- GUNDAM ROGUE ORBITはどんなゲーム?TGS2026試遊・3種武器・発売日を整理
- TGS2026で何が新しく分かった?発売日はTGS発表ではない
- 「世界初試遊」はどういう意味?9月8日にはメディアが先行プレイ済み
- 『GUNDAM ROGUE ORBIT』はどんなゲーム?
- TGSでは3種のプリセットから選択|3機の別ガンダムではない
- 近接戦闘が軸だが射撃もある|地上と空中を行き来して戦う
- 回避、タクティカルスキル、AP-Uまで組み合わせて戦う
- 巨大アポカリプス戦では部位を壊すと攻撃も封じられる
- 製品版では機体フレームやスラスターまでカスタマイズできる
- ガンダムVSやガンダムブレイカー、ローグライクとは違う?
- 敵「アポカリプス」とは?単なる宇宙怪獣ではない
- 主人公レクスとガンダムヘリックス|公開済みキャラクターを整理
- アニメ『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO』とは約100年離れた物語
- オンライン協力は最大3人まで確認済み|PvPやクロスプレイは不明
- TGS特別試遊台はヘリックスのコックピット風|専用操作やVRではない
- 発売日は2027年3月5日|PS5・Xbox Series X|S・Steamで発売
- デジタルデラックスとコレクターズエディションの違い
- まだ分かっていないこと|Switch 2や他MSの操作は未発表
- まとめ|TGSで見えてきたのは「ガンダムをどう動かして戦うゲームなのか」
GUNDAM ROGUE ORBITはどんなゲーム?TGS2026試遊・3種武器・発売日を整理

2027年3月5日に発売予定の完全新作ガンダムゲーム『GUNDAM ROGUE ORBIT(ガンダム ローグオービット)』が、東京ゲームショウ2026(TGS2026)に試遊出展されています。
バンダイナムコエンターテインメントは今回の出展を「世界初試遊」と案内。TGS会場では3種の機体プリセットからひとつを選び、主人公機ガンダムヘリックスによる高機動バトルを体験できます。
ただし、本作そのものがTGS2026で初発表されたわけではありません。ゲームは2026年6月のSummer Game Festで正式発表され、7月にはアニメと世界を共有する「RGプロジェクト」、9月3日には発売日や3種の武器、機体カスタマイズなどが公開済みです。さらに9月8日にはメディア向けの先行試遊も行われています。
今回のTGSで注目したいのは「ガンダムの新作が出る」というニュースではなく、映像だけではつかみにくかった『GUNDAM ROGUE ORBIT』の実際の遊びが、どこまで具体的に見えてきたのかという部分です。
結論からいえば、近接攻撃を軸に射撃、回避、武器固有スキル、AP-Uを組み合わせ、地上と空中を行き来しながら戦う高機動アクションです。巨大敵には部位破壊もあり、製品版では武器だけでなく機体フレームやスラスター、AP-U、カラーまで組み替えられます。
なお、TGS2026は9月17日に開幕しましたが、9月17・18日はビジネスデイ。一般公開日は9月19~21日です。会期全体の情報は、つぶログの東京ゲームショウ2026総合まとめ、入場日についてはTGS2026の一般公開日・チケット情報でも整理しています。
TGS2026で何が新しく分かった?発売日はTGS発表ではない
まず切り分けておきたいのが、TGS以前から発表されていた情報と、TGS会場で実際に確認された内容です。
| 時期 | 主な情報 | TGS2026での新情報? |
|---|---|---|
| 6月5日 | ゲーム正式発表。PS5/Xbox Series X|S/Steam、2027年発売予定、新たな時間軸、レクス、ガンダムヘリックス、大型敵などを公開 | いいえ |
| 7月24日 | RGプロジェクト、『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO』、両作品の世界共有、約100年の時代差などを発表 | いいえ |
| 8月28日 | TGS2026への「世界初試遊」出展、3種の機体プリセット、特別試遊台を予告 | 事前発表済み |
| 9月3日 | 2027年3月5日の発売日、3種の武器、AP-U、機体カスタマイズ、新キャラクター、予約情報を公開 | いいえ |
| 9月8日 | メディア向け先行試遊で基本操作、タクティカルムーブ、OVER-RISE、部位破壊などが具体化 | TGS前 |
| 9月17日 | TGS開幕。特別試遊台の実物や、巨大ボス戦を含む会場でのプレイフィールが現地から報告 | TGS現地情報 |
つまり、発売日や3種類の武器がTGSで初めて判明したわけではありません。TGSで大きいのは、これまで公開されてきたシステムを会場で実際に操作できる段階へ進んだことです。
「世界初試遊」はどういう意味?9月8日にはメディアが先行プレイ済み
『GUNDAM ROGUE ORBIT』公式のTGS2026案内では、「世界初試遊」「世界最速で体験」と案内されています。
一方で、9月8日にはPlayStation Blogが「メディア向けの体験会」で実際にプレイした記事を公開しています。したがって、「TGS会場で世界で初めて誰かがゲームを操作した」と受け取るのは正確ではありません。
公式側は「世界初」がどこまでを指すのか細かな定義を示していないため、本記事では「バンダイナムコがTGS2026を『世界初試遊』として出展している」という公式表現に沿って扱います。
『GUNDAM ROGUE ORBIT』はどんなゲーム?
『GUNDAM ROGUE ORBIT』は、バンダイナムコスタジオが開発する完全新作のガンダムアクションゲームです。
プレイヤーはガンダムヘリックスのパイロット「レクス」となり、相棒のハロ「ヴィー」とともに、太陽系外から現れた未知の脅威「アポカリプス」に立ち向かいます。
ゲームの軸は、フォトリアルなグラフィックで描かれる物語、高機動で立体的なアクション、自分の戦い方に合わせた機体カスタマイズの3つ。公式は、地上と空中それぞれから攻撃を組み立てながらフィールドを縦横無尽に駆け回るゲームとして紹介しています。
9月8日の先行試遊では、母艦となる独立特務艦「ステラヴェーン」で準備を整え、ミッションへ出撃し、戦闘を経て物語が進むという基本サイクルも確認されました。
富山勇也プロデューサーによると、装備やカスタマイズを深くやり込まず、物語を進めることを中心に遊んだ場合のプレイ時間は20時間前後を想定しているとのこと。武器やパーツの総数については、今後さらに情報を公開するとしています。
TGSでは3種のプリセットから選択|3機の別ガンダムではない
TGS公式は「3種の機体プリセットから、お好きな機体を選択」と案内しています。
ここは少し誤解しやすい部分です。3種類のまったく別のガンダムから搭乗機を選ぶという内容ではなく、先行試遊では主人公機ガンダムヘリックスをベースに、異なる武器タイプを持つ3構成が用意されていました。
| 武器タイプ | 特徴 | 武器固有スキル | 主な戦い方 |
|---|---|---|---|
| アサルトソード | 弱・強攻撃をつないで戦うスタンダード型 | アンカー | 素早く距離を詰めてコンボを叩き込む |
| ウィップソード | ソードとウィップを切り替え、広範囲を攻撃 | モードチェンジ | 複数の敵を巻き込む集団戦向け |
| ソードランス | 離れた位置からの突進攻撃を得意とする | ビームファランクス | 間合いを取りながら攻め込む中距離型 |
ネット上では「アサルトソードアセンブリ」などと表現されることもありますが、9月3日の公式発表と9月8日の先行試遊で確認できる武器名は「アサルトソード」「ウィップソード」「ソードランス」です。ここではそれぞれの武器を中心とした「構成」として整理します。
アサルトソード|接近してコンボをつなぐ基本型
アサルトソードは、近接戦闘を重視する本作の中でもスタンダードな武器です。
基本となる弱攻撃と強攻撃があり、「弱→弱→強」といったコンビネーションを組めます。強攻撃は長押しでチャージでき、ブーストゲージを消費する代わりに強力な一撃へ変化します。
武器固有スキルは「アンカー」。敵へアンカーを射出し、ブーストゲージを使わずに一気に距離を詰めたり、側面へ回り込んだりできます。接近から近接コンボへつなげやすく、本作の基本的な攻め方をつかみやすい構成です。
ウィップソード|剣とムチを切り替えて広範囲を攻撃
ウィップソードは武器固有スキル「モードチェンジ」によって、近接攻撃特化のソードモードと、攻撃範囲を広げるウィップモードを切り替えます。
ウィップモードではブーストゲージを消費する一方、広い範囲へ連続攻撃を仕掛けられます。1体へ張り付いて戦うだけではなく、複数の敵をまとめて巻き込めるのがほかの2武器との大きな違いです。
ソードランス|離れた位置から突進する中距離型
ソードランスは、中距離から一気に踏み込む突進攻撃が特徴です。
強攻撃は敵との距離が離れているほどダメージが上昇。強攻撃を重ねてエネルギーを溜めることで、武器固有スキル「ビームファランクス」も使用できます。
常に近距離へ張り付くというより、一度距離を取り、間合いを生かして再び攻め込む武器と考えると違いが分かりやすいでしょう。
近接戦闘が軸だが射撃もある|地上と空中を行き来して戦う
『GUNDAM ROGUE ORBIT』は、開発側が明確に近接戦闘を重視していると説明している作品です。
ただし、「近接主体=射撃がほとんど使えない」というわけではありません。弱攻撃、強攻撃に加えて射撃があり、芹澤義行ディレクターは、チャージしたビームライフルなら高いダメージを出せるようにしていると説明しています。
移動面ではダッシュやステップにブーストゲージを使用。地上だけを走り回るのではなく、ジャンプやブーストを使って空中へ移動し、高所にいる敵や大型敵の上部へ攻撃を仕掛けられます。
一方で、宇宙空間を上下左右へ完全自由に飛び回る6DoF型のフライトゲームとは確認されていません。公式説明も「地上と空中それぞれから攻撃を組み立てる」という表現です。
9月17日にTGS会場の特別試遊台を体験した4Gamerは、攻撃が当たった際の強いヒットストップや、モビルスーツらしい重量感にも言及しています。これは公式のシステム名称ではなくライターのプレイフィールですが、単に軽快さだけを追った高速アクションとは少し違う感触が伝わってきます。
回避、タクティカルスキル、AP-Uまで組み合わせて戦う
タクティカルムーブ|敵の攻撃直前なら「シフト」が発動
通常のステップとは別に、高速回避アクション「タクティカルムーブ」があります。
武器ごとに設定する「タクティカルスキル」とタクティカルムーブは、4つあるタクティカルゲージを1つ消費して発動。攻撃モーションの途中や、武器を振った後の硬直中からでも繰り出せます。
敵の攻撃が当たる直前にタクティカルムーブを成功させると「シフト」が発動し、敵の側面へ瞬時に移動します。タクティカルゲージは時間経過で回復するため、攻撃へ使うのか、緊急回避用に残すのかという判断も生まれます。
AP-U|アポカリプス技術を由来とする自律兵装
もうひとつ戦闘の幅を広げるのが「アポカリプスユニット(AP-U)」です。
AP-Uはアポカリプスの技術を由来とする自律兵装。先行試遊では最大2基を装備し、戦況に応じて切り替えられました。
試遊で確認された「シルフィード」は複数の小型兵装が周囲の敵を追尾して自動射撃。「ガーディアン」は前方へビームシールドを展開して攻撃を防ぎます。どちらも使用後には再使用までのクールタイムがあります。
一方、「倒したアポカリプスから必ずAP-Uを入手できる」「敵の能力をそのまま奪える」といった取得システムは現時点では確認されていません。
OVER-RISE|G.U.N.RISEゲージを溜めて一気に攻める
敵へ攻撃を当てることで「G.U.N.RISEゲージ」が蓄積し、最大まで溜まると一定時間の強化状態「OVER-RISE(オーバーライズ)」を発動できます。
発動するとタクティカルゲージが即座に回復し、ゲージ回復速度や攻撃速度も上昇。ブーストゲージを消費しなくなり、攻撃を受けた際には「シフト」が自動的に発動します。
さらにOVER-RISE中には「APユニットバースト」を使用可能。効果は装備しているAP-Uによって変わります。近接攻撃だけを見るのではなく、武器固有スキル、タクティカルスキル、AP-U、OVER-RISEをどうつなげるかまで含めて本作の戦闘システムです。
巨大アポカリプス戦では部位を壊すと攻撃も封じられる
『GUNDAM ROGUE ORBIT』では、人型サイズの敵だけでなく、ガンダムヘリックスを大きく上回る巨大アポカリプスも登場します。
巨大敵そのものは6月の初報から明らかになっていましたが、具体的な戦い方が分かってきたのは9月の先行試遊です。
メディア向け試遊のミッション「レイルブリッジの攻防」では、ボスの左腕を切断可能。破壊すると、その左腕を使った攻撃ができなくなります。部位破壊時には時間がスローになり、敵が大きくよろめく演出も入ります。
TGS2026の特別試遊台を体験した現地レポートでも、巨大ボスの足や背中へ攻撃を集中させて破壊し、露出した弱点をさらに攻撃する戦闘が確認されました。
単純に大きなHPゲージを削るだけではなく、どの部位を狙うかが実際の戦況へ影響する仕組みです。
ただし、部位破壊があるからといって、本作そのものを「モンハン型のハンティングアクション」と分類するのは適切ではありません。公式ジャンルはあくまで「アクション」で、大型敵戦はそのゲームプレイを構成する要素のひとつです。
TGSの通常試遊でも巨大ボスと戦える?
TGSの試遊内容には、大型ボスとの戦闘が含まれると見て問題ありません。
9月17日の4Gamerによる現地レポートでは、ガンダムヘリックスのコックピットをイメージした特別試遊台で、足や背中を破壊して弱点を露出させる巨大ボス戦が実際にプレイされています。
そしてバンダイナムコエンターテインメントのTGS案内には、「特別試遊台での試遊内容は通常試遊台と共通」と明記されています。
ただし、9月8日のメディア向け体験会で用意された大型ボス中心のミッション「本能」そのものを、TGS会場で自由に選択できるという意味ではありません。メディア体験会とTGS試遊では、用意されるミッションの範囲まで同一とは確認されていません。
製品版では機体フレームやスラスターまでカスタマイズできる
TGS試遊は用意された3つのプリセットから選びますが、製品版のカスタマイズが3種類だけという意味ではありません。
9月3日の公式発表によると、ガンダムの機体フレームはスラスターを含む5つのパーツで構成されます。9月8日の先行試遊では、頭部、ボディ、腕部、脚部を変更できることも紹介されています。
各パーツには耐久力やさまざまな効果が設定され、スラスターについても、水平移動を得意とするものや立体的な動きに向くものなど、タイプによって地上・空中でのブースト挙動が変わります。
さらに武器、AP-U、カラーリングを組み合わせ、自分の戦闘スタイルに合わせた機体を構築できます。インナーフレームや発光部の色まで変更可能です。
一方、『ガンダムブレイカー』シリーズのように、歴代モビルスーツから頭、胴、腕、脚を集めて自由に組み替える方式だとは発表されていません。
「MODスキン」という外見変更機能もあり、通常のカスタマイズとは別に機体の見た目を別のガンダムへ変更できます。デジタルデラックスエディションのMODスキンセットでは、フリーダムガンダム、ガンダム・バルバトス、ウイングガンダムゼロの3種類が案内されています。MODスキンは見た目を変更するもので、機体性能や武器の見た目までは変わりません。
ガンダムVSやガンダムブレイカー、ローグライクとは違う?
既存のガンダムゲームを知っているほど、「結局どのシリーズに近いゲームなのか」が気になるところです。
ただし、『GUNDAM ROGUE ORBIT』は『ガンダムVS』や『ガンダムブレイカー』の続編として発表された作品ではありません。
| 疑問 | 2026年9月17日時点で分かっていること |
|---|---|
| ガンダムVSのような対戦ゲーム? | PvPは発表されていません。物語とミッションを進めるアクションが中心で、最大3人のオンライン協力は確認されています。 |
| ガンダムブレイカーのように歴代MSのパーツを組み替える? | 機体フレーム、スラスター、武器、AP-U、カラーなどを変更できますが、歴代MSの各部位を自由に組み合わせる方式とは確認されていません。 |
| タイトルにROGUEとあるのでローグライク? | 公式はローグライク/ローグライトとは説明していません。ランダム生成や死亡時リセットといったシステムも発表されていません。 |
現時点では、物語を進めるミッション型の高機動アクションに、機体構築と巨大敵との戦闘を組み合わせた完全新作と捉えるのが最も無理のない整理です。
敵「アポカリプス」とは?単なる宇宙怪獣ではない
本作で人類の脅威となる「アポカリプス」は、公式サイトで「太陽系外から飛来した恒星間航行可能物体から分離・増殖したシリコン生命体」と説明されています。
人型モビルスーツとは大きく異なる姿の個体も登場し、巨大なアポカリプスとの戦いもゲームの見せ場になっています。
富山勇也プロデューサーは企画の出発点について、世界中の人が遊べる新たなガンダムゲームを考える中で「ガンダムVS地球外生命体」という方向へたどり着いたと説明しています。
ただし、アポカリプスを「宇宙人」「宇宙怪獣」と単純に言い換えてしまうと、公式設定とは少し意味が変わります。目的や全容など、物語上まだ伏せられている部分も多く残っています。
主人公レクスとガンダムヘリックス|公開済みキャラクターを整理
主人公はガンダムヘリックスのパイロット「レクス(RE-X)」。CVは坂田将吾さんです。
搭乗機のガンダムヘリックスは型式番号ARK-10。相棒の「ヴィー」はハロ型の存在で、ガンダムヘリックス専用の「汎用知能アシスト・ソフトウェアコントロールユニット」とされています。CVは前野智昭さんです。
| キャラクター | CV | 公開済みの立場・情報 |
|---|---|---|
| レクス | 坂田将吾 | 主人公。ガンダムヘリックスのパイロット |
| ヴィー | 前野智昭 | レクスの相棒となるハロ型の専用支援ユニット |
| ソフィア・デル・リオ | 鬼頭明里 | 本作のヒロイン。レクスの動向を監視する謎の少女 |
| ビッグ・ポール | 三宅健太 | 砂の海賊「レッドグリット」の頭目。搭乗MSはバウバラム |
| エルレィ・ガラード | 瀬戸麻沙美 | トレゾア評議会第19席騎士団長。搭乗MSはケリィース |
| エイプリル・フリーマン | 井上麻里奈 | 独立特務艦ステラヴェーンの艦長 |
モビルスーツはガンダムヘリックスのほか、バウバラム(BMP4/6)、ケリィース(TRA122E/B)が公式公開済みです。
ただし、登場するモビルスーツ=すべてプレイヤーが使える機体ではありません。2026年9月17日時点で、ガンダムヘリックス以外へ自由に乗り換えられるという公式発表は確認できません。
アニメ『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO』とは約100年離れた物語
『GUNDAM ROGUE ORBIT』は、ゲーム単独の企画であると同時に「RGプロジェクト」の一作品です。
RGプロジェクト公式発表によると、神山健治監督と円城塔氏の手で構築された共通の世界を、アニメーションやゲームなど複数の媒体から描くプロジェクトです。
アニメ作品は『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO(アレックスゼロ)』。2027年4月のテレビ放送が決定しており、監督・シリーズ構成を神山健治氏が担当します。
アニメで描かれるのは、ゲーム『GUNDAM ROGUE ORBIT』の約100年前。ゲームでは、アニメで描かれた出来事や選択が積み重なった先の時代を舞台に、新たな物語が展開されます。
なお、これは「宇宙世紀の100年後」という意味ではありません。RGプロジェクトは既存の宇宙世紀や『SEED』『00』『鉄血のオルフェンズ』『水星の魔女』などへ直接つながる時間軸として発表されたものではなく、独自の世界と歴史が構築されています。
アニメを見ないとゲームは分からない?
アニメ視聴は必須ではありません。
公式は、アニメとゲームが同一の世界と歴史を共有しながらも、「それぞれ独立して楽しめる内容」と明記しています。
『XARX-ZERO』を見れば、この世界がどう始まり、約100年の間に何が積み重なったのかを別の角度から楽しめますが、ゲームを始めるためにアニメを先に全話見ておかなければならない構造ではありません。
オンライン協力は最大3人まで確認済み|PvPやクロスプレイは不明
『GUNDAM ROGUE ORBIT』は、1人用ストーリーだけに限定された作品ではありません。
現行のXbox Storeではオンライン協力プレイ2~3人、PlayStation Storeでも3人までのオンラインプレイヤー対応と案内されています。
一方で、どのミッションが協力プレイに対応するのか、ストーリーを最初から最後まで3人で進められるのか、PS5・Xbox Series X|S・Steam間のクロスプレイに対応するのかといった詳細は、9月17日時点では確認できません。
PvPについても正式発表はありません。『ガンダムVS』のようなオンライン対戦を備えていると先回りして考えない方がよいでしょう。
TGS特別試遊台はヘリックスのコックピット風|専用操作やVRではない
TGS2026のバンダイナムコエンターテインメントブースには、一般の試遊台とは別に、ガンダムヘリックスのコックピットをイメージした特別試遊台が設置されています。
作品の3Dモデルデータを基に作られたセットで、シートの周囲にはレバーやペダルまで配置。かなり本格的な見た目ですが、ゲーム操作そのものは普通のゲームコントローラーを使用します。
つまり、TGS会場のための特別な展示演出です。製品版にVRモード、一人称コックピットモード、専用レバーを使う操縦モードが搭載されることを意味するものではありません。
特別試遊台を利用するには、会場で配布される整理券、または事前抽選の当選DMが必要です。事前抽選の受付はすでに終了しており、一般公開日の整理券は9月19~21日に先着順で配布予定です。
試遊ノベルティと会場予約キャンペーン
一般公開日に通常試遊を体験した人には、ガンダムカードゲーム用の『GUNDAM ROGUE ORBIT』プロモーションカードと『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO』プロモーションカードが用意されています。
特別試遊台では、この2枚に加えて『GUNDAM ROGUE ORBIT』オリジナルネックストラップも配布されます。いずれも数量限定で、ノベルティ配布は一般公開日のみです。
さらに一般公開日の会場では予約者向けキャンペーンも予定されています。予約を証明できる注文メールやレシートなどを提示すると、通常版は1回、デジタルデラックスエディションは2回、コレクターズエディションは3回の抽選に参加できます。
発売日は2027年3月5日|PS5・Xbox Series X|S・Steamで発売
発売日は2027年3月5日(金)です。
この発売日はTGS2026で発表されたものではなく、9月3日の「State of Play」で正式発表されました。
| 正式タイトル | GUNDAM ROGUE ORBIT |
|---|---|
| 発売日 | 2027年3月5日(金) |
| 対応機種 | PlayStation 5/Xbox Series X|S/Steam |
| ジャンル | アクション |
| CERO | C(15才以上対象) |
| 通常版 | 8,910円(税込) |
| デジタルデラックスエディション | 11,880円(税込) |
| コレクターズエディション | 15,840円(税込)/日本ではPS5・Steam向け |
| 開発 | 株式会社バンダイナムコスタジオ |
| 発売元 | 株式会社バンダイナムコエンターテインメント |
2026年9月17日時点で、Nintendo Switch 2、Nintendo Switch、PS4、Xbox Oneは対応機種として発表されていません。
一部ストアではタイムゾーンの関係から3月4日と表示される場合がありますが、日本公式サイトの発売日は2027年3月5日です。
デジタルデラックスとコレクターズエディションの違い
デジタルデラックスエディションには、ゲーム本編に加えて「ミッション報酬ブースト」「機体カラーセット」「MODスキンセット」「Digital Artwork & Music Selection」が収録されます。
機体カラーセットは14種類。MODスキンセットはフリーダムガンダム、ガンダム・バルバトス、ウイングガンダムゼロの3種類です。
日本向けコレクターズエディションはPS5/Steam向けで、ゲーム本編のほか、HG 1/144 ガンダムヘリックス(アースブルーVer.)、ガンダムカードゲームのプロモーションカード5種、マルチスチールケースが付属します。
日本版と海外版では販売形態や同梱物が異なるため、海外のCollector's Editionに含まれる内容をそのまま日本版へ当てはめないよう注意が必要です。
予約特典「アースブルー」は早期解放
ダウンロード版の予約、またはパッケージ版の早期購入特典として、機体カラー「アースブルー」の早期解放が案内されています。
特典名そのものが「早期解放」であり、PlayStation StoreやXbox Storeにも後日配信される可能性がある旨の注意書きがあります。そのため、「予約した人しか永久に入手できない限定カラー」と断定するのは避けた方がよいでしょう。
まだ分かっていないこと|Switch 2や他MSの操作は未発表
TGSで試遊できる段階まで進み、戦闘の仕組みはかなり見えてきました。それでも発売まではまだ約半年あり、未発表の部分も残っています。
| 項目 | 2026年9月17日時点 |
|---|---|
| ガンダムヘリックス以外のプレイアブルMS | 未発表 |
| 全武器・全パーツ数 | 未発表。今後情報公開予定 |
| AP-Uの詳しい入手方法 | 未発表 |
| 全ミッション数 | 未発表 |
| PvP | 未発表 |
| クロスプレイ/クロスセーブ | 未発表 |
| Nintendo Switch 2版 | 未発表 |
| 「ROGUE」のタイトル上の意味 | 公式説明を確認できず。ローグライク作品とも発表されていない |
登場するモビルスーツが増えたからといって「すべて操作できる」、オンライン協力が確認されたからといって「対戦もある」、タイトルにROGUEと付いているからといって「ローグライク」と決めつけることはできません。
PS5版『GUNDAM ROGUE ORBIT』通常版。ガンダムヘリックスを操り、3種の武器や機体カスタマイズ、AP-Uを組み合わせて高機動バトルに挑む完全新作ガンダムアクションです。早期特典として機体カラー「アースブルー」の早期解放、Amazon.co.jp限定特典としてオリジナルデジタル壁紙が付属します。
価格・在庫・仕様や版の違いなどは変動します。購入の際は各ショップの商品ページで最新情報をご確認ください。
まとめ|TGSで見えてきたのは「ガンダムをどう動かして戦うゲームなのか」
『GUNDAM ROGUE ORBIT』は2026年6月に正式発表され、RGプロジェクトも発売日もTGS2026以前に明らかになっていました。
それでも、TGS2026の試遊には大きな意味があります。
アサルトソード、ウィップソード、ソードランスという性格の違う武器を使い、弱攻撃と強攻撃、射撃、地上・空中移動、タクティカルムーブ、タクティカルスキル、AP-Uを組み合わせて戦う。大型アポカリプスでは部位を壊し、攻撃手段を封じたり、露出した弱点へ追撃したりする。
映像だけでは「高速で動く新しいガンダムゲーム」としか見えにくかったものが、実際にどう操作し、どこに戦術があるのかまで説明できる段階になってきました。
製品版ではガンダムヘリックスの機体フレーム、スラスター、武器、AP-U、カラーを組み合わせられ、最大3人のオンライン協力にも対応。アニメ『機動戦士ガンダムRG XARX-ZERO』とは同じ世界と歴史を共有しますが、約100年離れた物語であり、ゲームだけでも独立して楽しめます。
現時点で『ガンダムVS』や『ガンダムブレイカー』のどちらかへ単純に当てはめるより、近接戦闘を軸にした立体的な高機動バトル、機体構築、大型敵との部位破壊を組み合わせた新しいガンダムアクションと考えるのが、本作の実像には近そうです。
TGS2026の一般公開は9月19日から。そこで一般来場者による試遊が本格的に始まり、発売へ向けてさらに武器やカスタマイズ、オンライン協力の詳細が公開されれば、本作がどこまで自由な遊びを持つゲームなのかも、よりはっきりしてくるでしょう。