- LINE GAME miniとは?ダウンロード不要・ゲーム一覧・いつから遊べるかを解説
- LINE GAME miniとは?LINEからすぐ遊べる新ゲームブランド
- そもそもLINEミニアプリとは?
- 普通のLINE GAMEとは何が違う?
- 「ダウンロード不要」は本当?通信なしで遊べるという意味ではない
- TGS2026では『LINE 無限の階段 mini』をLINEから直接起動
- 発表済みのLINE GAME miniは4タイトル
- 『LINE ねこのキッチン mini』|既存ゲームをLINE向けに展開
- 『LINE ドドドドリル mini』|採掘ゲームのmini版
- 『LINE 無限の階段 mini』|TGSステージで実際に起動を披露
- 『LINE 無限ガチャ 無限軍勢でざまぁ!』はMEC Laboの新作
- 「H5ゲーム」とは?HTML5系のWebゲームを指す呼び方
- LINE GAME miniはいつから遊べる?正式な開始日はまだ未発表
- iPhone・Android・PCでは遊べる?
- LINEアプリがなくても遊べる?
- 料金は無料?広告やゲーム内課金はある?
- なぜLINEは「ダウンロード不要」のゲームを始める?
- 『LINE マジマジ』はLINE GAME miniではない
- 「えもじの子(仮)」のゲームもLINE GAME mini?
- 既存のLINE GAMEは今後どうなる?miniへ全面移行する発表はない
- TGS2026ではLINE GAME miniを実際に試遊できる
- 2026年9月18日時点でまだ分かっていないこと
- まとめ|「LINEでゲームを見つけ、そのまま遊ぶ」を目指す新しいLINE GAME
LINE GAME miniとは?ダウンロード不要・ゲーム一覧・いつから遊べるかを解説

LINEからそのままゲームを起動し、App StoreやGoogle Playでゲームアプリを追加インストールせずに遊ぶ――。そんな新しいLINE GAMEの形として発表されたのが「LINE GAME mini」です。
LINEヤフーは2026年9月17日、東京ゲームショウ2026(TGS2026)のLINE GAMEブースで開催した「LINE GAME NEXT 2026」において、新ゲームブランド「LINE GAME mini」を正式発表しました。
仕組みには「LINEミニアプリ」を利用します。従来の『LINE:ディズニー ツムツム』『LINE ポコポコ』などとは違い、ゲームごとのネイティブアプリを端末へインストールする必要がないWebゲームとして展開されます。
ただし、2026年9月18日時点では「ブランドが発表された」「TGS会場で試遊できる」という段階です。少なくとも4タイトルが公表されていますが、一般ユーザー向けの正式なサービス開始日、各タイトルの配信日、料金や課金方式などには未発表の部分が残っています。
最初に整理すると
LINE GAME miniは「LINEミニアプリの新名称」ではありません。LINEミニアプリというWebアプリのプラットフォームを使い、その上でLINEヤフーが展開するゲームブランドのひとつがLINE GAME miniです。
TGS2026全体の発表や一般公開日の情報は、東京ゲームショウ2026まとめでも整理しています。
LINE GAME miniとは?LINEからすぐ遊べる新ゲームブランド
LINE GAME miniは、LINEヤフーがLINEミニアプリを利用して展開する新しいゲームブランドです。
LINE GAMEの事業者向け公式ページでは、ミニアプリ事業を「LINE上で即時起動可能なダウンロード不要のWebゲームモデル」と説明。そのうえで、LINE GAME miniについて「LINEミニアプリプラットフォーム上にLYが自社パブリッシングするモデル」と位置づけています。
つまり、「WebゲームをLINEから手軽に開ける」という技術的な土台がLINEミニアプリであり、その仕組みを使ってLINE GAMEとして提供するゲーム群がLINE GAME miniです。
| LINE | サービス全体の基盤となるプラットフォーム |
|---|---|
| LINEミニアプリ | LINE上などで利用できるWebアプリのプラットフォーム。ゲーム以外のサービスにも利用される |
| LINE GAME mini | LINEミニアプリの仕組みを使い、LINEヤフーがパブリッシングするゲームブランド |
そのため、「LINEミニアプリがLINE GAME miniへ名称変更された」「今後すべてのLINEミニアプリがゲームになる」と考えるのは誤りです。
そもそもLINEミニアプリとは?
LINEミニアプリは、LIFF(LINE Front-end Framework)上で動作するWebアプリです。
LINE Developersの公式資料では、LINEミニアプリをWebアプリと定義し、利用者は新しいアプリを端末へインストールしなくてもサービスを利用できると説明しています。
ゲーム専用の仕組みではありません。会員証、予約、注文などを含むさまざまなWebサービスをLINE上で提供するためのプラットフォームであり、LINE GAME miniはその利用例のひとつです。
LINE公式アカウントのリッチメニューやメッセージ、LINE内の検索、共有されたリンク、QRコードなど、LINEミニアプリへ入る経路も複数用意されています。
ただし、LINE GAME miniについて「LINEのこのメニューを開けば全タイトル一覧が表示される」といった一般提供開始後の具体的な入口は、9月18日時点では正式に案内されていません。
普通のLINE GAMEとは何が違う?
もっとも大きな違いは、ゲーム本体を端末へインストールするかどうかです。
従来の『LINE:ディズニー ツムツム』『LINE ポコポコ』『LINE レンジャー』などは、App StoreやGoogle Playからゲームアプリをインストールして遊びます。2026年7月にサービスを開始した『LINE マジマジ』も、iOS/Android向けのゲームアプリです。
一方、LINE GAME miniはWebゲームとしてLINEミニアプリ上で動作します。
| 項目 | 従来型LINE GAME | LINE GAME mini |
|---|---|---|
| ゲーム形式 | ネイティブゲームアプリ | LINEミニアプリ上のWebゲーム |
| ゲームアプリの追加インストール | 必要 | 不要 |
| 主な起動方法 | 端末へインストールしたアプリを起動 | LINEミニアプリの導線からWebゲームへアクセス |
| 例 | LINE:ディズニー ツムツム、LINE ポコポコ、LINE レンジャー、LINE マジマジなど | LINE ねこのキッチン mini、LINE ドドドドリル mini、LINE 無限の階段 miniなど |
| 今後の位置づけ | 現在も事業モデルとして継続 | 新しく加わったミニアプリ事業 |
LINE GAME公式は現在、パブリッシング事業、ミニアプリ事業、リワード事業、チャネリング事業という4つのモデルを並行して紹介しています。
ネイティブゲームを扱う事業も残っているため、LINE GAME miniの発表をもって「今後LINE GAMEはすべてminiになる」「既存のツムツムやポコポコが廃止される」と考える根拠はありません。
「ダウンロード不要」は本当?通信なしで遊べるという意味ではない
LINE GAME miniの大きな特徴として打ち出されている「ダウンロード不要」は、本当です。
ただし、正確には「ゲーム専用のネイティブアプリを新たにインストールする必要がない」という意味です。
LINEミニアプリはWebアプリなので、ゲーム画面や画像などのコンテンツは通信を通じて読み込みます。「一切データを受信しない」「オフラインで遊べる」という意味ではありません。
LINEヤフーはTGS2026の公式レポートでも、LINEミニアプリについて、新たにアプリをダウンロードしたり新しいアカウントを登録したりする必要なく、LINEからサービスへアクセスできる点を特徴として説明しています。
ゲーム専用の新規アカウント登録も不要?
LINEミニアプリ一般の特徴としては、LINEアカウントを使ってサービスへ入れるため、ゲームごとに新しいアカウントを一から作る手間を減らせます。
一方で、これは「初回利用時に何の画面も出ない」という意味ではありません。
各LINE GAME miniで利用規約への同意、権限の確認、年齢確認などが必要になるか、ゲームデータをどのような仕組みで保存するかは現時点で発表されていません。
TGS2026では『LINE 無限の階段 mini』をLINEから直接起動
「実際にはどうやって遊ぶのか」を分かりやすく示したのが、9月17日の「LINE GAME NEXT 2026」です。
ステージでは俳優の細田佳央太さんが『LINE 無限の階段 mini』をLINEから起動し、そのままプレイするところまでを実演しました。
スマートフォンのアプリストアへ移動してゲームを検索し、大きなアプリをインストールしてから起動する――という従来型の流れではなく、LINE上の導線からゲームへ入れることが、実際のデモで示された形です。
ただし、このTGSステージで使われた導線と、一般提供開始後の正式版でユーザーが利用する入口が完全に同じになるとは発表されていません。
LINEミニアプリ一般では、LINE公式アカウント、検索、共有されたリンク、QRコードなど複数のアクセス方法があります。LINE GAME mini専用のタイトル一覧や入口がどのような形になるのかは、今後の正式案内を待つ必要があります。
発表済みのLINE GAME miniは4タイトル
2026年9月18日時点で、LINEヤフーが今後登場予定のLINE GAME miniとして正式に名前を挙げているのは、次の4タイトルです。
| タイトル | 開発・関連企業 | 位置づけ | TGS2026 | 一般提供 | 提供時期 |
|---|---|---|---|---|---|
| LINE ねこのキッチン mini | Neptuneとの取り組み | 既存ゲーム資産を生かした展開 | LINEミニアプリコーナーでは複数タイトルを試遊可能。タイトル別の試遊可否は公式発表で個別明記なし | 正式開始は確認できず | 未発表 |
| LINE ドドドドリル mini | Neptuneとの取り組み | 既存ゲーム資産を生かした展開 | LINEミニアプリコーナーでは複数タイトルを試遊可能。タイトル別の試遊可否は公式発表で個別明記なし | 正式開始は確認できず | 未発表 |
| LINE 無限の階段 mini | Neptuneとの取り組み | 既存ゲーム『無限の階段』をベースとするタイトル | 9月17日のステージで実演 | 正式開始は確認できず | 未発表 |
| LINE 無限ガチャ 無限軍勢でざまぁ! | MEC Labo開発 | TVアニメ『無限ガチャ』を題材にした新作 | 開発中の試遊版を展示 | 未提供 | 未発表 |
ここで重要なのは、4本が発表されたからといって「4本とも一般ユーザーがすでに遊べる」という意味ではないことです。
LINEヤフーはこれらを「今後登場予定のラインナップ」として紹介しています。TGS会場ではLINE GAME miniを試せますが、会場展示と正式サービス開始は分けて考える必要があります。
『LINE ねこのキッチン mini』|既存ゲームをLINE向けに展開
『LINE ねこのキッチン mini』は、Neptuneとの取り組みによって展開されるタイトルです。
Neptune Companyは現在、スマートフォン向けに『ねこのキッチン: かわいい料理ゲーム』を提供しています。猫たちが料理や接客を行うレストラン経営系のシミュレーションゲームです。
TGS2026のステージでは、Neptuneが「既存ゲーム資産のH5・LINEミニアプリ展開」について説明しており、既存ゲームをWebゲームとして展開していく例のひとつと見ることができます。
ただし、LINE GAME mini版でゲーム内容、セーブデータ、イベント、課金方法などがネイティブアプリ版と同じになるとは発表されていません。
『LINE ドドドドリル mini』|採掘ゲームのmini版
こちらもNeptuneとの取り組みによるタイトルです。
元となる『ドドドドリル!!』は、地面を掘り進みながら装備を強化し、惑星のコアを目指すカジュアルな採掘・アドベンチャーゲームとしてスマートフォン向けに提供されています。
LINE GAME mini版でも同じ名前とゲーム資産を使うことは確認できますが、ネイティブ版の全機能をそのままWebゲームへ移すのか、遊び方を簡略化するのかなど、具体的な変更点はまだ公表されていません。
『LINE 無限の階段 mini』|TGSステージで実際に起動を披露
『LINE 無限の階段 mini』も、Neptuneが展開している既存の『無限の階段』をもとにしたタイトルです。
元ゲームは、ボタン操作で階段をひたすら上っていくシンプルなカジュアルアクション。LINE GAME mini版は、今回の4タイトルの中でも「LINEからすぐ遊ぶ」という新ブランドの特徴が最も具体的に公開されています。
「LINE GAME NEXT 2026」では、細田佳央太さんがLINEから本作を開き、そのままゲームを開始するところまでをステージ上で実演しました。
これによって、LINE GAME miniの「ダウンロード不要」が、単なるキャッチコピーではなく、ゲームアプリのインストール工程を挟まずにゲームへ入る仕組みであることが実際のデモとして確認できました。
『LINE 無限ガチャ 無限軍勢でざまぁ!』はMEC Laboの新作
4本の中で、LINE GAME mini向けの新作として位置づけが明確なのが『LINE 無限ガチャ 無限軍勢でざまぁ!』です。
題材となっているのは、TVアニメ『信じていた仲間達にダンジョン奥地で殺されかけたがギフト「無限ガチャ」でレベル9999の仲間達を手に入れて元パーティーメンバーと世界に復讐&「ざまぁ!」します!』。
LINEヤフーはゲーム内容を「爽快復讐召喚バトル」と紹介しており、少年ライトが恩恵「無限ガチャ」で仲間を召喚する原作設定を生かしたタイトルとなります。
開発はMEC Labo。同社はLINE GAME miniの開発パートナーとなり、本作を第1弾として開発しています。
MEC Laboの公式発表では、TGS2026に開発中の試遊版を展示すると明記されています。
一方、一般向けの提供開始時期や詳しいゲーム内容は「今後あらためてお知らせ」とされており、2026年中に配信される、TGS終了直後に始まる、といった時期は現時点では決まった情報として扱えません。
「Web Diorama」は無限ガチャに使われていない
MEC Laboは同じTGS2026会場で、Webブラウザ上に3D背景と2D表現を組み合わせる独自技術「Web Diorama」も展示しています。
同じ会社がWebゲームと一緒に展示しているため関連技術にも見えますが、MEC LaboはWeb Dioramaを『LINE 無限ガチャ 無限軍勢でざまぁ!』には使用していないと明記しています。
両者は別々の展示です。
「H5ゲーム」とは?HTML5系のWebゲームを指す呼び方
TGS2026の発表では、NeptuneやMEC Laboの説明で「H5ゲーム」という言葉も登場しました。
一般にゲーム業界で使われる「H5」は、HTML5などのWeb技術を利用して動作するゲームを指す呼び方です。
LINEミニアプリもWebアプリであり、LINE DevelopersはHTML5の多くの仕様を利用できると説明しています。そのため、ゲームを端末へネイティブアプリとしてインストールするのではなく、Web上で動かすH5ゲームとLINEミニアプリは組み合わせやすいわけです。
専門的にはさまざまなWeb技術が組み合わされますが、「H5という別のゲーム機やLINE独自規格がある」という意味ではありません。
LINE GAME miniはいつから遊べる?正式な開始日はまだ未発表
ここは、TGS2026のニュースを見た人が特に勘違いしやすいところです。
2026年9月17日は「LINE GAME miniの発表日」であり、ブランド全体の一般サービス開始日として発表された日ではありません。
LINEヤフーは4タイトルを「今後登場予定のラインナップ」として発表し、9月18日に公開したステージレポートでも、今後複数のゲームを展開していく予定という表現を使っています。
そのため、9月18日時点の状態をまとめると、次のようになります。
| LINE GAME miniブランド | 正式発表済み |
|---|---|
| TGS2026での試遊 | 実施中 |
| 一般向け正式サービス開始日 | 未発表 |
| 各タイトルの提供開始日 | 未発表 |
iPhone・Android・PCでは遊べる?
LINE GAME mini各タイトルについて、「iOS 15以上」「Android ○以上」といった個別の動作環境はまだ公開されていません。
一方、基盤となるLINEミニアプリのLIFFは、iOSとAndroidのLINEアプリを正式な利用環境として案内しています。そのため、今回発表されている体験の中心はスマートフォンと考えてよいでしょう。
| 環境 | 2026年9月18日時点 |
|---|---|
| iPhone | LINEミニアプリ基盤は対応。LINE GAME mini各タイトルの個別OS条件は未発表 |
| Android | LINEミニアプリ基盤は対応。LINE GAME mini各タイトルの個別OS条件は未発表 |
| iPad/Androidタブレット | LINE GAME mini各タイトルとしての正式対応は未発表 |
| PC版LINE | LINE GAME miniの正式対応は確認できず |
| PC Webブラウザ | LINEミニアプリ基盤には外部ブラウザ対応があるが、LINE GAME mini各作品のPC対応は未発表 |
少し分かりにくいのがPCです。
LINEミニアプリの技術基盤は、外部ブラウザからサービスを利用する仕組みに対応しています。一方、LINEミニアプリの公式ポリシーでは、PCでLINEミニアプリURLを開いた場合はスマートフォン利用へ誘導するQRコードを表示する運用も示されています。
つまり「WebゲームだからPCでもLINE GAME miniを全部遊べる」とは現時点で言えません。各ゲームの正式な対応環境が出るまでは、スマートフォン向けを基本として考えるのが安全です。
LINEアプリがなくても遊べる?
LINEミニアプリというプラットフォーム自体は、2025年10月から外部Webブラウザでの利用にも対応しています。
サービスの作り方によってはLINEを使っていない人が外部ブラウザから利用することも技術的には可能です。
ただし、今回LINE GAME miniが前面に出している体験はあくまで「LINEからすぐ遊べるゲーム」です。TGSの『LINE 無限の階段 mini』もLINEから起動しています。
発表された4タイトルが「LINEアプリもLINEアカウントも一切不要で一般ブラウザだけから遊べる」とは発表されていません。
したがって現時点では、LINEから利用することを基本に考え、外部ブラウザ対応については各タイトルの正式発表を待つ必要があります。
料金は無料?広告やゲーム内課金はある?
2026年9月18日時点では、発表済み4タイトルについて、基本プレイ無料なのか、買い切りなのか、広告が入るのか、ゲーム内課金を行うのかは正式発表されていません。
ここで、元となるネイティブアプリ版の仕様をそのまま持ってくるのは危険です。
たとえば既存の『無限の階段』『ねこのキッチン』などには広告やアプリ内購入がありますが、LINE GAME mini版にも同じ仕組みが採用されるとは発表されていません。
LINEミニアプリ自体には課金機能がある
一方、LINEミニアプリというプラットフォームには、デジタルコンテンツを販売するためのアプリ内課金機能が用意されています。
ただしこれは事業者が申請して利用するオプション機能です。LINE GAME miniだから必ず課金を採用する、という意味ではありません。
なお、LINEミニアプリの公式課金機能はiOSではApp Store、AndroidではGoogle Playの決済機構を利用します。この点から見ても、「LINE GAME miniはAppleやGoogleの決済を避けるために始めた」といった説明を、公式発表なしに理由として断定することはできません。
遊べばLINEポイントがもらえるわけでもない
LINE GAMEには、ゲームや日常の行動を通じてポイントを獲得する「リワード事業」もあります。
しかし、LINE GAME公式の事業説明では「ミニアプリ事業」と「リワード事業」は別モデルとして扱われています。
そのため、「LINE GAME miniを遊ぶとLINEポイントがもらえる」「すべて広告型のゲームになる」といった仕様は確認できません。
なぜLINEは「ダウンロード不要」のゲームを始める?
LINEヤフーが明確に打ち出しているのは、ゲームを始めるまでのハードルを低くすることです。
ネイティブアプリの場合、ゲームを知ったあとにアプリストアへ移動し、インストールしてからゲームを起動する必要があります。容量が大きければ、その間に待ち時間も発生します。
LINE GAME miniでは、この「ゲームアプリをインストールする」という段階を省き、LINEからWebゲームへ直接つなげられます。
LINEミニアプリには、LINE公式アカウントから利用者へ再訪を促したり、LINEメッセージでサービスを共有したりする導線もあります。LINE GAME側も、これまで培ってきたゲーム運営・マーケティングのノウハウを活用しながら展開するとしています。
ステージではNeptune、MEC Labo、ポリゴンマジックもパートナー企業として登壇。Neptuneは既存ゲーム資産のH5/LINEミニアプリ展開、MEC LaboはH5ゲームの技術や表現、ポリゴンマジックはゲーム事業の収益性について説明しました。
ただし、ポリゴンマジックが今回発表された4タイトルのいずれかを開発しているという発表はありません。ステージへ登壇したことと、個別タイトルの開発担当は分けて考える必要があります。
『LINE マジマジ』はLINE GAME miniではない
TGS2026のLINE GAMEブースには『LINE マジマジ』も出展されているため、LINE GAME miniの一つだと思うかもしれません。
しかし『LINE マジマジ』は、iOS/Android向けに配信されている従来型のゲームアプリです。
公式サイトでは対応機種を「スマートフォン(iOS、Android)」、価格を「基本無料(アプリ内課金あり)」としており、LINE GAME公式のラインナップでも「APP GAME」に分類されています。
TGSブースでも、『LINE マジマジ』の試遊と、ダウンロード不要のLINEミニアプリを使ったゲーム体験は別々に案内されています。
「えもじの子(仮)」のゲームもLINE GAME mini?
同じ「LINE GAME NEXT 2026」では、LINEのトーク画面で使われている「えもじの子(仮)」のゲーム化も発表されました。
LINE GAMEのTGS2026特設サイトでは2027年にゲーム化予定と案内されています。
ただし、2026年9月18日時点では、このゲームを「LINE GAME miniとして提供する」とは正式発表されていません。
同じステージで発表されたからといって、LINE GAME miniの4タイトル一覧へ加えるのは早い段階です。
既存のLINE GAMEは今後どうなる?miniへ全面移行する発表はない
LINE GAME miniが始まることで、「ツムツムなど従来のLINE GAMEもWebゲームへ切り替わるのでは」と考える人もいるかもしれません。
しかし、現在のLINE GAME公式サイトには『LINE:ディズニー ツムツム』『LINE ポコポコ』『LINE レンジャー』『LINE マジマジ』などのネイティブゲームが引き続き掲載されています。
事業者向けページでも、LINE GAME miniを扱う「ミニアプリ事業」と、ネイティブゲームを支援する「チャネリング事業」などが並行する形で示されています。
現時点で確認できるのは、従来のLINE GAMEを終了してminiへ置き換えるのではなく、ゲームの特性に応じて選べる新しい配信モデルが一つ加わったというところまでです。
TGS2026ではLINE GAME miniを実際に試遊できる
LINE GAMEは今回が東京ゲームショウ初出展です。
ブースは幕張メッセ展示ホール5「05-C02」。TGS2026の会期は9月17日から21日までで、一般公開日は9月19日(土)・20日(日)・21日(月・祝)です。
LINE GAMEのTGS2026公式特設ページでは、LINEミニアプリのコーナーで「個性豊かな複数のタイトル」を実際にプレイできると案内しています。
ここでも重要なのは、TGS会場で遊べる試遊版と、一般ユーザー向けの正式配信を混同しないことです。会場で体験できても、各LINE GAME miniの正式サービスが開始済みという意味ではありません。
2026年9月18日時点でまだ分かっていないこと
LINE GAME miniの基本的な方向性は明らかになりましたが、サービス開始前ということもあり、利用者にとって重要な仕様には未発表の部分がかなり残っています。
| 項目 | 現在の状況 |
|---|---|
| LINE GAME mini全体の正式サービス開始日 | 未発表 |
| 4タイトルそれぞれの提供開始日 | 未発表 |
| 基本プレイ無料か | 未発表 |
| ゲーム内課金 | 各タイトルでは未発表 |
| 広告の有無 | 未発表 |
| LINEポイントとの連動 | 未発表 |
| 各タイトルのiOS/Android動作条件 | 未発表 |
| PC版LINE・PCブラウザへの正式対応 | 各タイトルでは未発表 |
| タブレットへの正式対応 | 未発表 |
| ゲームデータの保存・引き継ぎ方法 | 未発表 |
| 一般提供後の具体的なゲーム起動導線 | 未発表 |
| 『えもじの子(仮)』がLINE GAME miniになるか | 未発表 |
| 将来追加されるタイトル数 | ラインナップ拡大方針のみ発表 |
まとめ|「LINEでゲームを見つけ、そのまま遊ぶ」を目指す新しいLINE GAME
LINE GAME miniは、従来のLINE GAMEを単に小さくしたサービスではありません。
LINEミニアプリというWebアプリの仕組みを使い、ゲームごとのネイティブアプリを追加インストールする工程を省いて、LINEからすぐゲームへ入れることを狙った新ブランドです。
2026年9月18日時点では、『LINE ねこのキッチン mini』『LINE ドドドドリル mini』『LINE 無限の階段 mini』『LINE 無限ガチャ 無限軍勢でざまぁ!』の4タイトルが公表されています。
TGS2026では実際にLINE GAME miniを試遊でき、『LINE 無限の階段 mini』をLINEからそのまま起動するデモも行われました。
一方、一般向けの正式サービス開始日、各ゲームの配信日、料金、広告や課金、PC対応などはまだ決まった情報として公開されていません。
現段階で押さえておきたいのは、「LINE GAME miniはLINEミニアプリそのものではない」「ダウンロード不要とはゲームアプリの追加インストールが不要という意味」「TGSで試遊できることと一般配信開始は別」という3点です。
次に大きな情報となるのは、4タイトルそれぞれの正式な提供開始日と実際の利用方法です。そこが発表されれば、LINEを開いてからゲームを始めるまでの導線や、料金・課金方式もより具体的に見えてきます。