- ワイワイワールド Craftとは?旧作との関係・ゲーム作成・マジックポッド・対応機種を整理
- 『ワイワイワールド Craft』はゲームを作って公開できるUGCプラットフォーム
- 昔の『コナミワイワイワールド』の続編なの?
- どうやってゲームを作る?公式ゲームをベースに改造
- 「マジックポッド」なら質問に答えて約3分でゲームを自動生成
- 細かく作り込む「ワールドエディタ」は現在どうなっている?
- スマホでもゲームを作れる?制作機能の端末差はまだ不明
- 作ったゲームは公開できる|世界中のユーザー作品でも遊べる
- KONAMIキャラクターも「アクター」として登場
- 「推しドリ」でクリエイターを応援|現金投げ銭とは確認されていない
- 作ったゲームでお金を稼げる?現金収益化は未発表
- 基本プレイ無料だが、アイテム課金・サブスクリプションあり
- 現在のプレー人数は1~6人|2025年の「最大8人」は古い情報
- iOS・Android・Steam対応|クロスプレイやデータ共有は?
- UGCの著作権・公開審査・安全対策はまだ詳細未発表
- TGS2026で世界初プレイアブル|遊べるのはSteam版の「公式ゲーム」
- 2025年の初発表から何が変わった?
- 配信日は未定|まだ分かっていないことも多い
- まとめ|昔のワイワイワールドの発想を「ゲームを作る場所」へ広げた新作
ワイワイワールド Craftとは?旧作との関係・ゲーム作成・マジックポッド・対応機種を整理

『ワイワイワールド Craft』は、KONAMIが開発中の「ソーシャル・ゲームクリエイション・ネットワーク」です。
名前を見て、ファミコンで発売された『コナミワイワイワールド』の新作アクションやリメイクを想像した人もいるかもしれません。しかし、本作は昔のゲームをそのまま復活させる作品ではありません。
用意されたゲームで遊ぶだけでなく、公式ゲームをベースにルールやアイテム、マップを変更し、自分のゲームとして公開できるUGC(ユーザー生成コンテンツ)型のプラットフォームです。ほかのクリエイターが公開したゲームを遊ぶこともできます。
先に要点をまとめると、『ワイワイワールド Craft』は旧『コナミワイワイワールド』の通常の続編ではありません。iOS/Android/Steam向けに基本プレイ無料で提供予定のUGCサービスで、現在のプレー人数は1~6人。配信日はまだ未定です。
初心者向けには、いくつかの質問に答えることで「3分ほど」でゲームを自動生成する「マジックポッド」も用意されています。ただし、少なくとも開発者が2025年に説明した仕組みは生成AIではありません。
2026年9月17日に開幕した東京ゲームショウ2026(TGS2026)では、本作が世界で初めてプレイアブル出展されました。会場で遊べるのはPC(Steam)版の「公式ゲーム」で、ゲーム制作機能そのものをすべて触れる展示とは案内されていません。
この記事では2026年9月18日時点の公式情報を基準に、「何を作れるのか」「昔のワイワイワールドとどう関係するのか」「マジックポッドはAIなのか」「KONAMIキャラクターをどこまで使えるのか」「作ったゲームで収益化できるのか」まで整理します。TGS2026全体の情報は、つぶログの東京ゲームショウ2026まとめでも確認できます。
『ワイワイワールド Craft』はゲームを作って公開できるUGCプラットフォーム
まず、現在の基本情報です。
| タイトル | ワイワイワールド Craft |
|---|---|
| ジャンル | ソーシャル・ゲームクリエイション・ネットワーク |
| 対応機種 | iOS/Android/Steam |
| プレー人数 | 1~6人 |
| 配信日 | 未定 |
| 価格 | 基本プレイ無料 |
| 課金 | アイテム課金・サブスクリプションあり |
| メーカー | KONAMI/株式会社コナミデジタルエンタテインメント |
| UGC | ゲーム制作・公開・他ユーザー作品のプレイに対応 |
| クロスプレイ | 詳細未発表 |
| Switch/Switch 2/PS5/Xbox | 現時点では未発表 |
KONAMIが掲げている柱は「つくる」「あそぶ」「つながる」の3つです。
単なるゲーム制作ツールではなく、KONAMI側が用意したゲームも遊べるうえ、世界中のユーザーが公開した作品でも遊び、気に入ったクリエイターを応援する仕組みまで含めたサービスになっています。
昔の『コナミワイワイワールド』の続編なの?
ファミコン版『コナミワイワイワールド』のリメイクでも、通常の意味での続編でもありません。
ただし、まったく関係のない作品へ同じ名前を付けたわけでもありません。
2025年のTGSで、プロデューサーの谷渕弘氏は、さまざまなゲームを作れる企画とKONAMIの複数IPを活用する構想を考える中で、昔の『コナミワイワイワールド』を思い出したことを説明しています。
旧『コナミワイワイワールド』は、KONAMIのさまざまな作品からキャラクターが集まるアクションゲームでした。『ワイワイワールド Craft』では、その「複数のKONAMI作品がひとつの場所へ集まる」という発想を、UGCプラットフォームへ置き換えています。
旧作を遊んだ人にとっては名称やクロスIPの発想に共通点がありますが、ゲームジャンルも遊び方も大きく異なります。「コナミワイワイワールド3」と考えるのは正確ではありません。
2025年の「(仮)」は現在外れている
2025年9月26日の初発表では、タイトルは『ワイワイワールド Craft(仮)』でした。
その後、2026年9月の公式サイトやTGS2026出展情報では一貫して『ワイワイワールド Craft』と表記されています。少なくとも9月4日のTGS出展発表時点では「(仮)」が外れています。
ただし、「正式タイトル決定」とだけ告知した独立した発表は確認できません。現在の記事では、最新公式表記に合わせて『ワイワイワールド Craft』を使用するのが適切です。
どうやってゲームを作る?公式ゲームをベースに改造
『ワイワイワールド Craft』では、いきなり真っ白な画面へプログラムを書いてゲームを完成させる必要はありません。
基本はKONAMIが制作した「公式ゲーム」を選び、それを土台に改造していく方式です。
2026年の公式サイトでは、少なくとも次の3種類が公開されています。
| 公式ゲーム | 現在の状況 |
|---|---|
| 対戦バトルロワイヤル | 公式ゲームとして公開済み |
| 横スクロールアクション | 公式ゲームとして公開済み |
| 3Dアクション | 公式ゲームとして公開済み |
| その他 | 「and more...」として今後の追加を予告 |
公式サイトでは、ベースゲームを選んだ後にルールを変更する、アイテムを加える、マップをイチから作るといった編集ができると説明されています。
つまり公式ゲームは、そのまま遊べるKONAMI製のゲームであると同時に、自作ゲームを作る際のテンプレートにもなります。
一方、3種類の公式ゲームに含まれる仕組みを自由に混ぜられるのか、RPGやレース、パズルなどを現在の機能だけで作れるのかはまだ分かっていません。
2025年には将来的に別ジャンルへ広げる構想も語られていましたが、2026年9月時点で公式に示されているのはバトルロワイヤル、横スクロールアクション、3Dアクションです。
「マジックポッド」なら質問に答えて約3分でゲームを自動生成
ゲームを作った経験がない人向けに用意されているのが「マジックポッド」です。
公式サイトでは、いくつかの質問に答えるだけで「3分ほど」でゲームを自動生成すると説明されています。生成されたゲームをそのまま完成品にするだけでなく、後から自分で改造して作り込むことも可能です。
2025年の開発者インタビューでは、「どのゲームをベースに作るか」「どんな雰囲気にしたいか」といった選択肢を選んで進める方式が紹介されました。
「3分」は目安なので、必ず3分ちょうどで完成するという意味ではありません。また、2025年にはプレイヤーの遊ぶ傾向や履歴を生成に反映する構想も語られましたが、この部分は当時まだ開発途中でした。
マジックポッドは生成AIなの?
少なくともこれまで公開されている開発者説明では、生成AIではありません。
谷渕氏は2025年のインタビューで、マジックポッドについて明確に生成AIではないと説明しています。
ChatGPTのように自由な文章を入力し、巨大な学習データから新しいゲームを生成する方式ではなく、本作内部のデータと開発チームが組み立てたロジックによってゲームを構成する仕組みです。
同じ選択肢を選んでも必ず同じゲームになるわけではない仕組みも検討されていましたが、それを理由に「生成AI」と呼ぶのは正確ではありません。
2026年の最新公式サイトでもマジックポッドは引き続き紹介されていますが、生成AI方式へ変更したという発表は確認できません。
プログラミングができなくても作れる?
少なくとも本作の基本的な制作手順は、ユーザーがコードをゼロから書く方式ではありません。
公式ゲームを改造する方法と、マジックポッドでゲームを自動生成する方法が用意されており、KONAMIも「誰もが気軽にゲームクリエイターになれる」ことをコンセプトにしています。
ただし、高度な制作まで含めて「プログラミング知識が絶対に一切不要」と最終仕様が定義されているわけではありません。初心者でも始めやすい設計であることと、編集機能のすべてが完全にノーコードであることは分けて考える必要があります。
細かく作り込む「ワールドエディタ」は現在どうなっている?
2025年の初発表では、本格的な編集機能として「ワールドエディタ」という名称が使われていました。
当時は公式ゲームをベースに、世界やルールを自由にアレンジする機能として紹介されています。
さらに開発者インタビューでは、敵やオブジェクトの配置だけでなく、ジャンプの高さ、ヒットストップ、振動、先行入力・後方入力といった「ゲームの手触り」に近い部分まで調整する構想が語られていました。
一方、2026年の現行公式サイトでは「ワールドエディタ」という名称は前面に出ていません。
現在も「ルールを変える」「アイテムを加える」「マップをイチから作る」といった編集機能そのものは明記されていますが、2025年に説明された細かな編集項目がすべて同じ名称・同じ仕様で残っているかはまだ確認できません。
名称が公式トップから消えたことだけを理由に「ワールドエディタは廃止された」と考えるのも早いでしょう。
スマホでもゲームを作れる?制作機能の端末差はまだ不明
製品版の対応機種はiOS、Android、Steamです。
ただし、「対応機種=どの端末でも同じ制作機能をすべて利用できる」という説明はまだありません。
2025年の初発表では「PCやタブレットでゲーム作り」と案内され、完成したゲームはPC、タブレット、スマートフォンで遊べるとされていました。
当時の開発者インタビューでも、スマートフォンは画面が小さく制作には向きにくいためPCにも対応した、という趣旨の説明があります。
2026年現在はiPhoneやAndroidスマートフォンも正式対応機種に含まれていますが、スマホ版でマップ編集や細かなルール設定までできるのか、Steam版と制作機能が同じなのかは未発表です。
「スマホでも遊べる」は確定していますが、「スマホだけで本格的なゲーム制作をすべて完結できる」とはまだ断定できません。
作ったゲームは公開できる|世界中のユーザー作品でも遊べる
『ワイワイワールド Craft』は、自分だけでゲームを作って終わるツールではありません。
公式サイトは「誰でも簡単にゲームを公開できる」と説明しており、世界中のクリエイターが公開したさまざまなゲームを、プレイヤー側が遊べる仕組みになっています。
1人で短時間に遊べるゲームから、複数人で遊ぶゲームまで想定されています。
一方、公開前の審査があるのか、自動チェックが入るのか、非公開・限定公開が可能なのか、通報や削除の仕組みがどうなるのかといった運用面は、2026年9月時点では詳しく発表されていません。
自分で描いたキャラや音楽をアップロードできる?
完全オリジナルの3Dモデル、画像、テクスチャ、音楽などをユーザーが自由に持ち込める機能は、現在の公式サイトでは確認できません。
むしろ2025年の開発者インタビューでは、著作権トラブルを避ける観点から、ユーザーによる音楽の持ち込みには対応しない方針が説明されていました。
ただし、これはサービス開始前の開発中に語られた方針です。最終的なUGC利用規約やアップロード機能の詳細はまだ公開されていないため、「今後も絶対に追加されない」とまでは言えません。
KONAMIキャラクターも「アクター」として登場
ゲームで操作するプレイキャラクターは、本作では「アクター」と呼ばれています。
2026年9月現在、公式サイトで公開されているのは次の5体です。
| アクター | 出典作品 | 現在確認できること |
|---|---|---|
| プリモン | プリモ | プレイアブルアクターとして公開 |
| スティング | ピョピョケロ | プレイアブルアクターとして公開 |
| ビル・ライザー | 魂斗羅 | プレイアブルアクターとして公開 |
| シモン・ベルモンド | 悪魔城ドラキュラ | プレイアブルアクターとして公開 |
| アマテラス | ぽよぽよ戦車 | プレイアブルアクターとして公開 |
公式は、アクターごとに能力が異なり、ゲームによって攻略しやすいキャラクターを選べると説明しています。
ただし、移動速度、HP、ジャンプ力、攻撃力、固有能力など具体的な性能差はまだ公開されていません。
今後さらにアクターが増えることは「and more...」で予告されていますが、メタルギア、ゴエモン、ボンバーマン、グラディウス、遊戯王など、まだ発表されていない作品の登場を先回りして断定することはできません。
KONAMIキャラを好きなだけ自作ゲームへ使えるわけではない
「KONAMIキャラクターが登場する」という情報と、「KONAMIの全IPをユーザーが素材集のように自由利用できる」という話は別です。
2025年の初報ではKONAMIキャラクターがプレイヤーキャラや敵として登場する構想が紹介されましたが、現在の公式サイトで確定しているのは、公開済みキャラクターが操作可能なアクターとして登場することです。
アクターをどの自作ゲームでも自由に配置できるのか、敵として使えるのか、能力を変更できるのか、各IPの背景・BGM・オブジェクトまで利用できるのかはまだ明らかになっていません。
アクセサリーやカラーで見た目を変えられる
アクターにはアクセサリーを装着できます。
頭や腕などのパーツごとに装備できるだけでなく、アクセサリーの大きさや位置も調整可能です。
さらにシルバーポイントでカラーバリエーションを入手すると、アクターの色も変更できます。
ただし、RGB値を自由入力して完全に好きな色を作る方式とは説明されていません。現時点では「用意されたカラーバリエーションを入手して変更する」仕組みとして考えた方がよいでしょう。
「推しドリ」でクリエイターを応援|現金投げ銭とは確認されていない
ゲームを作る人と遊ぶ人をつなぐ仕組みとして、2026年の公式サイトで新たに詳しく紹介されているのが「推しドリ」です。
ゲームを遊ぶと推しドリを集めることができ、気に入ったクリエイターの応援に使用できます。
さらに、応援したクリエイターが活躍すると、応援したプレイヤー側も「シルバーポイント」を獲得できます。
ここで注意したいのは、推しドリを現金の投げ銭や課金通貨と同じものとして扱わないことです。
現在公式が示しているのは「ゲームを遊んで推しドリを集める」仕組みまでで、推しドリを有料購入できるのか、クリエイターが現金を受け取れるのか、ランキングへどう反映されるのかはまだ発表されていません。
シルバーポイントではアクセサリーやアイテムを入手
シルバーポイントは、ゲームを遊んだり作ったりしながらためられるゲーム内ポイントです。
集めたポイントは、アクセサリー、ゲーム内アイテム、アクターのカラーバリエーションなどと交換できます。
HP回復やバリアの「スーパーアイテム」もある
シルバーポイントとの交換対象として紹介されているのが「スーパーアイテム」です。
現在はHP回復やバリアなどが例示され、難しいゲームの攻略だけでなく、対戦ゲームを有利に進める用途も案内されています。
ただし、スーパーアイテムがどのUGCでも利用できるのか、ゲーム制作者が使用を禁止できるのか、課金による直接購入が可能なのかは未発表です。
サービスにアイテム課金があることと、スーパーアイテムが課金専用であることを直接結びつける情報もありません。現段階で「課金すれば対戦で勝てるゲーム」と判断する材料は不足しています。
作ったゲームでお金を稼げる?現金収益化は未発表
UGCサービスで特に気になるのが、クリエイター側の収益化です。
『ワイワイワールド Craft』には推しドリを使った応援システムがありますが、2026年9月18日時点で、ユーザーが制作したゲームから現金収益を得られる仕組みは発表されていません。
有料UGCの販売、ゲーム内アイテムの販売、広告収益、売上分配、ポイントの現金化などについても詳細はありません。
そのため「ゲームを作れば収益化できる」「人気ゲームを作ればお金を稼げる」と説明することはできません。
基本プレイ無料だが、アイテム課金・サブスクリプションあり
料金は基本プレイ無料です。
ただし完全無料ではなく、「アイテム課金・サブスクリプションあり」と公式サイトに明記されています。
現時点では、月額料金、サブスクリプションで開放される機能、販売される具体的なアイテムなどは発表されていません。
2025年の開発者説明では、無料でもゲームを作って遊べること、サブスクリプションは制作や利用を支援する方向で検討していること、ガチャ課金は考えていないという趣旨の発言がありました。
ただし、これは正式サービス前の開発段階での説明です。2026年現在の最終的な料金体系として再発表されたわけではないため、サブスクの内容や課金形態は今後の公式案内を待つ必要があります。
現在のプレー人数は1~6人|2025年の「最大8人」は古い情報
人数は、2025年の記事を読む際に特に注意が必要です。
| 時期 | 公式・開発者説明 |
|---|---|
| 2025年9月 初発表 | 1~8人 |
| 2025年 開発者インタビュー | 最大8人を想定 |
| 2026年9月 現行公式 | 1~6人 |
現在の記事では1~6人を採用する必要があります。
なぜ8人から6人へ変更されたのか、KONAMIから理由の説明は確認できません。
また、この1~6人がすべてのユーザー制作ゲームに一律で適用されるのか、UGCごとに参加人数を変更できるのかといった細部もまだ不明です。
1人から対応しているため、マルチプレイ専用サービスではありません。公式サイトも「1人でサクッと遊べるゲーム」と複数人向けゲームの両方を想定しています。
iOS・Android・Steam対応|クロスプレイやデータ共有は?
現在正式に発表されている対応機種はiOS、Android、Steamです。
スマートフォンとPCの両方で遊べること自体は確定しています。
ただし、iOS・Android・Steamのユーザーが同じマルチプレイへ参加できるクロスプレイについて、現在の公式サイトには明確な対応表がありません。
2025年には、完成したゲームをPC・タブレット・スマートフォンで遊べると説明されていましたが、「複数機種で提供される」と「異なる機種同士が同じオンラインセッションへ参加できる」は別の仕様です。
クロスセーブやKONAMI IDも詳細未発表
Steamで作り始めたゲームをスマホで編集できるのか、アクターやアクセサリー、シルバーポイントが端末間で共有されるのかといったアカウント連携仕様も、現在は詳しく発表されていません。
2025年の開発者説明では、制作したゲームをサーバー側へ置き、複数の端末から遊べる構想が語られましたが、正式なクロスセーブ仕様やKONAMI IDの利用条件とは別です。
Switch 2・PS5・Xbox版は?
Nintendo Switch、Nintendo Switch 2、PlayStation 5、Xbox Series X|S版は、2026年9月18日時点では発表されていません。
「発売されない」と決まったわけではありませんが、現在確定しているのはiOS/Android/Steamのみです。
UGCの著作権・公開審査・安全対策はまだ詳細未発表
自作ゲームを公開できるサービスだけに、作品の権利や不適切コンテンツへの対応も気になるところです。
しかし2026年9月時点では、UGC利用規約の詳細として、次のような項目は確認できません。
- 公開前に審査があるのか
- 自動チェックや通報機能の仕組み
- 非公開・限定公開・フレンド限定公開の有無
- 制作したゲームの著作権が誰に帰属するのか
- KONAMIがUGCを二次利用できる範囲
- YouTubeやTwitchなどへの動画投稿・配信条件
- 不適切UGCの削除やアカウント停止基準
- 年齢制限やペアレンタルコントロール
2025年の谷渕氏インタビューでは、若いユーザーも使うサービスとして著作権トラブルを起こしにくい環境を意識していることが語られていました。
ただし、これは方針の話です。「安全性が保証されている」「すべてのUGCをKONAMIが事前審査する」といった具体的な運用まで決まったわけではありません。
TGS2026で世界初プレイアブル|遊べるのはSteam版の「公式ゲーム」
東京ゲームショウ2026では、『ワイワイワールド Craft』が世界初プレイアブルとして出展されています。
KONAMIの出展情報で試遊機種として明記されているのはPC(Steam)です。
製品版はiOSとAndroidにも対応予定ですが、TGS2026会場でスマートフォン版を試遊できるという案内はありません。
KONAMIのTGS2026特設ページでは、会場で「公式ゲーム」を先行プレイできると説明されています。
この公式ゲームは、製品版でユーザーがゲームを作る際のベースにもなるものです。
TGSではゲーム制作機能も試せる?
2026年9月18日時点で公式に確認できるのは、「公式ゲームを遊ぶ」体験です。
マジックポッドを使ってゲームを生成したり、マップ編集やルール変更をしたり、完成したUGCをその場で公開したりできるとは案内されていません。
「世界初プレイアブル」という言葉だけから、制作機能まで全部操作できると考えない方がよいでしょう。
また、現時点でKONAMIはTGS試遊で使用する公式ゲームの具体的なタイトルやルール、プレー人数、試遊時間までは公開していません。
試遊した来場者には「ワイワイワールド Craft オリジナルTシャツ」が数量限定で配布されます。これはTGS会場限定のノベルティで、なくなり次第終了です。
2025年の初発表から何が変わった?
開発途中のタイトルなので、2025年の初発表と現在ではいくつか情報が変わっています。
| 項目 | 2025年初発表 | 2026年9月最新 |
|---|---|---|
| タイトル | ワイワイワールド Craft(仮) | ワイワイワールド Craft |
| プレー人数 | 1~8人 | 1~6人 |
| 対応機種 | iOS/Android/Steam | iOS/Android/Steam |
| 配信日 | 未定 | 未定 |
| 料金 | 基本無料+アイテム課金・サブスク | 基本無料+アイテム課金・サブスク |
| アクター | KONAMIキャラクター登場を予告 | プリモン、スティング、ビル、シモン、アマテラスを公開 |
| 公式ゲーム | 制作方式を中心に紹介 | バトルロワイヤル/横スクロール/3Dアクションを公開 |
| コミュニティ | 構想中心 | 推しドリ/シルバーポイントを具体化 |
| ゲーム内アイテム | 詳細少 | スーパーアイテムやカラー変更を公開 |
| プレイアブル展示 | なし | TGS2026でSteam版を世界初試遊 |
特に「最大8人」は古い記事に残りやすい情報です。現在の公式サイトでは1~6人なので、最新情報を確認するときは2026年のページを基準にした方がよいでしょう。
配信日は未定|まだ分かっていないことも多い
TGS2026で初めて実際に遊べる段階まで進みましたが、サービス開始へ向けた詳細はまだかなり残っています。
| 項目 | 2026年9月18日時点 |
|---|---|
| 配信日 | 未定 |
| βテスト/早期アクセス | 未発表 |
| iOS/Android必要スペック | 未発表 |
| Steam必要・推奨スペック | 未発表 |
| 必要容量 | 未発表 |
| クロスプレイ | 詳細未発表 |
| クロスセーブ/端末間データ共有 | 未発表 |
| スマホ版の制作機能範囲 | 未発表 |
| 全公式ゲーム | 未発表 |
| 全アクター | 未発表 |
| 画像・3Dモデル・音楽アップロード | 現行仕様未発表 |
| UGC公開審査 | 未発表 |
| UGC著作権・利用許諾 | 詳細未発表 |
| クリエイターの現金収益化 | 未発表 |
| サブスクリプション料金・特典 | 未発表 |
| 具体的なアイテム課金内容 | 未発表 |
| 広告表示 | 未発表 |
| Switch/Switch 2/PS5/Xbox | 未発表 |
配信時期についても、2026年内、2027年、βテストなどの具体的な予定は発表されていません。
まとめ|昔のワイワイワールドの発想を「ゲームを作る場所」へ広げた新作
『ワイワイワールド Craft』は、昔の『コナミワイワイワールド』をそのまま現代へ復活させるアクションゲームではありません。
KONAMIのさまざまなキャラクターやゲーム制作のノウハウをひとつのサービスへ集め、ユーザー自身がゲームを作り、公開し、ほかのユーザーがそれを遊ぶためのUGCプラットフォームです。
制作は公式ゲームをベースに始められ、ルールやアイテムを変えたり、マップをイチから作ったりできます。さらに初心者向けには、いくつかの質問へ答えることで3分ほどでゲームを自動生成するマジックポッドも用意されています。
このマジックポッドは、少なくともこれまでの開発者説明では生成AIではありません。選択肢と本作内のデータ、開発側が組み立てたロジックを使う仕組みです。
現在公開されているアクターには『魂斗羅』のビル・ライザーや『悪魔城ドラキュラ』のシモン・ベルモンドも含まれますが、KONAMIのすべてのIPを自由な素材として使えるとは発表されていません。
ゲームを遊んで集める「推しドリ」でクリエイターを応援する仕組みもありますが、ユーザーが自作ゲームを販売したり、現金収益を得たりする機能についてはまだ未発表です。
対応機種はiOS、Android、Steam。現在のプレー人数は1~6人で、2025年の初報にあった最大8人という情報から変更されています。配信日はまだ決まっていません。
TGS2026ではSteam版の公式ゲームが世界で初めてプレイアブルになり、ようやく「実際に遊べるゲーム」として表に出てきました。一方で、スマホでどこまで制作できるのか、クロスプレイ、UGCの権利や審査、サブスクの中身など、サービスの使い勝手を左右する部分は今後の発表を待つ必要があります。