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『Lost Museum -カイガミ追想譚-』とは?「カイガミ」の正体・ゲーム内容・TGS2026試遊を整理

Lost Museum -カイガミ追想譚-とは?カイガミ・発売日・TGS試遊を整理

『Lost Museum -カイガミ追想譚-』の主人公ヴィンスとカイガミ、2027年夏発売予定を示した公式ビジュアル

名画から生まれた不思議な存在と聞くと、「モナ・リザや『ひまわり』を人間の姿にしたゲーム?」と思うかもしれません。

2027年発売予定の『Lost Museum -カイガミ追想譚-』は、もう少し複雑です。

本作に登場する「カイガミ」は、絵画そのものや画家を単純に擬人化した存在ではありません。公式では、「絵画に込められた想いと記憶から生まれた存在」と説明されています。

しかもカイガミたちは、自分にとって大切な記憶の一部を失っています。主人公ヴィンスは美術館を調べ、会話から手がかりを集め、推理しながらその記憶を復元していきます。

2026年9月の東京ゲームショウ2026(TGS2026)では開発中バージョンを実際に遊べるようになり、それまで抽象的だった「記憶を探るゲーム」が、キーワード探し、魔法のペン、選択肢、謎解きといった具体的な形で見えるようになりました。

この記事では、「カイガミとは何なのか」「モナ・リザや『神奈川沖浪裏』はどう関わるのか」「実際には何をするゲームなのか」、さらに『アナザーコード』『ウィッシュルーム』との関係、発売時期やNintendo Switch 2/Steam版まで、現時点で判明している内容を整理します。

TGS2026全体の発表や試遊情報については、東京ゲームショウ2026まとめでも随時整理しています。

『Lost Museum -カイガミ追想譚-』とは?

『Lost Museum -カイガミ追想譚-』は、ハピネットが企画原案・プロデュースを手がける新作アドベンチャーゲームです。

舞台となるのは、現実から切り離された異空間「ロストスペース」に存在する美術館「ロストミュージアム」。そこには現実世界で知られる数々の絵画が集まり、その作品から生まれたカイガミの一部が暮らしています。

正式名称Lost Museum -カイガミ追想譚-
英語タイトルLost Museum -Echoes of the Chromageists-
ジャンル絵画と記憶に寄り添うヒミツアドベンチャー
発売時期2027年夏予定
※Steamでは「2027年第2四半期」と表示
対応機種Nintendo Switch 2/Steam
Switch 2版パッケージ版/ダウンロード版
プレイ人数1人
オンラインプレイ非対応
開発元Happinet/Wit One(Steam表記)
パブリッシャーHappinet
企画原案・プロデュース株式会社ハピネット
対応言語日本語/英語/簡体字/繁体字/韓国語
価格未定
CERO審査予定

SteamではHappinetとWit Oneの2社が開発元として掲載されています。ただし、両社が開発工程をどのように分担しているのかまでは現時点で正式に説明されていません。

上はHappinetGameChannelで公開されている公式ティザーPVです。カイガミの姿やロストミュージアムの雰囲気、ポイント&クリック形式の探索などを確認できます。

「カイガミ」とは何者?名画そのものの擬人化ではない

本作を理解するうえで最も重要なのが、「カイガミ」という存在です。

公式による定義は、「絵画に込められた想いと記憶から生まれた存在」

ハピネットのプロデューサーコメントでは、カイガミについて「絵画から生まれた人ならざる存在」としながらも、画家によって描かれ、多くの人に鑑賞され、愛され、ときにはさまざまな想いを託されてきたことで、人間らしい心を持っていると説明されています。

つまり、「モナ・リザ本人をキャラクター化した」「ゴッホ本人が『ひまわり』の姿になった」といった設定ではありません。

絵画を起点にしつつ、その作品に積み重なってきた想いや記憶がひとつの存在として現れた――というのが、現時点でのカイガミの位置づけです。

なぜカイガミは異形の頭をしている?

カイガミたちは、一般的な人間とは異なる頭部を持っています。

そして公式ストーリーでは、その頭に宿る大切な記憶が欠けているとされています。

ただし、「なぜ異形の頭なのか」「なぜ記憶を失ったのか」という根本的な理由まではまだ明かされていません。

すべての絵画から必ずカイガミが生まれるのか、カイガミが現実世界へ出られるのかといった世界設定についても未発表です。

また、「カイガミ」という名称の語源も公式には説明されていません。「絵画」と「神」を組み合わせた言葉だといった推測は、現段階では設定として扱わない方がよいでしょう。

英語版ではカイガミを「Chromageists」と表記し、タイトルも『Lost Museum -Echoes of the Chromageists-』となっていますが、「Chromageists」という名称の由来についても公式な解説は確認できません。

モナ・リザ、ひまわり、神奈川沖浪裏、睡蓮から生まれたカイガミ

公式サイトでは、主人公ヴィンスに加えて5人のカイガミが公開されています。

名前対応する絵画現在分かっている人物像
ノヴィ???ヴィンスが最初に出会うカイガミ。子どものように好奇心旺盛で、長い間ひとりで本を読みながら世界を知ってきた
サニー『ひまわり』紳士的で世話好き。料理が得意で、客人をもてなすことを好む
マダム『モナ・リザ』気品と威厳を持ち、礼儀に厳しい。音楽を愛し、美術館に音楽のある暮らしを根付かせた
リュウ『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』豪快で情に厚い。美術館へ流れ着いた物を釣り上げるのが趣味で、蕎麦打ちも得意
ネフィア『睡蓮』落ち着いた雰囲気ながら天真爛漫。「リリア」という睡蓮のカイガミとは双子のような関係

この中で、ノヴィだけは2026年9月19日時点でも公式サイトで「???のカイガミ」とされています。

ノヴィの元になった絵画は、まだ正式には明らかになっていません。外見や物語から正体を予想することはできますが、現段階では推測と公式設定を分ける必要があります。

『ひまわり』『睡蓮』は一枚の絵を指すとは限らない

元になった美術作品についても、少し注意が必要です。

『モナ・リザ』はレオナルド・ダ・ヴィンチ、『富嶽三十六景 神奈川沖浪裏』は葛飾北斎の作品です。北斎の『神奈川沖浪裏』は1830~32年頃に制作された木版画として美術館資料でも確認できます。

一方、フィンセント・ファン・ゴッホの『ひまわり』には複数のバージョンがあり、クロード・モネも睡蓮を題材に250点以上の作品を制作しています。

本作の公式情報では、サニーやネフィアを特定の所蔵館・制作年の一枚だけに対応する存在とは説明していません。

そのため、「サニーは○○美術館所蔵の1889年版から生まれた」といった形で、ゲーム側が明示していない作品へ限定するのは避けた方が正確です。

主人公ヴィンスは行方不明の兄を探している

主人公のヴィンスはカイガミではなく、人間の少年です。

行方不明になった兄を探している途中で、異空間の美術館「ロストミュージアム」へ迷い込みます。

穏やかで優しい性格ですが、自分よりも相手を優先してしまう一面があり、カイガミたちの悩みや想いへ関わっていく中で、ヴィンス自身も少しずつ自分と向き合っていくことになります。

館内でヴィンスが手にするのが、不思議な力を持つ「魔法のペン」です。

このペンは単なるストーリー上のアイテムではなく、TGS2026試遊では実際の謎解きにも使われています。

ロストミュージアムは現実から切り離された「ロストスペース」にある

ロストミュージアムが存在するのは、現実世界ではありません。

Steamでは、現実から切り離された次元「ロストスペース」の中に存在する不思議な美術館と説明されています。

数々の有名な絵画がこの場所へ集まり、それらの作品から生まれたカイガミの一部が館内で暮らしています。

一方、本作の現実世界では、芸術が人々の日常から少しずつ失われつつあります。作品に触れる機会そのものが減り、多くの美術作品や、それを取り巻く文化・知識も忘れられているという設定です。

ただし、「芸術が法律で禁止された世界」や「文明が崩壊した世界」とは説明されていません。

芸術を忘れつつある現実と、忘れられた記憶を抱えるカイガミたち。その二つがどうつながるのかが、物語上の大きな軸になりそうです。

実際には何をするゲーム?「探索→鑑定→記憶復元」で進む

『Lost Museum -カイガミ追想譚-』は、ポイント&クリックを軸にしたアドベンチャーゲームです。

公式が示している基本的な流れは、「探索」「カイガミ鑑定」「記憶復元」の3段階です。

段階何をする?
探索館内の絵画や調度品を調べ、カイガミとの会話も使いながら、失われた記憶へつながる手がかりを探す
カイガミ鑑定集めた手がかりを整理し、失われた記憶に込められた意味や想いを読み解く
記憶復元推理した情報をもとに記憶を復元し、カイガミの過去や秘められた想いへ近づく

大事なのは、カイガミとの会話を読むだけでは終わらないことです。

館内を自分で調べて情報を集め、その情報が何を意味するのかを考えたうえで、失われた記憶を取り戻していく構造になっています。

一方、製品版全体の章数、総プレイ時間、自由探索の範囲、ゲームオーバーの有無、ストーリー分岐、マルチエンディング、収集要素などはまだ発表されていません。

TGS2026試遊で「序章」を最後まで遊べるようになった

9月3日の初発表では基本システムまで公開されていましたが、実際にどのような手順で謎を解くのかはまだ見えにくい部分がありました。

そこを具体的にしたのが、東京ゲームショウ2026で展示されている開発中バージョンです。

電撃オンラインのTGS2026試遊レポートによると、今回の試遊では物語の序章を最初から最後まで体験できます。

謎の空間へ迷い込んだヴィンスがノヴィと出会うところから始まり、部屋にある机や本棚などを調査。そこで得たキーワードについてノヴィへ質問し、新たな情報を引き出しながら先へ進みます。

その過程で、ヴィンスは魔法のペンを入手します。

魔法のペンで欠けたものを「修復」する

魔法のペンを手にすると、本などの欠けた場所へ実際にペンを使えるようになります。

TGS版では、欠けている面を塗りつぶしたり、傷に沿って線をなぞったりする操作が確認されました。

ただ調査対象をクリックして文章を読むだけではなく、「描く」「直す」という操作を謎解きへ組み込んでいるのが本作らしいところです。

星座をつなぐパズルや重要な選択肢も登場

序章を進めると、物語上の重要な選択肢も登場します。

さらに謎解きでは、星座の星を順番につなぎ、すべてのラインを通るよう完成させるパズルが確認されています。複数の星座を完成させることで、ある絵画へつながっていきます。

ここでは謎の正解や完成する内容までは伏せます。製品版で自分で解く楽しみを残すなら、「探索した情報がそのまま記憶復元の謎解きにつながる」と把握しておけば十分でしょう。

試遊はノヴィの記憶の一部が戻るところで序章終了。ヴィンスが行方不明の兄について思い出す場面もあり、カイガミたちの記憶探しと、ヴィンス自身の兄探しが並行して進むことも分かります。

なお、TGS2026で遊べるのは開発中のゲームです。画面やUI、謎解きの内容、演出などが製品版でも完全に同じになるとは限りません。

異形頭なのにノヴィの感情が分かる

カイガミのデザインで特徴的なのが、人間のような目や鼻、口を持たない異形の頭です。

それでもTGS試遊では、ノヴィが何を感じているのか分かるような演出が確認されています。

Steamではノヴィについて、頭部に光を宿したカイガミと紹介されています。実際の試遊でも、喜んでいるときには頭部が明るく、悲しい場面では暗くなる変化が確認されました。

通常の顔の表情がない代わりに、光や明暗の変化を使って感情を伝えるわけです。

ただし、すべてのカイガミがノヴィと同じ方法で感情を表現するとはまだ発表されていません。現段階では、ノヴィについてTGS版で確認できた表現と考えるのが正確です。

『アナザーコード』『ウィッシュルーム』との関係は?

『Lost Museum』を調べていて、『アナザーコード』や『ウィッシュルーム』の名前を見かけた人もいるかもしれません。

理由は、鈴木理香氏が本作のシナリオを担当しているためです。

『Lost Museum』公式サイトでも、鈴木氏の過去作として『アナザーコード』『ウィッシュルーム』が明記されています。

ポイント&クリックによる探索があり、謎を解きながら物語を進めるという客観的な共通点もあります。

しかし、『Lost Museum』が『アナザーコード』や『ウィッシュルーム』の精神的続編だとは公式に発表されていません。

世界観やシリーズとしてつながっているという説明もなく、「実質的な新作」「同じシリーズ」といった扱いは避けるべきでしょう。

現時点では、「『アナザーコード』『ウィッシュルーム』などで知られる鈴木理香氏が、新たにシナリオを担当するアドベンチャーゲーム」というところまでが確実な関係です。

『ゴッホ~最期の手紙~』の制作画家も参加

シナリオ以外のクリエイター陣にも、美術を題材とする本作らしい顔ぶれがあります。

担当人物・企業公式サイト掲載情報
シナリオ鈴木理香氏『アナザーコード』『ウィッシュルーム』
メインテーマ高城みよ氏『DEEMO II』『イハナシの魔女』
制作協力古賀陽子氏映画『ゴッホ~最期の手紙~』制作画家
企画原案・プロデュース株式会社ハピネット本作の企画原案・プロデュース

古賀陽子氏について、公式は「本作のストーリーの鍵となる部分の制作に協力」としています。

具体的にどの絵画やビジュアルを担当したのかまでは明らかになっていないため、映画『ゴッホ~最期の手紙~』と本作の映像表現を直接結びつけるのはまだ早い段階です。

『Lost Museum』はホラーゲーム?

異形の頭を持つカイガミ、失われた記憶、現実から切り離された美術館――。画像だけを見ると、ホラーゲームのように感じる人もいるかもしれません。

しかし、2026年9月19日時点でハピネットは本作を「絵画と記憶に寄り添うヒミツアドベンチャー」と案内しており、Steamの公式ジャンルも「Adventure」です。

Steamには「Gothic」「Mystery」といったタグも表示されていますが、これはユーザーが付けるタグであり、メーカーが公式にホラー作品として分類したものではありません。

TGS2026の序章試遊についても、謎解きや記憶をめぐる物語が中心として報告されており、現時点で本作を「ホラーゲーム」と断定できる情報はありません。

ただしCEROはまだ審査予定です。製品版に怖い演出が一切ない、とまで保証されているわけではありません。

発売は2027年夏|Nintendo Switch 2とSteamで発売予定

日本国内の公式サイトとハピネットの発表では、『Lost Museum -カイガミ追想譚-』は2027年夏発売予定です。

対応機種はNintendo Switch 2とSteam

Nintendo Switch 2版はパッケージ版とダウンロード版の両方が予定されています。

2026年9月19日時点では、初代Nintendo Switch、PlayStation 5、Xbox Series X|S版は発表されていません。

また、Nintendo Switch 2版についても、Joy-Con 2のマウス操作、タッチ操作、HDR、解像度、フレームレート、GameShareなどの独自機能はまだ発表されていません。

Steamでは「2027年第2四半期」と表示されている

発売時期については、ひとつ注意があります。

国内公式情報は「2027年夏」ですが、Steamストアでは現在「Q2 2027(2027年第2四半期)」と表示されています。

一般的に第2四半期は4~6月を指すため、「2027年夏」と完全に同じ表現ではありません。

ただし、「Steam版だけ先に発売される」「Switch 2版は夏まで遅れる」といった機種別スケジュールは発表されていません。

日本向けには公式サイトの「2027年夏予定」を基準にし、Steamでは別表記になっている、と整理するのが現時点では最も安全です。

Steam版の必要スペックは比較的軽め

SteamではPC版のシステム要件も公開されています。

項目最低推奨
OSWindows 11 64bitWindows 11 64bit
CPUIntel Core i3-8100Intel Core i3-8100
メモリ8GB RAM8GB RAM
GPUIntel UHD Graphics 630NVIDIA GeForce GTX 960
ストレージ2GB2GB

Steamではシングルプレイヤーのほか、Steam実績、Steam Cloud、ファミリーシェアリングへの対応も表示されています。

一方、Steam Deckの互換性、コントローラー対応の詳細などは現時点で確認できません。

言語は日本語・英語・簡体字・繁体字・韓国語のインターフェイスと字幕に対応予定。Steamではフル音声欄にチェックがありませんが、声優や一部ボイスを含めた最終的な音声仕様そのものはまだ正式発表されていません。

価格・予約開始・体験版はまだ未発表

発売までまだ時間があることもあり、商品情報には未発表の項目が多く残っています。

2026年9月19日時点では、価格、具体的な発売日、予約開始日、限定版、店舗別特典、早期購入特典はいずれも発表されていません。

TGS2026では開発中バージョンを試遊できますが、一般ユーザー向けにNintendo eShopやSteamで体験版を配信するという発表もまだありません。

パッケージ版の商品予約も正式に始まっていないため、現段階では通販サイトにある未確認の商品ページや仮価格を発売情報として扱わない方がよいでしょう。

TGS2026ではハピネットブースで試遊できる

東京ゲームショウ2026では、ハピネットのメインブースで『Lost Museum -カイガミ追想譚-』の開発中バージョンを試遊できます。

場所は幕張メッセ Hall 6「06-N04」です。

試遊だけでなく、美術館をイメージした展示エリアも用意され、サニー、マダム、リュウ、ネフィアの等身大パネルや、ノヴィのぬいぐるみを展示。サニーのコスプレイヤーも登場予定と案内されています。

条件ノベルティ
エリア周辺で配布メインビジュアルを使用したA4クリアファイル
ゲームを試遊ノヴィのスマートフォンサイズステッカー
公式SNSをフォロー、またはSteamウィッシュリストへ登録カイガミの立ち絵を使用したクリアしおり

ノベルティには上限があり、なくなり次第終了です。会期中に配布状況が変わる可能性もあるため、これから向かう場合はハピネットTGS2026特設サイトや現地案内を確認してください。

現時点でまだ分かっていないこと

TGS2026でゲームの遊び方はかなり具体的になりましたが、2027年の発売へ向けて未発表の情報も多く残っています。

項目2026年9月19日時点
具体的な発売日未発表。国内公式は2027年夏予定
価格未定
予約開始日未発表
CERO審査予定
総プレイ時間未発表
ストーリー分岐・エンディング数未発表
登場するカイガミの総数未発表
ノヴィの元になった絵画「???」のまま
声優・フルボイス仕様未発表
Nintendo Switch 2固有機能未発表
DLC未発表
一般向け体験版未発表

まとめ|名画を見るゲームではなく、名画に宿った「記憶」をたどるゲーム

『Lost Museum -カイガミ追想譚-』は、モナ・リザや『ひまわり』といった有名作品をキャラクター化しただけのゲームではありません。

絵画に込められてきた想いと記憶から「カイガミ」が生まれ、そのカイガミ自身が大切な記憶を失っている。主人公ヴィンスはロストミュージアムを調査し、会話から情報を集め、意味を読み解きながら、その記憶を取り戻していきます。

TGS2026の実機試遊によって、その流れもかなり具体的になりました。

机や本棚を調べてキーワードを集め、ノヴィへ質問する。魔法のペンで欠損を修復する。手に入れた情報をもとに選択肢や星座の謎を解き、最後はカイガミの記憶へたどり着く。

ポイント&クリックADVという枠組みの中に、「絵を調べる」だけではなく「忘れられた絵の記憶を直す」という遊びを組み込んでいるのが、本作ならではの部分です。

『アナザーコード』『ウィッシュルーム』との直接的なシリーズ関係はありませんが、それらの作品で知られる鈴木理香氏がシナリオを担当することも正式に発表されています。

一方、具体的な発売日、価格、ノヴィの正体、物語の分岐や総プレイ時間などはまだ明らかになっていません。

発売は国内公式では2027年夏予定。まずはTGS2026で序章を遊べるようになったことで、「不思議な名画ゲーム」という第一印象から、実際にどんな体験を目指している作品なのかがようやく見える段階まで進んできました。

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