- Googleアシスタントは9月4日で全部終了?Google Home・Android Autoはどうなる
- Googleアシスタントは9月4日で全部使えなくなる?
- 9月3日と9月4日、結局いつ終了する?
- スマホのGoogleアシスタントはどうなる?
- 「OK Google」も9月4日で使えなくなる?
- 9月4日になってもGoogleアシスタントが使えるのはなぜ?
- Googleアシスタントへ戻せなくなる?
- Google HomeやNestも9月4日で使えなくなる?
- Android AutoもGoogleアシスタント終了?車で使えなくなる?
- Google built-in搭載車はAndroid Autoと何が違う?
- Google TVのGoogleアシスタントも終了する?
- 古いAndroidスマホはGoogleアシスタントを使い続けられる?
- Geminiに変わったらGoogleアシスタントと同じことができる?
- なぜGoogleアシスタントからGeminiへ変わる?
- GoogleアシスタントからGeminiへの移行を時系列で整理
- Googleアシスタント終了についてよくある疑問
- まとめ|9月4日に全部消えるのではなく、モバイルからGeminiへの世代交代が進む
Googleアシスタントは9月4日で全部終了?Google Home・Android Autoはどうなる

Googleアシスタントが、2026年9月4日にすべての機器から一斉に消えるわけではありません。
今回大きく変わるのは、Androidスマートフォンやタブレットを中心としたモバイル版のGoogleアシスタントです。
GoogleはスマートフォンやタブレットのGoogleアシスタントをGeminiへ置き換え、Wear OSのスマートウォッチ、対応するイヤホン・ヘッドホン、スマートフォンから車へ投影するAndroid Autoも同じ流れでGeminiへ移行すると案内しています。
一方、Google HomeやGoogle Nestのスマートスピーカー・ディスプレイは、今回のモバイル版終了の対象ではありません。Google built-inを搭載した車も扱いが異なります。
さらに、9月4日になった瞬間に全員が使えなくなるわけでもありません。
Googleはアクセス削除を段階的に進め、全員に反映されるまで数週間かかる可能性があるとしています。つまり、9月4日を過ぎてもGoogleアシスタントがまだ動いている端末があっても不思議ではありません。
何が終わり、何がまだ残るのか。
端末ごとに整理していきます。
Googleアシスタントは9月4日で全部使えなくなる?
答えは「全部ではない」です。
Googleが今回終了を進めているのは、主にモバイル端末で使われてきたGoogleアシスタントです。
大まかに分けると、現在の扱いは次のようになります。
| 機器・サービス | 2026年9月4日前後の扱い |
|---|---|
| Androidスマートフォン | GoogleアシスタントからGeminiへ順次移行 |
| Androidタブレット | 同様にGeminiへ移行 |
| Wear OS | スマホと連携する対象端末はGeminiへ |
| 対応イヤホン・ヘッドホン | スマホとの連携に伴ってGeminiへ |
| Android Auto | スマホから投影する場合はGeminiへ移行 |
| Google built-in搭載車 | 今回のモバイル終了とは別。Googleアシスタントも継続利用可能 |
| Google Home/Nest | 今回のモバイル終了の対象外。Gemini for Homeへ別途移行中 |
| Google TV | 今回のモバイル終了とは別。Geminiの展開はすでに開始済み |
Google Assistant Communityでも、今回の変更はモバイル端末と、それに接続される時計、ヘッドホン、車載システムなどが対象で、Google NestやGoogle Homeのスマートスピーカー、ディスプレイには影響しないと説明されています。
ですから、
「Googleアシスタントというサービスが9月4日に世界中のあらゆる機器から消える」
という理解ではありません。
Googleは機器ごとに異なる形でGeminiへの移行を進めています。
9月3日と9月4日、結局いつ終了する?
Googleの公式案内を追っていると、9月3日と9月4日の両方が出てきます。
ここは少し分かりにくいところです。
Google Assistant Communityが2026年8月6日に掲載した告知では、9月3日からGoogleアシスタントへのアクセス削除を開始すると説明しています。
しかも一斉ではなく、全員に行き渡るまで数週間かかる可能性があるとしています。
一方、Gemini Apps Communityの更新では、
2026年9月4日には大半のユーザーがスマートフォンやタブレットでGoogleアシスタントを利用したり、Googleアシスタントへ戻したりできなくなる
と案内されています。
つまり、「9月4日0時に全世界で一斉停止」と考える必要はありません。
公式案内には1日の違いがありますが、
9月3~4日を境にアクセス削除が本格化し、その後も数週間かけて段階的に反映される
という大きな流れは共通しています。
この記事で「9月4日終了」としているのも、この大規模な切り替えの節目を指しています。
スマホのGoogleアシスタントはどうなる?
Androidスマートフォンでは、Googleアシスタントに代わってGeminiがGoogleのモバイルアシスタントになります。
Googleは2025年3月の時点で、モバイルのGoogleアシスタント利用者をGeminiへ移行させる方針を正式に発表していました。
Googleアシスタントが登場した2016年から約10年。Googleは生成AIによる大きな技術変化を背景に、AIを中心に設計したGeminiを新しいパーソナルアシスタントとして位置付けています。
移行後は、これまでGoogleアシスタントを呼び出していた操作でもGeminiが起動するようになります。
たとえば、
- 「OK Google」と話しかける
- アシスタント起動用のボタン操作をする
- 対応端末で電源ボタンを長押しする
といった使い方です。
つまり、Googleアシスタントが終わるから「OK Google」も終わる、というわけではありません。
呼びかけた先が変わります。
「OK Google」も9月4日で使えなくなる?
「OK Google」という呼びかけそのものは残ります。
Android AutoのGeminiでも、Googleは「OK Google」と話しかけてGeminiとの会話を始められると案内しています。
Google HomeのGemini for Homeでも「OK Google」は引き続き使われています。
そのため、
Googleアシスタント終了=「OK Google」終了
ではありません。
これまで、
OK Google
↓
Googleアシスタント
だったものが、対象端末では、
OK Google
↓
Gemini
へ変わっていくと考えた方が分かりやすいでしょう。
もちろん、利用できる機能や対応言語、端末条件などはGemini側の条件に左右されます。
9月4日になってもGoogleアシスタントが使えるのはなぜ?
9月4日にGoogleアシスタントを呼び出して、
「普通に起動したけど?」
という人もいるかもしれません。
これは不思議なことではありません。
Googleはアクセス削除について、全ユーザーへの反映には数週間かかる可能性があると説明しています。
そのため、
9月4日を過ぎた
↓
Googleアシスタントを起動した
↓
まだ使えた
という状態は十分に起こり得ます。
ただし、
「まだ使えるから自分の機種は終了対象ではない」
と判断するのは早いでしょう。
順次切り替える方式なので、単に自分のGoogleアカウントや端末へ変更が届いていない可能性があります。
Googleアシスタントへ戻せなくなる?
ここは今回の変更で特に注意したいところです。
現在もGoogleのヘルプページには、GeminiからGoogleアシスタントへ切り替える手順が掲載されています。
そのため、端末によっては今も設定画面からGoogleアシスタントへ戻せる場合があります。
しかしGoogleは今回の終了告知で、アクセス削除が適用された後について、
Googleアシスタントを利用することも、Googleアシスタントへ戻すこともできなくなる
と明記しています。
つまり、今設定画面に「Googleアシスタントへ切り替える」が残っているからといって、その選択肢が今後も残り続けるわけではありません。
2026年9月4日前後は、旧GoogleアシスタントとGeminiが混在する過渡期でもあります。
Google HomeやNestも9月4日で使えなくなる?
Google HomeやGoogle Nestのスマートスピーカー・ディスプレイは、今回のモバイル版Googleアシスタント終了の直接の対象ではありません。
Googleも、今回の変更はNestやHomeのスピーカー、スマートディスプレイには影響しないと説明しています。
ただし、
「Google HomeではこれからもずっとGoogleアシスタントを使い続ける」
という意味でもありません。
家庭向けでは、スマホとは別にGemini for Homeへの移行がすでに始まっています。
日本では2026年4月8日から、Gemini for Homeの早期アクセスが順次提供されています。
現在のGoogle Homeヘルプでも、対応するGoogle Home/Nest機器でGemini for Homeの展開が始まっていることが案内されています。
さらに、一度その「家」をGemini for Homeへ切り替えると、対象機器ではGoogleアシスタントではなくGemini for Homeが使われるようになり、Googleアシスタントへ戻すことはできません。
整理すると、
スマホ
→ 9月3~4日を境にモバイル版Googleアシスタント終了が本格化
Google Home/Nest
→ 今回とは別のスケジュールでGemini for Homeへの移行が進行中
という違いです。
「Google Homeも9月4日で突然使えなくなる」という話ではありません。
Android AutoもGoogleアシスタント終了?車で使えなくなる?
Android Autoも、少し言葉に注意が必要です。
Android Autoそのものが終了するわけではありません。
スマートフォンを車へ接続してAndroid Autoを利用している場合、そこで使う音声アシスタントがGoogleアシスタントからGeminiへ変わります。
GoogleのAndroid Autoヘルプでも、ほとんどのモバイルデバイスでGoogleアシスタントに代わってGeminiがサポートすると案内されています。
Geminiへ切り替わってもAndroid Autoでは、
- 電話をかける
- メッセージを送る
- 場所を検索する
- ナビを開始する
- 音楽を再生・停止する
- Geminiと会話する
といった操作が用意されています。
「Googleアシスタントがなくなるから車で音声操作できなくなる」というわけではありません。
むしろAndroid Autoというサービスはそのまま残り、その中のアシスタント役をGeminiが引き継いでいく形です。
Google built-in搭載車はAndroid Autoと何が違う?
同じ「車でGoogleを使う」話でも、Android AutoとGoogle built-inは別物です。
Android Auto
スマートフォンを車へ接続し、スマホ側のAndroid Autoを車載ディスプレイで利用する仕組みです。
今回のモバイル版Googleアシスタント終了の影響を受け、音声アシスタントがGeminiへ移行します。
Google built-in
Googleマップ、Google Play、音声アシスタントなどのGoogleサービスが車そのものに組み込まれている仕組みです。
スマートフォンからAndroid Autoを投影しているわけではありません。
Googleは今回の終了告知でも、Google built-in搭載車については9月3日以降もGoogleアシスタントが機能すると説明しています。
ただし、Google built-inだけがずっとGoogleアシスタントのままということでもありません。
現在はGoogle built-in搭載車にもGeminiの提供が始まっており、条件を満たす車ではGoogleアシスタントからGeminiへアップグレードできます。対応状況は自動車メーカー、言語、地域などによって異なります。
つまり、
Android Autoは今回のモバイル移行に含まれる。Google built-inは今回の9月4日前後の終了とは別だが、そちらでもGemini化は進んでいる
という違いです。
Google TVのGoogleアシスタントも終了する?
Google TVも、今回のモバイル版終了とは別です。
しかもGoogle TVについては、「これからGeminiに変わる予定」という段階でもありません。
Googleは2025年9月22日にGemini for TVを発表し、Google TVへのGemini展開をすでに始めています。
Gemini対応のGoogle TVでは、これまでと同じように「Hey Google」と呼びかけたり、リモコンのマイクボタンを使ったりしながら、より会話型のGeminiを利用できます。
したがって、
「9月4日にGoogle TVのGoogleアシスタントも一斉に停止する」
という話ではありません。
スマートフォンとは別の流れで、テレビ側でもGoogleアシスタントからGeminiへの世代交代が進んでいるところです。
古いAndroidスマホはGoogleアシスタントを使い続けられる?
少し難しいのが、Geminiに対応しない古いスマートフォンです。
現在、通常版のGeminiモバイルアプリをAndroidで利用するには、
- Android 9以降
- RAM 2GB以上
という端末要件があります。
Googleは2025年3月にモバイル移行を発表した際、Geminiの最低要件を満たさない端末については、Googleアシスタントの機能を当面変更しないと説明していました。
一方、現在の終了案内でも「大半のユーザー」と表現されており、すべてのAndroid端末が例外なく同じ日に切り替わるとはしていません。
ただし、
「古いAndroidならGoogleアシスタントを永久に使える」
とも言えません。
2026年にはAndroid Go向けの軽量版Gemini Goも登場し、2GB以上のRAMを備えたAndroid Go端末などへGeminiの対応範囲が広がっています。
端末要件や移行対象は変わり続けています。
古い端末を使っている場合は、「9月4日に必ず消える」とも「ずっと残る」とも決めつけず、自分の端末にGoogleから表示される移行案内を確認するのが確実です。
Geminiに変わったらGoogleアシスタントと同じことができる?
ここも、「名前が変わるだけ」と考えない方がいいでしょう。
GeminiはGoogleアシスタントの単なる名称変更ではなく、生成AIを中心に作られた別のアシスタント体験です。
Googleはタイマー、通話、メッセージ、スマートホーム操作など、従来Googleアシスタントで利用されてきた機能をGeminiへ追加してきました。
一方、Googleの現在のヘルプにも、Googleアシスタントで利用できた一部の機能やサービスがGeminiでは同じようにサポートされていないことが記載されています。
そのため、
「Googleアシスタントでできたことは全部そのままGeminiでもできる」
とまでは言えません。
日常的にGoogleアシスタントで特定の機能を使っている場合は、Geminiへ切り替わったあとに同じ操作ができるかを一度確認しておいた方がよさそうです。
なぜGoogleアシスタントからGeminiへ変わる?
Googleアシスタントが登場したのは2016年です。
当時は自然言語処理や音声認識の進化によって、「機械に話しかけて操作する」体験が大きく広がりました。
それから約10年。
Googleは2025年3月、生成AIによって再び大きなプラットフォーム転換が起きているとして、AIを中心に再設計したGeminiをパーソナルアシスタントとして展開する方針を示しました。
つまり公式の説明を見る限り、
「Googleアシスタントが失敗したから終了する」
「利用者が減ったから廃止する」
「コスト削減のため」
といった理由が発表されているわけではありません。
Googleがアシスタントの中心を、従来型のGoogleアシスタントから生成AIを使ったGeminiへ移そうとしている、というのが今回の変更です。
GoogleアシスタントからGeminiへの移行を時系列で整理
流れを短く振り返ると、今回の9月4日は突然決まった終了日ではありません。
2016年
Googleアシスタントが登場。
↓
2024年
Android向けGeminiの展開が始まり、これまでGoogleアシスタントを起動していた操作からGeminiを利用できるようになります。
↓
2025年3月
Googleが、モバイル端末のGoogleアシスタント利用者をGeminiへ移行する方針を正式発表。
当初は2025年中に大規模な移行を進める計画でした。
↓
2025年12月
Googleが予定を変更し、モバイルの移行作業を2026年まで続けると発表。
↓
2026年8月
Googleが、9月3~4日を境にGoogleアシスタントへのアクセス削除を本格化させることを告知。
↓
2026年9月
Androidスマートフォンやタブレットを中心に、GoogleアシスタントからGeminiへの本格的な切り替えが進みます。
一方、Google Home、Google TV、Google built-inなどはそれぞれ別の流れでGeminiへの移行が進められています。
Googleアシスタント終了についてよくある疑問
Googleアシスタントは9月4日で完全終了しますか?
いいえ。
9月3~4日を境に終了が本格化するのは、主にAndroidスマートフォンやタブレットなどのモバイル版です。
Google Home/Nestなどは今回のモバイル版終了とは別の扱いになっています。
9月4日になってもGoogleアシスタントが使えるのはなぜ?
Googleはアクセス削除を段階的に進めており、全員に反映されるまで数週間かかる可能性があるとしています。
まだ使えるからといって、終了対象外になったとは限りません。
「OK Google」も使えなくなりますか?
「OK Google」という呼びかけ自体がなくなるわけではありません。
対応端末では「OK Google」からGeminiを起動できます。
Google Homeは9月4日で使えなくなりますか?
いいえ。
Google Home/Nestのスマートスピーカーやディスプレイは、今回のモバイル版終了の直接対象ではありません。
ただし、家庭向けには別途Gemini for Homeへの移行が進められています。
Android Autoも終了しますか?
Android Autoそのものは終了しません。
スマートフォンから投影して使うAndroid Autoでは、音声アシスタントがGoogleアシスタントからGeminiへ移行します。
Google built-in搭載車はどうなりますか?
今回のモバイル版終了後もGoogleアシスタントを利用できます。
一方、対応するGoogle built-in搭載車ではGeminiの導入も別途始まっています。
Googleアシスタントへ戻せますか?
アクセス削除がまだ適用されていない端末では、現在もGoogleアシスタントへ切り替えられる場合があります。
ただし削除が適用された後は、Googleアシスタントを利用したり、GeminiからGoogleアシスタントへ戻したりできなくなるとGoogleは案内しています。
まとめ|9月4日に全部消えるのではなく、モバイルからGeminiへの世代交代が進む
「Googleアシスタントが9月4日に終了する」と聞くと、スマホもGoogle Homeも車もテレビも、すべて同時に使えなくなるように感じます。
実際はそうではありません。
今回の大きな変更は、Androidスマートフォンやタブレットを中心としたモバイル版GoogleアシスタントからGeminiへの移行です。
Wear OS、対応イヤホン・ヘッドホン、スマートフォンから投影するAndroid Autoも、このモバイル側の変更に連動します。
一方、
- Google Home/Nest
- Google TV
- Google built-in搭載車
は今回のモバイル版終了とは別扱いです。
ただし、これらが今後もずっとGoogleアシスタントのまま残るわけでもありません。
Google HomeではGemini for Home、Google TVではGemini for TV、Google built-in搭載車でもGeminiの導入がそれぞれ進んでいます。
そしてスマートフォンについても、9月4日に全員が一斉に切り替わるわけではありません。
数週間かけて段階的にアクセスが削除されるため、9月4日を過ぎてもGoogleアシスタントが動く端末はあります。
ただ、その状態がずっと続くとは限りません。
今回起きているのは、「Googleアシスタントが9月4日に全部消える」という一日の出来事ではなく、約10年続いたGoogleアシスタントからGeminiへ、機器ごとに世代交代していく大きな移行と考えると分かりやすいでしょう。