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『英雄伝説Ⅲ 白き魔女』はリメイクされる?NEOWIZとの契約・発売日・対応機種を整理

『英雄伝説Ⅲ 白き魔女』はリメイク?NEOWIZとの契約・発売日・機種は

『英雄伝説Ⅲ 白き魔女』のPC・コンシューマ向け新プロジェクトと、リメイクの正式呼称や発売日・具体的な対応機種が未発表であることを示したアイキャッチ

1994年に登場した日本ファルコムのRPG『英雄伝説Ⅲ 白き魔女』が、PCと家庭用ゲーム機向けに新たに動き出しました。

日本ファルコムは2026年9月16日、『白き魔女』について韓国のゲーム会社NEOWIZと商品化ライセンス契約を締結したと発表。PCおよびコンシューマ向けに開発し、グローバル市場でリリースする計画であることを明らかにしています。

ここで気になるのが、これが「リメイク決定」なのかという点です。

結論から言うと、新しい『白き魔女』をPC・コンシューマ向けに開発することは確定していますが、2026年9月17日時点で日本ファルコムもNEOWIZも正式に「リメイク」とは発表していません。

発売日も未定で、PlayStation 5、Nintendo Switch 2、Nintendo Switch、Xbox、Steamといった具体的な対応機種もまだ発表されていません。

一方、NEOWIZ側ではPC・コンソールゲームの開発権とグローバルパブリッシング権を確保し、原作のストーリーや独特の雰囲気を忠実に再現する方針まで示されています。単なる旧作データの再配信より一歩踏み込んだプロジェクトであることは読み取れます。

項目2026年9月17日時点
PC向け新プロジェクト確定
コンシューマ向け開発確定
グローバル展開発表済み
正式に「リメイク」と発表されていない
正式タイトル未発表
発売日・発売年未発表
PS5/Switch 2/Switch/Xbox未発表
Steam未発表
物理パッケージ版未発表

『英雄伝説Ⅲ 白き魔女』はリメイクされる?

現段階では、「リメイクされる」と断定するのはまだ早いです。

日本ファルコムの9月16日の発表で使われているのは、「PCおよびコンシューマ向けの開発」「グローバル市場でのリリース」「商品化ライセンス契約」という表現です。

リメイク、リマスター、移植、リイマジニングといった作品形態を示す呼び方は出ていません。

ファルコムは、作品がリメイクである場合にその言葉を明確に使う会社でもあります。

たとえば2026年9月17日発売の『空の軌跡 the 2nd』については、「軌跡シリーズ完全フルリメイク作品第2弾」と公式に明記し、Nintendo Switch 2、Nintendo Switch、PS5、Steamという機種まで具体的に発表しています。

つぶログでも『空の軌跡 the 2nd』の発売・対応機種を整理した記事で詳しく扱っていますが、『白き魔女』についてはまだそこまで情報が出ていません。

だからといって、「リメイクではない」と決まったわけでもありません。

韓国側ではNEOWIZが『白き魔女』のPC・コンソールゲーム開発権とグローバルパブリッシング権を取得し、原作のストーリーと特有の雰囲気を忠実に実現することを重視して開発すると説明しています。

少なくとも、既存のPC-9801版をそのまま販売するだけ、という説明ではありません。

現時点では、

「原作をもとにした新しいPC・コンシューマ向け作品の開発は決まった。ただし、それをリメイクと呼ぶのか、どんな形で作り直すのかは未発表」

という理解が最も正確です。

NEOWIZとの契約で何が決まった?

日本ファルコムが発表したのは、『英雄伝説Ⅲ 白き魔女』に関する商品化ライセンス契約です。

少し分かりにくい言葉ですが、『白き魔女』の権利そのものがNEOWIZへ売却されたわけではありません。

日本ファルコムは現在も『白き魔女』のIPを保有しており、そのIPを使ってPC・コンシューマ向けゲームを展開する権利をNEOWIZへ許諾した形です。ファルコム公式も「同社が保有するIP」としたうえで契約締結を発表しています。

韓国側の発表ではさらに踏み込み、NEOWIZがPC・コンソールパッケージゲームの開発権とグローバルパブリッシング権を確保したと説明されています。

つまり、今回のニュースは単に「いつか何かに使えるライセンスを取った」という段階ではありません。

『白き魔女』をPCと家庭用ゲーム機向けに開発し、世界市場へ届けるところまでが企画の前提になっています。

ただし、契約期間や開発費、ロイヤリティ率などの契約条件は公表されていません。

発売日はいつ?2027年発売ではない

2026年9月17日時点で、発売日は発表されていません。発売年も未発表です。

2027年発売という公式情報もありません。

ライセンス契約が発表された時期や一般的なゲームの開発期間から発売年を予想することはできますが、今の段階で記事に数字を置く根拠にはなりません。

正式タイトルさえまだ発表されておらず、ゲーム画面、トレーラー、ティザーサイトも確認されていません。

「2027年発売予定」「2028年ごろ」といった情報を見かけても、少なくとも今回の公式発表から出てきた日付ではない点には注意が必要です。

PS5・Switch 2・Steam版は出る?

ここも検索では非常に気になるところですが、具体的な機種はまだ一つも発表されていません。

日本ファルコムが発表しているのは、

PC

そして、

コンシューマ

までです。

機種・ストア現在の状況
PC開発決定
Steam未発表
PlayStation 5未発表
Nintendo Switch 2未発表
Nintendo Switch未発表
Xbox Series X|S未発表

「PC版が出るならSteamも確定」とは限りません。

ファルコムはSteam対応が決まっている作品では、『空の軌跡 the 2nd』のようにプラットフォーム名を直接記載しています。今回の発表にSteamという名前がない以上、PC版の販売ストアまでは未定と見るべきです。

PS5、Switch 2、Xboxについても同じです。

NEOWIZが過去にどの機種へゲームを出しているかを根拠に、「この機種には出るはず」と決めることはできません。

「PC・コンソールパッケージゲーム」は物理パッケージ版という意味?

韓国側の記事には、「PC・コンソールパッケージゲーム」という表現が登場します。

これをそのまま、

「PS5やSwitch 2のパッケージ版が発売決定した」

と受け取るのは危険です。

韓国のゲーム業界で「パッケージゲーム」は、オンライン運営型や基本プレイ無料タイトルなどと区別して、買い切り型のPC・コンソールゲームを指す文脈でも使われます。

現段階では物理ディスク、ゲームカード、ダウンロード専売といった販売形態は発表されていません。

日本でも発売される?

日本ファルコムは今回の発表タイトル自体を「全世界リリースに向け」としており、本文でもグローバル市場でのリリースを前提にしています。

韓国側でもNEOWIZがグローバルパブリッシング権を取得しています。

そのため、韓国だけで発売する企画ではありません。

日本ファルコム自身が日本向けに発表していることも含め、日本を含む世界展開を想定したプロジェクトと考えるのが自然です。

ただし、

日本語版の発売日

海外との同時発売

日本での販売会社

国内パッケージ版

までは決まっていません。

「全世界リリース」と「全世界同時発売」も別です。

NEOWIZが開発する?日本ファルコムは何をする?

韓国側の発表によれば、NEOWIZはPC・コンソールゲームの開発権グローバルパブリッシング権を確保しています。

そのため、今回のプロジェクトは日本ファルコムが自社内で作り、NEOWIZが海外販売だけを担当する形ではありません。

開発・販売展開の主体はNEOWIZ側になります。

一方で、ここから「ファルコムは何も関わらない」とするのも違います。

日本ファルコムは自社のライセンス案件について、ソフトウェアやサービスの場合、デザインだけでなくプロトタイプやモックアップの段階でも監修を行い、案件の種類を問わずファルコムの監修が必要になると説明しています。

したがって『白き魔女』でも、ファルコムはIP保有者・ライセンサーとして関わることになります。

ただし、この作品でどこまでシナリオ、キャラクター、ゲームシステムなどに関与するのか、スタッフを共同開発へ送り込むのかといった具体的な体制はまだ発表されていません。

『Lies of P』の開発チームが作る?

NEOWIZと聞いて、『Lies of P』を思い浮かべる人も多いでしょう。

日本ファルコム自身も今回の発表でNEOWIZを紹介する際、『Lies of P』『DJMAX RESPECT V』『SANABI』『Shape of Dreams』『猫とスープ』などを代表作として挙げています。

そのため、

「『Lies of P』などで知られるNEOWIZが『白き魔女』のプロジェクトを手掛ける」

という説明は問題ありません。

ただし、『Lies of P』を開発したROUND8 Studioが『白き魔女』を担当するとは発表されていません。

実際の制作スタジオは未発表です。

『Lies of P』と同じチーム、同じゲームエンジン、同じ作風になると考える根拠もありません。

1994年版・Windows版・PSP版のどれを作り直す?

『白き魔女』には、長い歴史の中で複数のバージョンがあります。

原点となるPC-9801版『英雄伝説Ⅲ 白き魔女』は1994年3月18日発売。その後はシステムやゲームバランスを改良した「リニューアル」版が作られ、1999年4月23日にはWindows版『英雄伝説 白き魔女』も発売されました。

家庭用ゲーム機ではPlayStation、セガサターン、PSPなどでも展開されています。

だからこそ今回、

「どの『白き魔女』をリメイクするのか」

という疑問が出ます。

しかし、NEOWIZ版がどの既存バージョンを直接ベースにするかは発表されていません。

1994年のPC-9801版を一から再構築するのか、後年のWindows版を参考にするのか、PSP版を土台にするのかは不明です。

NEOWIZが「原作のストーリーと特有の雰囲気を忠実に再現する」としていることまでは分かっていますが、それ以上に具体的な仕様はまだ出ていません。

PSP版のリマスターというわけでもない

PSPには『英雄伝説 ガガーブトリロジー 白き魔女』が存在します。

そのため、「PSP版をHD化して出すのでは」と考える人もいるかもしれません。

しかし今回発表されたのは、PSP版の移植契約ではなく、日本ファルコムが持つ『英雄伝説Ⅲ 白き魔女』IPを使った新たなPC・コンソールゲームの開発契約です。

PSP版をベースにする、PSP版をリマスターする、といった発表はありません。

Switchにはすでに別の『白き魔女』がある

実は『白き魔女』そのものは、すでに現行機へ戻ってきています。

2026年8月20日、Nintendo Switch向けに『EGGコンソール 英雄伝説Ⅲ 白き魔女 リニューアル PC-9801』が配信されました。D4エンタープライズによる、PC-9801版「リニューアル」を現行環境で遊べるようにした作品です。

今回のNEOWIZプロジェクトとは別です。

EGGコンソール版は昔のPC-9801版を現行機で遊べるようにするもの。

一方のNEOWIZ版は、新たにPC・コンソールゲームとして開発するための契約が結ばれています。

「Switchですでに白き魔女が出ているのに、今回また発表されたのはなぜ?」という疑問は、この違いを押さえると分かりやすくなります。

スマホ/PC版『英雄伝説 ガガーブトリロジー』とも別

さらに混同しやすいのが、2025年12月3日に日本でサービスを開始した『英雄伝説 ガガーブトリロジー』です。

こちらはFOW GAMESが開発し、HUNT Gamesが運営するiOS/Android/PC向けの基本プレイ無料RPGです。

『白き魔女』『朱紅い雫』『海の檻歌』の3作品を扱いますが、原作をそのまま移植したものではなく、世界観や設定を再解釈し、新しいガガーブの物語を描くタイトルとして発表されています。

今回のNEOWIZ版とは、同じガガーブを扱っていても方向性が異なります。

項目今回のNEOWIZ版既存『英雄伝説 ガガーブトリロジー』
対象『英雄伝説Ⅲ 白き魔女』ガガーブ3作品
機種PC・コンシューマiOS・Android・PC
開発NEOWIZが開発権取得、実制作スタジオ未発表FOW GAMES
運営・発売NEOWIZがグローバルパブリッシング権取得FOW GAMES/HUNT Games
料金未発表基本プレイ無料
内容原作の物語・雰囲気を忠実に再現する方針3作品の世界観・設定を再解釈

既存版をそのままPS5やSwitch 2へ移植するという発表ではありません。

なおFOW GAMESはNEOWIZグループと関係のある会社ですが、それを理由に今回もFOW GAMESが開発すると考えることはできません。2026年の新プロジェクトでは、実際に制作を担当するスタジオ名がまだ公表されていないためです。

『朱紅い雫』『海の檻歌』もリメイクされる?

『白き魔女』は単独の作品であると同時に、

『英雄伝説Ⅲ 白き魔女』

『英雄伝説Ⅳ 朱紅い雫』

『英雄伝説Ⅴ 海の檻歌』

からなる「ガガーブトリロジー」の第1作です。

今回のファルコム発表でも3部作が紹介され、ガガーブトリロジーが後の「軌跡」シリーズの原点になった作品群であることが説明されています。

しかし、今回の商品化ライセンス契約で正式に名前が出ているのは『英雄伝説Ⅲ 白き魔女』です。

『朱紅い雫』や『海の檻歌』もNEOWIZが開発する、3部作すべてを作り直す、といった発表はありません。

NEOWIZは今回の契約をきっかけに、日本ファルコムとの中長期的なパートナーシップを期待するとしています。

今後ほかの作品へ広がる余地を想像できるコメントではありますが、それをガガーブ3部作展開の確約と受け取るのは早いでしょう。

なぜ今『白き魔女』なのか

日本ファルコムは、今回の契約を決めた理由を一つに絞って説明しているわけではありません。

ただし、ガガーブを現行機で遊びたいという需要は以前から確認されています。

ファルコム創立40周年にあわせてゲームメディアが実施したアンケート企画では、「現行機で発売してほしい作品やシリーズ」部門でガガーブトリロジー3部作が1位になりました。今回の公式発表でも、その実績が改めて紹介されています。

ここで1位になったのは「白き魔女単体の人気投票」ではなく、ガガーブトリロジーを現行機で遊びたいという項目です。

さらに2026年8月にはEGGコンソール版『白き魔女』もSwitchへ登場しました。

こうした動きからも、30年以上前の作品でありながら、今の環境で遊びたいという需要が続いているシリーズであることは分かります。

グラフィックや戦闘はどうなる?フルボイス?

このあたりは、まだ何も発表されていません。

現在分かっているのは、NEOWIZが原作のストーリーと特有の雰囲気を忠実に再現する方針だということです。

一方で、

3Dグラフィックなのか
2Dなのか
HD-2Dのような表現なのか
戦闘システムを変更するのか
フルボイスになるのか
新規シナリオを追加するのか

といったゲーム内容は公表されていません。

ゲーム画面やトレーラーもまだ出ていないため、外見から判断できる材料もありません。

NEOWIZの『Lies of P』などからゲームエンジンや作風を予想するのも、現段階では根拠のない話になってしまいます。

現時点で分かったことを整理

今回の9月16日の発表は、「いつか『白き魔女』で何かをやるかもしれない」という程度の話ではありません。

NEOWIZがPC・コンソールゲームとして開発し、世界市場へ展開するための契約が成立したところまでは進んでいます。

その一方、まだ作品そのものを正式発表する段階には入っていません。

だから今の時点で、

「『白き魔女』リメイク決定」

と書くのも、

「ただのライセンス契約で何も決まっていない」

と見るのも、どちらも実態とは少し違います。

より正確には、

『英雄伝説Ⅲ 白き魔女』を原作とした新しいPC・コンシューマ向けゲームの開発が動き出し、NEOWIZが開発・グローバル展開を担うことが決まった。ただし、正式タイトルや作品形態、発売時期、対応機種はこれから発表される

という段階です。

まとめ

『英雄伝説Ⅲ 白き魔女』は、2026年9月16日の日本ファルコムとNEOWIZの契約によって、PC・コンシューマ向けに新たなゲームとして展開されることが決まりました。

NEOWIZはPC・コンソールゲームの開発権とグローバルパブリッシング権を確保し、原作のストーリーと雰囲気を忠実に再現する方針です。

ただし、現時点では「リメイク」という正式呼称はなく、発売日も未定。PS5、Nintendo Switch 2、Nintendo Switch、Xbox、Steamといった個別の機種も発表されていません。

既存のスマホ/PC版『英雄伝説 ガガーブトリロジー』とも別のプロジェクトで、『朱紅い雫』『海の檻歌』まで同様に展開されることもまだ決まっていません。

今は「リメイクかどうか」を先に決めるより、30年以上前の『白き魔女』をPC・家庭用ゲーム機向けに新しく作る企画が正式にスタートしたところまでを押さえておくのがよさそうです。

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