- RDの遠隔推理とは?発売日・対応機種・Glome・TGS2026最新情報
- 『RDの遠隔推理』とは?PCの前から事件を追う新作ミステリー
- 何をするゲーム?GlomeとSNS「Z」でネットを調査する
- 普通の推理ADVと違うのは「次に何を調べるか」から自分で考えること
- 情報を集めれば集めるほど有利とは限らない
- TGS2026では最新試遊版を実演|バッドエンドも確認
- 物語は妹・滝沢光と連絡が取れなくなるところから始まる
- 「アームチェア・ディテクティブ」を現代のPCへ置き換えたゲーム
- なぜ長野県が舞台?実在する情報とフィクションを混ぜている
- 「自分のPCで調べている感覚」を作ることが大きな狙い
- 我孫子武丸氏はどこまで制作に関わっている?
- 『かまいたちの夜』の続編ではない|サウンドノベルとも違う
- 宮本侑芽・若山詩音・内山昂輝・木村良平・國立幸が出演
- 発売日はいつ?2026年内予定で、具体的な日付と価格は未発表
- TGS2026ではKONAMIブースで試遊可能|「信州の雪ん子」ステッカーも
- 2026年9月18日時点でまだ分かっていないこと
- まとめ|「検索する行為」そのものを推理ゲームにした『RDの遠隔推理』
RDの遠隔推理とは?発売日・対応機種・Glome・TGS2026最新情報

長野県で連絡が取れなくなった妹を探すため、主人公が使うのは現地へ向かう足でも、聞き込みをする探偵手帳でもありません。
目の前にあるPCから検索エンジンを開き、ウェブサイトを読み、SNSで人物関係を追い、気になる言葉をさらに検索する。
2026年内発売予定の『RDの遠隔推理』は、そんな「ネットで調べる」という日常的な行動そのものを推理ゲームにした新作です。
原作を務めるのは、小説『8の殺人』『殺戮にいたる病』やゲーム『かまいたちの夜』を手掛けた我孫子武丸氏。本人は過去のインタビューで、本作へ「原作・全面監修」という形で携わっていると説明しており、検索を軸にしたゲームシステムの発案やミステリーの真相にも深く関わっています。
東京ゲームショウ2026(TGS2026)では、9月18日のKONAMI公式配信で最新試遊版を実演。架空検索エンジン「Glome」の使い方だけでなく、実際にバッドエンドへ進む場面も公開されました。
ただし、「Googleを自由に検索するゲーム」「『かまいたちの夜』の続編」と考えると少し違います。
この記事では、実際に何を操作するゲームなのか、GlomeやSNS「Z」、Dワードとは何なのか、どこまで自由に調査できるのか、我孫子武丸氏はどこまで制作へ関わっているのか、TGS2026で新しく何が分かったのか、発売日・PS5版・Switch版・声優まで、2026年9月18日時点の情報を整理します。
東京ゲームショウ2026全体の発表や関連記事については、つぶログの東京ゲームショウ2026まとめでも確認できます。
『RDの遠隔推理』とは?PCの前から事件を追う新作ミステリー
正式タイトルは『RDの遠隔推理』。「RD」はRemote Detective(リモート・ディテクティブ)を意味します。
ザクザクゲーム公式サイトでは「完全新作デスクトップサスペンスゲーム」、Steamでは、現場へ行かずPCから得られる情報を使って推理する「アームチェア・ディテクティブ(安楽椅子探偵)」を題材にした作品として紹介されています。
| タイトル | RDの遠隔推理 |
|---|---|
| タイトルのRD | Remote Detective(リモート・ディテクティブ) |
| ジャンル | デスクトップサスペンス/ミステリーゲーム |
| 発売時期 | 2026年内予定 |
| 対応機種 | PlayStation 5/Nintendo Switch/PC(Steam) |
| 開発・パブリッシャー | zakuzakugame(ザクザクゲーム) |
| 我孫子武丸氏 | 公式サイトでは「原作」。本人は過去インタビューで「原作・全面監修」と説明 |
| 価格 | 未発表 |
| 具体的な発売日 | 未発表 |
| パッケージ版 | 現時点では詳細未発表 |
KONAMIのTGS2026ブースにも出展されていますが、KONAMIが開発するタイトルではありません。TGSではKONAMIブースのパートナータイトルとして紹介されています。
何をするゲーム?GlomeとSNS「Z」でネットを調査する
『RDの遠隔推理』の特徴を一言で表すなら、「PCの前からネット上の情報を調べ、自分で次に追う情報を考える推理ゲーム」です。
ゲーム内には実際のGoogleやXが登場するわけではありません。
主に使用するのは、架空検索エンジン「Glome(グローム)」と、架空SNS「Z(ゼット)」です。
公式PVを見ると、一般的な推理ADVのように「調べる」「話す」といったコマンドだけで進める作品ではなく、PCのデスクトップそのものを操作することが分かります。
GlomeはGoogleではない|Dワードを手掛かりに検索する
Glomeは、本作のために作られた架空の検索エンジンです。
ウェブページなどを調べていると、「ディテクティブワード」、通称「Dワード」と呼ばれる言葉を入手できます。そのDワードをさらにGlomeで検索し、新しいページや情報へ進んでいくのが基本的な調査の流れです。
2026年8月のZUKUZUKUで行われた実機紹介では、画面上の青いワードを選択してDワードを獲得し、その言葉を新しい検索へ利用する様子が公開されています。
ここで注意したいのが、「Googleのようにキーボードで好きな文章を何でも検索できる」という意味での完全自由検索ではないことです。
開発陣は、キーボードによる文字入力方式も検討したものの、Nintendo Switchで毎回文字を入力する操作なども考慮し、検索語をサジェストのように表示して選択する現在の方式へ落ち着いたと説明しています。
つまり、ゲーム側が用意した選択肢をただ順番に押すだけではない一方、現実の検索エンジンと同じように無制限の文字列を自由入力する作品でもありません。
ページを読み、気になる言葉を見つけ、その言葉から次に何を調べるかを考える。そこに推理ゲームとしての判断が入ります。
SNS「Z」では人物関係や投稿を追う
Glomeがウェブ全体を調べる入口なら、人物を追ううえで重要になるのがSNS「Z」です。
ZUKUZUKUの実演では、気になる人物をフォローしてタイムラインへ表示したり、ハッシュタグからDワードを入手したりする仕組みが紹介されました。
Steamも、Glomeでウェブサイトを検索し、Zから人物の関係性を探ることをゲームの特徴として説明しています。
検索結果だけを読むのではなく、ある人物の投稿から別のアカウントへ移動し、その情報を今度はGlomeで調べるといった形で、複数のサービスを往復しながら情報をつなげていくことになります。
普通の推理ADVと違うのは「次に何を調べるか」から自分で考えること
一般的な推理アドベンチャーでは、事件現場へ移動し、人物へ聞き込みを行い、証拠品を調べ、提示された選択肢から推理を選ぶ形式がよく使われます。
『RDの遠隔推理』は、そこをPC操作へ置き換えています。
Glomeを開くか、Zを見るか、どの人物を追うか、どの言葉をもう一度検索するか。複数のアプリを自由に行き来しながら、プレイヤー自身が調査の順番を考えます。
開発陣が難しかったと語っているのも、この自由度です。
本物のPCをそのまま再現すれば、確かに自由になります。しかし、何をすればよいのか分からなくなればゲームとして成立しません。一方で「次はこのボタンを押してください」と細かく指示してしまえば、自分でネットを調べている感覚は薄れてしまいます。
我孫子氏はZUKUZUKUで、自分のPCを操作しているつもりで「自分だったらどうするか」と考えて遊んでほしいという趣旨を語っています。
選択肢そのものより、どの情報に興味を持ち、どこへ寄り道し、どの言葉を追うかをプレイヤーへ委ねることが、本作の狙いです。
情報を集めれば集めるほど有利とは限らない
検索できるページには、事件解決に直結する情報だけが並んでいるわけではありません。
過去の試遊や開発者説明では、事件とは直接関係のないサイトまで作り込まれていることが確認されています。
ZUKUZUKUでは、ネットサーフィンに夢中になって不要な情報まで集めすぎると、かえって推理が難しくなるという説明もありました。
ただし、これは「不要なページを見ると専用のペナルティ値が増える」といった具体的なシステムが発表されたという意味ではありません。
公式はGlomeやZを使って「時間内に調査」すると説明していますが、その時間制限が最終製品でどのように管理されるのか、行動ごとに何がどれだけ消費されるのかといった詳細は、2026年9月18日時点では明らかになっていません。
「気になったものを全部クリックする」だけではなく、集めた情報の中から何を重要と考えるかまで含めて推理になっている、と理解しておくのがよさそうです。
TGS2026では最新試遊版を実演|バッドエンドも確認
2026年9月18日10時30分から、KONAMI TGS2026公式配信で「『RDの遠隔推理』生実況試遊対談【TGS2026】」が行われました。
出演したのは、原作者として紹介された我孫子武丸氏、プロデューサーのまんまる(〇)氏、ディレクターの鶴田光一氏、MCの細谷美友氏です。
番組では最新の試遊版を実際に動かし、Glomeの使用感、検索ワードに関する仕組み、検索結果からページを開く流れなどを実況付きで紹介。その中で、バッドエンドへ進む場面も公開されました。
ここから分かるのは、本作がウェブページを眺めるだけの「ネット閲覧シミュレーター」ではないということです。
集めた情報を材料に実際に判断する場面があり、その判断次第では失敗する可能性があります。
ただし、バッドエンドの存在だけから「大量のマルチエンディングがある」と考えるのは早計です。
2025年の開発陣インタビューでは、プロデューサーのまんまる(〇)氏が「結末自体は1つ」であり、そこへ至るルートをプレイヤーの主体性に任せる設計だと説明しています。
今回確認されたバッドエンドが何種類存在するのか、時間切れ・推理ミス・情報不足などの条件がどう整理されているのかは、まだ公表されていません。
GlomeやZはTGS2026で初公開されたわけではない
今回のTGS実演で注意したいのは、Glome、Z、Dワードそのものが初めて公開されたわけではないことです。
これらのシステムは、2025年の試遊や2026年8月1日に長野県で行われたZUKUZUKUのステージですでに紹介されていました。
TGS2026でのポイントは、最新の試遊版を我孫子氏と開発陣が実況し、検索からページ閲覧、そして失敗した場合のバッドエンドまで一連のゲーム進行を改めて見せたことにあります。
さらに番組内では、発表されたばかりの声優陣からのコメントも公開されました。
物語は妹・滝沢光と連絡が取れなくなるところから始まる
主人公の名前は望(のぞみ)。
Steamでは、望が滝沢光の兄であることが明記されています。
光は遠く離れた長野県の大学へ通っていますが、あるとき望は妹と連絡が取れなくなります。
そんな中、光と同じ大学へ通っていた大学生、湊誠司(みなと せいじ)が殺害されたというニュースを目にします。
言い知れない不安を覚えた望は、ネットを使って事件を調べ始める――というのが物語の導入です。
ここで、「湊誠司殺害事件=光の失踪事件」と最初から確定しているわけではありません。
兄である望が妹と連絡できない状況で、同じ大学の学生が殺害されたニュースを知り、何か関係があるのではないかという不安から調査を始める流れです。
望の姓、年齢、職業などについては、現在公開されている主要な公式情報だけでは明確になっていません。
「アームチェア・ディテクティブ」を現代のPCへ置き換えたゲーム
本作を理解するうえで重要なのが、公式が繰り返し使っている「アームチェア・ディテクティブ」という言葉です。
日本語では「安楽椅子探偵」と呼ばれ、事件現場へ自ら出向かず、他者から届いた証言や資料などをもとに推理する探偵を指します。
『RDの遠隔推理』では、この古典的なミステリーの形式を現代のインターネットへ置き換えました。
主人公は長野県の事件現場を歩き回りません。
PCの前に座ったまま、検索結果、ニュースサイト、SNS、人間関係などを追い、遠く離れた場所で何が起きているのかを組み立てていきます。
Steam英語版では、本作を「Screenlife Suspense(スクリーンライフ・サスペンス)」とも表現しています。
制作陣はZUKUZUKUで、PCのデスクトップ画面上で物語が進行する映画『search/サーチ』のようなゲームを作れないか、という草案があったことも明かしています。
もちろん『search/サーチ』のゲーム化や正式コラボではありません。PC画面そのものを物語の舞台にする発想を説明する際に、制作陣が例として挙げた作品です。
なぜ長野県が舞台?実在する情報とフィクションを混ぜている
『RDの遠隔推理』では、単に背景を長野県に設定するだけでなく、ゲーム内のウェブページそのものにも長野らしさが取り込まれています。
公式や開発者説明によると、実在する場所や商店街、映画館、番組などをモチーフ・参考にした情報が登場します。
2026年8月のZUKUZUKUでは、長野県のローカル番組「ずくだせテレビ」も紹介され、ゲーム内では正式に許可を得たロゴを使用していることが明かされました。
一方で、GlomeやZ、登場人物、事件そのものまで現実に存在するという意味ではありません。
実在する長野県の情報と、本作のために作られた架空のウェブサイトや人物を同じデスクトップ上へ混在させる。これによって、「ゲームの中を調べている」というより、本当にネット上で情報を探しているような感覚を狙っています。
我孫子武丸氏にとっても長野はなじみのある土地
長野県が選ばれた背景について、我孫子氏は長年白馬へスキーに訪れており、なじみのある土地だと語っています。
プロデューサーのまんまる(〇)氏も、以前から長野県内の専門学校で就職支援に関わっていたことを明かしており、開発側にも地域とのつながりがありました。
実在の殺人事件をモデルに長野県が選ばれた、といった公式説明は確認されていません。
「自分のPCで調べている感覚」を作ることが大きな狙い
本作の公式説明でたびたび出てくるのが「リアル感」や「没入感」です。
ただグラフィックを現実的にする、という話だけではありません。
デスクトップ上では時計が動き、ウェブサイトは実際のネット記事のように作られ、SNSには人物の投稿が並びます。そこへ実在の長野県に関する情報が混ざり、どのアプリを開くかはプレイヤーが自分で決めます。
我孫子氏は、自分がPCの前にいて操作しているような感覚を出したいと説明しています。
さらにZUKUZUKUでは、フィクションが現実へ入り込んでくるような感覚や、一瞬でも現実だと思える瞬間を作りたいという趣旨も語っていました。
「ネットを使うゲーム」という仕掛けだけが目的なのではなく、プレイヤー自身と主人公の距離をできるだけ縮めるためにデスクトップを使っていると考えると、本作の方向性が見えやすくなります。
我孫子武丸氏はどこまで制作に関わっている?
本作については、媒体によって我孫子武丸氏の肩書きに少し違いがあります。
ザクザクゲーム公式サイトは「原作」、Steamでは「全面協力」、KONAMIのTGS2026公式ページでは原作者として紹介しながら「シナリオも手掛けている」と説明しています。
一方、本人への2025年のインタビューでは、より具体的な制作経緯が語られています。
当初、開発側には大まかなプロットやキャラクターがあり、そこへ我孫子氏がシナリオを書くという構想でした。
しかし我孫子氏が「普通のアドベンチャーではなく、新しいことをするなら」という考えから検索を使ったシステムを提案。その案が採用され、本人は最終的に「原作・全面監修という形で携わることになった」と説明しています。
ディレクターの鶴田氏も、ゲーム内で扱われるミステリーの真相を我孫子氏が決めたことを明かしています。
したがって、「名前だけを貸した監修作品」と考えるのは正確ではありません。
その一方で、公開情報から「ゲーム中の全文章・全シナリオを我孫子武丸氏が一人で執筆した」とまでは確認できません。
記事上では、公式サイトに合わせて「原作」、制作への関わりを詳しく説明する場面では「原作・全面監修として携わる」とするのが最も実態に近い表現です。
『かまいたちの夜』の続編ではない|サウンドノベルとも違う
我孫子武丸氏の名前から、『かまいたちの夜』を思い浮かべる人は多いでしょう。
ただし『RDの遠隔推理』について、『かまいたちの夜』の続編、外伝、精神的続編とする公式発表はありません。
作品世界やキャラクターにも、直接のつながりは発表されていません。
またSteamにはユーザータグとして「ビジュアルノベル」が表示されていますが、メーカーが本作を「新作サウンドノベル」と分類しているわけでもありません。
文章を読み続け、ときどき提示される選択肢で分岐する形式ではなく、ウェブページやSNSを自分で操作するところがゲームプレイの中心です。
我孫子氏自身も、従来のアドベンチャーについて「ただ文字を読む」「選択肢を選ぶ」だけとは違う形にしながら、初めてアドベンチャーゲームへ触れたときの面白さを取り戻したいという趣旨を語っています。
宮本侑芽・若山詩音・内山昂輝・木村良平・國立幸が出演
TGS2026直前には、出演声優も発表されました。
| キャラクター | 声優 |
|---|---|
| 滝沢光 | 宮本侑芽 |
| 役名未発表 | 若山詩音 |
| 役名未発表 | 内山昂輝 |
| 役名未発表 | 木村良平 |
| 役名未発表 | 國立幸 |
2026年9月18日時点で、宮本侑芽さん以外の4名については役名が伏せられています。
PVの声や雰囲気から登場人物を特定したり、犯人役などと推測したりできる段階ではありません。
TGS2026の公式配信では、この声優陣からのコメントも紹介されました。
なおSteamでは、日本語についてインターフェース、フル音声、字幕のすべてに対応すると表示されています。ただし、この表記だけから「主人公を含むすべての文章が一文残らずフルボイス」とまでは判断できないため、音声収録範囲の詳細は今後の発表を待つ必要があります。
発売日はいつ?2026年内予定で、具体的な日付と価格は未発表
発売時期は2026年内予定です。
Steamも「2026年」としており、KONAMIのTGS2026公式ページにも2026年内発売予定と掲載されています。
2026年9月18日時点では、具体的な発売月・発売日・価格・予約開始日についての正式発表は確認できません。
「今冬」「年末」といった時期へ置き換えられるだけの公式発表もないため、現段階では「2026年内予定」としておくのが正確です。
対応機種はPS5・Nintendo Switch・Steam
現在のKONAMI TGS2026公式ページでは、対応機種として次の3つが明記されています。
- PlayStation 5
- Nintendo Switch
- Steam
TGS2026当日の一部報道では「Nintendo Switch/PC(Steam)」のみと紹介されているものがありますが、同日のKONAMI公式情報にはPS5も掲載されています。
そのため、2026年9月18日時点ではPS5版も正式な対応機種として扱うのが妥当です。
さらに過去の取材記事にはNintendo Switch 2、PS4、Xbox Series X|Sなど、現在より広い機種構成が記載されていた例もあります。
しかし、現在の公式情報で確認できるのはPS5、Nintendo Switch、Steamの3つです。過去記事だけを根拠に、それ以外の機種も現在発売予定だと断定することは避けた方がよいでしょう。
Nintendo Switch 2専用版は現時点で未発表
現在の公式対応機種にはNintendo Switchが掲載されていますが、Nintendo Switch 2専用版は確認できません。
過去の取材記事にSwitch 2表記があったからといって、現在も専用版の発売が確定しているとは判断できません。最新の正式発表を待つ必要があります。
Steam版の最低動作環境も掲載済み
SteamではPC版の最低動作環境が掲載されています。
| OS | Windows 10/11 64bit |
|---|---|
| CPU | Core i5-3470 |
| メモリ | 16GB RAM |
| GPU | GeForce GTX 750 Ti 2GB |
| ストレージ | 3GB以上の空き容量 |
発売までに内容が更新される可能性もあるため、PC版を購入する場合は発売前にSteamの最新表示を再確認した方がよいでしょう。
TGS2026ではKONAMIブースで試遊可能|「信州の雪ん子」ステッカーも
『RDの遠隔推理』は、TGS2026のKONAMIブースで試遊できます。
KONAMI公式では、主人公・望が妹の光と連絡を取れなくなり、光と同じ大学へ通う湊誠司が殺害されたニュースを見たところから、ネットで事件を調査していく導入が案内されています。
試遊者向けノベルティとして用意されているのは、ゲーム内に登場する長野のUMA「信州の雪ん子」のステッカーです。
「信州の雪ん子」が本編のミステリーで重要な意味を持つのか、それとも検索中に見つかる遊び要素なのかといった位置付けまでは、現時点では分かりません。
2026年9月18日時点でまだ分かっていないこと
TGS2026で最新試遊版まで公開されましたが、発売前ということもあり、まだ伏せられている情報は少なくありません。
| 項目 | 現在の状況 |
|---|---|
| 具体的な発売日 | 未発表。2026年内予定 |
| 価格 | 未発表 |
| PS5/Switchのパッケージ版 | 詳細未発表 |
| Nintendo Switch 2専用版 | 現行公式では未発表 |
| 主人公・望の姓、年齢、職業 | 主要公式情報では未確認 |
| 滝沢光と連絡が取れない理由 | 物語の核心に関わるため不明 |
| 若山詩音・内山昂輝・木村良平・國立幸の役名 | 未発表 |
| 最終版の時間制限の細かな仕様 | 詳細未発表 |
| バッドエンドの総数・発生条件 | 未発表 |
| Glome以外の全アプリと機能 | 一部のみ公開 |
| 主人公を含む音声収録範囲 | Steamは日本語フル音声対応表記だが詳細未発表 |
ミステリー作品だけに、今後も物語の核心や未公開キャラクターについては発売まで意図的に伏せられる可能性があります。
犯人、湊誠司殺害の真相、光が連絡不能になった理由、伏せられている声優の役などを、公開映像だけから推測する段階ではありません。
まとめ|「検索する行為」そのものを推理ゲームにした『RDの遠隔推理』
『RDの遠隔推理』は、『かまいたちの夜』の形式をそのまま受け継いだ新作サウンドノベルではありません。
現場へ行かず、PCの前から情報だけで事件へ迫る「アームチェア・ディテクティブ」という古典的なミステリーの考え方を、検索エンジンやSNSがある現在へ置き換えた作品です。
架空検索エンジンGlomeでDワードを調べ、SNS「Z」で人物を追い、見つけた情報から次に何を検索するかを自分で考える。単に文章を読み進めるのではなく、検索する順番や寄り道まで含めて調査になるところが、本作の大きな特徴です。
TGS2026では、その仕組みを最新試遊版で改めて確認できただけでなく、推理や判断の先にバッドエンドが存在することも実演されました。
一方、過去の開発者説明では本筋の結末自体は1つとされており、バッドエンドが確認されたからといって、多数のエンディングを回収するタイプの作品だと決めつけることはできません。
我孫子武丸氏も単なる名前貸しではなく、検索を使ったゲームシステムの発案からミステリーの真相まで深く関与しています。ただし、公開情報から「全シナリオを一人で執筆」とまで断定するのも正確ではなく、「原作・全面監修として携わる」と捉えるのが現在もっとも実態に近いでしょう。
発売は2026年内予定。現行の公式対応機種はPlayStation 5、Nintendo Switch、Steamです。
発売日や価格はまだ決まっていません。今後注目したいのは、制限時間が最終版でどのように機能するのか、バッドエンドの条件、GlomeやZ以外のアプリで何ができるのか、そしてPCの前だけで進む調査が最後までどのようにミステリーへ結び付いていくのかです。