、
「追加キャラクターパックVol.1 チルリル&ティラミス」
「追加キャラクターパックVol.2 エルシール&ベネディト」
が各1,000円(税込)で配信。
Vol.1~5をまとめたシーズンパスも4,500円(税込)で販売され、Vol.3ではイーファ&ウェネーフィカ、Vol.4ではイスカ&クロード、Vol.5ではアシュティア&ヴィクトが追加予定です。
DLCキャラクターも購入した瞬間に自動加入するわけではなく、ゲームを一定地点まで進めたうえで、それぞれの出逢いクエストをクリアすると仲間になります。
つまり整理すると、ランダム抽選のガチャはない。しかし追加キャラクターを買うDLCはある、という形です。
早期購入特典の「★5確定十の出逢い」は『ビギンズ』のガチャではない
さらにややこしいのが、早期購入特典です。
特典の中には「ラミュと出逢う」チケットや「★5確定十の出逢い(BEGINS)」チケット×3が含まれています。
名前だけを見ると、『ビギンズ』にも結局「出逢い=ガチャ」があるように見えます。
しかし、これらを使うのはスマートフォン/PCでサービス中の『アナザーエデン 時空を超える猫』側です。
『ビギンズ』本編でキャラクターを抽選するアイテムではありません。
公式サイトでも、「ラミュと出逢う」チケットと★5確定チケットはいずれも『時空を超える猫』で使用するものと明記されています。
この特典を根拠に「ビギンズにもガチャがある」と判断しないよう注意が必要です。
ストーリーはどこまで同じ?1周目は第1部全26章が土台
『ビギンズ』の1周目で描かれる中心は、『時空を超える猫』のメインストーリー第1部です。
全26章をベースに、アルドが旅立つところから物語が始まります。
その核となる展開について、開発側は大きく変えてはいけない部分だったと説明しています。第1部が持っていた「時空を超えながら仲間と冒険する」という体験は残されています。
ただし、見せ方まで同じという意味ではありません。
キャラクター劇は現在の技術で作り直され、ビジュアルも刷新。ストーリーにはボイスが付き、既存プレイヤーが知っている場面でも印象はかなり変わります。
そのため、「第1部を知っているから全部同じ」という作品ではありません。
第1.5部、第2部、第3部、外典・外史まで入っているわけではない
現在確認されている『ビギンズ』の土台は、あくまで第1部です。
『時空を超える猫』にはその後、第1.5部、第2部、第3部をはじめ、外伝、外典、外史、協奏など膨大な追加ストーリーがあります。
これらすべてを『ビギンズ』一本に収録した「アナザーエデン完全版」ではありません。
実際、4Gamerが第2部以降のコンシューマRPG化について質問した際、平澤氏は今後も続けたい意向を示しつつ、まず『ビギンズ』を成功させる必要があると話しています。
つまり第2部以降は、少なくとも今回の『ビギンズ』に最初から一括収録されたものとして扱われてはいません。
ニューゲーム+は普通の「強くてニューゲーム」ではない
『ビギンズ』が第1部経験者にも意味を持つ理由として、もっとも大きいのがニューゲーム+です。
メインストーリーをクリアすると解放され、育てた仲間の強さを引き継いで新たな冒険を始められます。
ここまでは一般的な「強くてニューゲーム」に近いのですが、『ビギンズ』ではそこから物語自体が変わります。
新キャラクターのラミュが登場し、プレイヤーの行動や選択によって物語が分岐。公式には10種類以上のエンディングが用意されていることが発表されています。
平澤氏はさらに、2周目は1周目とはストーリーの流れがまったく異なり、1周目を終えた段階でも物語全体としては「半分」程度という趣旨の説明までしています。
そのため、『ビギンズ』を「スマホ版第1部を一度クリアして終わりのゲーム」と見るのは違います。
第1部を知っている人にとっては、むしろニューゲーム+以降が大きな新規部分になります。
もちろん発売直後の記事なので、分岐条件や各エンディングの内容、ラミュをめぐる核心には触れません。
バトルはスマホ版と同じ?アナザーフォースは残る
戦闘はターン制のコマンドバトルという基本を受け継いでいます。
一方、敵との遭遇方法やパーティ編成、戦闘テンポ、UIなどは家庭用RPG向けに再構築されました。
フィールド上では敵を確認できるシンボルエンカウントを採用。戦闘ではアタッカー、サポーター、ヒーラーなど、それぞれの役割や組み合わせを考えて編成することが重要になります。
スマホ版でおなじみの「アナザーフォース」も残っています。
攻撃によってゲージを溜め、発動中に連続攻撃を叩き込む大技という基本的な位置付けは『ビギンズ』でも健在です。
新要素「チェインスキル」
『ビギンズ』独自の要素として加わったのがチェインスキルです。
キャラクター同士の役割やシナジーを生かしながら追加攻撃をつなげていく仕組みで、誰を組ませるかというパーティ構築にも意味を持たせています。
単にスマホ版のコマンド画面をコントローラー向けに置き換えただけではなく、同じ「コマンドRPG」という芯を残しながら、その周辺を現在の家庭用RPG向けに組み直した形です。
キャラクター育成もガチャ前提から作り直された
スマホ版では長期運営を前提に、キャラクター入手やさまざまな育成要素が積み重ねられてきました。
『ビギンズ』では、その仕組みをそのまま移していません。
開発側によれば、敵を倒して経験値を獲得し、レベルを上げ、お金を貯めて装備を整えるという、買い切り型RPGとして分かりやすい成長サイクルへ再設計されています。
スマホ版で強いキャラクターを引けるかどうかが戦力に影響する構造ではなく、仲間を育てればそれぞれがきちんと戦力になることを意識したバランスです。
長期運営版にある天冥値、グラスタ、星導覚醒などを見て、「ビギンズでも全部同じ仕組みを覚えなければならない」と考える必要はありません。
『ビギンズ』は別のRPGとして育成バランスを組み直しています。
フィールドは横移動のままではない、自由に歩き回れる探索へ
移植ではないことがもっとも分かりやすいのが探索です。
スマホ版では横方向のラインを中心に移動するフィールドが基本でした。
『ビギンズ』ではコントローラーでフィールドを自由に歩き回れます。公式も「フィールドを自由に探索して古代・現代・未来を駆け巡る」と案内しています。
自由移動にしたことで、これまで画面外だった建物の裏側や背景まで見えるようになります。
そのままでは空間として成立しないため、開発時にはカメラだけでなく地形や背景そのものを描き足しました。平澤氏によれば、スマホ版経験者には見慣れた場所に見えても、実際には新たに作られた部分が大量にあります。
宝箱を探したり、寄り道したりという家庭用RPGらしい探索も強くなっており、「画面を横へ進めて次のエリアへ」というスマホ版そのままの感覚ではありません。
フルボイス化で第1部の見え方も変わる
ストーリー面ではフルボイス化も大きな変更点です。
Steam公式ではメインストーリーをフルボイスと案内しています。さらに出逢いクエスト、キャラクタークエスト、親密度クエストといった仲間ごとの物語にも音声が用意されています。
ここでいうフルボイスを「ゲーム内に存在する全テキスト、全NPCの会話が100%音声化」とまで広げるのは避けた方がよいでしょう。
確認できるのは、メインストーリーと主要なキャラクター関連シナリオがボイス付きで展開することです。
既に第1部のテキストを知っているプレイヤーでも、声優の演技や作り直されたキャラクター劇によって同じ場面の印象が変わる部分は多くなっています。
登場キャラクターは何人?スマホ版の全員が使えるわけではない
長期運営中の『時空を超える猫』には非常に多くのキャラクターがいますが、その全員を『ビギンズ』へ移した作品ではありません。
Steam公式では、アルドが冒険の中で18人の仲間と出会うと説明されています。ファミ通の発売直前特集では、主人公アルドを含めた19人のプレイアブルキャラクターとして紹介されています。
Nintendo公式の商品説明も19人からパーティを編成すると案内しているため、基本ロスターはアルドを含め19人と整理できます。
なお、日本公式サイトには現在も画像内に「総勢17名」という表記が残っていますが、実際の掲載キャラクターやSteam、Nintendo、発売直前資料とは数字が合いません。
そのため、17人という古いとみられる表示だけを基準にするのは避けた方がよさそうです。
さらにDLCでは全5パック、合計10人の追加キャラクターが予定されています。
当然ながら、スマホ版で自分が所持しているキャラクターを『ビギンズ』でも全員そのまま使用できるという意味ではありません。
スマホ版のセーブデータは『ビギンズ』へ引き継げる?
2026年9月17日時点で、スマートフォン/PC版『時空を超える猫』のゲームデータを『ビギンズ』へ移す機能は公式に案内されていません。
逆方向についても同様です。
スマホ版で育てたキャラクター、レベル、装備、ストーリー進行、所持アイテム、クロノスの石などを『ビギンズ』へ移したり、『ビギンズ』で育てたアルドたちをそのままスマホ版へ戻したりする相互セーブ機能は発表されていません。
つまり、同じ『アナザーエデン』の物語を扱っていますが、ゲームデータは別物として考えるのが安全です。
ここで混同しやすいのが、早期購入特典の「第1部スキップコード」です。
第1部スキップコードはセーブデータ移行ではない
第1部スキップコードは、『ビギンズ』のセーブデータをスマホ版へ変換する機能ではありません。
『時空を超える猫』を初めてプレイする人が初回起動時にコードを入力すると、スマホ/PC版側のメインストーリー第1部をスキップして、その先から始められる特典です。
利用期間は2026年9月17日0時から2027年9月16日23時59分まで。
想定されている使い方は分かりやすく、『ビギンズ』で第1部に相当する物語を体験した人が、その後『時空を超える猫』で続きを遊ぶ際、もう一度同じ第1部を最初から進めなくてもよいようにするものです。
既存のスマホ版アカウントで好きな場所から自由にスキップする機能ではなく、公式では「『時空を超える猫』をはじめてプレイする方のみ」と条件が明記されています。
「ビギンズをクリアすると自動的にスマホ版の続きへセーブデータが転送される」という仕組みではありません。
無料体験版は第6章まで、製品版へセーブを引き継げる
購入するか迷っているなら、無料体験版を使う方法もあります。
発売日の9月17日現在も、公式サイトからNintendo StoreとSteamの体験版へ案内されています。
プレイできるのはゲーム冒頭からメインストーリー第6章まで。ストーリー進行とキャラクターのステータスを製品版へ引き継いで、そのまま続きを遊べます。
Nintendo Switch版体験版のセーブデータは、Nintendo Switch版製品版だけでなくNintendo Switch 2 Editionにも引き継ぎ可能です。
Steam版は少し事情が異なり、公式が案内する手順に沿ってセーブフォルダをコピー・変更する必要があります。Steam Deckについても専用の手動移行手順が公開されています。
Steam Deckに関しては公式が移行方法まで用意していますが、Valveによる互換性評価については別の話なので、「Steam Deck Verified」とまでは断定しない方がよいでしょう。
Switch 2版とSwitch・Steam版は何が違う?
発売機種はNintendo Switch 2、Nintendo Switch、Steamです。
通常版の価格は次の通りです。
| 機種 | 通常版価格 | パッケージ版 | 主な違い |
|---|---|---|---|
| Nintendo Switch 2 Edition | 5,480円(税込) | あり | 4K対応の強化グラフィック、最大60fps |
| Nintendo Switch | 4,980円(税込) | あり | Switch/Switch 2で起動可能。Edition機能は別途アップグレード |
| Steam | 4,980円(税込) | なし | PC設定に応じた映像環境。推奨では4K・60fps |
Nintendo公式の商品ページではSwitch 2 Editionの強化点として、4K対応のグラフィック強化と最大60fpsへのフレームレート向上が案内されています。
HDR対応やJoy-Con 2のマウス操作などは、現時点で『ビギンズ』のSwitch 2 Edition固有機能として公式に案内されていません。
Switch版をすでに持っている場合は、アップグレードパスを購入してSwitch 2 Editionへ変更できます。
国内価格は500円(税込)。Switch版4,980円との合計は5,480円なので、通常価格ベースでは最初からSwitch 2 Editionを買った場合と同額になります。
注意したいのは、「Switch版をSwitch 2本体で動かすこと」と「Nintendo Switch 2 Editionへアップグレードすること」は別だという点です。
4K対応や最大60fpsといったEdition向け強化を利用するには、Switch 2 Editionそのものかアップグレードパスが必要です。
『アナザーエデン ビギンズ』のNintendo Switch 2 Edition。スマホ版第1部をベースに探索・戦闘・育成などを再構築した買い切りRPGで、Switch 2 Editionでは4K対応の強化グラフィックと最大60fpsに対応しています。
価格・在庫・仕様や版の違いなどは変動します。購入の際は各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。
Steam版は推奨環境で4K・60fps
Steam版の推奨環境では、GeForce GTX 1060などを基準に3840×2160、High設定、60fpsが目安として掲載されています。
最低環境は1280×720、Low設定、30fpsです。必要ストレージは10GBと案内されています。
ストーリーやニューゲーム+、基本キャラクターなどについて、「Steam版だけ別シナリオ」といった機種限定要素は発表されていません。
機種選びではゲーム内容より、パッケージを持ちたいか、Switch 2の映像強化を使いたいか、PC環境で遊びたいかを見る方が分かりやすいでしょう。
スマホ版を遊んでいた人にも意味はある?
少なくとも「第1部を知っているから、全部同じ内容をもう一度遊ぶだけ」という作品ではありません。
1周目の物語には第1部という共通の土台があります。
しかし、その周囲にあるゲーム部分はかなり変わっています。
自由探索へ作り直されたフィールド、シンボルエンカウント、チェインスキルを含む戦闘、買い切りRPG向けの育成、仲間一人ひとりとの出逢い、フルボイス化された物語があります。
そして何より、メインストーリー後には1周目と流れの異なるニューゲーム+が待っています。
平澤氏は既存プレイヤーに対しても、第1部を知っているからこそ気づく変化があり、2周目以降にはさらに大きな驚きがあると説明しています。
この部分に魅力を感じるなら、スマホ版経験者にも明確な差分があります。
逆に、「第1部の大筋をもう一度見ること自体には興味がなく、ライブサービス版の第2部以降だけを追いたい」という人であれば、何が追加されているのかを理解してから判断した方がよいでしょう。
初めての人は『ビギンズ』から始めても大丈夫?
こちらは心配する必要はありません。
『ビギンズ』は主人公アルドが初めて旅へ出るところから始まります。
平澤氏も、新規プレイヤーは過去9年分の知識を持っている必要はなく、「ぜひビギンズから始めてください」という趣旨で説明しています。
スマホ版を何百時間も先に進めておかないと分からない続編ではありません。
むしろ『ビギンズ』で第1部を体験し、もっと先の『アナザーエデン』を知りたくなった人向けに、早期購入特典の第1部スキップコードが用意されています。
まとめ
『アナザーエデン ビギンズ』は、『アナザーエデン 時空を超える猫』の第1部全26章をベースにした作品です。
ただし、スマホ版をそのままSwitchへ移しただけではありません。
探索は自由移動へ変わり、戦闘や育成も家庭用RPG向けに再構築。スマホ版型のキャラクターガチャを外し、仲間との出会いや物語をゲーム内へ組み込みました。
一方、完全に追加課金がないわけではなく、有料の追加キャラクターDLCとシーズンパスは存在します。
ストーリー面でも1周目だけで終わらず、ニューゲーム+から新たな展開へ入り、プレイヤーの行動によって10種類以上のエンディングへ分岐します。
スマホ版のセーブデータをそのまま持ち込む仕組みは発表されておらず、第1部スキップコードもセーブ移行機能ではありません。
スマホ版経験者なら「知っている第1部を、どこまで違うゲームとして作り直したのか」、未経験者なら「ガチャを前提としない買い切りRPGとしてアナザーエデンを始めたいか」。
その2点で考えると、『ビギンズ』が自分に合う作品か判断しやすくなります。