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『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』Switch 2版 忖度なしレビュー|2,000円アップグレードの価値はある?

目次
  1. 『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』Switch 2版レビュー|違いと2,000円の価値
  2. 『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』Switch 2版 忖度なしレビュー・先に結論
  3. Switch 2 Editionで何が変わった?
  4. 元の『ワンダー』は2026年でも面白い?
  5. 操作は初心者向けなのに、上手くなる余地がある
  6. 難易度は簡単すぎる?
  7. クッパ7人衆は原作の弱点をかなり補った
  8. 74種類の訓練はソロ追加としてかなり重要
  9. リンリンパークは面白い。でも『マリオパーティ』一本分ではない
  10. 家族で遊ぶなら、2,000円の価値はかなり高い
  11. アシストチコは「一緒に参加したい人」向け
  12. ロゼッタは嬉しいが、性能面では大きく変わらない
  13. フラワーマリオは新しいが、これだけで2,000円の理由にはならない
  14. おすそわけ通信は便利。ただし最大12人ではない
  15. 4K・60fps化はきれい。ただ、120fpsも欲しかった
  16. 現在版はVer.1.2.1
  17. 気になった点|既存コースの再利用はかなりある
  18. ソロでクリア済みなら2,000円は必須ではない
  19. 初めて買う人に8,578円の価値はある?
  20. パッケージ版とダウンロード版はどっち?
  21. 忖度なしレビュー評価スコア
  22. 総評|初めて遊ぶなら強く薦めやすい。既所有者は「誰と遊ぶか」で決めればいい

『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』Switch 2版レビュー|違いと2,000円の価値

2023年の『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』に、新しい遊びをまとめて加えた『Nintendo Switch 2 Edition + みんなでリンリンパーク』が2026年3月26日に発売された。

ダウンロード版は8,500円、パッケージ版は8,578円。すでにSwitch版を持っている人は、2,000円のアップグレードパスでSwitch 2 Editionの内容を追加できる。

ここで難しいのが、同じ2,000円でも人によって価値がまるで違うことだ。

初めて『ワンダー』を遊ぶなら、高品質な本編に追加要素まで入ったSwitch 2版を最初から買える。

一方、Switch版をすでに遊び切った人にとっては、元の名作部分はもう体験済み。見るべきなのは、クッパ7人衆、74種類の訓練、リンリンパーク、高解像度化といった追加部分だけになる。

さらに、一人で遊ぶのか、家族や友人と遊ぶのかでも話が変わる。

だから今回は、「元の『ワンダー』が名作だからSwitch 2版も高得点」では終わらせない。

初めて買う人が8,578円払う価値。

すでに持っている人が追加で2,000円払う価値。

この二つを分けて評価する。

『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』Switch 2版 忖度なしレビュー・先に結論

総合評価は8.8/10。A評価。

Nintendo Switch 2で初めて『ワンダー』を遊ぶなら、かなり薦めやすい。

元の本編は2026年でも2Dアクションとして一級品。コースごとに次々と新しい仕掛けを投入する密度、ワンダーフラワーによる大胆な変化、触った瞬間から思い通りに動かしやすい操作は、今遊んでも古びていない。

Switch 2版ではそこへ、クッパ7人衆を追う新展開、全74種類の訓練、新エリア「リンリンパーク」、ロゼッタ、フラワーマリオ、おたすけモード、アシストチコ、おすそわけ通信などが加わった。画面も高精細化されている。

ただし、Switch版所有者へ2,000円アップグレードを無条件には薦めない。

家族や友人と遊ぶなら価値はかなり高い。

一人で原作を遊び切っているなら、急がなくていい。

遊ぶ人購入判断理由
原作未所有買い高品質な本編と追加要素をまとめて遊べる
原作所有・家族や友人と遊ぶアップグレードを薦めやすいリンリンパークやおすそわけ通信を活かしやすい
原作所有・遠くの友人と遊ぶ相手がいるなら価値ありGameChat経由のおすそわけ通信やルームマッチが使える
原作クリア済み・ソロ中心急がなくていい追加ボスと訓練は良いが、パークの主力を活かしにくい

この違いを理解して買えば、かなり満足しやすい一本だ。

Switch 2 Editionで何が変わった?

追加内容は思っているより多い。

中心になるのが、新エリア「リンリンパーク」。対戦や協力を楽しめる「おすそわけ広場」には17種類、「ルームマッチ広場」には6種類のアトラクションがあり、複数のアトラクションを続けて遊ぶツアーも用意されている。

一人用にも追加はある。

リンリンフラワーを奪ったクッパ7人衆を追う新展開が加わり、キノピオ探検隊から出される全74種類の訓練にも挑める。訓練は「時間内にクリア」「コインをすべて集める」「敵をすべて倒す」「無敵のままクリア」など、いつものコースへ違う攻略条件を持ち込むものだ。最大4人でも挑める。

さらにロゼッタがプレイアブルキャラクターとして加わり、新パワーアップのフラワーマリオ、おたすけモード、アシストチコも登場。

おすそわけ通信やJoy-Con 2のマウス操作にも対応する。

これだけ並ぶと大型の新作並みに見えるが、完全新規ワールドが一本増えたわけではない。

既存コースへ戻って遊ぶ追加も多い。

その「量の多さ」と「新規部分の大きさ」は分けて見たほうがいい。

元の『ワンダー』は2026年でも面白い?

面白い。ここはかなり強い。

『ワンダー』の良さは、派手な演出だけではない。

一つのアイデアを面白さが薄れるまで使い回さないことだ。

ワンダーフラワーに触れると、それまで普通に見えていたコースのルールが突然変わる。

地形が動く。

敵の挙動が変わる。

大量の何かが押し寄せる。

見た目だけでなく、プレイヤーが何をすればいいのかまで変わる。

そして「なるほど、このコースはこういう遊びなのか」と理解したころには終わり、次のステージではまた別の発想を出してくる。

この切り替えの速さが気持ちいい。

最近のゲームは一つの大きな仕組みを何十時間も遊ばせるものも多いが、『ワンダー』は逆に、思いついた遊びを惜しまず短いコースへ投入する。

だから数年前の作品を遊んでいる感覚が薄い。

操作は初心者向けなのに、上手くなる余地がある

操作そのものは分かりやすい。

走る。

跳ぶ。

壁を蹴る。

パワーアップを使う。

それだけでも最後まで進める。

一方、上手い人ほど速度を保ったままジャンプしたり、ギリギリの足場を使ったり、バッジを変えて別のルートを探したりできる。

簡単に触れることと、底が浅いことは別だ。

2Dマリオが長く続いてきた理由でもある。

初代から続く「走り方とジャンプの距離がつながっている」感覚が、ワンダーでは大量の新しい仕掛けの中でも崩れていない。

初代から2Dマリオがどう変わってきたか気になるなら、初代『スーパーマリオブラザーズ』FC版レビューもあわせてどうぞ。

初代『スーパーマリオブラザーズ』FC版レビュー

難易度は簡単すぎる?

普通にエンディングを見るだけなら、アクションゲームに慣れている人には易しく感じる場面も多い。

ただし、全体を「簡単すぎるゲーム」とするのは違う。

高難度コースやスペシャルワールド、バッジチャレンジなど、やり込む人向けの場所は原作にも存在する。

Switch 2版では、そこへ74種類の訓練が加わった。

制限時間。

全コイン回収。

敵の全滅。

逆に敵を避ける。

普段なら取るコインを取らない。

条件が変わるだけで、同じコースでも見る場所が変わる。

新しいコースが74本増えたわけではないが、原作を普通にクリアして「もう少し歯ごたえが欲しかった」と感じた人には意味のある追加だ。

クッパ7人衆は原作の弱点をかなり補った

原作『ワンダー』は、通常コースの発想に比べるとボス戦の厚みが弱かった。

そこへ入ったのがクッパ7人衆だ。

リンリンフラワーを奪って各地へ逃げた7人を追い、新しいボス戦へ挑む。

ここは単に「昔のキャラクターが復活した」というファンサービスだけではない。

完成版レビューでも、追加ボスはそれぞれ異なるギミックを持ち、本編のボスより面白いと評価する声が複数ある。

ワンダー変化を通常コースだけの魅力にせず、ボス戦へ持ち込んだのが効いている。

原作を遊び切った一人プレイヤーが2,000円を考えるなら、まずここを見るべきだ。

74種類の訓練はソロ追加としてかなり重要

リンリンパークの印象が強いため、Switch 2版はマルチプレイ用の追加ばかりに見えやすい。

実際は、ソロでも74種類の訓練を遊べる。

ただし「完全新規74ステージ」と考えると期待しすぎになる。

元からあるコースへ別条件を持ち込み、攻略方法を変えるチャレンジだ。

既知のコースを使うので、初めて見る景色のワクワクは小さい。

その代わり、

「このコースをこんな条件でクリアできるか」

という技術寄りの遊びが増える。

原作でコースをすべて埋めた人ほど、この違いを感じやすい。

新世界を冒険したい人向けではなく、『ワンダー』の操作をもっと使い込みたい人向けと考えると分かりやすい。

リンリンパークは面白い。でも『マリオパーティ』一本分ではない

リンリンパークの「おすそわけ広場」では、ソフト1本とJoy-Con 2/Joy-Conを使って最大4人、17種類のアトラクションを遊べる。

対戦だけでなく、みんなでタイミングを合わせる協力型もある。

ルームマッチ広場はさらに人数が増え、オンラインでは最大12人、ローカル通信では最大8人。6種類のアトラクションが用意されている。

集まってすぐ遊べるのは強い。

ルールも比較的短時間で理解しやすく、家族や友人が来たときに使いやすい。

ただし、これを『マリオパーティ』一本分のゲームが丸ごと付いたと考えるのは違う。

一つ一つのアトラクションは軽く遊べる反面、長期的な戦略や、何十時間もそれだけを遊び続けるような深さを狙ったものではない。

完成版レビューでも、リンリンパークについては評価が割れている。

盛り上がる追加と見る人もいれば、長期間戻り続けるほどではないと見る人もいる。

どちらも不思議ではない。

たまに人が集まる家なら強い。

常に一人で遊ぶなら価値の大半を使わない。

それだけ利用環境で評価が変わる追加だ。

家族で遊ぶなら、2,000円の価値はかなり高い

家族用途ではSwitch 2版の追加がうまくつながる。

リンリンパークがある。

おすそわけ通信がある。

おたすけモードがある。

アシストチコも使える。

おたすけモードでは、どのキャラクターを選んでも敵に触れてダメージを受けず、穴へ落ちてもミスにならずコースへ戻れる。原作のヨッシーやトッテンとは違い、好きなキャラクターを使ったまま難度を下げられる。

上手いプレイヤーにとっては必要ない。

でも、親子やゲーム経験の違う人同士で遊ぶときには大きい。

「初心者だけ別キャラを使って」とならず、一緒に好きなキャラクターを選べるからだ。

アシストチコは「一緒に参加したい人」向け

ロゼッタの相棒チコは、アシスト役として参加する。

コース内を自由に飛び、敵を攻撃したり、コインを集めたりしてほかのプレイヤーを助ける。

Joy-Con 2のマウス操作にも対応している。

ここで誤解したくないのは、

マリオ本編をマウスで操作する機能ではない

こと。

アシストチコなど、一部の遊びでJoy-Con 2のマウス機能を使う。

走ってジャンプする2Dアクションが苦手でも、別の形で一緒に参加できるのがこの機能の価値だ。

ソロプレイヤーへの加点要素ではほとんどない。

ロゼッタは嬉しいが、性能面では大きく変わらない

ロゼッタも新たにプレイアブルキャラクターへ加わった。

ただし、公式が明記している通り、能力はマリオたちと同じだ。

独自の重力アクションが使えるわけではない。

人気キャラクターを本編で使えるようになったこと自体は嬉しいが、ゲームシステムそのものを変えるほどの追加ではない。

キャラクター人気とゲームプレイ上の価値は分けて考えたい。

フラワーマリオは新しいが、これだけで2,000円の理由にはならない

新パワーアップのフラワーマリオは、大きな花を上方向へ飛ばして攻撃でき、通常より少し長くジャンプできる。

上にいる敵へ攻撃できるため、既存パワーアップとは違う位置取りができる。

ジャンプの変化も探索に効く。

新しい遊びとしてはちゃんと意味がある。

ただ、コース全体を別ゲームのように変える能力ではない。

Switch 2 Editionの追加要素を構成する一つとしては良いが、フラワーマリオ単体を目的にアップグレードするほどではない。

おすそわけ通信は便利。ただし最大12人ではない

おすそわけ通信では、ソフトを持っていない相手と最大4人で本編のコースやリンリンパークを遊べる。

近くで本体を持ち寄る場合は、受け取る側にNintendo SwitchまたはNintendo Switch 2を使える。

遠くの相手とはNintendo Switch 2同士でGameChatを使う。遠隔で利用する場合はインターネット環境とNintendo Switch Onlineへの加入が必要になる。

最大12人という数字は、ルームマッチ広場のオンライン通信。

おすそわけ通信そのものは最大4人だ。

ここを混ぜると、オンライン仕様がかなり違って見えてしまう。

4K・60fps化はきれい。ただ、120fpsも欲しかった

任天堂公式はSwitch 2版について、「画面がよりくっきりときれいに」と案内している。

具体的な出力について、Digital Foundryの技術解析ではTVモードでネイティブ4K、携帯モードでネイティブ1080p、60fps動作が確認されている。

一方、120fpsには対応していない。

画質は確実に上がっている。

大型テレビなら輪郭や細部が見やすくなり、携帯モードでもSwitch 2の画面解像度を活かせる。

ただ、元のSwitch版も60fpsで非常にきれいに動いていた。

そのため、4Kになったからゲーム体験が別物になるほどではない。

2Dアクションというジャンルを考えると、120fps対応のほうが新ハードならではの操作感を感じやすかった可能性はある。

60fpsだから減点するのではない。

2,000円の有料アップグレードとして、もう一段技術的な違いが欲しかった。

という惜しさだ。

現在版はVer.1.2.1

2026年8月31日時点の最新更新はVer.1.2.1。

2026年4月16日に配信され、Nintendo Switch 2 Editionを快適に遊べるよう調整・修正が行われている。

発売直後の状態だけを基準に評価する必要はなく、現在はこの更新を含んだバージョンが基準になる。

気になった点|既存コースの再利用はかなりある

追加内容は多い。

ただ、新規の景色が同じだけ増えたわけではない。

クッパ7人衆を追う新展開でも元のフラワー王国へ戻る。

74種類の訓練も既存コースを使って違う条件へ挑む構成が中心になる。

再利用自体が悪いわけではない。

条件や敵が変われば遊び方も変わる。

クッパ7人衆のボス戦のように、元のゲームで弱かった部分を補えている追加もある。

それでも、

完全新規ワールドを期待すると違う。

原作を隅々まで遊び切った人ほど、この再訪感は強くなる。

2,000円のアップグレードを判断するときは、追加要素の数だけでなく「そのうちどれだけが新しい場所なのか」まで見たほうがいい。

ソロでクリア済みなら2,000円は必須ではない

今回、一番はっきり言っておきたいところだ。

一人で原作を遊び切った人にも追加はある。

クッパ7人衆。

74種類の訓練。

フラワーマリオ。

ロゼッタ。

高解像度化。

各種改善。

2,000円で何も増えないわけではない。

しかし、リンリンパークの主力であるアトラクションは複数人で遊ぶことが前提になる。

追加された価値のかなり大きな部分を使わないことになる。

だから、

「2,000円なら安いから全員アップグレード」

とは評価しない。

追加ボスや訓練をもっと遊びたいなら買う。

4K化だけが目的なら急がない。

これでいい。

初めて買う人に8,578円の価値はある?

ある。

新規購入者は話がまったく違う。

2023年版本編をまだ遊んでいないので、『ワンダー』そのものの高密度なコース設計、ワンダーフラワー、バッジ、高難度コースまで全部が新しい。

そのうえでSwitch 2版の追加が付いてくる。

8,578円は安くない。

しかし、現在の2Dアクション一本として見ると、内容と品質の両方に価格を支える力がある。

Nintendo Switch 2を持っていて、これから初めて『ワンダー』を買うなら、Switch 2 Editionを選んで問題ない。

パッケージ版とダウンロード版はどっち?

希望小売価格は、

ダウンロード版8,500円。

パッケージ版8,578円。

差は78円だけだ。

パッケージを手元に残したい人なら、この差だけでDL版を選ぶ必要はない。

逆にソフト交換が面倒ならDL版でいい。

すでにSwitch版パッケージを持っていてアップグレードパスを購入する場合は、元のゲームカードを使って遊ぶ形になる。

新規購入なら、定価差よりも実売価格を見て決めたほうがいい。

忖度なしレビュー評価スコア

評価項目点数評価
コース設計・アクション9.4短いコースへ次々と仕掛けを投入する密度と、扱いやすい操作は今でも非常に強い
発想・ワンダー演出9.5ルールそのものを変えるワンダーの発想と、それを操作へ結びつける力は代表級
リンリンパーク・追加コンテンツ8.3追加ボスと訓練は良質。パークは遊ぶ相手がいるほど価値が上がる
マルチプレイ・遊びやすさ8.8家族・友人向けの選択肢が増え、おすそわけ通信や救済機能も使いやすい
グラフィック・技術的完成度8.84K/1080p・60fpsで高品質。120fps非対応には惜しさが残る
ボリューム・リプレイ性8.7本編は充実。追加ボス・訓練もあるが、既存コース再利用とパークの持続性は人を選ぶ
コストパフォーマンス8.2新規購入には十分な説得力。2,000円アップグレードは既所有ソロ勢だと評価が下がる
総合評価8.8 / 10A評価

総合評価は8.8/10。A評価。

原作『ワンダー』のコース設計と発想は、2026年でも明確な強みとして残っている。初めて買う人なら、その本編へクッパ7人衆、74種類の訓練、リンリンパーク、各種遊びやすさの改善まで付いた8,578円には十分な説得力がある。一方、Switch 2版として新しく増えた部分だけを見ると、すべてが同じ重さではない。リンリンパークは複数人でこそ価値を発揮し、一人で原作を遊び切った人には2,000円が必須とは言えない。4K化はきれいだが、120fpsには対応せず、既存コースを使う追加も多い。元ゲームの評価だけで9点台へ押し上げず、現在の商品価値まで含めて8.8とした。

※総合点は各項目の単純平均ではなく、「今Nintendo Switch 2用ソフトとして8,578円で一本買うなら、どこまで薦められるか」を基準に評価しています。2,000円アップグレードについては、本文の通り遊び方によって価値が大きく変わります。

Switch 2のほかのパッケージ作品との比較は、Nintendo Switch 2 パッケージソフトTier表でもまとめています。

スーパーマリオブラザーズ ワンダー Nintendo Switch 2 Edition + みんなでリンリンパーク -Switch2

2023年版『スーパーマリオブラザーズ ワンダー』本編に、新エリア「リンリンパーク」、クッパ7人衆との追加バトル、全74種類の訓練、ロゼッタやフラワーマリオなどを加えたSwitch 2版。家族や友人とのマルチプレイはもちろん、一人でも追加ボスやチャレンジを楽しめます。これから初めて『ワンダー』を遊ぶ人に特に選びやすい一本です。

価格・在庫・仕様や版の違いなどは変動します。購入の際は各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。

総評|初めて遊ぶなら強く薦めやすい。既所有者は「誰と遊ぶか」で決めればいい

『スーパーマリオブラザーズ ワンダー Nintendo Switch 2 Edition + みんなでリンリンパーク』は、元の名作を少しきれいにしただけの商品ではない。

クッパ7人衆は原作で薄かったボス戦を補う。

74種類の訓練は、一度攻略したコースに新しい目標を作る。

リンリンパークは、本編とは違う形で家族や友人と遊べる場所を増やした。

おたすけモードやアシストチコは、ゲーム経験が違う人同士でも一緒に参加しやすくしている。

おすそわけ通信も実用的だ。

Switch 2 Editionとして加えた意味はちゃんとある。

だから、初めて買う人にはかなり強い。

8,578円を払っても、本編と追加内容を合わせれば十分に元が取れると考えていい。

一方、すでにSwitch版をクリアしている人は、もっと冷静に考えていい。

原作未所有

Switch 2 Editionを薦める。

元の『ワンダー』自体が今でも高水準で、そこへ追加内容まで含まれる。

原作クリア済み・一人中心

急いでアップグレードしなくていい。

クッパ7人衆と訓練に惹かれるなら2,000円を払う価値はある。

4K化だけが目的なら弱い。

家族や友人と同じ場所で遊ぶ

2,000円アップグレードをかなり薦めやすい。

この層がリンリンパーク、おたすけモード、アシストチコ、おすそわけ通信を最も活用できる。

遠くの友人と遊ぶ

一緒に遊ぶ相手が決まっているなら価値あり。

GameChatを使ったおすそわけ通信や、最大12人のルームマッチを利用できる。

ただし、知らない人と次々マッチングするオンライン対戦ゲームではない。

そして最後に、

2,000円アップグレードの価値はあるか。

全員にあるとは言わない。

家族や友人と遊ぶ人には高い。

ソロでも追加ボスや訓練をやり込みたいなら十分あり。

原作を遊び切り、新しいワールドだけを期待しているなら見送ってもいい。

この判断ができるところまで含めて、

総合8.8/10。

元の『ワンダー』が強いから高得点なのではない。

その強い本編を2026年に買う商品として、追加内容、Switch 2向け機能、価格まで合わせても高い水準にある。

ただし、既所有者への2,000円は別。

初めて買うならかなり薦めやすい。持っているなら、自分が追加された遊びを本当に使うかで決めればいい。

それが『Nintendo Switch 2 Edition + みんなでリンリンパーク』への、いちばん妥当な評価だ。

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