- 生姜猫とは?小学2年生からの幼なじみ3人が結成したお笑いトリオ
- 生姜猫のメンバーは川﨑・ケージュ・カンサイの3人
- 生姜猫の結成秘話|小学2年生からの幼なじみが芸人になるまで
- 「生姜猫」という名前の由来は?TOMOOの楽曲『Ginger』から生まれた
- 生姜猫のネタ作りは誰が担当?カンサイの発想と川﨑の判断力
- 生姜猫の芸風|漫才とコントの両方で結果を残した理由
- 生姜猫のM-1グランプリ成績|2025年に初の準決勝進出
- 2025年NHK新人お笑い大賞で準優勝|コントと漫才の両方を披露
- 2025年UNDER5 AWARD決勝進出|芸歴の浅いトリオが頭角を現す
- 2026年は『おもしろ荘』2位、ytv漫才新人賞では4位に
- ABCお笑いグランプリ2026|2連勝から豆鉄砲に1票差で敗れる
- キングオブコント2026|初の準決勝進出と敗者復活戦で250点
- 生姜猫の東京初単独ライブ『ぱあく』|コント7本で新たな挑戦
- 生姜猫の現在の活動|大阪を拠点に漫才とコントを続ける
- まとめ|幼なじみ3人の個性が生んだ、漫才とコントの新しい可能性
生姜猫とは?小学2年生からの幼なじみ3人が結成したお笑いトリオ

小学2年生から一緒に遊んでいた3人が、大人になってお笑い芸人になった。しかも、漫才とコントの両方で全国規模の賞レースに勝ち上がっている。
そんな若手トリオが、吉本興業に所属する「生姜猫(しょうがねこ)」です。
メンバーは川﨑さん、ケージュさん、カンサイさん。全員が2002年生まれで、大阪府出身の幼なじみです。
2022年4月1日に結成し、2023年4月1日にNSC卒業後のデビューを迎えた生姜猫は、2025年のM-1グランプリで準決勝進出、NHK新人お笑い大賞では準優勝を果たしました。
2026年には『ぐるナイ おもしろ荘』で2位となり、ABCお笑いグランプリ決勝にも初進出。さらにキングオブコントでは準決勝から敗者復活戦へ進み、漫才だけでなくコントでも存在感を示しています。
ところが、本人たちの話を調べてみると、興味深い事実が見えてきます。
実は3人とも、もともとはコントの方が好きだったといいます。それにもかかわらず、先に大きな成果が生まれたのは漫才でした。
さらに、「生姜猫」という不思議なトリオ名は、あるシンガーソングライターの楽曲から生まれたもの。結成の経緯にも、高校時代の進路や留年にまつわる意外なエピソードがあります。
なぜ幼なじみの3人は芸人を目指したのか。誰がネタを作り、漫才とコントをどのように使い分けているのか。
この記事では、生姜猫のメンバーとプロフィール、結成秘話、名前の由来、ネタ制作の特徴、M-1やキングオブコントなどの賞レース実績、現在の活動まで詳しく紹介します。
生姜猫のメンバーは川﨑・ケージュ・カンサイの3人
生姜猫は、吉本興業に所属する男性3人組のお笑いトリオです。3人ともNSC大阪45期の出身で、大阪のよしもと漫才劇場を中心に活動しています。
舞台での立ち位置は、向かって左から川﨑さん、ケージュさん、カンサイさん。生姜猫という名前だけでなく、3人の見た目やキャラクターもそれぞれ異なります。
| 項目 | 川﨑 | ケージュ | カンサイ |
|---|---|---|---|
| 読み方 | かわさき | けーじゅ | かんさい |
| 生年月日 | 2002年8月7日 | 2002年10月13日 | 2002年12月22日 |
| 年齢 | 24歳 | 24歳 | 23歳 |
| 出身地 | 大阪府 | 大阪府 | 大阪府 |
| 身長 | 170cm | 165cm | 182cm |
| 体重 | 52kg | 50kg | 72kg |
| 血液型 | A型 | B型 | A型 |
| 立ち位置 | 左 | 中央 | 右 |
| 趣味 | 人間観察 | 外食 | 映画鑑賞 |
※年齢は2026年11月3日時点。プロフィールの基本情報は吉本興業の公式掲載内容に基づいています。
川﨑|ネタを客観的に判断する幼なじみ
川﨑さんは、2002年8月7日生まれ。舞台では向かって左側に立ち、ジャージ姿で登場することもある人物です。
吉本興業の公式プロフィールでは、趣味に人間観察を挙げています。実際、ネタ作りでも周囲を客観的に見る感覚が、他の2人から高く評価されています。
2026年1月のFANY Magazineのインタビューで、カンサイさんは、川﨑さんには芸人として自分がやりたいネタへの強いこだわりがなく、観客が本当に笑えるものを冷静に判断できるという趣旨を語っていました。
そのため、生姜猫が賞レースへ出場する際には、川﨑さんの意見を重視してネタを選ぶことも多いそうです。
ネタを主導して作る人物とは別に、見せ方や選び方を判断する人物がいる。川﨑さんは、そんなトリオの重要な役割を担っています。
ケージュ|3人を芸人の道へ誘った行動派
ケージュさんは、2002年10月13日生まれ。トリオでは中央に立っています。
生姜猫が結成されるまでの経緯を調べると、ケージュさんは特に重要な人物です。
高校時代、大学進学も考えていた川﨑さんをお笑いの道に誘い、以前から芸人を目指していたカンサイさんにも連絡。幼なじみ3人で芸人になるという計画を具体的に進めたのがケージュさんでした。
また、本人たちの話によると、舞台で思うように笑いが取れなかったときでも、ケージュさんは自分たちが成長できた部分を見つけ、前向きに考えることが多いそうです。
カンサイさんや川﨑さんも、その前向きな姿勢を心強く感じていると語っています。
ネタ作りでは、カンサイさんのアイデアを会話の中で発展させることもあり、結成のきっかけだけでなく、現在の活動でも欠かせない存在です。
カンサイ|ネタ作りを主導する発想力豊かなメンバー
カンサイさんは、2002年12月22日生まれ。3人の中で最も背が高く、身長は182cmです。
中学生のころからお笑いへの関心が強く、『ダウンタウンのごっつええ感じ』などを見て、NSCに入学することを考えていました。
生姜猫では、ネタの発想や構成を中心となって考えている人物です。
2026年1月のインタビューでは、一人でネタを完成させる場合もあれば、アイデアを持ち込んでケージュさんと話しながら形にする場合もあると説明しています。
他の2人からも発想力を評価されている一方、ネタへのこだわりが強く、慎重なところもあるそうです。
ただし、ネタ制作を主導しているからといって、トリオのリーダーというわけではありません。3人は固定されたリーダーを置かず、相談しながら物事を決めています。
生姜猫の結成秘話|小学2年生からの幼なじみが芸人になるまで
生姜猫の最大の特徴の一つは、3人が小学2年生からの幼なじみであることです。
2026年1月のFANY Magazineや、同年5月のch FILESによるインタビューでは、子どものころから高校時代までの関係が詳しく語られています。
3人は大阪府岸和田市で育ち、小学校時代から一緒に遊んでいました。しかし、当時から現在と同じ3人組でお笑いをしていたわけではありません。
小学校のお楽しみ会などではコントを披露していたものの、それぞれ別のグループで参加していたそうです。
当時は遊びの延長で芸人になりたいと話すこともありましたが、その後の進路は3人で同じではありませんでした。
カンサイは中学生のころからNSC入学を考えていた
3人の中で、最も早く本格的に芸人を目指すようになったのはカンサイさんです。
中学生のころには『ダウンタウンのごっつええ感じ』のDVDを借りて見るなど、お笑いに強く興味を持っていました。
そして、将来はNSCへ進学したいと考えるようになります。
一方、ケージュさんと川﨑さんは、中学生のころには別のことに関心を向けていた時期もあり、当初から3人が同じ夢を持っていたわけではありません。
高校も3人それぞれ別の学校へ進学しましたが、その後、ケージュさんと川﨑さんは同じ通信制高校に編入しています。
そこで将来について話すうちに、小学校時代にお笑いをしていたことを思い出し、芸人になるという選択肢が浮かんできました。
川﨑が芸人になったきっかけは高校時代の留年
生姜猫の結成秘話で、特に意外なのが川﨑さんの進路です。
川﨑さんは、高校2年生のころまで将来について深く考えておらず、大学進学も選択肢に入れていました。
そんなとき、ケージュさんからカンサイさんが芸人を目指していることを聞き、自分たちも一緒に芸人になろうと誘われます。
川﨑さんはその誘いに対して、留年したら芸人になるという条件を出したそうです。
ところが、その後、本当に留年することになりました。
こうして、大学進学も考えていた川﨑さんは、幼なじみと一緒にお笑いの道へ進むことになります。
本人は当時、進級試験を受ける際にも、芸人になる道があることを意識していたと振り返っています。ただし、芸人になるために意図的に留年したとまで断定できる話ではありません。
子どものころから芸人を目指していたカンサイさん、周囲を誘ったケージュさん、留年を機に進路を変えた川﨑さん。
3人が芸人になった理由はそれぞれ異なりますが、高校時代の終わりごろに、幼なじみ同士で同じ道を歩むことになったのです。
ケージュが3人を集め、2022年4月1日に結成
最終的に、3人で芸人になる話を具体的に進めたのはケージュさんでした。
本人たちのインタビューによると、ケージュさんは3人でお笑いを始め、ダウンタウンを超えるような芸人になろうという思いを伝えたそうです。
カンサイさんは、最初に連絡を受けたときには否定的な返事をしたと笑いながら振り返っていますが、結果的には3人で芸人を目指すことになりました。
M-1グランプリ公式サイトに登録されている生姜猫の結成日は、2022年4月1日です。
その後、3人はNSC大阪45期として学び、2023年4月1日にデビューしています。こちらは本人たちの公式YouTubeチャンネルの説明にも記載されています。
つまり、生姜猫は2022年結成、2023年デビューのトリオです。
2026年に「芸歴4年目」と紹介されるのは、NSC卒業後の2023年をデビューの基準にしているためで、結成年と矛盾するものではありません。
「生姜猫」という名前の由来は?TOMOOの楽曲『Ginger』から生まれた
生姜猫という名前を初めて聞いたとき、食べ物の生姜と動物の猫が、なぜ組み合わされているのか不思議に思う人もいるでしょう。
実は、この名前の誕生には音楽が関係しています。
生姜猫というトリオ名は、シンガーソングライター・TOMOOの楽曲『Ginger』に登場する言葉から着想を得たものです。
2026年1月1日のFANY Magazineで、カンサイさん本人が詳しい経緯を説明しています。
カンサイさんはTOMOOの音楽が好きで、2021年に発表された『Ginger』もお気に入りの楽曲でした。
その歌詞に登場する「ジンジャーキャット」という言葉の響きを気に入り、トリオ名に使いたいと考えたそうです。
当初の候補は、カタカナの「ジンジャーキャット」。英語表記にした際のかわいらしさや、将来グッズにしたときの見た目まで考えていたといいます。
しかし、NSC時代に3人でルームシェアをしていた際、その名前を提案すると、少し違うのではないかという反応になりました。
そこで、同席していた別の幼なじみが、ジンジャーキャットを日本語に直訳する案を出します。
それが「生姜猫」でした。
3人はこの名前を気に入り、現在のトリオ名として採用します。
本人たちが好きな音楽と、幼なじみ同士で過ごしていた何気ない時間。その両方から生まれた名前だったのです。
カンサイという芸名もケージュが考えた
もう一つ気になるのが、「カンサイ」というメンバーの名前です。
川﨑さんとケージュさんは現在の名前が本名であると説明していますが、カンサイさんは芸名を使用しています。
本人は、本名を使わず、センスのよい芸名を付けたいと考えていたそうです。
そこでケージュさんに相談したところ、「カンサイ」という案が出てきました。
深い意味を込めて考え抜いた名前というわけではなかったようですが、本人はその響きを気に入り、そのまま芸名として使うことにしました。
トリオ名もメンバーの芸名も、幼なじみ同士の会話から決まったというところに、生姜猫らしい関係性が表れています。
生姜猫のネタ作りは誰が担当?カンサイの発想と川﨑の判断力
生姜猫の3人は、単に小学校時代から仲がよいというだけではありません。
お互いの性格や得意なことをよく知っているからこそ、ネタ作りでも特徴的な役割分担が生まれています。
ネタの発想・構成を主導するのはカンサイ
生姜猫のネタ作りを中心となって進めているのはカンサイさんです。
2026年1月の本人インタビューでは、カンサイさんが一人でネタを作る場合と、題材やアイデアを持ち込んでケージュさんと会話しながら発展させる場合があると説明しています。
その後、3人でネタを合わせる段階で川﨑さんの意見も取り入れ、舞台で披露する作品を仕上げていきます。
発想力については、ケージュさんもカンサイさんの方が優れていると認めており、3人の中でアイデアを生み出す役割を担っていることが分かります。
ただし、全員が常に同じ役割で動いているわけではなく、相談を重ねながらネタを完成させるのが基本です。
ネタ選びを川﨑に任せたことが転機になった
生姜猫が2025年に多くの賞レースで結果を残すようになった背景には、ネタの選び方の変化もありました。
2025年6月のQJWebのインタビューで、カンサイさんは、それまでは自分が作ったネタの中から、自分が最も面白いと思う作品を選んでいたと説明しています。
しかし、思うように結果につながらなかったため、川﨑さんの意見をより重視するようになりました。
理由は、川﨑さんが芸人側のこだわりにとらわれず、観客にとって面白いかどうかを判断できると考えたからです。
ネタを書く人が最も気に入った作品と、観客に届きやすい作品が、必ずしも同じとは限らない。その違いを意識したことが、生姜猫のネタ選びに変化をもたらしました。
その後、生姜猫は2025年のUNDER5 AWARDで決勝へ進出しています。
ネタ選びの変更だけで決勝進出が決まったと証明できるわけではありませんが、本人たちが重要な転機として振り返っている点は見逃せません。
カンサイさんの発想を、ケージュさんと一緒に形にし、川﨑さんが観客の目線から判断する。この関係性は、生姜猫というトリオの強みを理解するうえで大切な部分です。
生姜猫の芸風|漫才とコントの両方で結果を残した理由
生姜猫はM-1グランプリで注目されるようになったため、漫才を中心とするトリオだと思われるかもしれません。
しかし、本人たちはもともとコントを好んでおり、普段から制作するネタもコントの割合が多いと語っています。
2026年5月のch FILESの取材では、2025年に漫才で結果を残したからこそ、2026年はコントにも力を入れたいという思いを明かしていました。
漫才では川﨑のジャージ姿を生かしたネタが転機に
生姜猫の漫才では、川﨑さんがジャージ姿で登場することがあります。
2026年5月のインタビューで、カンサイさんは、この姿が漫才の設定を考えるうえで重要だったと説明しています。
一般的な漫才の中でジャージ姿の川﨑さんが話していると、場合によっては不自然に見えてしまう。そのため、川﨑さんがその格好で話していても違和感のないネタを考えたそうです。
こうして、川﨑さんのキャラクターや衣装に合った漫才が生まれ、本人たちも手応えを感じるようになりました。
また、生姜猫の漫才は、ボケとツッコミの役割を厳密に固定するよりも、幼なじみ同士で会話しているような掛け合いを大切にしています。
3人が同じ方向へ話を広げる場面もあり、一般的なボケ役とツッコミ役の関係だけでは説明しきれないところがあります。
だからこそ、衣装や人物像に合った題材が見つかったときには、その自然な関係性が大きな笑いにつながるのです。
コントでは自分たちのやりたい世界を表現する
一方、コントでは、漫才とは少し異なる考え方でネタを作っています。
本人たちの説明によると、漫才では観客に笑ってもらえるかどうかを強く意識するのに対し、コントでは自分たちがやりたいことを表現する面も大きいそうです。
コントであれば、本人の年齢や普段の服装にとらわれる必要はありません。老人、医者、学生、アイドルなど、設定によってさまざまな役柄を演じられます。
幼なじみとして長く一緒に過ごしてきた3人だからこそ、登場人物の関係性や微妙なやり取りを表現しやすい部分もあるのでしょう。
2025年のNHK新人お笑い大賞ではコントでブロックを突破し、2026年にはキングオブコントで初めて準決勝へ進出しました。
生姜猫は、漫才で先に大きな成果を残しながら、コントでも自分たちの持ち味を発揮するようになったトリオなのです。
生姜猫のM-1グランプリ成績|2025年に初の準決勝進出
生姜猫が全国的に注目されるようになった大きなきっかけが、2025年のM-1グランプリです。
2022年の結成後、毎年出場を続けており、2024年には準々決勝、2025年には準決勝へと進みました。
M-1グランプリ公式サイトに掲載されている過去の成績と、2026年の最新発表を整理すると、次のようになります。
| 開催年 | 結果 | エントリー番号 |
|---|---|---|
| 2022年 | 2回戦敗退 | 3781 |
| 2023年 | 2回戦敗退 | 2159 |
| 2024年 | 準々決勝敗退 | 6149 |
| 2025年 | 準決勝敗退・敗者復活戦出場 | 4541 |
| 2026年 | 準々決勝進出決定 | 7990 |
2026年の結果は11月3日時点。大会は進行中であり、準々決勝以降の結果はまだ決定していません。
2025年は準決勝へ初進出し、敗者復活戦にも挑戦
2025年11月19日、生姜猫は大阪・なんばグランド花月で開催されたM-1準々決勝に出場しました。
この大会で審査を突破し、12月4日に東京のNEW PIER HALLで行われる準決勝へ初めて進出します。
当時のインタビューでは、大阪の準々決勝で大きな笑いを得られたことが、本人たちにとって強い手応えになったと語られています。
しかし、東京の準決勝では同じような感覚で漫才を披露することができず、決勝進出には届きませんでした。
その後、12月21日に開催された敗者復活戦へ出場しましたが、ここでも決勝進出は果たせませんでした。
それでも、芸歴の浅いトリオがM-1準決勝まで勝ち上がったことは、大きな実績です。
2025年は豪快キャプテン、たくろう、エバースなどが決勝へ進出した大会でもあり、生姜猫は同じ準決勝の舞台で、実績ある漫才師たちと競い合いました。
決勝には届かなかったものの、若手トリオとして名前を広く知られるきっかけとなった大会です。
2026年も大阪3回戦を突破し準々決勝へ
2026年も生姜猫はM-1グランプリに出場しています。
前年の実績によるシード権で1回戦を通過し、10月29日・30日に大阪で行われた3回戦にも出場しました。
10月31日に発表された審査結果では、大阪会場から準々決勝に進出する34組の中に生姜猫が含まれています。
同じ大阪会場からは、もも、例えば炎、ぐろう、天才ピアニスト、豪快キャプテン、フースーヤなども準々決勝進出を決めました。
2026年の大阪準々決勝は、11月18日に、なんばグランド花月で開催される予定です。
2025年に初めて準決勝を経験した生姜猫が、2026年大会で再びその舞台へ進めるかどうかは、今後の審査結果によって決まります。
2026年大会全体の進行状況や準々決勝進出者については、M-1グランプリ2026の準々決勝進出者・最新日程まとめでも紹介しています。
2025年NHK新人お笑い大賞で準優勝|コントと漫才の両方を披露
生姜猫の特徴を語るうえで欠かせないのが、2025年10月26日のNHK新人お笑い大賞です。
この大会には東京と大阪の予選を合わせて284組が参加し、その中から8組が本選へ進出しました。
生姜猫は最年少の出場トリオとして本選に登場。Bブロックでは、豪快キャプテン、四千頭身、ヨネダ2000と競い合いました。
ここで披露したのが、写真撮影を題材にしたコント「写真」です。
3人のテンポのよいやり取りと動きを生かしたネタが評価され、審査員7人中5人の票を獲得。Bブロックを突破して最終決戦へ進出しました。
審査員の清水ミチコさんからは、子どもにも大人にも伝わるネタであるという評価も受けています。
最終決戦ではマイスイートメモリーズに4対3で惜敗
最終決戦の相手は、Aブロックを勝ち上がったマイスイートメモリーズでした。
生姜猫は、1本目のコントから切り替え、「言葉のサウナ」を題材にした漫才を披露しています。
一方、マイスイートメモリーズは「夜道」のコントで対抗しました。
最終投票の結果、マイスイートメモリーズが4票、生姜猫が3票となり、生姜猫はわずか1票差で準優勝となりました。
コントでブロックを勝ち上がり、最終決戦では漫才を披露して準優勝。この結果は、生姜猫が漫才とコントの両方を持ち味としていることを示す、分かりやすい実績です。
最終決戦の相手だったマイスイートメモリーズは、芸人として長い経験を持つ2人によるコンビ。一方、生姜猫は2002年生まれの若い3人組でした。
芸歴や経験が大きく異なる2組が優勝を争い、最後は1票差で決着するという印象的な大会になりました。
なお、2026年のNHK新人お笑い大賞で優勝したのは豪快キャプテンです。生姜猫の準優勝は2025年大会の記録であり、両年の結果を混同しないよう注意が必要です。
NHKで披露したコント「写真」を公式映像で見る
生姜猫のコントを実際に見てみたい人には、本人たちの公式YouTubeチャンネルで公開されている映像があります。
次の動画は、2025年10月29日に公開されたコント「写真」。NHK新人お笑い大賞2025の本選で披露したネタです。
3人の関係性や、会話だけでなく動きも使って笑いを生み出す様子を確認できます。
※生姜猫本人たちの公式YouTubeチャンネルで公開されている映像です。
2025年UNDER5 AWARD決勝進出|芸歴の浅いトリオが頭角を現す
2025年の生姜猫は、M-1やNHK新人お笑い大賞だけでなく、若手芸人を対象とするUNDER5 AWARDでも結果を残しました。
UNDER5 AWARDは、芸歴5年目以内の芸人が出場できる賞レースです。
2025年大会では、生姜猫が大阪3回戦を突破し、準決勝も通過。6月22日の決勝へ進出しました。
決勝は9組が3ブロックに分かれて競う形式で、生姜猫はAブロックに出場しています。
Aブロックでは兄弟、無尽蔵と対戦しましたが、ブロック突破には届きませんでした。大会の優勝者は「あなたとネ」です。
それでも、結成から間もないトリオが全国規模の若手賞レースで決勝へ進出したことは、3人にとって重要な実績です。
このころから生姜猫は、劇場での活動と並行して、複数の賞レースで名前が挙がる存在になっていきました。
2026年は『おもしろ荘』2位、ytv漫才新人賞では4位に
2025年に多くの賞レースで結果を残した生姜猫は、2026年に入ってからも活動の幅を広げています。
特にテレビ出演のきっかけとして注目されたのが、日本テレビ系『ぐるナイ おもしろ荘』です。
『ぐるナイ おもしろ荘2026』では2位を獲得
2025年12月31日から2026年1月1日にかけて放送された『ぐるナイ おもしろ荘2026』で、生姜猫は2位となりました。
この番組は、これから活躍が期待される芸人たちがネタを披露する恒例企画です。
2025年にはM-1準決勝、NHK新人お笑い大賞準優勝を達成していた生姜猫ですが、『おもしろ荘』への出演によって、劇場や賞レース以外の視聴者にも名前が知られる機会が生まれました。
幼なじみ3人による独特なやり取りと、漫才でもコントでも結果を残している点は、初めて生姜猫を知った人にとっても興味を持ちやすい特徴でしょう。
第15回ytv漫才新人賞決定戦では451点で4位
2026年3月1日には、第15回ytv漫才新人賞決定戦に出場しました。
事前のROUND3では、379点を獲得して2位通過。決定戦へ進む最後の組の一つに選ばれています。
決定戦には7組が出場し、生姜猫は2番手で漫才を披露しました。
審査員5人の合計得点は451点。ファーストラウンド4位という結果でした。
この大会で最終決戦へ進出したのは、459点のぐろうと455点のシカノシンプ。最終投票ではぐろうが4票を獲得して優勝しています。
生姜猫は優勝に届きませんでしたが、ファーストラウンド3位の天才ピアニストが452点だったことを考えると、3位とはわずか1点差でした。
一方、最終決戦へ進めるのは上位2組だけだったため、実際に勝ち上がるにはさらに高い得点が必要でした。
なお、同年4月7日の第61回上方漫才大賞でも、生姜猫は新人賞候補の5組に選ばれています。
当日は380点を獲得しましたが、受賞したのは398点のぐろうでした。ぐろうの得点は当初395点と発表された後、集計システムの不具合により398点へ訂正されています。
生姜猫はこの大会でも受賞には届きませんでしたが、関西の主要な若手賞レースに続けて名前を連ねています。
ABCお笑いグランプリ2026|2連勝から豆鉄砲に1票差で敗れる
2026年7月26日、生姜猫は第47回ABCお笑いグランプリの決勝に初進出しました。
この大会の決勝には12組が出場し、A・B・Cの3ブロックに分かれて対戦。各ブロックを勝ち抜いた1組がファイナルステージへ進む方式でした。
生姜猫が出場したのはCブロックです。
対戦相手は、ソマオ・ミートボール、ヨネダ2000、豆鉄砲という顔ぶれでした。
最初のソマオ・ミートボールとの対戦では、審査員7人全員が生姜猫に投票し、7対0で勝利。
続くヨネダ2000との対戦でも、再び7対0で勝利します。
ところが、最後の豆鉄砲との対戦では、審査員の投票が大きく割れました。
結果は生姜猫3票、豆鉄砲4票。わずか1票差で豆鉄砲が勝ち抜き、生姜猫はファイナルステージ進出を逃しました。
ABCテレビの大会報道でも、この対戦が1票差の接戦だったことが紹介されています。
最終的なファイナルステージには、金魚番長、ゼロカラン、豆鉄砲の3組が進出。優勝したのはゼロカランでした。
生姜猫にとっては惜しい結果でしたが、初のABCお笑いグランプリ決勝で2組に勝利し、ファイナルステージ進出まであと1票に迫ったことは、確かな実績として残っています。
2025年のNHK新人お笑い大賞では最後に1票差で敗れ、2026年のABCお笑いグランプリでも1票差で勝ち上がれなかった生姜猫。
いずれも優勝や次のステージへは届きませんでしたが、全国規模の大会で接戦を演じるようになっていることが分かります。
キングオブコント2026|初の準決勝進出と敗者復活戦で250点
生姜猫が2026年に達成した大きな実績の一つが、キングオブコントでの準決勝進出です。
もともとコントを好んでいた3人にとって、この大会は漫才とは異なる意味を持つ重要な挑戦でした。
2026年8月17日、生姜猫はキングオブコントの準決勝へ進む35組に選ばれました。
準決勝は9月3日と4日に開催。生姜猫は決勝進出を逃しましたが、9月10日の発表で、敗者復活戦に進む10組の一つに選出されました。
2026年のキングオブコントでは、大会史上初めて敗者復活戦が導入されています。
準決勝で直接決勝へ進めなかった25組のうち、上位10組が敗者復活戦へ進み、さらに1組だけが決勝出場権を獲得できる仕組みでした。
60人の芸人審査員による採点で7位
敗者復活戦は2026年10月17日に開催され、TBS系列で生放送されました。
出場した10組は、それぞれ5分間のコントを1本披露。60人の芸人審査員が1人1〜5点で評価し、上位3組が国民投票へ進む方式です。
生姜猫は1組目として登場し、250点を獲得しました。
採点内訳は、3点が11人、4点が28人、5点が21人。60人の合計得点は250点となります。
しかし、芸人審査での順位は10組中7位。国民投票へ進める上位3組には入れませんでした。
6位のネルソンズは251点だったため、生姜猫とはわずか1点差でした。
それでも、国民投票へ進めた3位の喫茶ムーンは264点を獲得しており、実際の通過ラインとは14点差がありました。
国民投票にはスパイシーガーリック、そいつどいつ、喫茶ムーンが進出し、最終的にスパイシーガーリックが勝利しました。
生姜猫は敗者復活戦まで進みましたが、決勝出場権は獲得していません。
とはいえ、2025年のM-1準決勝進出に続き、2026年にはキングオブコントでも準決勝へ進出したことで、漫才とコントの両方で全国的な大会の上位に進めることを示しました。
2026年大会の最終結果や敗者復活戦の全10組の採点については、キングオブコント2026の結果・順位・敗者復活戦まとめでも詳しく紹介しています。
生姜猫の東京初単独ライブ『ぱあく』|コント7本で新たな挑戦
賞レースでの実績が増えてきた生姜猫ですが、2026年には単独ライブでも新しい挑戦を行いました。
2026年7月10日、東京・YOSHIMOTO ROPPONGI THEATERで開催された『ぱあく』です。
生姜猫にとって、東京で初めて開催する単独ライブでした。
この公演では、漫才ではなくコント7本を披露しています。
公演前のインタビューでは全作品を新ネタにする構想が語られていましたが、公演後の取材では、実際にはほぼ新ネタだったと説明されています。
7本のコントでは、老人、医者、アイドル、学生など、さまざまな役柄や設定を取り入れました。
チケットは完売し、公演後のインタビューでも3人は東京初単独ライブの手応えを語っています。
『ぱあく』というタイトルには幼なじみ時代の思い出も
ライブタイトルの『ぱあく』にも、生姜猫らしいエピソードがあります。
2026年5月のch FILESの取材によると、最初に川﨑さんが「パークTHEパーク」という案を出したそうです。
その後、カタカナよりひらがなの方がよいと考え、「ぱあく」という名前に決まりました。
さらにカンサイさんは、3人が昔から一緒に公園で遊んでいたことも、このタイトルに重ねていると説明しています。
小学2年生からの幼なじみが、大人になって東京の劇場で単独ライブを開催する。その舞台の名前に、子どものころの遊び場である公園のイメージが込められていたのです。
漫才で先に結果を残した3人が、あえてコントだけの単独ライブに挑戦したことにも意味があります。
2026年5月のインタビューで、川﨑さんは、前年に漫才で結果を出せたため、今度はコントにも力を入れていることを示したいと説明していました。
そして実際に同年9月にはキングオブコントで初の準決勝進出を果たしています。
『ぱあく』は、生姜猫がコントへの思いを具体的な活動として示した、2026年の重要な単独ライブだったといえるでしょう。
生姜猫の現在の活動|大阪を拠点に漫才とコントを続ける
2026年11月現在、生姜猫は大阪のよしもと漫才劇場を拠点に、漫才とコントの両方を披露しています。
2025年のM-1準決勝進出やNHK新人お笑い大賞準優勝を経て、2026年には東京初単独ライブ、ABCお笑いグランプリ決勝、キングオブコント準決勝と、活動の舞台を広げてきました。
また、本人たちのYouTubeチャンネルでもネタ動画を公開しており、劇場へ足を運べない人でも生姜猫のコントを楽しめます。
今後の課題の一つは、賞レースでさらに上の結果を残すことです。
2025年のNHK新人お笑い大賞では1票差の準優勝、2026年のABCお笑いグランプリでも1票差でファイナルステージ進出を逃しました。
こうした接戦を経験しながら、2026年のM-1グランプリでも準々決勝まで勝ち上がっています。
ただし、準々決勝進出が決まったからといって、その先の準決勝や決勝への進出が保証されるわけではありません。今後の成績は、その大会での審査結果によって決まります。
本人たちが大切にしているのは、漫才だけでもコントだけでもなく、3人で面白いネタを作り続けることです。
長い付き合いの中で培われた関係性を生かしながら、新しい笑いを模索する姿勢が、生姜猫の現在の活動にも表れています。
まとめ|幼なじみ3人の個性が生んだ、漫才とコントの新しい可能性
生姜猫は、川﨑さん、ケージュさん、カンサイさんによる吉本興業所属のお笑いトリオです。
3人は小学2年生からの幼なじみで、2022年4月1日に結成。NSC大阪45期を経て、2023年4月1日にデビューしました。
トリオ名の由来は、カンサイさんが好きなTOMOOの楽曲『Ginger』。歌詞に登場する言葉から着想を得て、別の幼なじみの提案によって「生姜猫」という名前になりました。
ネタの発想を主導するカンサイさん、前向きな姿勢で3人を支えるケージュさん、観客の目線でネタを判断する川﨑さん。それぞれの個性が、現在の漫才やコントにつながっています。
2025年にはUNDER5 AWARD決勝進出、NHK新人お笑い大賞準優勝、M-1グランプリ準決勝進出を達成。
2026年には『ぐるナイ おもしろ荘』2位、ABCお笑いグランプリ決勝進出、キングオブコント準決勝・敗者復活戦進出と、さらに実績を重ねました。
特に印象的なのは、もともとコントを好んでいた3人が、漫才で先に大きな成果を残し、その後コントでも全国的な舞台へ進むようになったことです。
小学生時代から一緒に過ごしてきた3人が、それぞれの得意な役割を生かしながら、漫才とコントの両方で新しい笑いを生み出している。それが、生姜猫というトリオの大きな魅力です。
2026年のM-1グランプリでも準々決勝進出が決まり、挑戦は続いています。
幼なじみとしての自然な掛け合いを武器に、これからどのようなネタを見せてくれるのか。今後の活動にも注目したい若手トリオです。