LINEのホーム画面が変わった?元に戻せる?友だち・VOOM・ショッピングはどこ?

LINEを開いたら、いつの間にかホーム画面が変わっていた。以前あった場所に友だち一覧が見当たらず、ニュースや動画が増え、下部には見慣れない「ショッピング」が表示されている――。
2026年9月に入って、こうした変化に気づいた人もいるかもしれません。
まず押さえておきたいのは、LINEのホーム画面が変わったのは不具合ではなく、LINEが進めている公式リニューアルだということです。
新しいホームタブは2026年3月5日からLINEバージョン26.2.0以上を対象に順次提供され、その後、トークや下部メニューなども含めてアプリ全体の変更が進んできました。9月1日更新のLINE公式ヘルプでは、下部メニューへの「ショッピング」追加やLINE VOOMの移動も現在の仕様として案内されています。
一方、以前のホーム画面へ戻すための公式設定は、2026年9月9日時点では確認できません。
友だち自体が削除されたわけではなく、現在はトーク画面上部の「友だち」からも一覧を開けます。LINE VOOMも9月30日のサービス終了までは、下部メニューではなく「ホーム>サービス」から利用できます。
画面のどこが変わり、以前使っていた機能がどこへ移ったのか、順番に整理します。
LINEのホーム画面が変わったのはなぜ?
新しいホームタブの提供が始まったのは、2026年3月5日です。
LINEヤフーは、従来からホームにあった友だちリストやサービスへの入口を残しつつ、ニュースやトレンド、公式アカウントの投稿、人気動画なども一つの画面で確認できるようにリニューアルしました。
現在のホームは、大きく「アクティビティ」と「コンテンツ」に分かれています。
上側のアクティビティには友だちリスト、友だちに関する通知、よく利用するサービスなどが表示されます。その下のコンテンツにはLINE NEWSをはじめ、ニュース、スポーツ、エンタメ、公式アカウントの投稿、動画などが表示される仕組みです。
つまり、単にアイコンの位置だけを変えたわけではありません。
以前からあった「友だちやLINEサービスへの入口」という役割に、ニュースや動画など、自分の興味に合った情報を見る場所という役割が加わったのが今回の大きな変化です。
LINEは新しいホームについて、さまざまな情報に触れられる「日常の入り口」へ進化させると説明しています。気になるコンテンツにリアクションすると、その反応をもとに興味・関心に合った情報が増えていく仕組みも導入されています。
LINEのホーム画面は元に戻せる?
新しいホームを見て、「前の方が使いやすかったから戻したい」と思う人もいるでしょう。
しかし2026年9月9日時点では、LINEの設定から旧ホームへ切り替える公式機能は確認できません。
LINE公式ヘルプや「みんなの使い方ガイドには、新ホームの使い方や変更された機能へのアクセス方法は掲載されていますが、「旧ホームへ戻す」「新旧デザインを選ぶ」といった設定は案内されていません。
ここで注意したいのが、画面を戻すために古いLINEアプリへダウングレードする方法です。
インターネット上ではAndroidのAPKを入れ直す方法などが紹介されることがありますが、LINEが公式に推奨している「ホーム画面を元へ戻す方法」ではありません。
LINEはメッセージや連絡先、アカウント認証などを扱うアプリです。画面表示を戻すためだけに、非公式サイトから古いアプリを導入する方法はおすすめできません。
今後LINE側が表示方法を変更したり、新たな設定を追加したりする可能性までは否定できませんが、現時点では新ホームを利用する前提で、移動した機能の場所を把握するのが現実的です。
友だち一覧はどこ?消えたわけではない
ホーム画面の変更で特に戸惑いやすいのが友だち一覧です。
現在のLINEでは、
下部の「トーク」→画面上部の「友だち」
と進むことで、友だちリストを直接開けます。
LINE公式の2026年9月3日更新ガイドでも、この方法が現在の基本的な操作として案内されています。
ホーム側にも、アクティビティエリアの中に友だちリストへの導線が残っています。
そのため、ホームの見た目が変わって友だち一覧を見つけられなくなった場合でも、今回のリニューアルによって友だちデータ自体が削除されたわけではありません。
トーク画面にも大きな変更が入っています。
現在は画面上部に「トーク」と「友だち」の2つがあり、切り替えて使います。また、トーク画面右上の「+」には、友だち追加やグループ作成、トークルーム作成、QRコードなどの機能がまとめられています。
なお、この「友だち」タブは2026年9月に突然追加されたものではありません。
新しいトークタブ自体は2025年9月24日から順次公開されており、対象はLINEバージョン15.16.0以上です。2026年8月に公式ガイドが改めて更新されています。
新しいLINEで変わった場所を整理
現在の主な変更をまとめると、次のようになります。
| 項目 | 現在の主な状態 |
|---|---|
| ホーム | 「アクティビティ」と「コンテンツ」の2層構造 |
| 友だち | ホームのほか、トーク画面上部の「友だち」から確認 |
| ニュース | ホームのコンテンツにも表示 |
| 動画 | 人気動画などがホームに表示 |
| 公式アカウント投稿 | ホームのコンテンツに表示 |
| ショッピング | 下部メニューへ追加 |
| LINE VOOM | 下部メニューから外れ「ホーム>サービス」へ移動 |
| LINE VOOM本体 | 2026年9月30日11時ごろ終了予定 |
これらは一度のアップデートですべて同時に始まったわけではありません。
トークの変更、新ホーム、ショッピング、VOOMの移動がそれぞれ別の時期に順次進められてきたため、利用者側から見ると「ある日突然LINE全体が変わった」ように感じやすくなっています。
ホームにニュースや動画が増えたのはなぜ?
新ホームを見て、「LINEなのにニュースや動画ばかり増えた」と感じる人もいるかもしれません。
これは新しいホームの設計そのものに含まれる変更です。
LINEはホームを、友だちやサービスを探すだけの場所ではなく、ニュース、トレンド、スポーツ、エンタメ、公式アカウントの投稿、人気動画などから自分に合った情報へ出会える場所として設計しています。
LINEヤフーが2026年7月に示した今後の構想でも、ホームを「ユーザー一人ひとりに合った情報や体験に出会える場所」へ進化させる方針が説明されています。
新ホームでは広告配信も行われています。
LINEヤフーは3月16日から、新ホームのコンテンツ内でインフィード型広告の配信を開始しました。
ただし、ここから「今回のホーム変更は広告を増やすためだけに行われた」とまでは言えません。
公式には、情報・コンテンツへのアクセス拡大や、利用者ごとの興味に応じた情報提供を含むホーム全体の役割拡張として説明されています。
ニュースや動画を消すことはできる?
以前のシンプルなホームが好みだった人にとっては、「ニュースや動画を全部消したい」というのが次の疑問になります。
現時点で、新ホームのコンテンツエリアそのものを丸ごと非表示にする公式設定は確認できません。
LINEが案内しているのは、気になる情報へ「きになる」などのリアクションを行い、表示される内容を自分の興味に近づけていく方法です。
YouTube動画については、一部の動画やサムネイルをメニューから通報する方法が用意されています。ただしLINEヘルプは、YouTube動画が表示される場所そのものを非表示にすることはできないと明記しています。
ここで混同しやすいのが、以前からある「ニュースタブ」の設定です。
下部に表示される「ニュース」については、設定から「通話」タブへ変更できます。
しかしこれは、新しいホーム内に表示されるニュース・動画・コンテンツを消す設定とは別物です。
「ニュースタブを通話へ変更すれば、ホームのニュースも全部消える」という仕組みではありません。
下に「ショッピング」が出てきたのはなぜ?
現在のLINEでは、下部メニューに「ショッピング」が追加されています。
これはLINEヤフーが以前から進めていたコマース機能強化の一環です。
LINEヤフーは2026年7月2日の15周年イベントで、ショッピングタブを2026年9月に正式リリースすると発表しました。
構想としては、LINEヤフーグループのショッピングサービスが扱う3億点以上の商品から、自分に合った商品を探し、比較・検討、購入、ギフト、配送までLINE上でつなげていくとされています。PayPayポイントやAIを使った接客なども今後の展開として示されています。
そのため、
「VOOMがなくなったので、空いた場所へ急きょショッピングを入れた」
とまでは確認できません。
VOOM終了とショッピング追加は時期が近く、利用者から見れば入れ替わったように見えますが、LINE側はショッピングを独立した新しいサービス体験として以前から発表していました。
ショッピングタブはいらない場合、消せる?
2026年9月9日時点で、下部メニューの「ショッピング」を非表示にしたり、別のタブへ自由に置き換えたりする公式設定は確認できません。
LINE公式ヘルプでも、現在のリニューアル内容として「下部メニューにショッピングが追加されました」と案内されていますが、ショッピングタブをオフにする手順は掲載されていません。
前述した「ニュース」から「通話」へのタブ変更機能は存在しますが、それをショッピングへ適用することはできません。
そのため現在は、
旧ホームへ戻す設定も、ショッピングだけを消す設定も確認できない
という状況です。
VOOMが消えた?9月30日の終了とは別の話
下部メニューを見て「LINE VOOMがなくなった」と気づいた人も多いでしょう。
VOOMは現在、下部メニューから移動しています。
9月1日更新のLINE公式ヘルプでは、
ホーム>サービス>LINE VOOM
から引き続き利用できると案内されています。
つまり、9月9日時点では、
「下のVOOMタブが消えた」=「VOOMサービスがすでに終了した」
ではありません。
ただし、LINE VOOM自体もまもなく終了します。
サービス終了予定は2026年9月30日11時ごろです。終了後はVOOMへアクセスできなくなり、新規投稿や他人の投稿閲覧だけでなく、自分の過去投稿も閲覧・復元できなくなります。
このため現在は、
下部メニューからはすでに移動
↓
9月30日にサービスそのものが終了
という二段階になっています。
過去にVOOMへ投稿した写真や動画を残したい場合のバックアップ期限や、LINE本体への影響については、つぶログの「LINE VOOMは9月30日終了すると投稿はどうなる?バックアップ方法とLINEへの影響を整理」で詳しくまとめています。
LINE VOOM終了後の投稿・バックアップについて確認する
「自分のLINEだけ違う」のはなぜ?
家族のLINEと見比べて、「自分だけショッピングになっている」「友だちの画面とは違う」と感じるケースもあります。
LINEのリニューアルは、すべてが同じ日に一斉実施されたわけではありません。
たとえば新ホームは3月5日にLINEバージョン26.2.0以上で一部ユーザーから提供が始まりました。その後対象が拡大し、8月12日時点の公式ヘルプではホームとトークのリニューアルが「完了」と整理されています。
その一方、8月12日の時点ではショッピングとVOOMの変更について「一部のアカウントから順次」と案内されていました。
当時はショッピングを一度表示した後、準備状況によってVOOMタブが再表示される場合もあると説明されています。9月1日の最新版では、ショッピング追加とVOOM移動が現在の変更内容として掲載されています。
この経緯があるため、「家族と表示が違った」ということ自体は不自然ではありません。
ただし9月9日時点で、特定のユーザーについて「なぜ今日このアカウントだけ変わったのか」を判定できる公式な仕組みは公表されていません。
画面が違う場合は、まずLINEアプリが最新版かどうかを確認したうえで、ホームそのものの違いなのか、ショッピング/VOOMなど下部メニューの違いなのかを分けて見ると分かりやすいでしょう。
着せかえを使っている人は、別の変更も起きている
LINE着せかえを利用していて、「ホームだけ急にデザインが変わった」「下のアイコンが普通のデザインになった」と感じている場合は、今回のホームリニューアルとは別の変更も関係している可能性があります。
LINE STOREは2026年8月21日、8月のLINEアプリアップデート後に、
「メニューアイコンがデフォルトになった」
「ホーム画面に着せかえが適用されなくなった」
といった問い合わせが多数寄せられていることを公表しました。
そのため、「LINEの画面が変わった」と感じる人の中には、新ホームへの変更だけでなく、着せかえの適用範囲変更が重なっているケースもあります。
ただしこれは友だちやVOOMの場所が変わった話とは別なので、着せかえを使っていない場合は気にする必要はありません。
まとめ|前の画面には戻せないが、友だちが消えたわけではない
2026年のLINEでは、ホーム、トーク、下部メニューが段階的にリニューアルされています。
ホーム画面の変更は不具合ではなく、新ホームは3月5日から順次提供されてきた公式の変更です。現在のホームは、友だちやサービスを確認する「アクティビティ」と、ニュースや動画などを表示する「コンテンツ」の2層構造になっています。
以前のホーム画面へ戻す公式設定は、9月9日時点では確認できません。
ただし友だちが削除されたわけではなく、現在は「トーク」画面上部の「友だち」から一覧を確認できます。
下部に追加されたショッピングについても、現時点ではタブ自体を非表示にする公式設定は確認できません。
LINE VOOMは下部メニューから移動していますが、9月30日11時ごろのサービス終了までは「ホーム>サービス」から利用できます。
今回の変更は、すべてが9月に突然始まったものではありません。
「ホームが変わった」「友だちの場所が変わった」「VOOMが下から消えた」「ショッピングが出てきた」――それぞれ別の時期に進められてきた変更が、現在のLINE画面に集約されていると考えると分かりやすいでしょう。